M3.メインフェイズ/第3サイクル
M3-1.雨の気配
シーンプレイヤー:無燈 切夜
【切夜】
まぁとりあえずやりたいことぶっちゃけていいかなー?
【切夜】
じゃあ、千代さんに強奪でっきるっかなー?
【GM】
戦闘するなら居所が必要なのよ。誰かのドラマシーンに出て居所もらうとか。
【切夜】
じゃあそれで。ドラマシーンで秘密を空けてく方向性で。
GM注釈
シノビガミにおいて、居所はたまに物凄く重要になる時がある。
利害関係が不明なうちに交換を申し出るようにすると便利かも知れない。
【ダイス】
ひと雨きそうな午後。重たい空気にキンモクセイがつと香る。
【GM】
どんよりと重たい雲が広がっている。そんなある日の午後。
【切夜】
「さて、色々見えてきたところで……」
「まぁ、なにかの見えざる手の部分が気になってきたなぁ。」
「……さて、そんじゃあひとつ、気持ちを入れ替えていくとして……」
「調べますか。」
【切夜】
そうですね、で、そこからすぱっと姿を消して。
潜伏して森崎女史の秘密を調べたい。
【麻子】
えっとですね
どしゃと転んで潜伏してる切夜にぶつかります。
【麻子】
じゃあ泥だらけになりながら立ち上がって「すみませんすみません、ちょっとぼーっとしてて」
【切夜】
「うおっ、な、なんだぁ!?」(ぶつかられてよろよろ
「……なんでそんな泥んこなんです?」(首かしげ
【麻子】
「えっと転んだ時に手をつきそこねて全身で転びました!」キリッとした顔で説明してる
「もうすぐお祭りなので、お祭りの準備してたらぼんやりしちゃって本当にごめんなさい」そんな感じでなにもなければ立ち去っちゃうけど
【切夜】
「さ、さいですか……」
んー、居所渡しときたいけどなんとなく理由が!
【麻子】
あーそれなら
「あっ村のお祭り初めてですよね?よかったら来てくださいね」っていって私の居所渡すよ
【切夜】
「あ、こりゃご親切にどうも……俺はその、今は親切な人の所にお世話になってまして……」居所わたすよー
【麻子】
「あそこのおじいちゃんもおばあちゃんもいい人ですよ!この村の人はみんないい人なんですから」
【切夜】
「ホントにもう、この村の人たちには親切にしてもらっちゃって……」
【麻子】
「それじゃっ私は祭りの準備のお手伝いがあるので!」とたったったー走り去ります
【切夜】
「まったく、アレでドジったって誤魔化されねぇぞ」冷や汗たらりん
【切夜】
「それにしても……以前より『持たなく』なってきてるな……」と片手で腹を押さえてリビングデッドムーブ
【GM】
おお、いいですね。ではそこで終わりにしましょう。
M3-2.明かされた真実、手を取る相手
シーンプレイヤー:黒河 蓮
【ダイス】
草に埋もれ、崩れかけの古い空き家。どこか物悲しさを感じる。
【蓮】
では、丁度背景に「隠れ家」がありますのでそこにしましょうかね
隠れ家でゆっくり潜伏中。
【GM】
ああ、いいですね。村の中に作成しておいた感じでしょうか。
【麻子】
そこに迷子になった森崎が来る感じですかね
【麻子】
「…ここどこだろう…森の木の配置変わっちゃったのかなぁ」きょろきょろ
【麻子】
「あっ・・・えっと最近村に来た黒河さんですね」
【蓮】
「そうそう。やっぱり情報回るの早いなー、こういうトコって」家から出てきます。
【麻子】
「新しい人は目立ちますから、ほらもうひとり居ますし」
【蓮】
「あー、切夜ちゃんかあ。たぶんすごく噂になったんだろうな」
【麻子】
「なりましたねー、悪い人じゃないみたいですけど」
【蓮】
「うん、あんまり」一度森崎の様子を見てから、
【麻子】
