2←
→4
シノビガミ リプレイ『秋空に雪舞えば』

M2.メインフェイズ/第2サイクル

舞台裏の反応

千代デレすぎ

【GM】
千代ちゃんは既にデレすぎではないか。
【千代】
そういう時代だからな!
【GM】
次2サイクル目ですよ!ペース配分ペース配分!
【千代】
今回は色々考えてあるので全力疾走で行くよ
【蓮】
第一→第二サイクルの間でちょっと打ち解けたりするんじゃ?
【GM】
ああ、唯一の年が近い村人ですしね。
【麻子】
私はっ
【蓮】
お姉さん的ポジションで!
【GM】
そうだった。麻子さんがいた。3人でつるんだりしてるといいよね。
【麻子】
麻子さんどんくさいからよく置いて行かれる
遅れながらお弁当持ってきたりする
【蓮】
良い人じゃないですか
【麻子】
村が平和であれば部外者でも気にしないよ

【GM】
では、切夜。
【切夜】
はいなー

M2-1.ここに居ちゃ分からないこと

シーンプレイヤー:無燈 切夜


【切夜】
あ、ドラマシーンで
MST
【ダイス】
山中に続く林道。勾配の厳しい道から、紅葉が浮かび流れる穏やかな川が見下ろせる。
【切夜】
で、千代さんにご登場願いたいんですが(ちらっちらっ
【千代】
はいな
たしか2サイクル目は結構時間が経過してるんですよね
【GM】
そうですね。おまかせしますが、ちょっと時間が経って、切夜が村に馴染んできてる?まぁ、そんな感じ。
【切夜】
いや、流石に馴染めないw
多分頻繁に逃げようとしてタイミングを見つけられない感じ?
【GM】
よそ者ではありますが、彼がいる風景に違和感がない、と。
【切夜】
村人は暖かく接してくれるんだけど、ちょっと逃げ腰及び腰な感じで
【GM】
ああ、いいですね、そうしましょう。

【切夜】
じゃあ今日も逃げ道を探して山中へ続く道へ歩いて行きます
その途中で待ち構えていてくれるとうれしい。
【千代】
するとそこは千代のいつものトレーニング場だった、と
【切夜】
「……参ったな。また君に見つかるなんて、ツいてない。」
【千代】
山の中はほぼどこも千代の庭、というかトレーニング場ということで!
【GM】
あんだけ体術偏重だから、すげぇ身体鍛える場になってそう。
【千代】
「……まだ何か企んでるの?」
【切夜】
「まぁ、外に出たいだけなんだけどね」
【GM】
村人は特に止めたりはしないよ。まぁ、タイミングが悪いんだろうね。
【千代】
「いつもそれね」
【切夜】
「まぁ、確かにこの村はいい所だけど。なんかこう、性にあわなくてね。」
こう、崖を上ろうとすると岩が降ってきたりとかね
【蓮】
骨法術で砕いたのに違いない
【千代】
「……こんなこと、聞かない方がいいのかもしれないけど」
【切夜】
「……どうしたの?」
【千代】
「ここから出て、どうするつもりなの?」
【切夜】
「さぁ、何をしよう?」

【切夜】
「何も考えちゃいないよ。でも、ここに居ちゃわからないこともあるしさ」
【千代】
「外に出たって、どうせまた、斜歯に追われるだけなんじゃないの?」
【切夜】
「そうかもね」
【千代】
「だったら……」
【切夜】
「でも、ここに居たってかわらないさ」
「人は自分の心に従って生きるしかないんだよ。それが外に向いているなら、行かなきゃいけないんだ」

【切夜】
「……君は、村の外に出たことは?」
【千代】
「……ないわ」
【切夜】
「じゃあ仕方ないかな。この気持ちはわからない。自分が何も無い状態になって、はじめてわかることもあるんだ」
「自分のしてきたこと、そんでもって……これから自分が何をしたいか、とかね。」
「まぁ、君がこの村の中にいたいと思うならそれでもいいんじゃないかな。ただ、俺は自分のしたいことをするんだ」
「ただ、もし君がこの村から出たいと望むなら、その時は……」
といって、村人の秘密というかその辺を書いた紙ヒコーキを千代に投げます
【GM】
紙ヒコーキ!くぅ、いいな、こういうの。

