M3.メインフェイズ/第3サイクル(後編)
舞台裏の反応
少し遡る。
【香織】
かおりんはケーキのやけ食いでもしてようかなあw
【香織】
用がある人は喫茶店にでも来ると良いですよ?w
【桐仁】
そうです。戦闘を仕掛けます。
対象は香織で。
M3-5.光に包まれて闇へ消える
シーンプレイヤー:雨森 桐仁
【桐仁】
それじゃあ俺から。香織に戦闘を仕掛けます。
舞台裏の反応
乙女心とモチベーション
【亜里沙】
うふふ、先輩後輩の争いやねえ
運命とはかくも残酷なものか……ちゅうところやろか、ふふふ
【桐仁】
あれからプライズ取りに戻ったらかっこわるいからw
【香織】
かっこ悪いからって理由で戦闘しかけやがった!w
【亜里沙】
ちゃうわー。さんざん騙しつづけといて「戦いたくない」なんて虫のいい話とちゃう?
【香織】
べつにー。騙してないもーん(ぷいす
まあ、香織としちゃ「戦いたくない」じゃなくて「戦っても益がないなあ」てとこか。
【GM】
まぁ、そうだね。香織にいいことを教えようか。
【亜里沙】
……あたしがいうのもなんやけど、この子もゲンキンな子やねえw
第1ラウンド
【桐仁】
喫茶店から香織が出てくると、周りには誰もいない。ただ一人を除いては。
【香織】
「・・・今更なんの用ですか?機嫌も悪いし今すぐに消えて欲しいんですけど」って
俯いて言うか。
【桐仁】
「すぐ済む。さよならは言った」とか言って高速機動に入ろう。
【桐仁】
とりあえず影分身
2D6 >= 5 (判定:分身の術)
VelocitySystem
| 零 | 壱 | 弐 | 参 | 肆 | 伍 | 陸 | 死地 |
---|
プロット | | | 桐仁 | | | 桐仁 | 香織 | |
ファンブル | | | | | | | | |
【香織】
「先輩に用はないんで、一瞬で終わらせます!」って奥義を使おう。
【GM】
じゃあ奥義使用直前のタイミングで戦闘乱入しとこうか。
VelocitySystem
| 零 | 壱 | 弐 | 参 | 肆 | 伍 | 陸 | 死地 |
---|
プロット | | コトリ | | | | 桐仁 | 香織 | |
ファンブル | | | | | | | | |
【香織】
「フィールド展開!アクセル・ワールドッ!!」効果は範囲攻撃。
超加速した香織が高速連撃を見舞う!
【桐仁】
どうせ食らったら退場なんだ。見切り判定をする!
2D6 >= 8 (判定:幻術)
【桐仁】
「何! 奥義だと!」今回は食らいますよ。
じゃあボコボコにされます。
【GM】
おめでとーございます。うふふ。コトリもいただきますね。
【桐仁】
「やるようになったじゃないか……だが二度目はないぞ」
【香織】
「そうかもしれませんね。でも私の武器はこれだけじゃないですよ?」
この後、香織はラウンド最後に調息を使用するが失敗。
【香織】
「バカな人・・・なんで男ってこうなんだろう」
【GM/コトリ】
「あなたも大概じゃないですか?」<バカな人>香織
【香織】
「そうだね。なんであんなバカな人、好きになっちゃったのかなあ」
【GM/コトリ】
「ホントに。私も何であんなバカな人にずっとついて来てたのか」
「ずっと…信じてきたのか」
【香織】
「私たち、似てるのかもね」って自嘲気味に笑う
【GM/コトリ】
「ええ、そんな気がします」同じ笑みを浮かべる
【GM/コトリ】
「お初にお目にかかります。比良坂機関、常夜・宮前家が忍 宮前コトリ。参ります」
【香織】
こちらも笑みを消し「鍔鑿組機忍、橘香織。いざ!」
舞台裏の反応
【桐仁】
なんでこの2人が戦ってるのか、俺にはいまひとつわからないんだけど……
【亜里沙】
いやいや、香織ちゃんのアレをとりにきたんちゃう?