「もうすぐ千代ちゃんの晴れ舞台だから、なにか問題を起こすような人じゃなくってよかった」とにこにこしてます
【蓮】
「あー、あの巫女さんかぁ。オレも気になるんだよねーあの子」
【麻子】
「うふふ、なら千代ちゃんの秘密教えてあげましょうか?すっごく千代ちゃんいい子なんですよ」
【蓮】
「今から行こうと思ってたところだしさぁ、送ってくからちょっとあの子のこと聞かせてよ」
「あ、いいの?教えて教えて!」
【麻子】
「いいですよ!」って言いながら一緒に歩きつつ千代ちゃんの秘密を話します
刀束 千代の秘密
あなたは身寄りのない天涯孤独の身である。
だが寂しいことはない。生まれたときからこの村の人々が優しく育ててくれたからだ。
あなたにとって村の人たちは家族同然である。
村から出たことはなくても、それだけで満足だった。
あなたは村の人々に対して『愛情』の感情を抱いている。
そんな恩人たる村の人々だが、『天ヶ原奉納演武』に失敗してしまうと
亡者となって彷徨い続けることになるという文献を見つけた。
そうならないために、必ずあなたの手で儀式を完成させなければならない。
儀式を完成させるためにはプライズ『黄泉路血石』を手に入れる必要がある。
【GM】
全公開になったので補足。
千代から村人への感情は忠誠、としましたが、実は秘密に書かれている「愛情」から変更されてません。
【蓮】
「……へぇ。あの子もすっごく苦労してるんだ」
そんな話をしつつ、村の広場あたりまで来ます。
【麻子】
「でも千代ちゃん、いい子ですから。すごく一生懸命頑張ってますもん!」
【蓮】
「うん、なんか見てても分かるなー。応援したくなるっていうかさ」
この辺で、千代さんにご登場戴けますか
【麻子】
「よかったら一緒に応援してくださいねー」と入れ替わりで退場します
それじゃ千代ちゃんが来る前に姿を消しますよ!
【蓮】
「わかった、じゃあねー」手を振って見送ります。
【蓮】
それじゃあ、こっちから神社に出向きます
儀式の準備が整いだした神社で千代の姿を見かけて、「やー」と声をかける。
【千代】
千代は祭りの準備中ですね
「……あなたは!」警戒姿勢!
【蓮】
「えっ」なんで警戒されるのか分からない顔。
【蓮】
「お話に」なんでそんなに警戒してんの、って顔。
【蓮】
「えー? そうだなぁ、切夜ちゃんのこととか?」
【蓮】
「気にならないわけじゃないでしょ?」にやにや。
【千代】
ちょっと赤くなったりしつつ、
ちょっと表情が曇ったりしつつ
【蓮】
「切夜ちゃんのこと一番知ってるのは、オレだからさ」
【千代】
「あなたの方はこの村に興味ないって、自分で言ってたじゃない」
【蓮】
「うん、そうだね」
「でもまァ、……面白そうだなって、思ってきたんだよ」
「あと、キミが必死で、応援したいなー、とか?」
【千代】
「何よそれ!」怒り出します
「どうしてあなたにまで心配されなきゃならないのよ!」
【蓮】
あれ、何かまずいこと言ったかなあ。分かってない。
【千代】
「それじゃなんだか私が……意地はってるみたいじゃない……」
【蓮】
「……張ってる、かなあ」
「まあどっちにしても、切夜ちゃんのことは、『本当に』知らせておいた方がいいと思ってね」
【千代】
そうですね、このへんで交換しましょうか。(切夜の秘密>千代、黄泉路血石の秘密>蓮)
【蓮】
はい。
「オレが切夜ちゃんのことを一番に知ってるように」
「この儀式のことを一番に知ってるのは、キミだ」
「だからさ、教えてくんない?」
【千代】
「……わかったわ。でも、天ヶ原奉納演武は止められない。私が止めさせない」
無燈 切夜の秘密
あなたはこの村の神社で見た『刀束 千代』が気になっている。