【GM】
では、まず村人の秘密を公開しましょう。
【切夜】
おおっ、これで全員に行き渡るね。
【GM】
そうですね。感情結んでるので。
【千代】
ドキドキ

村の人々の秘密 

村人は『黄泉路血石』を保持している。
戦闘を仕掛ければ黄泉路血石を手に入れることが可能である。
村人は戦闘能力を保持していない。
 
この村は800年前に渡来人『YOMI』と契約し、永遠なる幸福を享受する村となった。
この村に生まれた住人は『黄泉路血石』を媒介にして穢れを周囲の村や町に押し付けることで、
永久に死ぬことなく幸福でい続けることが出来る。
 
今年はこの契約の更改を行う年であり、
巫女であるPC2は儀式に捧げられる『贄の神子』でもある。
PC1もまた予備の『贄の神子』であったが、
幼い頃に忍の者の手により連れ去られていた。
 
『PC2』は、村の人々に+の感情を抱いていなければ、
使命を【村の外へ逃げる】に変更してもよい。
使命の変更はクライマックスフェイズ開始前に行うこと。
 
村の人々にはもう1つ秘密がある。

【千代】
あーあーあーそういうことー
【切夜】
そういうことー
【蓮】
そういうことです
【麻子】
なるほどねー

【千代】
では、千代は受け取った紙ヒコーキを開いた後、
切夜の顔面めがけて思いっきり投げつけます
【切夜】
当たります「ぶべっ」
【千代】
「なんで私がこの村を出ないといけないのよ!」
【切夜】
「うーん、生きたくないの?」
【千代】
「私はこの村の巫女なの!何も知らないくせに!」
【切夜】
「そっか。まぁ逃げた俺にはその辺はよくわからんけど」
【千代】
「さっさと帰って寝てなさいよ!バカ!」
【切夜】
「……諦めないよ?」
【千代】
「バカ!!」ともう一回言っとこう
【切夜】
「そんなに言わんでも」
「まぁ、今日の所は引いとこうかな」

【GM】
なるほど、この展開のためのデレか、流石。
【千代】
で、蓮の秘密を投げ返した紙ヒコーキの端っこにこっそり書いておく
【GM】
そこに書くのか。それも公開だ。

黒河 蓮の秘密(再掲)

あなたは『PC1』に止めを刺し、確かに死亡させた。
だが、この指輪木村から漂ってきた霧に『PC1』の死体が触れた途端
ヤツは息を吹き返し、逃げ出したのであった。
 
恐らく、この村に眠る『黄泉路血石』が鍵を握っているのであろう。
斜歯の文献によると『黄泉路血石』には人の想いを束ね、操る力があると言うが…
この秘密を知る者が『黄泉路血石』を手に入れた場合、【感情操作(指定特技:傀儡の術)】を使用することが出来る。

【切夜】
なるほどなー(リビングデッドっ面
【GM】
うむ。君は死んでいた。
【切夜】
わぁいゾンビだー
【GM】
まぁ、そんなことを言われても君の身体は今はピンピンしてるし、実感は沸かないね。
【切夜】
ううむ。まぁ今後のロールの参考にしよう
【GM】
判定とかどうしましょう。判定して閉じる感じかな、と。
【千代】
そういえば何もしてなかったな
【切夜】
あ、じゃあ千代様に感情を
【GM】
何で判定します?
【切夜】
うーん、じゃあ今後も逃げまくりでいくつもりなので、潜伏術とかそのへんで
【GM】
ああ、じゃあここで逃げるなり何なりしてもらってもいいですか?
【切夜】
了解。
「ま、そんじゃー村の人に会わないうちに逃げるよ。」
「皆さんによろしくー……」 気配を遮断するように周囲に姿を溶け込ませてフェード・アウトさせます。
【GM】
判定どうぞ。
【切夜】
2D6>=5 (判定:潜伏術)
【ダイス】
6[3,3] > 6 > 成功
【切夜】
ET
【ダイス】
愛情(プラス)/妬み(マイナス)
【千代】
ET
【ダイス】
共感(プラス)/不信(マイナス)
【GM】
愛情きたー!
【麻子】
でたー愛情
【切夜】
うん、これは迷わず愛情。
【千代】
バカバカいいつつ共感を取るツンデレムーブで。
【GM】
いいですね。ツンデレムーブ。
では、そこでシーンを閉じましょうか。
【切夜】
ういーっす

