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シノビガミ リプレイ『ロードムービー・血煙爆鎖』

OP.導入フェイズ


このシナリオはシノビガミ壱に掲載されたロードムービーの改変シナリオです。

このリプレイは性的なものを匂わせる表現を含んでいます。
そのような話が苦手な方は注意してください。

また、このシナリオは一部を改修し『ロードムービー・改 爪紅に口を寄せ』として
シノビガミ シナリオ集 忍秘伝・改 (Role&Roll RPG) に収録され公式シナリオとなりました。
リプレイをお読みになられると、プレイヤーとしてシナリオを遊べなくなりますのでご注意ください。


舞台裏の反応

誰もが望むこと


これは、このシナリオが回されるに至った一幕である。

【PL1】
ひどいシナリオがやりたいです。
【GM】
ひどい秘密?秋空とか濁流とか。
【PL1】
もっとひどいのください!ひどいのください!
【GM】
じゃあ、一番ひどいのやってやるよ、ちょっと待て。


かくしてPLが集められた。

【GM】
では、ロードムービー 血煙爆鎖。
これより開幕といたします。
皆様、最後までお付き合いくださいますよう
よろしくお願い申し上げます。
【PL1】
はい! よろしくお願いします!
【PL2】
よろしくお願いします!
【PL5】
よろしくお願いします! わー ぱちぱちぱちぱち
【PL4】
よろしくお願いしますー
【PL3】
よろしくおねがいしますー!


今回予告

比良坂機関、斜歯忍軍、鞍馬神流の三流派によって開発されていた呪術兵器「時姫」。
しかし、彼女はあるハグレモノに誘拐されてしまった。
三流派の忍者たちが、時姫とハグレモノを追う!



【GM】
というわけで、逃げるハグレモノを追っていただきましょう。
【PL1】
逃げるハグレモノデース
【PL5】
(「・ω・)「
【GM】
かわいいw
【PL5】
おいかけますよー
【PL1】
きゃあー
【PL3】
時姫かえしてー。
【PL1】
かえさぬっ


OP-0.PC紹介

【GM】
まずは逃げるPC1から。

PC紹介1:榛 透


榛 透(ハシバミ トオル)


年齢:22 性別:男 信念:情 表の顔:フリーライター
流派:影絵座 流儀:誰にも縛られず、自分の力で戦った
仇敵:特になし
背景:末裔、政治的対立

使命:【時姫を逃がす。】
導入
あなたは比良坂機関の依頼で、とある少女の誘拐の任務を受けた。
標的のいる警戒厳重なインテリジェントビルの最上階。そこは、巨大な畳敷きの部屋になっていた。
その中央に、一人の少女が座っている。あなたは、その少女を見たとき、一目で恋に落ちた。
気がつくと、あなたは、少女を連れていずこかへ逃げていた。




【透】
PC1、榛透です。(【PL1】→【透】)
元々は売れない役者。
顔に傷を負ったのを切欠に引退し、主に芸能記事を専門としたフリーライターとして活動している。
その傍らでフリーの忍者として、最近は主に比良坂機関からの忍務を請け負う。
俳優然とした甘いマスクや仕事を選ばない姿勢と裏腹に、根はどこか潔癖でお堅い面がある。
汚れ仕事に身を染めることを躊躇わない一方で、そのような自分に嫌悪感を抱いている節もある、言うなれば面倒な男。
今回も少女が標的ということで、気が進まないながらも常のように忍務を履行する筈だったのだが――。

【GM】
甘いマスク!
イケメンだ!!
【透】
ぎゃあーーっ
当方のイケメン力はもう尽き気味です、ご了承を……
【PL2】
早いよ在庫切れ早いよ
【PL3】
じゃあヒロイン力が充填されてるんですね。
【透】
もうヒロインPC1(♂)はいりません!
【GM】
www
【透】
まあだいたい以上です、よろしくおねがいします。
【GM】
よろしくおねがいしまーす!