村から出たことがないという『刀束 千代』に何とか海を見せてやることはできないか。
そう考えながらここで過ごしてきた。
あなたの本当の使命は【『刀束 千代』に海を見せる】ことである。
黄泉路血石の秘密(再掲)
『天ヶ原奉納演武』を完成させるためには、
クライマックスフェイズに以下の条件を満たす必要がある。
【条件】
1.『黄泉路血石』の保持者が儀式の開始を宣言する。
2.『贄の神子』が1人を除いて脱落する。
条件を満たした場合、
戦場に残った『贄の神子』が死亡して『黄泉路血石』に捧げられ、儀式は完成となる。
上記の条件を満たせない場合でも、
6ラウンド以内に『贄の神子』を全員脱落させた上で
『黄泉路血石』を戦果として奪うことで儀式を行うことは出来る。
その場合、『贄の神子』は全員死亡する。
条件を満たせず6ラウンドが経過すると、儀式は失敗となる。
儀式が失敗した場合、その時点で最も生命力が多いものを勝者とする。
勝者は脱落したキャラクターの中から1人を選んで死亡させることができる。
【蓮】
「……切夜ちゃんは、キミを村から連れ出そうとしてる」
「もちろん、切夜ちゃんも一緒だ」
「そうなったら儀式は? ……もちろんおじゃん」
「そうなったらここの人たちは……どうなっちゃうんだっけ?」
【千代】
「そんなこと、させないって言ったでしょ!」
【蓮】
「そうだ、だから」
「止めるのは、オレじゃない。切夜ちゃんを、止めなきゃいけないんだよ、キミは」
【千代】
「止めるわよ、止めて……」思わず涙が出てきてしまいます
【蓮】
「うん、だからさ」泣き出す千代を見ながら
「オレも、協力するよ?」
【蓮】
「言ったじゃない。切夜ちゃんを連れて帰れれば、オレはいいんだってさ」
「オレとキミで切夜ちゃんを止めて、オレが切夜ちゃんを外に連れていく」
「それなら、切夜ちゃんはキミの邪魔なんかできない」
【蓮】
「あと、そうしてくれるなら」
「オレは儀式自体の邪魔なんか、絶対にしない」
舞台裏の反応
舞台裏補足
【GM】
ハッ。儀式が成功して連れて帰っちゃったら使命は達成できないよ。一応伝えとこう。
【GM】
儀式が成功した場合、切夜を生贄にしないと切夜は死なないのでご注意。
【GM】
儀式を行う場合、切夜が死ぬか千代が死ぬか。勝った方が死亡です。
【切夜】
「また好き勝手言ってくれてるな、お前。」
ざっ、と登場します。
【蓮】
「きゃー、見つかっちゃった」その割に楽しそうな笑い。
【切夜】
「隠し事をしたまま意思決定を迫るのはどうかと思うぜ。それは詐欺師のやることだろ……まぁ、その辺はかわらないか、俺も、お前も。」と蓮に言います
【切夜】
そんでもって千代に向き直って
「……まぁその、色々考えるのは、ちゃんと全部知ってからで問題ないと思うぜ。」と言って、村人の2番目の秘密を公開します。
【切夜】
「うるせー、お前にも利益の無くはない話だからちゃんと聞けっ」
村の人々の秘密2(再掲)
巫女として、生贄として、村人たちは『PC2』を育ててきた。
だが、幼い頃から育ててきた村人たちにとって、
『PC2』は既に何物にも代え難い特別な存在となっている。
そして彼らは決断した。契約を破棄して『PC2』を村の外へ逃がそうと。
村の人々の真の使命は【PC2を逃がす】ことである。
【切夜】
「で、まぁここからが本題なんだが。」
千代を見て「君は、儀式を成功させたい。」
蓮を見て「お前は、俺の死体を持ち帰りたい」
「俺は……まぁ、その、千代に世界を見てほしい。」
「これらを満たすためには……俺が儀式を成功させればいい、と思ったんだけど。」
【千代】
切夜のほっぺたに平手打ちを食らわせます!
