M1.メインフェイズ/第1サイクル
M1-1.追い忍集結
シーンプレイヤー:マスターシーン
【GM】
では、最初のシーンはマスターシーン。
追う側4人、調査術で判定してPC1の居所を入手出来るシーンになります。
【GM】
各自判定して、成功した人はカットイン的に見つけた演出入れてください。
ここでは楼、志津が判定に成功し、居所を入手することとなる。
【アケビ】
だめかー。遊んでて見つかるわけねーもんな!w
【楼】
不意に携帯に電話が入ります
「あっ、ミサキ?透ちゃん見かけたんだ。うんうんなるほどその辺りねありがとう。今度一日君に付き合うよ」
女の子から目撃の連絡が入ります
【楼】
囲ってるっていうかどっちかといえば一方的に気に入られてるんだけどね
楼的には便利な情報網程度の認識
【志津】
指矩の草から情報を仕入れましょう。
自分の能力は高くないけれど、長く稼動しているからそれなりに下っ端間の付き合いはある。
【GM】
ああ、いいですね。
下っ端「志津、こいつか?」みたいな
【志津】
「ありがとう、助かります。間違いもありません。」
【志津】
「はい。がらくたでも、何もできんわけじゃありません。」
【GM】
はい。では居所を2人が入手し、
改めて第1サイクル入っていきましょう。
M1-2.最初の約束
シーンプレイヤー:榛 透
【GM】
使用するシーン表は
対決シーン表(TKST)、通常シーン表(ST)、都市シーン表(CST)
【GM】
日常?トラブル?
秋空に雪舞えばシーン表もあるよ?
【透】
秋空使っちゃおう。思い出のシーン表
AKST
【ダイス】
暗い夜の森の中、月明かりのみが周囲を照らす。忍が動くにはいい時間だ。
筆者注釈
秋空に雪舞えばシーン表の2は、鉈少女か熊に襲われるシーン。
判定に失敗すると接近戦ダメージを1点受けることとなる。
【透】
丁度いい感じなので、あのあと逃げ込んだ森の中で一息つきましょう
まだ時姫を横抱きにしたまま。
【GM/時姫】
時姫もされるがまま、ですね。
そうするのが当然だとしなだれかかるように首に腕を回しましょう。
【透】
「……ここで、少し休もう」言うと膝を突く。丁重に彼女を地面に下ろします。
【透】
下ろしたならさっと手を引いて、微妙な距離を保つ。
【GM/時姫】
抱きかかえられていただけでも体力を使ったのか、汗をかいてますね。
【透】
「……何だ」
何を言っていいのか分からぬまま、月明かりに照らされる時姫の姿を認めて。
【透】
「……どうだろうな。どこへ、行ったものか」
【GM/時姫】
「(はぁ、と溜息をつきながら透の方へ近寄る)」
【透】
近寄られたら一瞬体が強張るような気がするけど、逃げるような真似はしない。時姫を見る。
【GM/時姫】
「(周りを見渡して)そうね、ゆっくり休めるところがいいわ。ここだと落ち着かないもの」
【透】
「……そう、だな」ふっと息を吐いて。
「こんな吹き曝しは、女の子を休めるには似合わないか」
【GM/時姫】
「女の子…?」きょとんとした瞳で君を見ましょう。
【透】
「……女の子、だろ」
しかしどこに行ったものか、自分の隠れ家となると楼に把握されて抑えられていそうだと思案に耽りかけたところだった。
【GM/時姫】
「そうなのかしらね」
どこか、心ここにあらず、といった体で呟いて、あなたを見ます。
【GM/時姫】
「そう、なら、そうなってあげるわ」
【透】
むぐと口を噤む、自分の弁の立たなさをこんなにも不甲斐なく思ったことはない。
【GM/時姫】
少し妖艶な雰囲気が鳴りを潜め、歳相応か、それよりも幼い空気を醸し出す。
【GM/時姫】
「ねぇ、透さん?どこにいくの?これから」甘えるように透に話しかける時姫。
【透】
「あ――あぁ」
なにか違和感のような、心がざわめく。
変わりゆくその雰囲気の狭間に、彼女の真実を幻影と読み取りましょう。
時姫の秘密
あなたの命はあと1年保つかどうか分からないほど衰弱しきっている。
あなたは自らの命が尽きる前に自分が愛する人と結婚式を挙げたいと思っている。
あなたは結婚の約束をしてくれた人に対してのみ感情判定でプラスの感情を選択する。
【GM/時姫】
では、ひどく驚いた顔をして、透を見ましょう。
「…今、あなた…」
その言葉は、漸く見せた彼女自身の焦りか。
【透】
「……どうか、したか?」返す声はどこか、掠れたような。
【GM/時姫】
「そろそろ行きましょう?連れてってくれるんでしょう?」
【透】
促されて慌てて思い出したように、「ああ。ひとまずは、そうだな……」
「喫茶にでも。……初めてだろう」
【GM/時姫】
「ええ、そうね」
「連れてって、透さん」
【GM/時姫】
と、また抱きかかえられるのを待つように手を広げます。
【透】
うってなるけど歩かせるわけにはいかんしな!
