さあゲェムを始めよう(改)

タイプ:特殊型

リミット:2

舞台:現代編

シーン表:オリジナル

製作:水面

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レギュレーション

使用ルールブック:シノビガミ基本ルールブック(改訂版)のみ

階級:中忍初期作成(功績点なし、背景なし)
制限:「『修得時』に指定特技や何かを指定する忍法」をセッション中に修得する効果を所持する場合、指定はキャラクターシート作成時とします。
下位流派(p.41):あり
儀式忍法(p.155):なし
血盟(p.44):なし
一般人(p.140):なし
従者(p.162):なし
奥義開発(p.158):あり
その他の功績点の使用とその特典(p.139):なし
居所による特殊な戦闘乱入(p.64):あり
忍びの霧(p.79):あり
肉薄修正(p.254):あり
キャラロスト:PCのロストはギミック上はなし。

あらすじ

「今から君たちには『ゲーム』に参加してもらう」

……目が覚めると知らない部屋にいた、と思ったら、いきなりこれだ。
巨大なモニターに映された、ノイズに姿を隠された人物が、あからさまに機械で声を変えていると分かる声で呼びかけてきた。

周囲を見回すと、どうやら自分以外にも、同じくここへ連れてこられたと思われるシノビの姿が見られる。
自分たちが『ゲーム』の参加者というわけだろうか……。

しかし望んで参加したわけでもない『ゲーム』である。
勝ち負けなど差し置いて、ここから脱出しなければ……。

シナリオギミックについて

1サイクル目終了時にマスターシーンが発生します。
この場合のサイクル終了時は、その他のサイクル終了時に発生する効果の前とします。

プレイヤーキャラクターは巨大モニターのある広間に集められて『ミニゲーム』に参加させられます。

『ミニゲーム』の内容は開催の直前に発表されます。

地下施設シーン表(1d6)

【地下施設シーン表】

1:暗闇の中、隠されていた通路を進む。どこへ繋がっているのだろうか……。

2:医薬品が備蓄された倉庫。健康の心配をするぐらいならここから出して欲しいが……。

3:頑丈な扉を目の前にしている。滅多なことでは開きそうにないが……。

4:シノビたちに宛がわれた個室のうちのひとつ。密談をするにはもってこいの場所かもしれない……。

5:調理場が備えられた給湯室。まずは温かいもので落ち着きを取り戻すのもいいかもしれない……。

6:床に何かの骨が落ちているのを見つける。疑心暗鬼ばかりが深まっていく……。

ハウスルール集(必要なものだけ確認してください)

【原則】
・Q&Aの裁定は適用しません。ルールブック(エラッタ適用含む)とハウスルールの範囲で行います。

【同時攻撃のルール】
・同時攻撃の際はダメージや逆凪などはプロット終了後、同時攻撃でない場合は即適用とします。

【奥義に関するルール】
・奥義破り宣言は、誰かが判定を振り始める前に、奥義破りに参加するかしないかを全キャラクターが宣言するものとします。

【判定のダイスに関するルール】
・戦場「高所」「雑踏」の効果はプロット中の判定にも効果を及ぼします。

【プロット中の忍法に関するルール】
・忍法「影分身」「斎垣」など、プロット中の忍法で同じものを2人以上が使用した場合、忍法使用時の達成値が高かったキャラクターのほうが、より後に「影分身」のプロット値の確定や「斎垣」のプロット値の宣言を行うことができるものとします。

【変調の累積に関するルール】
・マヒ、忘却、呪いは、すでに使用不能や未修得になっている特技、感情、忍法はランダムの対象から外します。

【禁術に関するルール】
・禁術における忍法一つとは、忍法の名称が指定と一致しているもの全てが対象になるものとします。
・使用したPCが異なる禁術は累積するものとします。

【肉薄修正に関するルール】
・肉薄修正は同時攻撃かどうかに関わらず「自分と同じプロットのキャラクター(自分自身を含む)からの攻撃の回避判定には-1の修正がつく」ものとして処理します。

【「する」と「できる」に関するルール】
・「ダメージを与えることができる」という記載は、目標ごとにダメージを与えるか与えないか選択できます。
・命中判定のスペシャルで攻撃忍法の接近戦ダメージや射撃戦ダメージを変更する場合、ダメージを与えることにした目標すべてに対して、ダメージを上書きするものとします。

【功績点に関するルール】
・「家宝」の背景などによりPCが持ち込んだプライズは、手渡しで獲得してもセッション終了時の功績点になりません。戦闘の戦果として獲得した場合は功績点となります。

【ボスと腹心に関するルール】
・腹心はPCにプラスの感情を持ってもセッションから退場しません。

ハンドアウト

PC1 推奨:特になし

【導入】
秘密○ 居所○ 戦闘○ 感情○

地下施設に集められた者の一人。
自室にいたところ、白いガスが急に充満してきたのを最後に記憶が途切れ、目覚めたらこの地下施設に居たと語っている。

【使命】
地下施設から脱出し、もとの生活に戻ること

PC2 推奨:特になし

【導入】
秘密○ 居所○ 戦闘○ 感情○

地下施設に集められた者の一人。
商業施設に居たところ背後から薬品を染み込ませたハンカチのようなもので口元を覆われたのを最後に記憶が途切れ、目覚めたらこの地下施設に居たと語っている。

【使命】
地下施設から脱出し、もとの生活に戻ること

PC3 推奨:特になし

【導入】
秘密○ 居所○ 戦闘○ 感情○

地下施設に集められた者の一人。
道を歩いていると後頭部に鈍い衝撃を感じたのを最後に記憶が途切れ、目覚めたらこの地下施設に居たと語っている。

【使命】
地下施設から脱出し、もとの生活に戻ること

NPCハンドアウト

ジョシュア 概要:地下施設に集められた者の一人

【設定】
秘密○ 居所○ 戦闘○ 感情○

地下施設に集められた者の一人。
自室でベッドにもぐりこんだのを最後に記憶が途切れ、目覚めたらこの地下施設に居たと語っている。

あなたの使命は「地下施設から脱出し、もとの生活に戻ること」である。

【使命】
地下施設から脱出し、もとの生活に戻ること

巨大モニター 概要:キャラクターではないハンドアウト

【設定】
秘密△(情報判定不可) 居所× 戦闘× 感情×

地下施設でシノビ達が集められた部屋にあったモニター。

ノイズだらけで正体が分からないようになった主催者の姿が映し出され。

「クライマックスフェイズと呼ばれる最後の戦いで、自分以外のすべての者を脱落させた者は、この地下施設から脱出することができる」

と、ルールが説明された。

一度、映像が消えた後は、モニターをタッチすると、それぞれ青黄赤の三色で囲われた枠から成る、暗号の入力画面のようなものが表示されるようになった。

「青の鍵」「黄の鍵」「赤の鍵」をすべて知るプレイヤーキャラクターは、自身がシーンプレイヤーのドラマシーンで「巨大モニター」の秘密を獲得することを宣言してよい。それ以外に、情報判定や忍法や背景の効果などで「巨大モニター」の秘密を獲得することはできない(受け渡しは可能で、感情による情報共有は発生する)。

【使命】
なし