【GM】
では、続きましてPC2。よろしくお願いします。


PC紹介2:神楽 楼


神楽 楼(カグラ ロウ)


年齢:22 性別:男 信念:情 表の顔:男娼
流派:麝香会総合病院 流儀:愛と死を等しく与える
仇敵:特になし
背景:末裔、病魔、特殊忍具の追加

使命:【ハグレモノを倒し、時姫を連れ帰る。】
導入
上忍からの呼び出し。あなたが雇ったハグレモノが、時姫を連れて逃げだしてしまったのだ。
あなたは、比良坂機関がハグレモノを雇ったと他の流派に知れる前にハグレモノを倒し、
時姫を連れ帰るように厳命される。




【楼】
PCはこちらの神楽楼(かぐらろう)(【PL2】→【楼】)
先ほどちらっと話しましたが麝香会総合病院のPCとなります
年齢は22歳普段の仕事は麝香会総合病院の隠れ蓑になっている病院での男娼業です、おもっきしアウトです
病魔を取得してる理由は
麝香会総合病院というのは毒を使う流派でもありまして
それに対する適性が高くなかったので蝕まれつつその毒を使っていますという意味で取得してます

【楼】
ちょっと相談しまして、PC1とは何度か一緒に任務をこなしたことのあるくされ縁というカタチにさせていただきました
だから今回の件は驚いてます
【GM】
あ、はい。そうですね。
透とは何度か一緒にやった相棒設定
【透】
その設定があるので比良坂からよく請け負ってるってことにしてましたです
【楼】
くされ縁というかなんかある程度の信頼感のある友人みたいな
そんな感じで!
よろしくお願いします!
【GM】
よろしくお願いします!

【GM】
では、続きましてPC3に参りましょう。
【楼】
お次の方にバトンタッチ☆

PC紹介3:志津


志津(シヅ)


年齢:46年 性別:女 信念:和 表の顔:プロトタイプ
流派:指矩班 流儀:新たな忍法開発のため、妖魔の謎を解き明かす
仇敵:特になし
背景:末裔、有名

使命:【時姫を連れ帰る。】
導入
数日前、あなたが預かっていた少女、時姫が誘拐された。
彼女は、比良坂機関と鞍馬神流と共同で開発している対「隠忍」用の呪術兵器だ。
比良坂と鞍馬からは、失態の責任をとるよう強く圧力を受けている。
あなたは、何としても、時姫を誘拐したハグレモノの行方を追い、彼女を連れ帰らなければならない。




【志津】
名前は志津。3人目の末裔もちですねー。(【PL3】→【志津】)
【GM】
3人目ww
【志津】
表の顔はプロトタイプ。人間ではなく、時姫と同じくひとがたをした呪術兵器です。試作型の失敗作ですが。
【GM】
イラストが傘持ってていいですね。
【志津】
忍法とか全然教えてないフォロワーさんから、傘を持たせろって電波が飛んできまして。
見た目の幼さに反して、46年稼動の安定動作例です。ただし弱い。

【志津】
時姫の世話役をしていたんですが、ハシバミさんがさらって行っちゃったので心配しています。
かえしてー。
【透】
ごめんねごめんね……ごめんねごめんね
【GM】
ww
【志津】
時姫さん大丈夫だろか…無事で居ってほしいけど。
というキャラです。よろしくおねがいしまーす。
【GM】
よろしくお願いします!

【GM】
では、続きましてPC4といきましょう。

PC紹介4:嘉月 アケビ


嘉月 アケビ(カゲツ アケビ)


年齢:見た目20歳 性別:男 信念:我 表の顔:さすらいの旅人
流派:長耳 流儀:故郷である異界へ帰還する
仇敵:特になし
背景:魔人、気まぐれ、忍具追加

使命:【時姫を一目見る。】
導入
斜歯に潜入していた草から情報が入る。
隠忍殺しの呪術兵器「時姫」が、何者かによって斜歯から奪われたらしい。
なまくら忍者どもが造った呪術兵器がどれほどのものか、見てやろうと思ったあなたは、時姫の後を追った。