相変わらず壊れ物を扱うような手つきで彼女を抱き上げると、高速機動に入ります。
【GM/時姫】
今まではどこか余裕があった時姫ですが、今度は頼りなく、縋りつくように透に抱きつき、闇に消えていきます。
M1-3.ただ無事を願う
シーンプレイヤー:志津
【GM】
どのようなシーンにしましょうか。シーン表どうする、とか。
【志津】
喫茶店に向かったということは、CSTがいいかなー。
CST
【ダイス】
橋の上にたたずむ。川の対岸を結ぶ境界点。さて、どちらに行くべきか……?
【志津】
じゃあ、森から街へ入るところに橋があることにして、
透さんと時姫さんに出てほしいかなー。
二人の行動を予想して、待ち構えていた風で。
【透】
森の中から時姫を横抱きに出てくる感じかな? でもその前に、きっと、
【透】
「……知り合いか」
橋へと影が、黒絃が伸びて這う。
【志津】
普段は出歩くことはあまりない。きょろきょろと落ち着かない様子で待っている。
来るだろうというのは予想でしかないのだけれど、確信していて。
【透】
警戒と威嚇を込めて、影が緩やかに志津の足元を動く。彼女そのものに触れはしないけれど。
【透】
「時姫。あの子は、お前の――?」
腕の中の彼女へと問いかけよう。
【GM】
そうですね。対峙していただきましょうか。
【透】
見えるということで。森から足は止めずにいる。
【志津】
「……時姫さん、無事でよかった。」 時姫の姿を見るや、安堵に表情を緩めて、そちらへ近付いていく。
足元を這う影など気にもとめずに。
【透】
ではその志津の足元で、ぱきり、と地面に黒い亀裂が這入る。
「お前は、何をしに来た」
【志津】
止まれ、といわれた気がして止まる。
「時姫さんをお返し願いたくて参りました。ハグレのお方、どうか時姫さんを返してくださいませ。」
【透】
その場で志津を見ている。時姫を抱く腕に自然力が籠もり、
【GM/時姫】
時姫は志津と透を交互に見るも、口をつぐむ。
【志津】
「そうおっしゃると思いました。」 悲しげに。
【志津】
「ですが、私どもはあの場所でしか生きてはいけません。」
「人間には、決してなれないのですから。」
【透】
「それでも、俺は……人間でなくとも構わない、時姫が、あんな」
【GM/時姫】
時姫の目から光が消え、諦めたような口調で言う。
「透さん。見つかってしまったから、もう、おしまい、ね」
【志津】
「ハグレのお方、どうかわがままをおっしゃらんでください。」
【GM】
透と志津を交互に見て、困ったような顔を浮かべる。
【透】
「そうだよ。我儘だ、知っている、これは俺の独善だ。俺が勝手に、時姫に理想を押し付けているだけだ」
「でも、俺は」
【志津】
まっすぐに透を見ましょう。つくりものの瞳だけれど、人と同じ光を宿している瞳で。というわけで、瞳術で。
【透】
ぎこちない舌は、それでも回る。淀みなくとはいかないけれど。
志津を見返そう。
【透】
「……惚れた女があのような行為を強いられるなど、許容できるものか!」
透の秘密は後ほど。
【志津】
「では、あなたに時姫さんの苦悩を受け止めきれますか。」
【透】
「受け止める。……我儘を通すのなら、それくらいはしてみせる」
