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 ・【絶対防御】は接近戦ダメージの分野決定前に使用し(ハウスルール。厳密な処理だと後)、妖術戦ダメージの決定後に使用する(厳密な処理)。
 同時攻撃中、絶対防御を使用するのは処理の最中(ハウスルール。厳密な処理だと後)。
 同時攻撃中、風饗は処理後に発動する(厳密な処理に従う)。

 ・上記以外の裁定は、協力型の場合、PCに有利なように無視される場合がある。
 ただし対立型、最終盤面が協力型以外の特殊型、バトロワ型の場合は、以下の裁定に必ず従う。

ハウスルールと裁定

 ・「タイミングを逃す」考え方をしない。タイミングが同じ場合、使用者が順番を自由に選んでいい。
 例えば、【暗密】を使用して、その生命力の減少に反応して【香魂】を使用する場合、「①まず暗密の攻撃の処理を終えてから、香魂の処理を行う」、「②先に香魂で変調を与えてから命中判定を振る」のどちらでもいい。
 【轟唸】【俄雨】。轟唸の目標を決めるタイミングでの生命力の消費で俄雨を使用し、【矢止めの術】を使用不能にする際に、この裁定が使われる。

 ・「継承修得(斜)」を採用する。
 教導などで特例修得が発生した場合、機忍によるデータ変更を無視して、ルルブに記載された内容の忍法を特例修得する。その際、修得時に決定する内容(接近戦の指定特技など)がある場合、自由に決定する。

 ・ルルブを読んでも解釈が異なる場合があるため、明記する。
 ただし厳密さより卓の進行を優先するため、確認や議論は省略する傾向がある。
 既に記載されている内容以外は厳密に処理しない場合がある。
 参加前に全てを読む必要はないが、後で揉める場合があるので必要な部分だけ読んでもらえると嬉しいです。

生命力

 ・生命力を消費、減少、失うについて。「同様に扱う(大判p16エラッタ)」の意味。
 ①「減少」と「失う」、「軽減」は同じ処理を行うだけで同じではないのか、
 ② 「減少」と「失う」、「軽減」は同じであるのか。②でなければ【絶対防御】(「失ったときに使用」できて、「減少を軽減」する)が成り立たない。
 →②で。

 ・「消費」は『「減少」の一種(大判p16「減少」エラッタ)』というのは、消費が減少に含まれるということを意味し、消費で減少を対象とする効果を使用できる(【毒飼】【香魂】)。
 ただし【絶対防御】などのエラッタ「ただし、【生命力】を消費したときには使用できない(大判p33)」に従って処理する。

 ・追加の生命力の回復は、通常の生命力が最大でなければ行われない。(汚れは最大に含めない)。

 ・「消費」は「減少」に含まれ、「減少」は「失う」と等しいが、「消費」と「失う」は等しくない。
 「消費」に対して「失う」「減少」に適用する効果を使用することはできるが、「失う」「減少」に対して「消費」に適用する効果は使用できない。
 よって【闇神楽】(消費)に【かばう】(失う、ダメージを対象)を使用できる。

ダメージ

 ・自傷と「する」と「できる」について。
 改訂版で明記された内容を採用しない。「ダメージを与えることができる」は、「ダメージを与える忍法を使用できる」に読み換える。攻撃を行なった後にダメージは与えない、というのはできない。

 ・接近戦ダメージ、射撃戦ダメージの処理。
 「ダメージを受けるたび〜(中略)〜生命力を失う(大判p65)」効果。「失う」効果と明記されている。
 「失う」、「減少」は同じ扱い(大判p16エラッタ)なので、「ダメージを受けた」以外にも「生命力が減少した」ときに使用できる効果も適用できる。ただしタイミングは異なる。

 ・接近戦ダメージと【絶対防御】。
 「ダメージを適用した結果、生命力を失う(=減少する)」という考え方と、絶対防御の使用タイミングは「生命力を失ったとき」を厳密に適用すると、接近戦で潰れる特技を決定した(ダメージを適用した)後に絶対防御が使えるはず。
 ただ直感的ではなく納得しにくい人もいるため、ハウスルールとして①「接近戦ダメージを絶対防御で軽減したあとに分野適用する」処理を採用する。
 (②分野適用後に絶対防御を使用するルールを採用する卓も存在する)。

 ・集団戦の攻撃忍法と命中判定スペシャル。
 命中判定でスペシャルが出た場合、「変調表を使用する『代わりに』、攻撃を行ったプレイヤーが選んだ好きな変調一つを〜(略)(大判p66、9-05-04「命中判定のスペシャル」エラッタ)」。
 これは集団戦ダメージの適用で変調表を振る代わりに、という意味だと解釈し、集団戦ダメージ自体は発生していると考える。
 集団戦ダメージの代わりに任意変調を直接与える訳ではなく、【肉風船】などの対象になる。また「防御訓練」、「家宝:加護」などで集団戦0点になった場合、集団戦ダメージが存在しないので任意の変調を与えることもできない。
 集団戦1点の攻撃だった場合、集団戦1点と『追加で』任意の変調を与える処理にはならない。集団戦2点以上でも、任意に変調を与えられるのは一つだけになる。

 ・妖術戦ダメージと【絶対防御】。
 接近戦とは逆に、「分野適用をした後に絶対防御を使用できる」とする。(分野適用前に絶対防御を使用するルールを採用する卓も存在する)。
 よって妖術戦のみ、どの分野が潰れるかを知った後で絶対防御できる扱いになる。
 (この分野を知った上での絶対防御を嫌って、絶対防御で妖術戦ダメージの点数を軽減する処理を採用する卓もある)