舞台裏の反応

無面目の恐怖

【千代】
麻子さんの秘密がすごく怖い気がしてならないが
【切夜】
うん、すげーこわいお
【千代】
無面目持ちという……
【麻子】
なんで怖がられてるんだ・・・
【蓮】
無面目があるだけで怖く見えますよね
【麻子】
使ってみたかったんだよ無面目…とる機会があまりないから
【切夜】
そんなちゃちぃいい訳はつうじないぜッ


GM注釈
無面目とは

公安隠密局が使える流派忍法。
成功した情報判定を失敗させることが出来る。
この忍法を持っている相手から秘密を抜き出すには、
戦闘で勝利するか、誰かと連携して2回情報判定を行うしかない。
(サポート忍法は1サイクル1回の制限があるため)

どうしても隠したい秘密があるであろうことが推測されるため戦々恐々である。


【GM】
では、次どうするー?
【蓮】
他にいらっしゃらなければ…
【GM】
では蓮で。

M2-2.みんな幸せになる方法

シーンプレイヤー:黒河 蓮


【蓮】
居所の持ち合わせがありませんので、ドラマシーンで
MST
【ダイス】
村の広場。山や田畑が一望できる。波打つ稲穂の絨毯、山々には紅葉。秋を感じるひと時だ。
【蓮】
村の広場に、村人が何人か集まって談笑しているようなところを想定しますか
【GM】
はいはい。
では、飯塚さん(お婆ちゃん)などが集まっておりましょう。
姿を現す?
【蓮】
いいえ。そんな平和な風景から、高速機動で村人を一人さらいます
【GM】
きゃー!
【蓮】
で、そのまま森の中にでも連れていってしまいましょう
【GM】
はい。では人が突然消えたことによって騒然とする村を後目に森の中。
【GM/飯塚】
「あ、あんた、何者だい?」
【蓮】
「オレ? えっとねぇ、切夜ちゃんの友達!」 良い笑顔。
【GM/飯塚】
「友達…?それにしては、いきなりこんなとこ連れてきて、どうしようってんだい」
【蓮】
「いろいろ知ってるんだ、この村が、どういうところだとかさ」
「でも、まだ、何か隠してるんでしょ?」
【GM/飯塚】
「…隠し事なんてないよ」
【蓮】
「嘘つき、嘘つき。オレ、知ってるんだ」
「教えてくれないなら、教えてもらう」
この辺で拷問術を……
【GM】
ああ、拷問されそうになったら吐くよ。まずは判定をお願いします。
【蓮】
はい、では拷問術で村人の秘密2を抜きます。
2D6>=5 (判定:拷問術)
【ダイス】
12[6,6] > 12 > スペシャル(生命点1点か変調1つ回復)
【蓮】
忍術を回復します!よし!
【GM】
おお、すげぇ拷問。
蓮と切夜にお渡ししました。

村の人々の秘密2

巫女として、生贄として、村人たちは『刀束 千代』を育ててきた。
だが、幼い頃から育ててきた村人たちにとって、
『刀束 千代』は既に何物にも代え難い特別な存在となっている。
そして彼らは決断した。契約を破棄して『PC2』を村の外へ逃がそうと。
村の人々の真の使命は【刀束 千代を逃がす】ことである。

【蓮】
で、聞くだけ聞き出したらここで飯塚さんは逃がしちゃいます。一旦退場していただいて宜しいですか
【GM】
では、ぐったりした飯塚さんを霧が包み込み、姿が消えました。