【志津】
「愛され、求められても、決して人になれず、からくりであることを思い出しては苦しむ時姫さんを、支えられると?」
【透】
「それでも、俺は……時姫を離したくない」
「あの深淵に再び時姫を貶したくはないんだ。……だって、こいつは、」
【GM/時姫】
わずかに、時姫が透をつかむ手の力が強く、なった。
【志津】
「ひどいお人ですね。あなた様の抱えるもの、すべてが時姫さんを苦しめるというのに。」
【透】
はっと時姫を見よう。一瞬は縋るような視線、それをすぐに無理矢理強めて。
「それでも、俺は時姫の願いを叶えてやれる」
【志津】
「時姫さんを返すつもりになられても、斜歯に向かってはひどい目を見るでしょうから。」
【透】
「……余計なお世話だ、とでも言っておくべきか」複雑な表情。
【志津】
「時姫さん、無事で戻ってきてくれることを願って、志津はお待ちしております。」
【GM/時姫】
時姫は、何か言おうとして、言葉が出ず、志津をそのまま見ています。
【透】
「……行くぞ、時姫」
何か言わせてあげたかったけれど、恐らく長居は無用だったから。
【透】
織り上げた黒絃で自らと時姫を包み込み、それが晴れた時には姿はない。
【志津】
誰もいなくなった橋の上で、しばらく佇んで。
舞台裏の反応
ヒロインとは
【透】
だめだこの切羽詰まりロールはちょっとだめだぞ。
【志津】
透さんがだいぶヒロインめいてきましたね。
M1-4.切り裂かれた頬をなぞって
シーンプレイヤー:神楽 楼
【ダイス】
閑静な住宅街。忍びの世とは関係のない日常が広がっているようにも見えるが……それも錯覚なのかもしれない
舞台裏の反応
【楼】
透ちゃん出てきてくれる?
時姫も一緒でいいから
【楼】
いていいよ
時姫を抱いて歩いてて欲しい
そうしたら声かけるよ
【GM】
では、閑静な住宅街には不似合いな2人組。少女を抱きかかえた男。
【楼】
じゃあ背後から「透ちゃーん」といつもみたいな感じで声かけます
【透】
「こういった風景を見るのは、初めてか?」
とか時姫に問い掛けていた背中が、その声に凍りつき、
一瞬ののち、影が一度にそちらへと殺到する。
【楼】
殺到する影を笑いながら見つめて微動だにしないでいるよ
「酷いなー透ちゃん」
【透】
「……お前の要件は知れているからな」
ではそのように。影で楼の足を縛り付ける。
【GM/時姫】
時姫は、神楽を見て今まで見せたことのないような恐怖を見せる。
【楼】
「相変わらず固いなー透ちゃん。今日の俺はなにもしないよ」
「そこの道具も久しぶり」と笑いながら声をかけます
【GM/時姫】
「い…や…」きゅ、と透の服を掴み、小さく震えている。
【楼】
「しょーがないじゃん、お仕事だったんだから。」
【楼】
「わかった透ちゃんが言うならこれ以上はこの話はしないよ。」
【透】
「今日は何もしないと言ったな。……では、何の用だ」
【楼】
「ねえ透ちゃん一つ聞きたかったんだけど、今回の俺が集めた情報いつもどおり完璧だった?」
【透】
「ああ。完璧だったよ。……本当に、憎らしいほど」
【楼】
「よかった、まさか透ちゃんに出し抜かれると思わなかったけど」