桐仁くんのせいにするのはよくないわぁ
【香織】
ま、ね。やりたくてやってる戦いだし。でもこういう判断になったのは桐仁の言動があるのよ?
【桐仁】
分かってやってるけど桐仁はダメなヤツですよw
第2ラウンド
VelocitySystem
| 零 | 壱 | 弐 | 参 | 肆 | 伍 | 陸 | 死地 |
---|
プロット | | | | | | | 香織 コトリ | |
ファンブル | | | | | | | | |
【GM/コトリ】
「私の全てを、この偽りの魂をその門へ」
【香織】
見敵術の判定。
2D6 >= 7 (判定:九ノ一の術)
【GM】
えーっと…
揺らしって奥義に入るんだっけ?
【香織】
ひどいGMだw
忍術と妖術にもらいます。
【香織】
コトリには手を抜く気はないよ。
2D6 >= 5 (判定:壊器術)
【香織】
「リミット、リリース!ライトニング・ブレイクッ!」
【GM】
避けてみよう。いけるかな。
2D6 >= 10 (判定:走法)
【GM/コトリ】
「先程の戦い、見させていただきましたから」
【GM/コトリ】
「あなたに恨みはないです。私は私の使命のためにその門が欲しいだけ」 自分の兵糧丸を1個あげるよ>香織
【香織】
「どういうつもり?」って呼吸を整えつつ聞くけど、それどころじゃないか。
【GM】
消えていく意識の中で門の中から光が溢れでて来るのを香織は目撃します。
【香織】
「これが・・・狭き門の真の効果・・・?」
とか言いつつホワイトアウト、かな。
【GM】
条件を満たしたため、ここに《巨神魂魄丸》が出現します。コトリは戦果として《巨神魂魄丸》を取得します。
M3-6.雨に打たれて
シーンプレイヤー:比良坂 亜里沙
【GM】
ではプレイヤー側、第3サイクルの最後。亜里沙のシーン。
【亜里沙】
ドラマシーンで。シーン表をふりましょう
【ダイス】
強い雨が降り出す。人々は、軒を求めて、大慌てて駆けだしていく。
【亜里沙】
じゃあ、雨の中、傘も差さずに亜里沙がカランコロンと下駄を鳴らしながら歩いています
雨の滴は亜里沙の肌に触れた瞬間に血のような赤に変色します
それはこの現し世にあふれ黄泉に往くことのできない霊たちの血なのかもしれません
というわけで、死霊術で判定。銀先生の秘密を探ります
山地 銀の秘密
あなたの一族は5年前に行われた神器「狭き門」の起動実験に参加して全滅した。
起動した狭き門からは「巨神魂魄丸」が這い出て、誰かに憑依しているはずである。
プライズ「巨神魂魄丸」の所持者を見つけ、そちらも封印した場合、使命達成による功績点が5点になる。
【亜里沙】
「ふうン……ふふ、なんや鞍馬神流の誇る精鋭も大したことないんやねえ。あのザマじゃ……」
「役にたたへん女や」
【亜里沙】
で、カランコロンと歩いた先に、さきほど奥義を受けて倒された桐仁くんが倒れている、というのはどうでしょう
【亜里沙】
では、懐から懐紙かハンカチかを取出し、しゃがみこんで傷をそっと撫でましょう
「……派手にやられたもんやねえ。女の子の嫉妬は怖いわあ」
【桐仁】
「お前は……お前、まさか」とか言っておこう。
【亜里沙】
「ふふ。大きなったねえ、桐仁くん。あのころは、やんちゃな男の子やったのに」
仮面かも知れませんが、表面上は優しい顔です
【亜里沙】
「ま、あたしのことは覚えてへんやろね。コトリちゃんとばっかり遊んでたもんねえ」
【亜里沙】
「ねえ、桐仁くん。コトリちゃんが『狭き門』を起動したのは知ってるやんね。あの子は……あの子は、どこへ行ってしまうん?」
「……教えて。おねがい」
はじめて見せる真剣な目で、桐仁くんに「狭き門」の秘密をちょうだい、とお願いしましょう
【桐仁】
「わからない……わからないな……」GM、狭き門の秘密を亜里沙に。
【亜里沙】
「あんなに……。あんなにあんなにあんなにあんなにあんなにあんなにあぁぁぁンなにようさんお雛さん流したんに、なんで死んでしもたんかなあ? なんで死んでしもたんやろねえ、コトリちゃん……。あたしが、あたしが下手っぴやったからやねえ」
【亜里沙】
「なのに、いまごろ戻ってきて。黄泉の国の食べ物を食したモノが現し世にあらわれて」
「……おかあちゃん、あたしかて会いたいわ」