舞台裏の反応

プロフェッショナル正座

【麻子】
やばい私の好きなシリアルキラーの匂いを感じる
【GM】
私の好きな言い出したw
【麻子】
危ない香りにテンションアップなう
きゃーきゃーーーー
すみません座ってます(正座
【切夜】
流れるような正座までの一連の動きは流石熟練者やでぇ
【千代】
プロフェッショナル正座w
【麻子】
ついキャッキャしてしまった反省はしてる後悔はない

【蓮】
「ふーん」霧で消えた飯塚さんの後には、あまり興味もなく声を上げます
そのまま、空を見上げて。
「盲組。盲組かァ、仲良くはしてもらってるんだけどね、おんなじ暗部同士」誰も居ない森の中で、ぶつぶつ独り言。
「でも、オレ等は盲じゃァない。オレ等の目は、どこにだってついてるんだ」
「逃がさないよ。盲を抱える斜歯の目は、盲じゃァないんだから」
「電脳処理制限、解除」
奥義を使用させて下さい。追加忍法より、闇神楽。
【GM】
きた!
【蓮】
2D6
【ダイス】
8[4,4] > 8
【蓮】
成功、と。では絡繰術で判定を。
斜歯忍軍、それとそうであった者の情報を記録する斜歯忍軍の人工衛星と、機忍としての機械頭脳を接続して情報を得ます。
切夜の足取りは、全部分かっていた訳ですね。
【GM】
はい。電脳的にOKです。
【蓮】
2D6
【ダイス】
6[3,3] > 6
【蓮】
切夜の秘密を下さい。
で、闇神楽の効果で妖術を潰します。
【GM】
はーい、了解です。

GM注釈
こちらも公開されるまでお待ちください。

【蓮】
じゃあ少し、切夜さんと話し込みに行って宜しいですか
【切夜】
OKです。出ればいいのかな?
【蓮】
はい、お願いします。
具体的にはこちらから会いに行きますが。
【切夜】
あ、じゃあその辺の丘にねっころがってる
【蓮】
じゃあ森の木を飛び移ってきて、その近くにすたっと着地
【切夜】
「どうしよーかなー……なんとかせんとなー……」
【蓮】
「やー切夜ちゃん、お困りー?」「
【切夜】
「……なんだ、蓮か。困ってはいるがお前には関係無ぇよー」
【蓮】
「なくないもーん、切夜ちゃんが困ってんならオレにも関係あるもん」
「あの女の子のことだっけ?」
【切夜】
「あー、まぁ、そんな感じ」
【蓮】
「そっか」ぼすっと切夜の隣に座り込みます
「切夜ちゃん、あの子を助けたい?」
「あの子が村の人達に踏み台にされるの、黙って見てられない?」
【切夜】
「まぁ、割と助けたい。けど、まぁその辺はあの子の意志だろ」
【蓮】
「そうだよね、意志だよね」
【切夜】
「それよか割と、俺がなんとかなればいいんじゃね?となぁ」

【蓮】
「でも、その意志、なんとかできちゃうかもよ?」
【切夜】
「妙な手段はお断りだぞ」
【蓮】
「脳改造とかじゃないから安心していいよ?」
【切夜】
「斜歯の言う台詞じゃねぇな」
【蓮】
「ひどいなぁ。……切夜ちゃんだって知ってるでしょ、この村にある石」
「アレが手に入れられればさぁ、なんとかできるかもよ」
「そうやって、あの子を村の人達から切夜ちゃんに振り向かせちゃえばいいんだ」
【切夜】
「……それが妙な手段って言ってんだよ阿呆。」
【蓮】
「えー」実に不満そう。
「でもさ、そうでもしないときっと、あの子は考えを変えない」
【切夜】
「第一、この村の連中の考えも知っちまったしな。そんな手段には訴えられねー」
【蓮】
「ちぇっ、つまんないの」そのまま立ち上がります