と言いながら嬉しそうに笑う
【楼】
「でも、そういう真っ直ぐな透ちゃんが俺は好きだよ」
割りと軽口、多分。願望入ってるけど。
【楼】
「ん?今日はいいよ。ただ明日からは無理、俺もさ透ちゃん推薦した責任取らなきゃいけないからさ」
「なにもしないままだと俺も廃棄処分にされちゃうもん」
【透】
「……どうせなら今ここで、俺の手で殺してやろうか」
【楼】
「んーそれもいいかも、透ちゃんに殺されるなら悪くないかなー」
「でもさ、透ちゃんにそれができるの?」
【透】
楼の足を拘束する影をさらに這い上がらせて、恫喝を吐いてみたものの。
【楼】
「思ってるよ、だってできるならこんな会話なんてしないでさっさと俺の身体を握り潰せばいいんだからさ」と言いながら拘束している影を見る
「透ちゃんは優しいからできないよ」
【楼】
言葉で相手を惑わす罠を張っているので
罠術です
【楼】
「ねえこれ結構疲れるから離してくれない?」
【透】
「………」
這い上がった影が、神楽の顔元まで上がって、
ざく、と頬を切り裂いて引いていく。
【楼】
「疑うなら腕の一本ぐらいなら折っていいからさ、もうちょっと透ちゃんの近くで話したいんだって」
血が流れてるのに苦痛に表情を変えることなく笑い続けます
【透】
「……時姫。暗いところは、嫌いか」
楼を睨み返しながら時姫に問う
【GM/時姫】
影に隠れて、怯えながら、それよりも怖いものから隠してもらいながら。
「でも…」
【透】
自らの”影”で時姫を覆い隠し、楼の前から時姫の姿を消そう。
そうして楼の方へと。
【楼】
「疑り深いなぁ、なにもしないって俺言ってんのに」
【透】
「そういう問題じゃない」
拘束を解きつつ楼へと近づく。
【楼】
そうしたら近づいて、透ちゃんの頬に手を伸ばすよ
【楼】
ああそうしたら
そのまま透ちゃんに一瞬キスしてから後ろに飛び退きます、そのままだとどつかれそうだから
【楼】
「さっきのお返し、痛いのは嫌いじゃないけどね。」
【透】
完全に言葉を失ったまま、必要以上に影がざわめく。
【楼】
「次にあった時はこういうことできなさそうだからさ、今のうちにと思って」とイタズラが成功した子供のような無邪気な笑みを浮かべる
【透】
「尚悪い!」
もう影で一撃食わしたいです、ただ普段より制御が甘いから多分避けられる
【楼】
「えーひどいなー。まあいいや今日は帰るよ、何もしないって言ったからね」
と言いながらその影を避けて、避けた時には煙に包まれて姿を消します
【楼】
「次は敵同士かな…」と寂しそうな声が響く感じで
舞台裏の反応
病院まじ
【楼】
頬を怪我された意趣返し?
殴るより効いたでしょ?
【楼】
ちゃんと手当しないからしっかり痕が残るかと
【透】
私には時姫ちゃんがっ
ヒロイン♂て! ヒロイン♂て!
主人公♂よりしっくり来る!
辛い!!!!!
M1-5.昔馴染みへの餞別
シーンプレイヤー:南雲 斬子
【斬子】
あーはい、お願いします。ドラマシーンで。
【ダイス】
閑静な住宅街。忍びの世とは関係のない日常が広がっているようにも見えるが……それも錯覚なのかもしれない
【斬子】
まだ住宅街は続いていた!