【切夜】
「……言っておくけど、俺はもう死んでいるらしいんだが?」
【蓮】
「……なんていうか、やっぱり意地張ってない?」
【切夜】
「まぁ、先に蓮の意見を聞かせてもらおうか。どうかな、このアイディア」
【蓮】
「オレが切夜ちゃん殺せないのがすっげー癪なのを抜けば、それでいい」
【切夜】
「何かを手に入れるためには、何かを捨てなきゃな。」
【千代】
「何よ、人の気も知らないで!私帰る!」
頭から湯気を噴き出しながらズカズカ帰りたい
【切夜】
「わっかんねーな。解決策はコレしかないだろうに。儀式を邪魔するヤツが――」ここで某ドジっ子を思い浮かべます
「――いないともかぎらないのにな。」
「まぁその点、お前はわかりやすくていいよ、蓮。」
【蓮】
「……しかしさ、それなら、オレら二人であの子と、その邪魔するヤツを止めるのか」
【切夜】
「はっはっは、ここまで来たら一蓮托生ってやつだぜ!」
【蓮】
「そうだねぇ。……また背中合わせて戦うことになるなんて、思いもしなかったけどね」
【切夜】
「まぁ、扁形斜歯コンビ復活といこうじゃねーの」
【蓮】
「そうやって最後にまた切夜ちゃんと戦えるんならさー」
「オレ、やっぱ、嬉しいなぁ」にこにこ。
【切夜】
「そうかい。まぁ、死体になってもよろしくな、って言っとくぜ」
【切夜】
「じゃあ、仕込みでも始めるか」といって先に消えます
【蓮】
じゃあね、と手を振って、こちらも消えます。
そして、潜伏先の隠れ家に帰る。
潜伏術で回復判定を。
闇神楽の反動で妖術が落ちてます。
舞台裏の反応
覚悟の裏で
【GM】
いや、いいシーンになりましたよ!わくわくぞくぞくしてたよ。
【GM】
あ、蘇った切夜さん。このまま儀式が行われなくてもすぐ死にはしないよ。天寿を全う出来るかは不明だけど、即死はしない。
村人は即、亡者化するけどな。
【切夜】
明日死ぬかもしれんなら、今死んだって変わらん気がw
M3-3.儀式のお手伝い
シーンプレイヤー:森崎 麻子
【麻子】
それじゃっ戦闘シーンで
千代ちゃん、最後に手合わせしましょう
【麻子】
「千代ちゃん、儀式前にちょっと手合わせしてくれないかな?」
【千代】
「そうですね……私も迷いは断っておきたいですし」
【千代】
「刀束剣術師範代、刀束千代、参ります!」
第1ラウンド
VelocitySystem
【千代】
ではまず「朱雀相・翼の太刀」陽炎を使用します
2d6>=5 刀術
【千代】
成功、続いて「玄武相・甲の太刀」接近戦攻撃です
2d6>=5 刀術
【ダイス】
12[6,6] > 12 > スペシャル(生命点1点か変調1つ回復)
【麻子】
殺意高いなぁw
さてと回避行きますね、目標値+2か
2D6>=8 (判定:骨法術)
【麻子】
「すごいなー千代ちゃんは、刀の機動が見えなかったよ」
それじゃ私は奥義を
■奥義
《領域掌握》
指定特技 :地の利
エフェクト:範囲攻撃
【麻子】
「千代ちゃんのたってる場所、この間の大雨で地盤が緩くなってるんだよ」っていいながらその部分にコンパスを投げて突き刺し地崩れを起こします
【千代】
「なっ……!」
頑健2点潰して脱落ですねー
【麻子】
地崩れに飲まれた千代ちゃんから黄泉路血石を奪います
「ねぇ千代ちゃん、千代ちゃん迷ってるよね?」
【麻子】
「千代ちゃんがどうしたいか、これを持ってもう一回聞きに行くからそれまでにちゃんと考えておいてね。」
「私は千代ちゃんがちゃんと御子として儀式してくれるって信じてるよ」
「他の人を犠牲になんてしないよね?」
とだけ釘をさして退場します
M3-4.巫女の願いは雪とともに
シーンプレイヤー:刀束 千代
【千代】
ドラマシーンにしましょう。シーン表振ります
MST
【ダイス】
美味しそうな果実がたわわに実っている。一つくらい取って行ってもバチは当たらないだろう…。
【麻子】
傷を癒すために果実を食べてる感じかしら?
【GM】
まぁ、でもそんな気分じゃない、って感じかな。
【千代】
いや、これは
神前に捧げる収穫物なのだ!
だから取ったらバチがあたるぞ!
