出島:叉河調査任務

タイプ:協力型

人数:3

リミット:3

舞台:現代退魔編

シーン表:叉河・出島

製作:坂気朱巌

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トレーラー

10年前――突如出現しすべてを飲み込んだ出島――叉河(さが)。
一般人には見えない巨大なドームのような結界に覆われたこの出島には、10年前出島の拡大を防ぐために乗り込んだ無数の忍の遺体と、現実世界に異界を侵食させようとした妖魔たちの死骸が散らばっていた。

そして、現在――徐々に広がっていた出島が突如拡大をやめ収縮し始める。
いったい中で何が起こっているのか? このまま出島は消滅するのか? その調査を行うため、各流派は腕利きの忍を選抜し、叉河の調査へ送り込む……。

レギュレーション

現代編退魔
必須:シノビガミ基本ルルブ
使用可能:忍秘伝・正忍記・流派ブック
階級制限:中忍(一時的なデチューンもあり)
使用可能功績点:昇格分を含めず計6点まで(複数背景在り)
採用ルール:下流派・背景・奥義開発・特殊な戦闘乱入・功績点による忍具の獲得・剣魂・主君・鞍馬戦場・独自流派・新異形表
不採用ルール:採用ルールにない追加ルール

叉河シーン表

1d9を振りシーンを決定する。
一度出現したシーン発生済みシーンとして処理し、シーン表の候補からは外す。
もしもシーン表が枯渇した場合は出島シーン表を振ること。
1:荒れた町。崩落したショッピングセンターが哀愁を誘う。
2:濡れた道路。降り注ぐ雨が鏡のように空を映し出す。
3:血にまみれた廃墟。遺体は残ってないが、無数の遺品が飛び散っている。
4:さびれた社。無数の忍が死んでいる。どうやら激戦区だったらしい。
5:清廉な川。槍に貫かれた白骨死体が、川の流れに身を任せている。
6:場違いな屋台。一人の男が屋台で料理を出していた……果たしてこの男人間だろうか?
7:響く雷。この閃光世界にも雷が起こるらしい。遠くに閃光が瞬いた。
8:古びた劇場。死ぬ前に映画が見たかったのか、胸に大きな穴をあけたくノ一の死体がそこにあった。
9:廃駅。音の割れたスピーカーから、もうこない電車の来る時刻が告げられる。

ハンドアウト

PC1 推奨:なし

【導入】
あなたは自分の流派の上層部より叉河調査へ派遣された忍である。

10年前、叉河鎮圧部隊のバックアップとしてこの周辺に展開していた部隊の一人だったあなたは、仲間たちの戦死が次々と報告されるこの場所がトラウマとなっている。

そのトラウマを乗り越えるために、あなたはこの調査にはせ参じた。
あなたの使命は『過去のトラウマを乗り越える』ことである。

【使命】
過去のトラウマを乗り越える

PC2 推奨:なし

【導入】
あなたは自分の流派の上層部より叉河調査へ派遣された忍である。

10年前、幼い子供だったあなたは叉河の恐怖を伝聞でしか聞いていない。
たとえ出島であったとしても、もはやその脅威は過去の話だ。

この調査を持って、叉河の終焉を告げることとしよう。

あなたの使命は『叉河の終焉を告げる』ことである。

【使命】
叉河の終焉を告げる

PC3 推奨:なし

【導入】
あなたは自分の流派の上層部より叉河調査へ派遣された忍である。

10年前、叉河鎮圧のために叉河内部へ乗り込んでいたあなたは、眼前にて妖魔たちに蹂躙される多くの仲間たちを見送った。
片腕の傷と失われた左目はその罰だ……。

当然遺体は回収できず、今も叉河内部にてさらし者となっているだろう。
あなたはこの10年間それが心残りでならなかった。

あなたの使命は『叉河にて戦死した仲間たちの遺品を持ち帰り、きちんと弔う』ことである。

あなたは仲間の遺体 もしくは遺品を見つけた場合以下の判定に挑戦することができる。

『弔判定』
種別:補助 指定特技:火術・掘削術・死霊術
効果:遺体・遺品を荼毘にふす。もしくは埋葬する。
遺体からはごくまれに忍具が回収できる場合もあるが、それを懐に入れるかはあなた次第である。

【使命】
叉河にて戦死した仲間たちの遺品を持ち帰り、きちんと弔う

NPCハンドアウト

甘原 甘露(あまはら かんろ)) 概要:NPC

【設定】
今回の叉河調査部隊を指揮する中忍頭である。
20という若さでその階級に至った実力は確かで、隊員たちにも気さくな良い隊長だ。

多くの犠牲を出した「叉河鎮圧作戦」を悼んでおり、今回の任務で叉河が終わりを迎えることを切に願っている。

甘原甘露の使命は『叉河の調査を無事終える』ことだ。

秘密:〇 居所:〇 感情:〇

【使命】
叉河の調査を無事終える

謎の渡来人 概要:NPC

【設定】
出島にやってきたあなたたちのもとに現れた奇妙な渡来人。
叉河で行われた戦いを語るためにきているらしいが……。

謎の渡来人の使命は『叉河の伝説を語る』ことである。

秘密:〇 居所:〇 感情:〇

【使命】
叉河の伝説を語る