【アケビ】
長耳らしく気ままにいきまーす。(【PL4】→【アケビ】)
何を考えてるのか良く分からない人。そして気まぐれ。とにかく気まぐれ。気まぐれが服を着て歩いている。
割と好戦的な性格で戦いは好きだよ。
いつもそこら辺をふらついており、召喚した使い魔を通して世の中を変化を眺め楽しんでる。
主にデフォルメ使い魔を召喚しての戦いが得意。呼び出す使い魔の外見は本人の趣向が出ている。カワイイは正義
使い魔のロドリゲス君(愛称ロドリー)を召喚して良く遊んでます

【アケビ】
流星雨は天から全てを滅ぼすロドリーが降り注ぐ
【GM】
全てを滅ぼすロドリーwww
【アケビ】
千里眼の術を持っているので凄く目がいいです。視力8.0くらい
【GM】
そういう視力ですか。
【アケビ】
もちろん使い魔を通しての透視もできますよ!>視力

【アケビ】
ロドリー「ご主人。飯はまだか?」
「ははは、雑草でも食ってろナマモノ」
て感じです
よろしくお願いしまーす
【GM】
そんな感じですかね。よろしくお願いします。

【GM】
では、最後いきましょう。PC5です。


PC紹介5:南雲 斬子


南雲 斬子(ナグモ キリコ)


年齢:20代後半に見える 性別:女性 信念:情 表の顔:魔狩人
流派:魔王流 流儀:魔物を殺す
仇敵:隠忍の血統
背景:魔人、劣性因子

使命:【時姫を連れ帰る。】
導入
上役から、賊の誅殺の命がくだる。しかし、その名をきき衝撃が走る。
比良坂・斜歯・鞍馬で研究していた「時姫」を連れ去ったハグレモノは、
どうやらPC1.昔、共に任務にあたり、死地をくぐり抜けた相棒だ。
たしかにあいつなら、こともなげに連れ去ることができるだろうが……。




【斬子】
PC5の「南雲斬子」です。魔王流のチェーンソー使いのおねえさんです。(【PL5】→【斬子】)
渡来人との契約によって得た対妖魔殲滅チェーンソー「禍月(マガツキ)」を手に、あらゆる魔を滅ぼすべく戦う魔狩人。
そのバストは豊満である。
契約の代償として右目を失い、眼帯をつけている。
また、「禍月」は所持者の血液を糧として動く妖魔武器であり、切れ味を増せば増すほど使用者の命を削っていく。
何が彼女をそうまでして妖魔狩りに駆り立てているのか、誰も知らない。
己を顧みない苛烈な戦闘スタイルは、刹那的にも見える。
性格は派手好きで、豪快というかおおざっぱ。暗殺対象を建物ごと粉々にしてミッションコンプリートとか言いだしかねないタイプ。

【斬子】
まあ、派手にいくぜぇな人です。
外見は20代後半、に見えますw
【GM】
いいですね。豪快なおねーさん。
【斬子】
えーとま、そんな感じです。よろしくお願いします!

【GM】
さて、あとはNPCですね。このシナリオのNPCはこちら、時姫になります。

時姫

使命:【逃げ延びる。】
設定
比良坂、斜歯、鞍馬が作り出した呪術兵器。
少女の姿をしている。

【GM】
では
以上5名でお送りするロードムービー血煙爆鎖。
皆様、改めてよろしくお願いいたします!
【透】
よろしくお願いします!
【斬子】
よろしくお願いします!(ひゅーひゅーぱちぱち
【志津】
よろしくおねがいしますー!
【アケビ】
わーい。おねがいしまーす


OPの時系列はPC1→他PC、という順番になっているが、
ここではあえてPC1のOPを一番最後に持ってきている。


OP-1.香りに言葉を乗せて

シーンプレイヤー:神楽 楼


【GM】
では、最初のシーンですが、神楽と透のシーンからいこうかと。
シーンプレイヤーは神楽となります。
よろしいでしょうか。
【透】
はーい!
【楼】
お願いします!