【千代】
そういうわけで、神社で祭りの準備をすっかり済ませて
麻子さんを待っている千代であります
【千代】
いや、ちょっと時間おいたことにしましょう。一晩くらい
【麻子】
了解!そうしたら千代ちゃんしか居ないのを確認してから会いに行きます
「千代ちゃーん」
【麻子】
「うん、千代ちゃんはどうするのかなって。私はこの村の平和が大事なの、村の人たちはみんな優しいし良い人だし」
「千代ちゃんはどうなのかなって」
【千代】
「はい、みんなホントに優しいです」
「切夜さんも、蓮さんも……優しいです」
【麻子】
「そんな人達を千代ちゃんは犠牲にするのかなって?」
【千代】
「あれから色々考えて、私、覚悟決めました。」
【千代】
千代は髪を後ろで結ってちょんまげにしてるんですが
そのちょんまげに刀を当てて、切り離します
GM、刀術で情報判定します
麻子さんの秘密を抜く
森崎麻子の秘密
儀式『天ヶ原奉納演武』に関する研究の結果、祭儀の巫女に呪いをかけることで
日ノ本の国を守る『降魔結界の儀』が行えることが分かった。
あなたの真の使命は【『降魔結界の儀』を完成させる】ことである。
『降魔結界の儀』は『天ヶ原奉納演武』の邪魔をするものではない。
あなたは『PC2』に接触し、密かに呪いを施してきた。
あとはメインフェイズ中に『PC2』の生命力が1点以上減少した上で、
『PC2』を巫女として『天ヶ原奉納演武』を行うことで、『降魔結界の儀』は完成する。
『降魔結界の儀』が完成すると『PC2』は存在自体が消滅し、全ての記憶から消え失せる。
※以下、PLによる追加設定。
この国を守る崎守一族の一人。守り手として一人前になると先代から名前を受け継ぐ。
国を守るために生まれ、国を守るために散ることを美徳としている。
【千代】
「私、切夜さんのこと、好きになりました」
【麻子】
「そうなんだ、それじゃあ千代ちゃんはどうするの?好きな人を犠牲にして生き延びて外を見るの」って言いながらすごくにこにこしてます
【麻子】
「私はね、千代ちゃんがちゃんと儀式をしてくれるなら千代ちゃんの味方だよ」
【千代】
「私は儀式を完成させます。この村と切夜さんを守ります」
「そのためにこの命、どうなったってかまいません」
【麻子】
「うん、そっかわかった。なら私の名前教えてあげる、千代ちゃんを信じた証に。それと、これとこれあげるね」
と言いながら私の兵糧丸と黄泉路血石を千代ちゃんに渡します
受け取ってもらえるならですが
【千代】
「えへへ、麻子さんも優しいですね……」受け取りましょう
【麻子】
「麻子じゃないのよ、私は崎守麻耶。この国を守護する一族の一人」
「私のことは恨んでもいいからね、千代ちゃん」と今までの田舎の女の子っぽい雰囲気が消えて大人の笑みを浮かべます
【麻子】
「千代ちゃんは私の妹に似てるよ」って言いながら千代ちゃんの頭を撫でます
【千代】
「でも麻耶さん、優しいついでにもう一つ、お願いしていいですか?」
【千代】
「私が死んで、すっかり忘れられちゃったら悔しいから……」
「これ、切夜さんに渡してください」といって
自分の髪を差し出しましょう
「私にはこの気持ち、伝えられそうにないけど……」
【麻子】
「どうなるかわからないけど、預かっておくね」
とその髪を受け取って、ハンカチに包んでしまいます
【千代】
「ありがとうございます」深々とお辞儀をして
「天ヶ原奉納演武、必ず成功させましょう」
【麻子】
「期待はしないでね、やれることは私もやるけどどうなるかわからないから。がんばろう千代ちゃん」
【GM】
では、その言葉を待っていたかのように、曇天の空から雪がはらりと落ちてくる。
【麻子】
「もう冬が始まったのね」
といいながら千代ちゃんの肩に自分の上着をかけてあげます
【麻子】
「それじゃあ、また儀式の時に」とだけいって姿を消しましょうかね
【GM】
はい。では、雪を眺める千代を映してシーンを閉じましょう。
舞台裏の反応
想定通り
【蓮】
この得体の知れないムーヴ……是非参考にしたい……!
【麻子】
崎守摩耶が本名でした、せっかく公安隠密局なので偽名とか使ってみた
【麻子】
無面目とか今回は擬態型イメージだったものですからw
【麻子】
そして秘密が抜かれるまででてこない本名
まさかの回想シーンでお披露目フラグもあった
【蓮】
ドジっ娘と擬態系のギャップ萌えがいいです<森崎さん
【麻子】
あれはねー徹底的にドジっ子でバレるまでは行こうとおもってました!
やっぱそこからガラっと変わる瞬間が擬態系の面白さかなとおもって
【麻子】
今まで見ていたものは偽りだったというのを演出したかったのです
かくて舞台は整った。