 ・妖術戦ダメージを分野生命力が存在しないキャラに対して適用する場合、妖術変調は発生しない。

 ・妖術戦ダメージと追加の生命力。
 まず妖術戦の分野決定を行い、それに従って処理する。基本的には接近戦ダメージと同様に扱うことになる。
 妖術戦ダメージの適用(分野適用)が起こってから、その分野を潰すことになり、その際追加の生命力が残っている場合、分野生命力より先に潰す(器術体術の分野に受けた場合、器術分を追加生命力で受けて、体術分を分野で受けるなど)という追加生命力の原則に従って処理することになる。追加の生命力が残っているということは分野生命力が無傷なはずなので(汚れを考慮しない)、妖術変調にはならず、接近戦ダメージと同様の扱いになる。
 仮に追加生命力が1で、妖術戦3点を受け、それらが全て器術指定だったような場合は故障が発生する。

 ・妖術戦ダメージと汚れ。
 汚れを受けた状態で汚れの分野に妖術戦ダメージを受けた場合、妖術変調が発生する。
 汚れを受けた生命力は「失われた場合と同様に処理する(大判p167、24-04「妖魔化」)」ためそのように処理される。

 ・RCT、YWTを1d6とは扱わないとする(ハウスルール)。

変調

 ・変調の指定について。
 『変調とレギュレーション
 これは、変調とレギュレーションに関する明確化です。何らかの効果で、好きな変調を選ぶことになった場合、特に指定がない限り、そのレギュレーションに則した変調表の中から選んでください。
 現代編、退魔編、GP編、平安編であれば、現代編の変調表の中から選びます。また、戦
国編、戦国退魔編であれば、戦国編の変調表の中から選びます。/追加ルールp133』

 ・累積について。
 『効果が累積しない変調をすでに受けているキャラクターが、同種の変調を受けた場合、特に何も起こりません。集団戦ダメージのように「変調表」を使ってランダムに変調を決めている場合、「変調表」を振り直す必要はありません。(大判p65エラッタ)』。
 累積しても異形表のように振り直すことはないと明言された。

 ・故障は消費含めて不可能になる(大判p65柱「故障」)。

 ・重傷は判定を振った後にダメージが発生する。

 ・忘却は、感情を持っていない状態では発生しない。変調表や忍法で忘却を与えても、感情がなければ忘却は受けない、とする(ハウスルール)。ゼロ忘却なし。

 ・猛毒、飢餓のダイスは、
 ①それぞれ別に振る。複数累積している場合、累積したダイスの数だけ振る。これは「1d6を複数回振る行為」であり、2d6であっても「1d6」に対する効果を使用できる。
 ②同じダイスを一回だけ振る。累積していた場合、累積分のダメージが発生するか不発になるかの二択となる。
 →②。

 ・火達磨と暴威、【保守】について。
 火達磨は「シーン終了時」に解除され、暴威は解除判定を行う。暴威発動時、
 ①シーン終了時でもないし解除判定がないので解除できないのか、
 ②解除判定がないため自動で解除されるのか。同様の効果である保守は火だるまを自動で解除するため、同じ考え方だろう暴威の効果は②だと解釈することもできる。
 →とりあえずボスが不利になるだけなので①で。

特例修得と「使用できなくなる」、未修得、装備忍法の「使用できなくなる」

 ・『忍法の中には【機忍】や【貪狼】など、本来なら自分が修得できない忍法を修得できるような効果を持つものがあります。このような効果によって、本来修得できない忍法を修得することを特例修得と呼びます。特例修得を行うための効果を発生させる忍法や背景が未修得になったり、使用不能になったりした場合、特例修得した忍法は使用できなくなります。/p37、1-10-04特例修得改訂版』。
 「使用できなくなる」とは、未修得になることを意味しない。よって【影斬】などで特例修得系忍法が未修得になった場合でも、特例修得した忍法は未修得にはならない。そのため、【純血】は機能する。【双子】などの入れ替え元にできる。
 「使用できなくなる」とは、「使用する」の記述がない装備忍法などにおいて、効果を適用しないことを意味する。このとき、【沈黙】や【剥疵】の装備忍法的効果は適用されないとする。これは【法盤】などでも同様に処理する。

 ・未修得になってもメモを取る忍法(涓滴など)のメモは維持される。

 ・忍法A内の特例修得する効果で修得した忍法Bが未修得になった場合、忍法Aの効果で忍法Bが再装填されることはない。【双子】【特別教室】などで【怪厨子】の指定先を未修得にしても、再び指定先が再装填されることはない。

攻撃の処理

 ・攻撃の処理について、次の順に処理する。
①「攻撃忍法の選択」
②「目標の選択(岩宿の参照タイミング)」
③「命中判定」
④「回避判定」
⑤「回避に失敗したとき(=攻撃が成功したとき)」
⑥「ダメージを与える/受ける(防御訓練、剥疵、雷獣)」=(ダメージの適用。分野決定、変調表、妖術戦など)
⑦「生命力の減少(金剛、本来の絶対防御のタイミング)」
 (大判p65を拡張)(※ただし接近戦ダメージのみ、ハウスルールで例外的に分野決定前に絶対防御を使用する)。