【楼】
とあるマンションの一室にいつもの様に透を呼び出します、
それで透が来る途中その部屋の方から女の人が出ていく感じで
【透】
「いつもの通り」ですね!
【楼】
まあそういうことをしてたと思って間違ってないです
透はどんな感じで来ます?
【透】
きゃー。ではすれ違って、ちょっと苦々しい表情で女の人からは目を逸らします。
【楼】
多分すれ違ったからだいたい何したかは透はわかると思う
【GM】
女の人はとろんとした顔で透を見て、そのまま歩いていきましょう。
【透】
うわあああああw
【GM】
漂ってくる香で、全てを察することができますね。


舞台裏の反応

えろーい


【斬子】
えろーい
【GM】
えろーい
【志津】
えろいひととけっぺきしょうだ
【アケビ】
なるほどエロイのか
【透】
えろいえろい
【楼】
まったくひどいなー誰だよこんな状況にしたの
【GM】
お前だ。



【楼】
多分神楽がよく使う香の香りが移ってるんだね
【透】
「………」その様子に、香に、ますます眉根を深めてから、扉の前に立つ。ノック。
「………入るぞ。楼」
【楼】
「いいよー透ちゃーん」とダルそうな声が
【透】
気怠げな声からも行為を連想させられて、うぐ、と。もう声はかけない、ドアノブを掴んで中へと。
そうして神楽の方を見ましょう。あんまり部屋の様子とか見回す気にはならないかな……相手の言葉を待つ。
【楼】
中に入るとジーパンはいてて上にYシャツを前も止めないでひっかけただけの神楽がいますよ
「おはよー透ちゃん、相変わらず眉間にシワよってるねー」と真昼間なのにおはようとかいいながらのんきに手を振ります
【透】
「……お前の前でだけだ」もう苦虫噛み潰したれ。流石に神楽からは目を逸らさないけれど。
もう何言っても仕方ないのはわかってるんだろうなあ。

【透】
「で、今回は何の忍務だ?」
【楼】
「酷いなー透ちゃん、俺の前でそんな顔するの透ちゃんぐらいだよ。お客さんに好評なのにな」
とか言いながら情報の入ったマイクロSDの入ったケースを透に投げます
【透】
ぱし、と受け止めて。「俺はお前の客じゃない。当たり前だ。」
「……それとも何か、お前は俺に鼻の下でも伸ばして欲しいのか?」
【楼】
「それもいいかもね、透ちゃん何度誘ってもノッてくれないんだもん。」
「あっそれ見取り図ね。ターゲットはこっち」と言いながら時姫の写真を見せます
【透】
「冗談を真に受けるな、反吐が出る」大分辛辣に言ってから、示された写真を見てまたまた機嫌悪そうな。
「――了解」
【楼】
「酷いなー透ちゃんは俺わりと本気なのに。」

【楼】
「あっその写真あげる、うちでもその兵器の調整に人員割いててさ俺も手伝いに行った時こっそりとったんだけどよく撮れてるっしょ?」
何をしに行ったかは察しましょう
【透】
「流石にお前と枕を並べる気にはならんな。そのまま傀儡にでもされそうだ」勿論察するし、もう今更すぎてほんま……。
「上出来だよ、楼。これならターゲットを見間違うこともない」
【楼】
「俺、透ちゃんなら大事にするよ?まっいいやとにかくそれをバレないように盗みだして欲しいってのが今回ウチからの依頼ね」
【透】
「分かってるよ、任せとけ。これだけ情報が揃ってるんなら仕損じることもない」
「いつもの通り、大船に乗ったつもりでいろ」
【楼】
「信用してるよ透ちゃん。それじゃ俺の仕事は此処までだからあとは終わったら連絡頂戴すぐ迎えに行くからさ」

【透】
「……お前に迎えに行く、と言われると、どうにもぞわぞわするな。いつものことだが」
【楼】
「ホント失礼だよね透ちゃん…」と最後に呆れ顔で


舞台裏の反応

麝香会はこわいところです


【アケビ】
肉食系クノイチと記憶しておこう。
【透】
お と こ で す
【アケビ】

【楼】
よく考えろよ麝香会総合病院の首魁は男だぞ
あそこはそういうところだ
【アケビ】
そういえばw
【透】
こわいこわい
【志津】
性別なんて飾りなんですよね。
【斬子】
((((;゜Д゜))))



【GM】
ではそこで暗転。
神楽にいつもの連絡はこない。
【楼】
裏切ったことを知ったらぐっと拳を握りしめていつものヘラヘラした笑みじゃなくて少しだけ悲しそうな表情を浮かべますよ
「信じたかったのになぁ…」
とだけ
【GM】
はい。外を見ると君の心を映すように雨が降っていた。