【切夜】
「あるんじゃねーの? みんな幸せになる方法が。」
【蓮】
「あったら傑作だなァ!」本気で笑っています
「オレとしては、切夜ちゃんとあの子が本気で殺し合ってくれるくらいが、一番面白いんだけどな!」
「…あー、でも、それはダメか。切夜ちゃんのこと殺すの、オレだもん」
【切夜】
あ、じゃあ自分の心臓の位置をとんとん、と叩きます
【蓮】
ん?と、切夜の動きを見ます
【切夜】
「まぁ、最後の手段としちゃ悪くないだろ?」と言いますよ
【蓮】
「だからー、切夜ちゃんを殺すのはオレなんだって」
「だからオレ、そんな最終手段、認めなーい」
【切夜】
「ばかやろー」と投げて
「もう死んでるっつーの」って言おうかな。
【蓮】
「そうだね、だからちゃんと、今度は動かなくして実験とかできるように殺すんだー」
そのまま踵を返して去ります
【切夜】
「まぁいいさ、それにしても……」
「……なぁんか見逃してる気がするなぁ」
で、カットかなw
【GM】
ありがとうございました。シーンを閉じましょう。
追い忍と抜け忍、二人の奇妙な話し合い。いいですね。

【麻子】
次、良かったら千代ちゃん先どうぞ
【千代】
ではお先に

M2-3.巫女の悩みと秋の風

シーンプレイヤー:刀束 千代


【千代】
まずはシーン表振りましょうか。ドラマシーンで。
MST
【ダイス】
秋晴れの下、両脇で黄金色の稲穂が風に靡く道。刈り取りを控えたこの短い間にしか見る事の出来ない貴重な光景だ。
【千代】
麻子さんに登場してもらおうかな
【麻子】
私ですか…うーん
ちょっと様子を見てからでいいですかね
【千代】
はいな

GM注釈
麻子の持つ忍法【無面目】は、シーンに登場していると使用時の判定にマイナス修正がつくため、麻子は躊躇している。

【千代】
では、田んぼの畦道をとぼとぼと歩いてる千代。
色々と知っちゃって頭の中がゴチャゴチャで、いろいろ考えてみても、何も浮かんでこない。
次第に歩みが止まって、ぼーっと周囲を眺めていると、気持ちいい秋の風が。
「……うん、走ろう」
「悩んでても、何も始まらないもん」
とりあえず麻子さんのところにでも行ってみようと思って走りだします
すると麻子さんがうっかり置き忘れてた鞄に躓いて転ぶ!
【GM】
ドジっ子www
【千代】
さあ走法で麻子さんの秘密を調べるぞ!いいなGM!
【GM】
まぁ、いいよw
【麻子】
麻子さんはしょっちゅうあちこちに忘れ物を…
【千代】
2D6>=5 (判定:走法)
【ダイス】
5[1,4] > 5 > 成功
【千代】
なんとか成功!
【麻子】
無面目します
【GM】
はい、どうぞ。
【麻子】
2D6>=6 (判定:流言の術)
【ダイス】
5[1,4] > 5 > 失敗
【麻子】
神通丸
2D6>=6 (判定:流言の術)
【ダイス】
6[3,3] > 6 > 成功
【蓮】
惜しい
【切夜】
おおおお
【GM】
ギリギリだったか。では情報判定は失敗になります。
【麻子】
出てきてもいい?
【千代】
はい!
【麻子】
「あーーーー私の鞄あった!!」
【千代】
「あたた……また麻子さんはこんなところに……」
【麻子】
「ごめんね千代ちゃん、怪我なかった?大丈夫?」
【千代】
「私は大丈夫です!鍛えてますから!」
【麻子】
「よかったー、ホント毎回忘れ物あちこちにしちゃって…」といつもの様子でにこにこしながら千代ちゃんに話しかけますよ
【GM】
無面目使った直後ですけどね。
【麻子】
いつもどおりそのままですよ
【千代】
千代もいつも通りに
【麻子】
「千代ちゃんそういえばなんで走ってたの?」
【千代】
「え?……えと、ちょっと色々考えちゃって、余計わからなくなっちゃったので」
「一度すっきりしようかと思いまして!」
【麻子】
「そうなんだ、あんまり考えすぎないようにね。」ってなでなで
「もうすぐお祭りだし、いっぱい難しいことあるかもしれないけど。きっと千代ちゃんなら巫女やり遂げられるよ」
【千代】
「はい、絶対成功させないといけませんね……」
【麻子】
「それじゃ、私はこれで。色々準備の手伝いしなきゃいけないから」
【千代】
「はい、麻子さんもがんばってくださいね!」
「私もできるだけ、がんばってみます!」
【麻子】
「応援してるよ!」
と言った感じで立ち去りますよ
【千代】
ではこのへんでシーンエンドですかね
【GM】
はーい。分かりました。
では、健気な少女がまた走って去っていく、と。彼女はどこへ進もうというのか…