 ・処理の関係上、目標を再選択する効果を受けた場合、忍法を再選択することはできないとする。

 ・ダメージ計算は原則「攻撃が成功したとき」に行う。
 目標選択時にダメージを確認して適用の有無が分かれる【岩宿】は、目標選択時点の条件で参照する。
 スペシャルの有無が決定するのは目標選択時ではなく命中判定時なので、仕様上岩宿はスペシャルによるダメージを軽減できない。
 例えばプロット0【空】【後の先】。空は「攻撃の目標を選ぶとき以外は、元々のブロット値にいるものとして扱う」ため、後の先は適用される。
 【呪刀】vs【岩宿】について。呪刀は「目標に選んで、自分のプロット値を0にし、ブロット値0の手番になったときに攻撃を行う」。岩宿の適用は目標選択時で、呪刀でプロット0に行った後で適用される効果(後の先、羅盤0指定など)までは参照しない。
 【忍道】【暗密】。暗密の自傷タイミングを命中判定直後、回避判定直前とする。よって次のパターンが考えられる。
 ①命中判定時に生命力が2のとき、命中判定に忍道の補正はつかない。攻撃が成功したとき、自傷で生命力が1になっているので、忍道によるダメージ追加が適用される。
 ②命中判定時に生命力が1のとき、命中判定に忍道の補正がつく。命中判定直後に生命力が0になり、相手の回避判定失敗時にも同じなので、忍道の条件を満たせず、忍道のダメージ追加が起こらない処理になる。

サポートの処理

 ・サポートの処理は、次の順に処理する。
 ①記述されたタイミング、条件を満たしたとき使用する。
 ②目標の選択
 ③指定特技の判定を行う。
 ④効果を適用する。
 ただし、②「目標選択時」と③「判定時」は、忍法によっては判定が先の場合がある。

その他の処理

 ・忍法の効果処理中に、その忍法が「未修得」、「使用できなくなる」状態になった場合、その忍法の処理が無効になることはない。最後まで処理を行う。
 【双子】などの入れ替え処理と関係する。
 Aが使用した【影斬】に、Bが【曲歌】を使用し、その曲歌に対してAが双子を使用して影斬を【破術】に入れ替え、破術でBの曲歌を無効化した上で影斬の効果を適用する、という処理は可能。

目標

 ・シーンはキャラクターではない。大火、禁術に対して八重波は不可。

 ・「累積しない」について。改訂版で目標ごとに管理すると明言された。シーン目標の禁術を複数人が使用した場合、上書き制になる。

指定特技

 ・忍法の指定特技を修得している必要はない(大判p37「特技の判定」エラッタで明記)。

 ・メインフェイズの主要な判定(忍法除く)に使用する特技はなんでも可とする。
 例としては、「捜査の基本は足。歩法で情報判定」や「腹の虫が鳴った。腹話術で感情判定」は普通に許可する。

判定のタイミング

 ・「判定の直前」と明記されているものを除いて、「誰かが(中略)使用したとき」が使用タイミングの忍法は、相手が判定を振った後に使用とする。
 なのでそういった忍法が見えている場合、宣言と判定の間に間を置く。見えていなくても隠しているかもしれないので、少し間を置く。

判定の放棄

 ・『判定を行う者が望むなら、2D6を振ることを放棄してもかまいません。その場合、判定は自動的に失敗したものとして扱います。(大判p53「2D6を振ってください」エラッタ)』。
 「回避を放棄」とは、回避判定のダイスを振る行為(=判定)を放棄することだと解釈する。つまり回避を放棄しても回避判定は自動失敗になるだけで行っている扱いとする。【巨門】の処理と関係する。
 このとき、必ず使用する特技を選ぶ。【巡扇】【文曲】【白夜】などの処理と関係する。

 ・判定の発生について。
 回避判定は必ず発生する。判定の放棄と逆凪のよる自動失敗でも、「判定に失敗したとき」を満たす。【涓滴】、【電病】、【自滅】など。
 奥義破り、見切りは挑戦しなければ発生しない。

達成値

 ・自動成功系の効果は、他に修正があっても指定された達成値として扱う。
 自動成功【策戦】に回想を使用するなどはできない。
 以上の裁定とする。

表記揺れ

 ・「攻撃」に対して適用する効果は、「攻撃を行う代わりに」行う行為に適用できるか。【土隠】【式神】など。
 ①式神のような「攻撃」を発生する効果で「攻撃を行う代わり」の行為は可能で、【土隠】のような「攻撃」に対して作用する効果は「攻撃を行う代わり」は別なので適用できないとする。
 ②追加の攻撃権で「攻撃の代わりに使用する」ものは使用できず、「攻撃の代わりに使用する」もので「攻撃」に対して作用する効果は反応する。
 ③別物。どちらも適用できない。
 →③。

 ・「回避に成功」と「回避判定に成功」は別とする。
 回避判定に成功した結果、回避に成功/攻撃が失敗になる。
 回避判定を経由しない回避成功(無我、玉繭)に対して特定の忍法(連撃、護衛、返し技、血霞)は使用条件を満たさない場合がある。

 ・「使用できなくなる」と「未修得」は異なる。
 機忍経由の剥疵沈黙は機忍が未修得になると使用不可にはなるが、未修得になったわけではないので双子などの入れ替え元にできる。
 ただし、「使用できなくなる」は「効果を適用しなくなる」を意味するので、剥疵沈黙の装備忍法的効果は適用されない。(ハウスルール)

 ・「ファンブル」と「逆凪」は異なる。
 ファンブルの結果、逆凪になる。【呟鬼】で逆凪にしても、「高所・甲」「極地・乙」は反応しない。

 ・「ダメージを与える」と「受ける」。
 タイミングは同じだが、処理は異なるとする。「キャラクターに与える」ときに反応する効果は、「キャラクターは受ける」表記には反応しない。