OP-2.使命は与えられず

シーンプレイヤー:志津


【GM】
ではPC3にいきましょう。
【志津】
はーい。

【GM】
アラームの消えないインテリジェントビル。
奪いに入ったハグレモノが時姫を奪った翌日、爆破痕が残るそのビルへあなたは呼び出された。
【志津】
ふむふむ、翌日。OKです。
人というよりはモノ扱いで。
【GM】
あ、はい。
では、おざなりなメンテナンスを終えて、任務に戻ろうとしたあなたに知らされたのは
時姫が強奪されたこと。
【志津】
驚いた風で目をみはり。 「……時姫さんが?」
【GM】
伝言係「ああ。そう聞いてる。お前は何も聞かされてないのか。世話係だってのに」
【志津】
「私は聞かされとりません…。時姫さんを連れ出すなんて、どちらの不届きものですか。」
【GM】
伝言係「さぁ。そこらに手配の写真は貼りだされてるから見てみればいいんじゃねぇかな。お前にどうの、って使命は俺は聞いてないけど」
【志津】
「連れ戻しに参ります。私らのもとに居ったということは、時姫さんはまだ外に出せるようになってなかったはずでしょう?」
【GM】
伝言係「そりゃあ…そうだろうな」
伝言係「お前が行ってどうにかなるのか?」
伝言係「失敗作のくせに」


舞台裏の反応

優しいけどひどい


【透】
ひどいっ
【GM】
設定を拾う優しいGMです。
【アケビ】
ww
【斬子】
いい仕事してますね! でもひどいw



【志津】
「……たしかに私に力はありません。けど、時姫さんをお預かりしたんは私です。」
【GM】
伝言係「さよけ」
伝言係は手元から写真をぴっと取り出し、志津に渡す。
伝言係「ほら、持ってけ。他の流派には出まわってない写真だ。まぁ、何か役に立つこともあるんじゃねぇかな」
【志津】
忍びにしてはつたない手つきで写真を手に取り 「これが不届きものの顔ですか。」
【GM】
そうですね。不届き者と時姫の写真となります。
伝言係「ああ、そうなるな」
【志津】
じゃあ写真の中の不届き者の顔を睨んでから、一緒に映っている時姫に心配そうな目を向けて
「……時姫さん……無事で居ってくださいね。」

OP-3.写し身は崩れ去る

シーンプレイヤー:南雲 斬子


【GM】
では追いかける組のシーンと続けましょうか。お次はPC5、斬子さん。
【斬子】
はい。
どの辺からでしょう
【GM】
上忍から受けるシーンか、妖魔を斬り殺した直後に連絡が来るシーンか
【斬子】
じゃあ、斬り殺した後で
【GM】
わかりました。

【GM】
妖魔「き、貴様さえいなければ、この街などとっくの昔に…!!」
【斬子】
「残念だったね。アタシがここに来たのが運のつきってことさ…禍月!!」
ドルーン!! ギャリギャリギャリギャリ…
【GM】
妖魔「ぐ、ぐおぉおおおおお!!!!」
【斬子】
唸るチェーンソー! 妖魔はバラバラになった!!
【GM】
爪で受け止めようとした妖魔の爪、腕ごと斬り刻むはチェーンソー『禍月』。
そのまま蒼い液体を撒き散らしながら妖魔はバラバラに。
物言わぬ肉片へと姿を変え、動きを止める妖魔。
【斬子】
「…ふぅ。これでこの街の妖魔は片付いたか」