【GM】
では最後、麻子のシーンになります。

M2-4.ホントいい子

シーンプレイヤー:森崎 麻子


【麻子】
ドラマシーンですね
【GM】
はーい、お願いします。
【麻子】
MST
【ダイス】
パチパチと爆ぜる音。どうやら籾殻で焚き火をしているらしい。少し暖まっていこうか。
【麻子】
また芋
【GM】
芋ww
【蓮】
実は森崎さんもくいしんぼ疑惑
【麻子】
村の祭りの火を一緒に燃やしてる感じにしますw
【GM】
ああ、祭りの準備とかで火をつけたりしてる、と。
【麻子】
ですねー
火の番をしながら考え事をしてます
で村の人たちと話してます
他愛もないことを
【GM】
はいはい。
【麻子】
その話を聞きながら噂を聞き出すということで
流言の術で千代ちゃんの秘密を調べます
【GM】
村の人々は、麻子と朗らかに話していましょう。他愛もないことを。
【麻子】
2D6>=5 (判定:流言の術)
【ダイス】
7[1,6] > 7 > 成功
【麻子】
最近来た人達の事とか千代ちゃんのこととか話してます
【GM】
はーい。では麻子だけ、かな。
【麻子】
ですねー
【GM】
お渡ししました。

刀束 千代の秘密

あなたは身寄りのない天涯孤独の身である。
だが寂しいことはない。生まれたときからこの村の人々が優しく育ててくれたからだ。
あなたにとって村の人たちは家族同然である。
村から出たことはなくても、それだけで満足だった。
あなたは村の人々に対して『愛情』の感情を抱いている。
 
そんな恩人たる村の人々だが、『天ヶ原奉納演武』に失敗してしまうと
亡者となって彷徨い続けることになるという文献を見つけた。
そうならないために、必ずあなたの手で儀式を完成させなければならない。
儀式を完成させるためにはプライズ『黄泉路血石』を手に入れる必要がある。

GM注釈
村の人々の秘密に書かれている
「プラスの感情を抱いていなければ、使命を【村から逃げる】に変更してもよい」
は、千代のこの秘密とリンクしている。
千代は、村の人々と感情判定を行って感情をマイナスに変更したり、
黄泉路血石の力を使って感情操作を行ったりしない限り、使命を変更することが出来ない。

【麻子】
そうしたら雑談しつつ、「千代ちゃんはホントいい子だよね」
【GM】
村の人はその言葉に破顔し、「ええ、そうなの」
【麻子】
「お祭りの準備手伝いますから何かあったら呼んでくださいね」って村の人々に私の居所を渡します
「千代ちゃんの晴れ舞台ですから」
【GM】
「ええ、ありがとうね、麻子ちゃん」
【麻子】
「それじゃ、私戻りますね」と言った感じでシーンエンドで!
【GM】
はーい。村人たちに見送られ、森崎麻子は戻っていった、と。
後ろ姿を映してカメラ引いてってエンドとしましょう。