 ・「回避判定を行うことができなくなる・回避判定を試みることができなくなる」と「回避判定の放棄・回避判定を行う代わり」。
 前者は【雷鳥】、【羅眼】、【殉教(エラッタ前)】、【百物語】のテキスト。
 後者は【戦国拳】、【殉教(エラッタ後)】やルールで保証された権利、【玉繭】。
 前者の適用中、回避判定それ自体が発生せず、必然的に放棄したり代わりとしたりする回避判定自体が存在しないので後者は使用できない。
 【殉教】について、エラッタで放棄を強制する効果になったが、【戦国拳】を使用できるとする。【戦国拳】はエラッタにより、「その代わり」というコスト的テキストが消え、「回避判定を放棄すると」という条件的テキストに変わっているため、放棄している状態でさえあれば使用できるとする。

 ・「するたびに」、「使用したとき」
 タイミングは同じ。どちらも行為後とする。(ハウスルール)
 「重傷(行うたびに/p66)」、「暗密(行うたびに)」、「天狗(旧:行うたびに→新:消費すると使用できる)」、「禁術(使用したものは)」、「忍法研究(使用したとき)」など。
 忍法の使用は、「使用して、目標を選んで、指定特技の判定を行う」までの流れを全て終えた後を指す。よって凄みなどは相手の成否を見てから使用できる。(ハウスルール)

 ・「使用」、「発動」
 シノビガミに「発動」という概念はない。
 忍法や奥義を使用し、目標を選び、判定を行い、効果が適用されるまでを「使用」とする。同時攻撃中は効果の適用が遅れるものがあるが、その場合は判定を行うまでを「使用」とする。

 ・「効果は累積しない」、「n度までしか使用できない」は異なる。
 後者は【知見】、【死託】など。
 使用した結果、判定に失敗したり、効果を無効にされたりした場合でも、「n度までしか使用できない」のカウントは進む。
 ただし、【御斎魂】は「減少を無効化する効果」が無効になった場合は、使用できなくなる条件を満たしていないので、再び使用できる。類似忍法の【氷刃】には使用できなくなる条件などの記載はないので、こちらは無効化されるとそのまま使用できなくなる。

同時攻撃

 ・直感を優先する部位と厳密な処理を行う部位がある。

 ・同時攻撃が発生すると、そのプロットの処理終了時に「ダメージ、逆凪、変調、【生命力】の減少(消費は除く)を適用(大判p67エラッタ)」する。ただし、「【生命力】の消費、スペシャルによる【生命力】の回復、攻撃の成功にともなわない判定への修正などは、全員の「攻撃の処理」の終了を待たず、それらの効果の発生時に適用(同エラッタ)」する。
 【影斬】などの「攻撃の代わりに使用できる」サポート忍法は、同時攻撃終了後に適用する(大判p67柱「同時攻撃」に明記)。

 ・d66で高い方が先に動く。高い方が自由に選べる訳ではない。

 ・【獣化】【大権現】などの「ダメージ、逆凪、変調、生命力の減少」以外のサポート忍法の効果は即時適用する。同プロの回避に乗るのは直感に反するが、乗る。

 ・【禁術】などの「ダメージ、逆凪、変調、生命力の減少」以外のサポート忍法の効果は即時適用する。同プロの使用を制限するのは直感に反するが、乗る。

 ・「攻撃の代わりに使用できる」ではない効果による戦場の変更は即時適用。(【切羽】は即時適用。【海原】は遅延適用。)

 ・【痛打】などの命中判定前に使用する忍法でファンブルした場合、同時攻撃中なら命中判定を行える。直感に反するが逆凪の適用は終了時という処理を優先する。

 ・「兵糧丸」や【不死身】による回復は処理中に即時適用する。
 Aの処理中に器術を回復した場合、Bの処理中には器術は回復していない扱い、ということにはならない。直感に反するが、そう処理する。

 ・同時攻撃中、Aは逆凪を受けた。そのプロット処理が終了し、ダメージの適用が起こった瞬間、Bの生命力が0になり不死身を使用した。Aはこの不死身に奥義破りの判定を振ることはできるか。
 →できない。ダメージと逆凪の適用は同じタイミングだが、不死身の発動はダメージ適用の直後であって同時ではない。よって不死身の使用タイミングでは既にAは逆凪を受け、ダイスを振ることはできない。

 ・妖術戦。ハウスルール。
 適用前に分野決定を行い、生命力が減るのか変調を受けるのかを処理中に決める。【絶対防御】の処理に関わる。

 ・【絶対防御】は
 ①同時攻撃処理の最中に行うのか、
 ②直後(ダメージ適用のタイミング)に行うのか。厳密な処理を行うなら②だが、それだと範囲攻撃に絶対防御を切った後にクリヒを打たれるという攻防がなくなってしまう。
 →①で。絶対防御だけはダメージ適用前に行う。「妖術戦は分野適用後に絶対防御を行う」というハウスルールが別にあるが、同時攻撃中は先に分野適用を例外的に行う必要がある。(でないと絶対防御の処理でバグる)。

 ・【風饗】は同時攻撃処理の最中に行うのか、直後に行うのか。
 ①ハウスルールで「ダメージの適用」と「ダメージを与える」は別物として処理する。例えば同時攻撃中でダメージ適用がされていなくても、ダメージを与えてはいるので【風饗】は発動する。例外的に「ダメージを与える」タイミングで、「ダメージを受けたとき」に加えて「生命力が減少したとき」に使用できる効果(絶対防御など)を発動する(ただしダメージは適用はされていない。予約のように考える)。【風饗】は厳密に処理を行うなら、同時攻撃処理の直後の、ダメージ適用のタイミングで使用する忍法。なので同時攻撃中に逆凪になる場合、風祭以降にも逆凪が適用されるはず(回避側が同時攻撃中に逆凪を受けた場合、風餐による攻撃を回避できない。攻撃する側も同様)。だがハウスルール(「適用」と「与える」を別扱い)でそうは扱わない。なのでプロ処理終了後の【不死身】の回復後に風祭を打って追撃、という処理はできなくなる。
 ②厳密に処理を行う。ダメージの適用タイミングで「ダメージを与えた」忍法を使用する。風祭の使用タイミングはダメージと逆凪の適用後とする。風祭時点で生命力が変動するため【北斗】【風祭】ワンキルはできない。 連動して「ダメージを与えた」、「ダメージを受けた」タイミングの忍法も同時攻撃処理後となり逆凪などの影響を受ける。
 →②で。