【GM】
では、片付いたのをどこかで見ていたかのように、一息ついたところの斬子に連絡が。
【斬子】
はいよー。出ます。
【GM】
上忍「終わったか」
【斬子】
「ああ、きれいさっぱり片づいたよ。で? 報酬の話かい?」
【GM】
上忍「それは既に追加報酬まで振り込んである。大した腕だ」
【斬子】
「そいつぁどーも」(ふきふき
【GM】
上忍「そしてその腕を見込んで、次の依頼も君に頼みたくてね」
【斬子】
「ほう? 内容によるけど?」
【GM】
上忍「榛透」
上忍「ヤツが鞍馬、比良坂、斜歯で共同研究していた兵器『時姫』を奪った」
【斬子】
「…え?」
「アイツが? まさか」
【GM】
上忍「手練のハグレモノだ。知っているだろう。君なら」
【斬子】
「ああ、何度か一緒に仕事したことはある…が、三流派の研究を奪取したっていうのは本当なのか」
「あのクソ真面目な子が、そんな無謀な真似をするとは到底思えん」
【GM】
上忍「いや、だからこそ、かな。何か惹かれるものでもあったのだろうよ」
上忍「彼から時姫を連れ戻せるとしたら君だけだ。そうだろう」
【斬子】
「人狩りはアタシの専門じゃないんだけどねぇ…」
「まぁ、相手が榛のだというなら、話は別だ」
「行って一つ、確かめてやろうじゃないか」
【GM】
上忍「そうか。乗ってくれて嬉しいよ」

【斬子】
「で、その兵器とやらは、どんな形をしてるんだ」
「人一人が持ち運べるほどの大きさなのか?」
【GM】
上忍「少女の姿をしている。2人の姿を送ろう」
【斬子】
「ああ、助かるよ」
【GM】
で、上忍は忍法を使用。目の前の妖魔の肉片が姿を変え、形を変え、泥人形となっていく。
【斬子】
ずいぶん大がかりな…w
【GM】
上忍「手近なもので済まさせてもらうよ」
というわけで出来上がった人の形に幻術を被せ、2人の姿を作り出す。
【斬子】
「ほう…しばらく見ないうちにずいぶん男前になったもんだねぇw」>榛


舞台裏の反応

そんな人気はいらない


【楼】
そしてバレる姿
【志津】
かっこいいなあかっこいいなあ
【透】
ぎゃああwww
【志津】
www
【楼】
あっという間に今の姿がバレたね頑張れ透ちゃん
【アケビ】
イケメンはそれだけで得してるなーw
【透】
得なんですかこれっ
【アケビ】
モテモテじゃないか!
【志津】
得じゃないですかね。大人気じゃないですか



【GM】
上忍「いつもの通り、標的は禍月で斬ってしまってかまわない。頼んだよ」
で、通信は切れます。
【斬子】
「そいつぁありがたい。手加減しろって言われたら、どうしようかと思った」
ニヤッと笑って。
でも、
崩れ去ろうとする幻の時姫の姿にふと目をやって、一瞬だけ表情を曇らせる。
「時姫…か…」
ですが、すぐに顔からそんな憂いも消え、ずしゃっと禍月を担ぎ上げ、追跡のために立ち去っていきます。
【GM】
では斬子が去っていったあと
2つの人影がぐしゃっと重なるように崩れ、また妖魔の死体へと姿を変えます。


OP-4.ロドリー出陣

シーンプレイヤー:嘉月 アケビ


【GM】
続きましてアケビのシーンとしましょう。
【アケビ】
はーい。待ってましたー
【GM】
では、どうしますかね。やはりロドリーを潜ませてたんですかね、これは。
【アケビ】
ですね。NO1〜NO7を召喚して、その内の1番を偵察に
【GM】
では、1番がひょろひょろーっと飛んでって
なんて呼びましょう。アケビ?
【アケビ】
ご主人とかマスターで。固体によって性格に差異があります
【GM】
あいあい。
No1「親方ー親方ー!」
【アケビ】
そうきたかw
「おう。何だナマモノ。空から女の子でも降ってきたか?」
【GM】
No1「降ってはこなかったけどとんでったよ!」
【アケビ】
「飛んでった?女の子が…か?」
【GM】
No1「そうそう。男に連れられてばびゅーんって」
【アケビ】
周りのロドリーたちがヒソヒソ話してます
「おい。リーダーのヤツ頭打ったんじゃないのか?」
「いや、きっともう歳で耄碌してるのだよ」
「リーダーェ・・・」