【GM】
では、次は村の人々のシーンとなります。

M2-5.問われる覚悟

シーンプレイヤー:マスターシーン


【GM】
MST
【ダイス】
村の広場。山や田畑が一望できる。波打つ稲穂の絨毯、山々には紅葉。秋を感じるひと時だ。
【GM】
冬の寒さが近づいてきた秋のある日。
村の人々は忙しい日々を送ってますね。収穫や、冬への備えで。
で、そんな所へ千代。出てきて頂いてもよろしいでしょうか。
【千代】
はいな
【GM】
では、そんな忙しい中、君も手伝いをしております。
今、村全てが見渡せる広場で、山岡さんと二人。
【千代】
せっせこと干し柿やなんか作りつつ
【GM】
「千代、それは神社まで運んでくれ。儂も手伝おう」
【千代】
「はい。重いですから気をつけて」
【GM】
「なに、力仕事は任せておけ」
言葉少なに神社への道を歩く。

【GM】
「千代、準備は出来ているか」
【千代】
「はい。天ヶ原奉納演武、必ず成功させてみせます」
【GM】
「生半可な覚悟では成し遂げられはせん」
「お前に覚悟はあるのか」威圧するかのように問い掛けましょう。
で、感情判定です。GM権限で成功。
ET
【ダイス】
共感(プラス)/不信(マイナス)
【千代】
ET
【ダイス】
忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)
【GM】
村人は共感ですね。村の一員としての覚悟を問いましょう。
【千代】
忠誠にします。

GM注釈
このやり取りの裏で、GMと千代は話し合っていた。


【千代】
愛情か忠誠か迷うなこれー
でも千代の性格からすると、きっと愛情だと思うんだ
【GM】
了解。忠誠を選んどいてください。
秘密を知ってる人には愛情、と伝えておきましょう。
秘密が公開された時点で愛情であることも公開します。

【GM】
では、その顔を見て。
「ふぅ…」と大きなため息をひとつついて。
【千代】
「覚悟はできています。成し遂げてみせます」
【GM】
「ついてきなさい」
と言って神社の中へと連れていかれます。その先はあなたには禁じられていた場所。
【千代】
「まさか、この中に……」
【GM】
中には、血が凝り固まったかのような赤黒い色をした石。
「お前のやりたいようにしなさい」
というわけで、千代に黄泉路血石をお渡しします。
【千代】
「はい。必ず、守り通してみせます」
「この石と、この村と、みんなを……」
【GM】
その言葉に、苦悶の表情を浮かべる山岡。
それは千代が初めて見る苦しげな顔だった。
【千代】
「!!どうしたんですか!?」
「大丈夫!?」
【GM】
「大丈夫。大丈夫だ」
「いこうか、皆が待ってる」
【千代】
「はい」
山岡さんの手を引いていきましょう
【GM】
山岡は引こうとする千代の手を切り、告げる。
「村が、全てではないぞ」
「それでも、ここにいるのか」
【千代】
「そんなこと、言わないでください」
「ここにいさせて、ください」
【GM】
山岡はその言葉に顔を伏せる。
彼は何も答えないまま、時は過ぎていく。
もうすぐ、冬が来るのだろう。
でシーンを閉じます。

彼女を逃がしたいと想う村人たち。
だが、そんな想いは彼女に届かず、その時は近づいていく。
渡された石に隠された秘密には、こう書かれていた。

黄泉路血石の秘密

『天ヶ原奉納演武』を完成させるためには、
クライマックスフェイズに以下の条件を満たす必要がある。
 
【条件】
1.『黄泉路血石』の保持者が儀式の開始を宣言する。
2.『贄の神子』が1人を除いて脱落する。
 
条件を満たした場合、
戦場に残った『贄の神子』が死亡して『黄泉路血石』に捧げられ、儀式は完成となる。
 
上記の条件を満たせない場合でも、
6ラウンド以内に『贄の神子』を全員脱落させた上で
『黄泉路血石』を戦果として奪うことで儀式を行うことは出来る。
その場合、『贄の神子』は全員死亡する。
 
条件を満たせず6ラウンドが経過すると、儀式は失敗となる。
儀式が失敗した場合、その時点で最も生命力が多いものを勝者とする。
勝者は脱落したキャラクターの中から1人を選んで死亡させることができる。

儀式を行う場合、『贄の神子』である切夜か千代、どちらかが死ぬこととなる。
その事実が若き2人に突きつけられた。
2←
→4
シノビガミ リプレイ『秋空に雪舞えば』