 ・厳密にはダメージの分野適用は同時攻撃処理後になるので、流れてしまうメインではなく情報欄に何点受けたのかだけをメモし、同時攻撃処理後に分野適用とするのが厳密な処理になる。
 適用まで分野決定を行わないやり方は、同時攻撃中にはどの特技も新たに潰れてはいないことがはっきりわかるという利点がある。スピード感が失われるので直感に反していると感じるのかもしれないが、厳密には絶対防御も分野適用の後になる。
 ①厳密な処理を行う。
 ②厳密な処理を行わない。
 →①で。ただし絶対防御と妖術戦だけは例外で、予約する。

 ・【海原】は「攻撃の代わりに使用」する忍法なので、同時行動終了後に効果が適用されるはず。だが例外的に、
 ①海原使用者の処理中だけは「水中」に変更されるとする。よって【水計】即発動は可能。
 ②不可能とする卓も存在する。
 →②で。

 ・【猟犬】によるプロットの移動は、
 ①例外的に、猟犬使用者の処理中だけ即時適用する。
 「攻撃の代わりに使用」するサポートなので、同プロの他のキャラの攻撃の処理の最中だけは移動前のプロットにいるとする。
 ②即時適用で移動前のプロットにいないので攻撃できない。
 ③同時攻撃処理後に移動が発生し、攻撃を行う。よって逆凪の影響を受ける。
 →③

 ・【悪食】【吸精】は「同時攻撃の場合、ダメージ適用の後に回復する(大判p106,109エラッタ)」効果だが、ダメージ適用の結果生命力が0になる状況になった瞬間、脱落する。
 なので同時攻撃中の生命力以上の生命力を失う攻撃を受けた場合、回復する前に脱落することになる。
 例えば同時攻撃中、生命力が残り1点で、射撃戦ダメージ1点を2回受けたとする。悪食で射撃戦1点を無効化して1点回復、二つ目の射撃戦1点を受けるが、この場合脱落するのか。
 ①「適用の後に回復」を回復を生命力減少の後に行う(無効は即時発生)と解釈して、一つ目の射撃戦1点は無効化され、後で1点回復するが、二つ目の射撃戦1点受けて生命力0点になり回復前に脱落する、
 ②「適用の後に回復」の適用を二つの射撃戦を同時に適用してそのときに悪食の回復効果が同時に発生すると解釈して、射撃戦1点受けるのと1点回復を同時に行うので脱落しない。
 →①。

 ・①「ダメージの適用」と「ダメージを与える」を分けた場合、悪食は処理中に使用する。ここではダメージの無効は即時適用。
 ②分けない場合、つまり風饗をダメージ適用直後に使用する裁定の場合、悪食のタイミングも同時攻撃処理後のダメージ適用の瞬間になるため、逆凪の影響を受ける。
 →②で。

 ・ダメージや生命力減少の適用と、サポート忍法の適用順序
 同時とする。
 Aの生命力が残り1点で、Aは手番に【夜駕籠】で幽明丹を獲得した場合、獲得は処理後まで遅延する。
 このときにBの攻撃が成功して、Aに対して1点の生命力減少を引き起こしたとする。
 同時攻撃処理後に、Aの生命力が0になるのと、幽明丹の獲得が同時に起こる。
 このとき、
 ①幽明丹を使用する前に脱落
 ②幽明丹を使用して、生命力が3になった後に、1点受ける
 →①
 生命力が0になった瞬間、脱落する。この場合、幽明丹の獲得と同時に脱落が起こるので、使用するタイミングがない。

プロット時の処理

 ・プロットの放棄は、
 ①プロット公開時にできる(究鼻やサトリの後)か、
 ②決定する時にしか行えないか。
 →②。

 ・プロット忍法を【無拍子】【覚悟】【影分身】で回避できるのか。
 無拍子覚悟影分身はプロット値を変更する。【奈落】などの「プロット値」を参照する効果は回避できるが、【サトリ】【羅眼】【覚怪】などの「プロットのサイコロの目」を参照する効果は回避できない。

ラウンド終了時

 ・「極地・甲」、「猛毒・飢餓」、【砂縛】のダメージ適用順について。
 暫定で、攻撃忍法→変調→戦場の順とする。

背景

 ・【機忍】【双子】。【末裔】【双子】。【他流派の血】【双子】。
 何らかの効果で特例修得が可能になった本来修得できない忍法を、双子ほ変更先に指定できるのか。
 →できる、としている方が直感的。

 ・【双子】【開祖】。
 開祖で「名称変更した忍法」をリスペック時に修得し、「元の名称の忍法」を双子先に指定することは可能。
 では、開祖で名称変更した忍法を双子先に指定することは可能なのか。
 ①開祖の効果は既に修得済みの忍法に対してなので不可能、
 ②可能。
 →①。

 ・【攻撃訓練】は背景修得時に「修得している忍法」に適用するものなので、双子先の忍法などには適用できない。【魔血】【昔日】【獣技】などの「使用する」忍法にも適用できない。