舞台裏の反応

ロドリーかわいいよロドリー


【志津】
かわいいなああああああああ
【斬子】
ていうかロドリーズかわいすぎだよ!
【楼】
かわいいよねぇ
【斬子】
一匹くれ!
【楼】
あなた魔王流でしょw
【透】
一匹貰って解剖するのかっ
【斬子】
あはははは、何のことかなぁ?
【透】
ひいっ
【GM】
ロドリープリンセス。
【斬子】
ご主人の呼び方バリエーションだけでいろいろいける
【アケビ】
いいよ。ロドリー四天王のうち最弱のやつをやろう
【透】
それでも四天王なんですかw
【斬子】
四天王の下に八部衆、その下に十六神将がいるのですね
ロドリーはナンバリングなの?
【アケビ】
じゅっけっしゅうとかも居る
【斬子】
十傑衆www
【透】
ロドリー内恋愛とか発生しないの?
【志津】
ロドリー内恋愛wwwww
妖魔同士で子供できませんがwww
【アケビ】
ロドリーは全ロドリーは一。そう、全ては繋がっているんだ
【透】
子どもができなくても恋愛は認められます
【志津】
認められますね余裕ですね。



【GM】
No1「おまえらー!これだよこれ!(べろーんと舌を出すとそこには写真が)」
ぼやけてますが、2つの人影がインテリジェンスビルの最上階から飛び立ってるのがわかります。
【アケビ】
じゃあ、外野をスルーしてアケビがw
「へぇ・・・なかなか、やるじゃねぇか。なるほど。男に連れられてか…。だったらそいつもタダの人間じゃ無さそうだ」
と写真をまじまじと見ます
【GM】
顔まではしっかりと映ってませんね。
【アケビ】
「とはいえ、この連れ去られた女が件の兵器とみていいのか?どう思うNo1。お前は現場を目撃したんだろ?」
【GM】
No1「そりゃあそうだよ!最上階にいたしお菓子もらった!(ぶいっ」
【アケビ】
「そうか!。よくやったNo1よ!。おまえは夕食に松坂牛のステーキをやろう。」
【GM】
No1「ひゃっほー!」
くるくる回るNo1を指咥えて見てる他ナンバーズ。
【アケビ】
「お前等も働いたら食わせてやる。働かざるもの食うべからずってな。」
ロドリーセカンド「働くぐらいなら食わぬ(キリッ」
まあ、そんなこんなで一通り騒ぎまして

【アケビ】
「さて、俺にとっては久々のサプライズだ。せいぜい楽しませてもらおうか。」
そう言って邪魔なロドリーたちを一旦引っ込めて行動にでましょうか
【GM】
はい、ではざっざっと街へ向かったところでシーンエンドでよろしいでしょうか。
【アケビ】
はーい。終わりまーす

OP-5.最後の命令

シーンプレイヤー:榛 透


【GM】
ではおまたせしました。透。
【透】
はい。忍務を遂行しましょう。

【GM】
楼の手引きで難なくインテリジェンスビルの最上階にたどり着いた透。
最後の見張りを眠らせ、キーコードを入れる。
【透】
いつも通り容易い仕事でした。影に紛れて、誰にも邪魔されずにキーコードを。
【GM】
ぴ、ぴ、ぴ
【透】
右腕に黒い幻影を纏わせて、緊急事態にも対応できるようにしながら。
【GM】
スー、と扉が開きます。
【透】
室内へと密かに影を這わせ、視線を巡らせる。それで安全を確認したのなら歩みを進めて。
もしくは何か警報装置だの監視カメラだのなんだのを影糸で封じたりもしています。
【GM】
扉の先には、機械的なビル、大小様々なコンソールがついた機械群。そして、不似合いな座敷牢。
【透】
「………?」眉が跳ねた。影の手は止めぬものの、自然、視線がそちらを向く。
【GM/少女】
座敷牢の中には、白い肌をした少女。
長い黒髪でぼんやりとした目をあなたに向けています。何も感情を持たないような。
【透】
「―――っ」写真で見たのと同じ姿、の筈だった。良く撮れた写真で、確かに完全に、その姿は一致していたのに。
【GM/少女】
「…?」
「次は、あなたのお相手を?」