じゃあ、透くんと時姫さんお願いしますー。
いつまでたっても喫茶店たどり着けなくて済まんw
【GM/時姫】
姿が消えると、落ち着いた感じで
逆に大丈夫?みたいに透を覗きこみましょう。
【透】
「……すまない、大丈夫だ。お前こそ」
大丈夫か、と。怖くなかったか、と
【斬子】
んでは、そうやってる二人の耳に、
カツカツと響くヒールの音が近づいてきます。
【透】
今度は何だ、と思った矢先、心当たりに止まる。
【斬子】
そして、派手派手しいレザースーツに身を包み手にチェーンソーを持った女の姿が街灯に照らし出される。
【透】
「……まさか、こんなところであんたと会うとはな」
【斬子】
「こんばんは、お二人さん。いい夜…ってわけでもないか」
【GM/時姫】
時姫は驚いた顔でそちらを見ましょう。
【斬子】
「ああ、そうだろうね。ふむ、その子が噂の時姫ちゃんかい」
【斬子】
「上からのご指名でね。アンタの実力を知ってるだろうってことでさ」
「ああ、待った待った、そんな怖い顔するなって」
【GM/時姫】
時姫は透と同じ表情を浮かべて斬子を見ましょう。
【斬子】
「今日は顔見せだけだ。アンタに確認したいことがあってきたんだ。榛の」
【透】
「あんたも、楼と似たようなことを言うんだな。……何だ? 一体」
【斬子】
「まあ、そもそも一体なんでこんなことを? アンタだって、三流派を敵に回したらどうなるかぐらい、予想はつくだろうに」
【透】
「……そうだな。全く以て、その通りだ」
滲ませるのは自嘲の色、けれど口の端には笑みを浮かべて。
「ただ――そうだな。抑え切れなかったんだ」
【斬子】
「ほう?」
片眉をあげて、先を続けろと促す。
【透】
「理屈で語る気はない。語れるとも、思っていない」
「だから、本当のところは、俺にも分からない。この行為が、誰の為になるのか。誰が幸せになるのか」
【GM/時姫】
時姫は少しほっとした表情で透の服の裾を掴みます。
【斬子】
「これから、どうするつもりだ。当てはあるのかい」
【透】
「あんたにそれを言ってどうする」やや苦笑気味。
【斬子】
「まー、そうだろうね」
懐からチュッパチャップスを取り出してくわえる。
【透】
「あんたは追手なんだから、そう多くを語るつもりはないさ」
【斬子】
「少なくとも、今晩は動かないよ。どうやら他の連中もそのつもりらしいからね」
「明日からこの街は、巨大な狩場だ」
【透】
「……ぞっとしないな」狩場、という単語に。
【斬子】
「そんなことでだ。昔馴染みに、ちょっとした餞別だ」
【斬子】
ぱっしと、どこかのホテルのルームキーを投げてよこす。
【斬子】
「この近くにあるアタシのシェルターの一つだ」
【透】
「……あ、ああ」なるほど、とまじまじとルームキー眺める。
【斬子】
「その子を着物姿で連れ歩くつもりか? とりあえず着替えくらいさせてやれよ」
「あと、部屋の金庫の中に、非常用の虎の子がいくらか入ってる。好きに使いな」
【透】
「……なんで、こんなことしてくれるんだ? あんたは」
【斬子】
「さあねぇ、まぁ、フェアじゃないって思ったからかな? こっちは大勢で、そっちは足手まといを抱えてる」
【透】
「………」ルームキーへと目を落として、時姫を見てから、斬子を。
「……すまない、助かる」
【斬子】
というところで、経済術で感情を結びたいと思います!
【透】
殺意取れない! まあおかしいくらい信頼してる感じだし狂信で!
【斬子】
あ、それじゃね、最後に。
「さ、早く行きな。アタシがこいつを抑えてる間に」
腕のチェーンソーがカタカタと不気味な音を立てている。
【透】
「……あんたは、相変わらずだな」
謝辞の代わりに一度頭を下げて、広げた影に自らと時姫を呑み込み消える。
【斬子】
では、チェーンソーからは、血管のような管が伸びて、彼女の肉体とつながっている。
ドクン、という音がして、ぎゅんぎゅんと血がエンジンへ吸い込まれていく。
「…っ」
ということで妖魔化しておきます。
mt
【ダイス】
1D6を振り、「妖魔忍法表A」で、ランダムに忍法の種類を決定する。妖魔化している間、その妖魔忍法を修得しているものとして扱う。この異形は、違う種類の妖魔忍法である限り、違う異形として扱う。 妖魔忍法表A > 【夜雀】(怪p.252)
筆者注釈
夜雀は怪に収録されている妖魔忍法。
サポート忍法を達成値10で自動成功させる。
斬子は射程を伸ばすための悪天候型、志津は飛傘を生かすための高所型で、
それぞれ誘導対決になるであろうことが予想されていたところに来た夜雀である。
【斬子】
「隠忍殺しの究極兵器…まったく、とんでもないものを作ってくれたもんだ」
感情を抑えた声でそうつぶやくと、彼女もまた去っていきます。
舞台裏の反応
妖魔化の脅威
【透】
11以上出さないと誘導成功しないね……よしよし
M1-6.約束は夢と消え
シーンプレイヤー:嘉月 アケビ
【GM】
1サイクル目ラスト。アケビ。
何します?