では、桐仁くんに銀先生の秘密を渡して去りましょう
【GM】
わかりました。銀先生の秘密は公開情報になります。
【亜里沙】
「あのセンセ、桐仁くんの力になってくれるかもしれへん。これから桐仁くんがどうするのかは、知らへんけど」
【亜里沙】
「……宮前家は、常夜八家の名家や。灰は灰に、塵は塵に。死者は、黄泉へ……や」
再び下駄を鳴らしながら去ります
【亜里沙】
それには哀しそうな目をして。
「あンた次第、やね」
「ふふ……大人になったと思たけど、そんな質問するやなんて、まだまだ子どもや」
【桐仁】
雨の中立ち尽くす桐仁。そんなシーンでおわり。
舞台裏の反応
【銀】
まー、なんであーゆームーブになったかは分かっていただけるかと思うw<秘密暴露
【香織】
てっきり銀先生が宮前の血を引いてるのかなあ、とか思ってた。
【GM】
では第3サイクル。プレイヤー側の最後のシーンを終了します。
クライマックスフェイズに入る前に、最後のマスターシーンです。
M3-7.――双魂流転――
マスターシーン
【GM】
次はマスターシーン。
暗闇の中、ただ時を待つ男、鬼怒川論悟。
そこに現れたのは…
【GM/コトリ】
「…さっきの子が持ってたんですね。教えてくれてもいいのに」
【GM/鬼怒川】
「つまらんことはせん。君の仕事だろう」
【GM/コトリ】
「お母さんに会うために、私の仕事はしました。あとは」
【GM/鬼怒川】
「ああ、あとは我に任せてもらおう。褒美をやろうではないか」
【GM】
そう言って振り向いた先には、宮前コトリの母親の死体がある。
【GM/鬼怒川】
「保存状態は良いぞ。流石は宮前家先代当主といったところか」
舞台裏の反応
【銀】
悪役ムーブが一通り終わったら高いところから登場するかw
【GM】
適当なタイミングで出てきていいよ>ALL
【GM/鬼怒川】
「くく…くっくっく。手に入れた。手に入れたぞ、巨神魂魄丸」
【GM/コトリ】
「その魂はお母さんに。私のも、あげますから」
【香織】
「やれやれ・・・悪趣味にも程がありますよ」って顔をしかめつつ
【GM/鬼怒川】
「ふん、香織か。狭き門に引きずり込まれたかと思うたが」
【香織】
「幸いタフさや素早さにはそこそこ自信がありまして」って肩をすくめる。
【GM/鬼怒川】
「では、そこで見ておれ。今こそ忍神誕生の時ぞ」
【亜里沙】
では、「先代宮前カタリ」の死体が起き上がってコトリを見つめます
【亜里沙】
「コトリちゃん、宮前家の人間がこんなんしたらあかんよ? わたしは、いつでもあなたのそばにおんねんから」
先代カタリはうつろな目でコトリを見つめます
【GM/コトリ】
「お母さん…!?いや、違う!儀式はまだ済んでいない!!」
【亜里沙】
先代カタリの皮がべろべろと果物の皮のようにはがれ、中から亜里沙が出てきます
【亜里沙】
「くふふふふ。死体を弄んだら、あかんねえ」
「ねえ、コトリちゃん?」
【亜里沙】
先代カタリの死体はそのままです。ある種の幻術ですね
【GM/コトリ】
「ひどい、ひどいよ!どうして、どうしていつも私の邪魔ばっかりするの!!」
【亜里沙】
「ふふふ。自分ひとりでおかあちゃんに会おうなんてずるいわあ」
「あたしもよせてぇな」
【GM】
コトリは少し逡巡したあと、達観した表情で答える。
【GM/コトリ】
「…いいよ」
「私は、ここまで。1人であの門をくぐるから」
【GM】
言葉と同時にコトリの胸に生える腕。背後から鬼怒川が巨神魂魄丸を抜き出した。
鬼怒川がコトリからプライズ「巨神魂魄丸」2つを受け取りました。
【香織】
虫を見るような目でそれを眺めてる香織ですが、思い出したように鬼怒川に声をかける。不自然ににこやかに。
「そうそう、鬼怒川さん。はい、頼まれてたもの」って奥義情報を渡す
そして「いやあ、良かった良かった。これで私もお役ごめんですねえ」ってにこやかに笑いつつ鬼怒川に攻撃する。
【GM/鬼怒川】
「わかっていたとも。何度お前の脳を、心を、全てを覗いたと思っておる?」
【香織】
「でしょうねえ。でも・・・どうせ私も使い捨てる気だったんでしょ?なら、それで理由は十分!」
【GM】
そして、受け取った奥義情報を元に、指矩班が秘術・流転!