 ・【攻撃訓練】は統合判定として処理できるようになる効果であって、統合判定にしない運用も可能とする。

 ・【約束】【苦い思い出】などの「特定の状況になったセッションのリスペック時」にしか修得できない背景は、そういう設定があるならセッションを通過していなくても修得できる、とする。

 ・【隠蔽】【伏魔殿】。
 伏魔殿はエニグマを運用できる背景で、隠蔽は背景一つをペルソナに隠す背景。
 伏魔殿を隠蔽で隠した場合、エニグマの偽装は効果が使用されるまで公開されない、とする。
 偽装が公開されないので情報判定もできず解除もできない。エニグマを解除するにはまずペルソナを抜いて隠蔽を無効化する必要がある。

奥義

 ・「貫き」と【骨刃】は累積しない。どちらもあっても最終的に1点貫通する。

 ・「返し」「流し」。
 2点以上の自分の攻撃に対して自分が絶対防御を使用し、ダメージを1点だけ軽減して返し流しを発動、相手に攻撃忍法と返し流しで二つの要因のダメージを与える(相手の絶対防御で軽減できるのは一要因のみ。また二つの要因に実験は乗る)、というやり方は可能か。
 ①絶対防御の軽減点数が任意で、何点か貫通させることが可能なら前述の処理は可能なはず。
 ②それとも相手の絶対防御が先に処理され、自分の絶対防御で軽減するダメージが存在しなくなり不可能か。
 ③相手の絶対防御とどちらが先かダイスで決定し、自分が先なら二要因のダメージが発生し、相手が先なら自分の絶対防御で軽減する対象が存在しなくなり不発(使用しなかった扱い)か。
 →③。

 ・【絶対防御】は「失ったとき」に使用できて、「減少を軽減する(ただし消費は含まない)」効果。
 「失う」、「減少」は違う表記だが同じ処理を行う。絶対防御がわざわざ消費は含まないと表記しているのは、絶対防御以外では減少は消費を含むから(大判p16エラッタ)。

 ・【絶対防御】と複数の要因によるダメージの処理。
 ダメージや生命力の減少が条件の効果は、絶対防御で条件を満たさなくすることができる。
 「何らかのダメージの結果による【生命力】の減少を【絶対防御】によって0点未満に軽減した場合、【絶対防御】の目標はダメージを受けなかったことになります(p38エラッタ)」。
 【奪衣】は「接近戦ダメージを1点以上与えたとき」に使用できるが、条件であるダメージを絶対防御で軽減すれば、条件を満たさなくなる。この場合、奪衣を使用した後に絶対防御を使用することも可能とし、そうすると奪衣の効果は発生しなくなる。以上のような裁定とする。
 このエラッタがなかった頃は、絶対防御で軽減するのはダメージ適用の結果としての生命力の減少であってダメージそのものではないので、絶対防御を使用してもダメージを受けた扱いにするという処理もあり得た。

 ・「回数制限」は破られてもカウントが進む(大判p69、10-01「奥義破り判定」エラッタで明記)。

 ・「巡らし」古流は可能とする(ハウスルール)。ただし「下位流派が同じ六大流派の別の下位流派」の忍法を指定することは不可とする。つまり鍔鑿が巡らしで大槌忍法を指定は無理。

 ・【凄み】クリヒ範囲に対して、【滅び】は使用できない。
 滅びは目標に取られることで使用できるので、目標に取らない凄みに反応しない。相克で使用したクリヒ範囲に対して滅びは反応しない。相克の効果が適用された時点ではクリヒ範囲ではあるが、目標に取っているのは相克であってクリヒ範囲の目標にとっているわけではない。よって滅びの対象にならない。以上の裁定とする。

 ・「凄み」「滅び」は目標にとらないので、条件を満たしていない「目標」を選べなくなる「正々堂々」「近接防御」は無視できる。「使用」ができない「発動条件」は無視できない。

 ・「凄み」「攻撃訓練」について。
 凄みは「サポート忍法を使ったとき」に使用できて、「サポート忍法の効果を無効」にする(鞍馬p47)。
 統合判定は「まとめた全ての種類の判定として扱」い、その両方の「判定」に対して使用できる忍法が反応する(鞍馬p32「判定の種類」)。
 統合判定が統合しているのは「判定」であって、「効果」ではないとも解釈できる。攻撃訓練の判定に対して凄みを、
 ①使用可能で、攻撃忍法の効果も含めて無効にするのか、
 ②使用可能だが、サポート忍法の効果のみ無効にし、攻撃忍法の効果は発生するのか、
 ③使用不能か。
 →②。判定自体は行われているので、【夜雀】での達成値は命中判定に引き継がれる。【忍法開発】「晴らし」はサポート忍法に追加された効果として自動成功が発生すると解釈し、その効果が無効になるので完全成功が破られた場合と同じ処理を行い、判定に失敗した扱いになる。

 ・【暴神】「大いなる怒り」【朽木】【試練】の挙動。
 自分の攻撃が成功したとき、暴神を使用してダメージを上昇。上昇処理を終えた後に大いなる怒りで変調を受ける。この変調の影響を朽木・試練は受けるか。
 まず試練は回避判定に乗る効果だが、暴神は「攻撃が成功したとき」=回避判定終了後なので乗らない。
 朽木は「攻撃が成功したとき」に乗り、暴神と同じタイミング。
 だが大いなる怒りは暴神の処理が終了した後なので、タイミングが違う可能性がある。
 ①大いなる怒りは朽木に乗るか、
 ②乗らないか。
 →①。