舞台裏の反応

衝撃発言


【志津】
ううう
【アケビ】
うぇぇ
【斬子】
ちょ!?
【志津】
お相手…



【透】
返す言葉の前に黒絃が動く。牢へと一本一本が絡み付き締め上げ、
【GM/少女】
ぎこちなく微笑みながら透の方を見る。
【透】
切断された牢が、ばらばらに床を転がった。
【GM/少女】
「…?」きょとんとした表情で透を見る。
【透】
足を進める。先の言葉への返答ではなく、座敷へと乗り込み、少女へと手を述べる。

【透】
「逃げよう。――もう、誰の相手もしなくていい」
【GM/少女】
「え。――え?」
ここで少女は初めて困惑の顔を浮かべる。
【透】
手の差し伸べたまま、少女を真っ直ぐに見ている。目を逸らさず、ただ、彼女を待つ。
【GM/少女】
どうすればいいか分からない。入ってきた者はいても、自分から外に出たことなんてない。
手を取ればいいか迷いながら、少女は尋ねる。
「あなたは…?」
【透】
自分から彼女に触れることを恐れるように。手は動かない。けれど、彼女を待って、掌は開かれたまま。

【透】
「榛透。――俺は、お前を逃がす」
【GM/少女】
「何から、逃がしてくれるの?」
【透】
「全てから。お前を苛む――いや、」言葉を切る、首を振る。そうして、
「逃げてくれ。……俺は、お前と、逃げたい」
【GM/少女】
「……わかった。それがあなたの望み、ね」
【透】
掌は彼女を待っている。
【GM/少女】
その手を握りましょう。
【透】
握られた瞬間、ふっとひどく、安堵したような色を見せた。それもすぐに掻き消して、彼女を引き寄せる。
【GM/少女】
人の身体とは思えないほど、少女の身体は軽く
ふわりと浮くように透の胸元へと抱き寄せられる。
【透】
そのまま横抱きに抱え上げる。恐ろしく陳腐な表現であるが、そう――まるで、壊れ物を扱うように。

【透】
「行くぞ。ここから逃げる」
【GM/少女】
「ええ。次はあなたのものになればいい?」
どこか媚びるような目で透を見やる。
【透】
「巫山戯た言い方をするな。お前は、お前のものだ」
足元から影糸が伸び、部屋を這い回る。
【GM/少女】
「そんなの、耐えられないわ」
【透】
そうして一点、弱い部分を見つけたなら、そこに集中的に集った糸が壁に大穴を開ける。

【透】
「耐えてくれ。……そのために、俺が――俺は、なんでもするから。お前の望むように」
【GM/少女】
「あなたも、私に命令するのね」
影が侵食するようにして穴を開け、押し広げる。
【透】
そうして外の風が吹き込み埃を舞い上げ、二人の服を、髪を揺らしましょう。
【GM/少女】
「寒い…外ってこんなに寒いのね」
【透】
「命令じゃない。違うんだ、これは」言い淀んで歯噛みした。それから、
「……そうだな。一つだけ、命令させてくれ。これを最後の命令にするから」
【GM/少女】
「なぁに?」期待するようにあなたを見あげましょう。
【透】
「お前の、名前を教えて欲しい」
【GM/少女】
少女はきょとんとした顔で透を見て、少しがっかりしたように溜息をついて、答える。

【GM/時姫】
「時姫。そう呼ばれてるわ榛さん」

【透】
「ありがとう。時姫」そうしてどこかぎこちない笑みを見せて、
「逃げるぞ。ここから」と、這わせた影を外へと伸ばし、それを伝って外へと飛び出して行く。
【GM/時姫】
「それがあなたの望みなら」
透に連れられて、連れ去られて
時姫はビルの外へと身を投げ出す。恐怖もなく、感慨もなく。
何かを期待する目だけを透に向けて。
【透】
その体を、ただしっかりと抱いていた。放さぬように。離れぬように。
視線は、前を向いている。
【GM】
では、後ろからサイレンが鳴り響く中、2人は夜の闇に溶けていく。
【透】
織り上げられた黒絃が、彼らの姿を乱していく。

【GM】
では、これにて導入フェイズを終了いたします。
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シノビガミ リプレイ『ロードムービー・血煙爆鎖』