【アケビ】
ドラマシーンをします。時姫さんに出てきて欲しい以外は特に無いです。まあ、情報判定するかどうかは透次第か
【アケビ】
舞台はアケビの張った結界術の不思議空間と言うことで!うわさのエクストリーム!?
DXST
【ダイス】
昏い酒場。バーテンが無言でグラスを磨き続けている。あなたの他に客の気配はないが……。
【アケビ】
透と時姫は、ふと気が付くと暗闇の中にいるんですよ。
【アケビ】
遠くに人の気配と明かりを見つけて歩いていくと、グラス磨いてるロドリーとアケビがいます
【透】
自分の影の感触もどこか不確かで、頬に警戒感を窺わせながらもその姿を見つける。
【アケビ】
「お?余計なヤツまで巻き込んじまったか。野郎はお呼びじゃなかったんだけどな。」と、2人を見て
【アケビ】
「まあ、まあ、まずはミルクでも飲んで落ち着きな。マスター、コイツ等にもミルクを」
ロドリー「かしこまりました」(渋い声
【透】
「何のつもりだ。……お前はどこの手の者だ?」比良坂とも鞍馬とも斜歯とも違う雰囲気を嗅ぎ取りながらも。
【GM】
対隠忍用呪術兵器である時姫には否応なしにわかります。
隠忍の血統である、と。
【アケビ】
「おお、やっぱ、そっちの子にはバレるのか。まあ、俺はアレだ。長耳って聞いた事あるだろ?」
【透】
「ああ。……”あの”」
時姫を抑えるように、彼女の掌を握りたい。
【アケビ】
「なら知ってるよな。俺らの気風ってのも。…フッ。そんなに警戒しなくてもいいさ、今回は個人的興味で動いてるだけだからな。」
舞台裏の反応
【アケビ】
さて、時姫さんの秘密を教えてくれるとのことだったが、くれます?w。
【透】
秘密と交換していただけたらありがたいですね
【透】
むむ。……まあ渡さないと秘密抜かれて誰かと交換されそうだしな、おっけーです。
【アケビ】
「事情を話してもらえるんなら、ありがたいね。」と
【透】
「……あまり、好奇心で不用意に騒がさないでくれ。こいつは――」
【GM/時姫】
時姫は透を少し非難するような顔を向けましたが、特に文句は言わず
【透】
すまない、と眉が寄るが「……だから、俺は、こいつの願いを叶えてやりたいと思っている」
【アケビ】
「安心しな。誰にも言わないさ。約束しよう。」
【アケビ】
「じゃあ、お近づきの印に乾杯といこうや。」グラス掲げ
<カラーン
【GM/時姫】
時姫は?みたいな顔で2人を見ていましょう。
【アケビ】
て感じに結界術で透と感情判定したいと思います。
【透】
でもなー劣等感抱く流れじゃないので憧憬で、余裕なのうらやまし……
【アケビ】
コイツ自身の考えはまだわからねー。油断は大敵だな。と、不信でw
筆者注釈
アケビは背景「気まぐれ」持ち。
感情の属性すらもランダムで決定しなければならないのであった。
【透】
それで一杯やってから、「……要件は済んだか?」
【アケビ】
さて、それじゃあ、結界を解除しがてら奥義と行こうか。
「まだ、やることがあるんだよ。」
そう言って奥義!
【アケビ】
追加忍法/増やし/回数制限
追加忍法から酔夢を使う
舞台裏の反応
感情充相手に奥義を披露するということは
【アケビ】
はい
「こいつの秘密はちゃんと大事に守っておいてやるよ。お前は居所も割れているしな。」そう言って店じまい。
舞台裏の反応
得体が知れない
【透】
まあ未習得にした所で、情報の中身はPLに渡ってますが
……しかしなんかこわいなこれ
【GM】
では、ふと気づくと時姫と透は道を歩いている。
【GM】
時姫について、何か知っていたような、彼女が何を考えてるか
知っていたような気がするも、覚えていない。
【GM/時姫】
と呟いて、時姫は何も答えなくなる。
舞台裏の反応
いくらなんでもクリティカルすぎやしませんかね