セッション中の忍法修得について

 ・【破術】【変形】【忍法研究】、「双子」特技「自由」の後出し決定可能。
 ・【特別教室】後出し【法盤】可。

情報について。

 ・感情による情報共有は受け渡しでも発生する。

 ・情報共有による入手は「獲得」扱いになる。

汎用

▶︎攻撃
 ・【砂縛】
 2回目の攻撃に対して、先の先などのダメージ追加が乗るのか?
 ①「攻撃が成功したとき」なので乗る
 ②乗らない
 →②。

 ・【鶴首】の参照タイミングは回避判定を行うときとする。鶴首に対して【煉獄】などを使用した場合、その分のコストを鶴首は参照する。

▶︎サポート
 ・【かばう】の対象は「ダメージ」と「生命力を失う」だけである。
 攻撃奥義は「失う」効果なので適用できる。
 集団戦ダメージには適用できるが、変調を直接与える効果(【雷電】など)はかばえない。
 「減少」は「失う」と同じ表記ではないが、「減少」を「失う」と同様に扱うので適用できる。
 ①「消費」は「減少」に含まれるが、「失う」ではないので適用できないのか、
 ②「失う」の中に「消費」を含むと解釈して適用できるのか。
 →②で。

 ・【返し技】は「回避判定に成功したとき」に使用できる。
 回避判定を自動成功する【抜井戸】は成立するが、回避に成功する【玉繭】【無我】では成立しない。

 ・【護衛】の効果は「回避判定を行い、それに成功すると」発動する。
 回避判定ではなく回避に成功する【玉繭】【無我】では成立しない。

 ・【護衛】【朧】【無我】。
 自分とAが同時に攻撃の目標になった場合、先にAに対して護衛を使用し、代行回避を朧で成功させ、逆凪を受けて自分の回避に無我を使用することは可能か。
 重要なのは各忍法のタイミング。無我は「自分が逆凪中に攻撃されたとき」、護衛は「間合内の誰かが攻撃を受け、その命中判定が成功したとき」(つまり回避判定の直前)に使用できる。無我にある「攻撃されたとき」が、
 ①(自分の)回避判定のタイミングであれば、Aの回避代行の後にも無我は使用できる。
 ②攻撃の目標になったタイミングと解釈するなら不可能。
 →②。

 ・【連撃】は「回避されたとき」に使用すると記載されているが、「回避判定に成功した相手」を目標にとるとも記載されている。「回避判定に成功」を使用条件とする。

 ・【連撃】【風祭】と【獣技】【魔血】について。
 魔血で使用した忍法に連撃を発動した場合、生命力をさらに消費する必要はない(Q&A)。

 ・【破術】を特技「可変」に使用することは
 ①最終的な指定特技が適用分野なら可能なのか、
 ②可変であって使用時点の特技に分野は定まっていないため不可能なのか。
 →①で。

 ・【破術】【追加忍法】指定について。
 ①分野ごとに別忍法だから二種の破術を一つの指定特技で使用できるのか、
 ②破術の対象は指定特技の分野であって、破術(器術)を指定特技が器術分野以外の追加忍法で使用することはできず、指定特技に依存するので【切り札】で変更は可能なのか。
 →②で。

 ・【身かわしの術】は逆凪でない場合は回避判定の指定特技を変更する効果を持つが、「回避判定」であるため回避判定に対するマイナス修正は引き継がれる。
 このとき【道珠】などの「サポート忍法の判定」に対する修正はつかない。
 逆凪状態では回避の指定特技を変更する効果は発生しないとする(回避判定だけ行えるようになる)
 →逆凪中でも回避判定の特技変更は発動する。

 ・【矢止めの術】で命中判定が失敗した場合、【連撃】は発動しないとする。
 Q&A(https://x.com/Bouken_jp/status/21874762886)の裁定は採用しない。
 その他Q&Aの裁定よりも、その時のGMの裁定を優先する。

 ・【開眼】で修得する特技は特例修得ではない。よって双子で消しても特技は残る。

▶︎装備
 ・【涓滴】。逆凪中の自動失敗でも、破りに挑戦すること自体は可能で、カウントも溜まる。

 ・【神通力】。
 神通丸として「使用」は可能だが、神通丸として「消費」することが条件の効果は起動できない。
 類似忍法も同一裁定。

 ・【翼煙管】は「修得している忍法」にのみ適用される。

 ・【紅衣】は「修得している忍法」にのみ適用される。
 【追加忍法】【魔血】【昔日】複写した忍法などには適用されない。

 ・【凶剣】について。
 「忍法や奥義による【生命力】の減少に対して【絶対防御】を使用した場合、そのセッションの間、【生命力】の減少を軽減できる値が1点減少する。この効果によって、【生命力】の減少を軽減できる値が1未満にはならない。(エラッタ)」効果。
 フレーバーに反して貫通する効果ではなく軽減を減少させるデバフ効果だと明記されている。
 明記されてないが、この効果で減少するのはこの忍法の使用者の攻撃に対して使用した絶対防御だけであって、無関係の他者の絶対防御には影響がないとする。凶剣の効果が出るのは
 ①絶対防御の使用中か、
 ②使用後か。
 ①とした場合、【絶対防御】「防御低下」に【クリティカルヒット】「貫き」【凶剣】(初見)を使用した場合、クリヒ4点に対して防御低下凶剣で2点軽減して2点の生命力減少が起こる(貫きは不発)。
 →②。「使用した」表記。

 ・【魔輪】。
 使用しているのは忍法の使用者であり、目標が故障であっても回復は行われる。

斜歯

▶︎斜歯
 ・【土竜孔】。
 移動効果は「攻撃が成功」することを条件とし、ダメージが無効になっても適用される。
 「攻撃の目標」のいるプロットへの移動が行われる。
 攻撃の目標を変更する効果の影響を受ける。
 ダメージの肩代わりなどの影響を受けない。