2D6 >= 5 (判定:記憶術)
【GM】
神通丸!
2D6 >= 5 (判定:記憶術)
【GM】
焦った。焦ったが、計画に狂いはない!(キリッ
で、コトリは倒れる。肉体はそのままそこに崩れ落ちるよ。
【香織】
えーとつまり、このままクライマックス終えると死ぬ、ってことですね。
【GM】
そうですね。最後に勝利した人が巨神魂魄丸をコトリにいれると宣言すれば生き残れますよ。
【GM】
コトリの肉体に入ってたものと先程「狭き門」から出てきたもの。
今、2つの巨神魂魄丸が寄り添うように鬼怒川の前に浮いている。
【GM】
開かれた「狭き門」がまるで浮いている2つの魂を祝福するかのように、頭上に浮いている。
鬼怒川はその魂2つを掴み取り、体内へ入れる。
【香織】
「コトリだかカタリだか知らないけど、死人が死んでるのは別に良い。でもアンタにその力を渡すのは気に食わない。だから・・・ここで潰すよ」
【GM】
香織の言葉には答えず、力の奔流が鬼怒川から溢れ出す
【GM/鬼怒川】
「抗うのであれば抗うがいい。神に抗うが人の運命であれば、我はその足掻きを受け入れようぞ」
【香織】
「神気取り、ね」冷ややかな目で鬼怒川を見ながら。
【銀】
じゃあ、そこにバイクで駆けつけてくる。
倒れているコトリと開いてる門とウボァーになってる鬼怒川を見て、「遅かったか……!!」
【GM】
開いた門からは聖歌が流れ出す。その奥にはA級、S級の渡来人がこちらを伺う気配を感じる。
舞台裏の反応
【GM】
銀の一族はA級、S級巨神レベルの渡来人数十体を相手に世界を守りきったのだぞ。
【銀】
「こうなった以上、やることは決まっている」銃を取り出しながら
「それで? お前はどうするんだ? 雨森」
【桐仁】
「……わからない。俺は、今は、とにかく鬼怒川を倒す。それしかできないから……」
【香織】
「・・・煮え切らないなあ、もう!」ってぶーぶー言ってる。
「好きなら好きって言って、笑顔見せて、抱きしめてくれればそれで女の子は嬉しいもんなのに・・・バカ・・・ホントバカ」
【亜里沙】
「ふふふ、ほな、みんなで仲良うあのおっさん殺しましょか。くふふ、けひひっ」
【香織】
亜里沙を胡乱な目つきで見るけど反論はしない。
【銀】
「どのみち奴を倒さねば、世界は滅ぶ。やるしかないさ」
【香織】
「さて。じゃあぱぱっと世界を救いますか!」
【GM】
桐仁の脳裏に浮かぶのは、2人の声。
「娘を、娘たちをお願いね」「守ってね」
そして物語はクライマックスへ突入する。
【GM】
で、シノビガミになったからこいつの奥義は4つだ。よろしくな。
続く!