 ・【電脳】はこの忍法が使用可能な間、効果が持続する(エラッタ)。
 双子などで消した場合は特技は消える。

 ・【変形】で同一忍法を未修得にして特例修得する行為は可能。つまり以前のラウンドに変形で特例修得した夜叉を、さらに未修得にして異なる指定特技の夜叉を特例修得できる。
 また、【式神】【電梟】をはじめとした追加攻撃効果に関して、一度目の攻撃を行なって、それらを使用してから、次の攻撃を行うまでの間に変形を使用することは、
 ①タイミングを逃さないため可能。そもそも電梟は、再度の攻撃ができる、という状態を付与すると解釈する。テキストに記載された処理に「行う」表記はない。
 ②それらの追加攻撃は即座に行わなければならないとして不可能、
 →①

 ・【増脳】。
 【換装】や【重装】、【法盤】などの効果で特例習得した忍法も、増脳の参照対象なのか。
 ①参照されない。機忍の効果ではなく、あくまで換装などの効果で特例修得されている。そのため、機忍が未修得になっても、使用できる。
 ②参照される。
 →②。

 ・【怒具螺】。【絶対防御】、【悪食】であっても、記載されている例外処理を適用する。

 ・【連繰】。秘伝忍法も可能とする。

 ・【鉄神】【絶対防御】。
 鉄神は「減少する値を1点以下にすることはできない」効果だが、これは、
 ①2点貫通するのか、
 ②1点「未満」の誤植だとして1点貫通するか。
 →②。①にした場合、1点ダメージに対して使用した場合、減少する値が2点に変化してしまう。

 ・【鉄神】【一存】のスペ値について。
 鉄神は「攻撃忍法の指定特技を(中略)変更して、命中判定を行う」。
 一存は「判定時、【指定特技が】その分野の特技だった」場合に反応する。
 判定時は鉄神の効果の後なので、一存は鉄神で変更した特技を参照する。

▶︎指矩班
 ・【忍法研究】は修得時に指定する効果を持つ。
 修得していない扱いになる【追加忍法】で使用した場合、
 ①修得していないので未定となり無意味になるのか、
 ②例外的にリスペック時に指定した効果になるのか。
 →②で。

 ・【忍法回路】は【魔血】【忍法複写】【追加忍法】などで「使用」できる、修得していない忍法のコストも下げられるとする。

 ・【実験】の発動条件は、「自分が誰かの攻撃の結果、何らかのダメージを受け、【生命力】を1点以上減少したとき」。
 「攻撃」である必要があり、サポートや装備によるダメージでは起動しない。
 また、「ダメージ」で、かつ生命力の減少を必要とする。よってダメージを経由しない攻撃奥義や生命力減少を起こさない集団戦ダメージでは起動しない。

 ・【実験】は攻撃忍法以外にも適用する。
 与えるタイミングが異なる場合、それぞれに適用する。例えば、【連苦無】には二回乗る。
 「ダメージの追加」なので、実験を含まない分のダメージを軽減したからといって、実験のダメージが不発になることはない。
 ただし、「目標にダメージを与えた」ときに適用するため、「(相手は)ダメージを受ける」には適用されない。
 「ダメージを与える表記」の忍法は、【香魂】など。

 ・【実験】【問答】。問答は「与える」表記なので実験が乗る。問答がファンブル時に与えるダメージは
 ①「集団戦1点と射撃戦1点」の複合ダメージなのか、
 ②失敗時とファンブル時で別々のダメージが発生した扱いになるのか。
 ①であれば実験適用は一回分になり、②であれば二回分になる。
 →①。

 ・【忍法開発】は「この忍法を修得したとき」、「自分の修得している」忍法から「好きなものを二つ」選び、「効果を各一種類ずつ」追加する忍法。よって修得時に修得状態にない双子先の忍法や、修得ではない【魔血】、【追加忍法】先の忍法には強化を施せず、一つの忍法に二種の強化は施せない(開祖除く)。

▶︎御釘衆
 ・【凶言】は判定前に整数を宣言する(ルルブに記載ないのでハウスルールで明言)。

▶︎鍵盤勢
 ・【電病】は逆凪中の自動失敗でも発動する。回避判定は必ず発生するが、奥義破りは挑戦しなければ発生しない。

 ・【視奪】は特定の情報を「獲得した」ときに使用する忍法だが、感情による情報共有での獲得も含まれる。

鞍馬

▶︎鞍馬
 ・【俄雨】【矢止めの術】について。【轟唸】【魔血】などで生命力を消費し、射撃戦の攻撃忍法を使用した。先に処理されるのは
 ①矢止めの術、
 ②俄雨
 →②で。轟唸の生命力消費のタイミングは「目標を選ぶ」とき。矢止めの術は「命中判定に成功した」とき。攻撃の処理は目標を選んでから、命中判定を行うので、俄雨が先に処理される。魔血で攻撃忍法を使用する場合でも、命中判定の前に生命力消費が起こり、俄雨を先に使用できる。

 ・【霧雨】
 「戦闘中」表記のみ。
 シーン中、妖魔化中、セッション中は対象外。

 ・【二重虹】【魔拳】【銃躙】について。
 ①条件を満たした回数だけ乗るのか、
 ②条件を一度でも満たしたら一回乗るのか、
 ③条件を全ての判定で満たしたら一回乗るのか。この裁定に【霊圧】【金毛】も従う。
 →暫定③で。魔拳スペと同じ考え方。

 ・【朧】の「プロット時は除く」の意味は、
 ①【影法師】などのプロット公開前の判定に使用した場合を指すのか、
 ②【奈落】などの忍法で発生するプロット公開時の判定に使用した場合を指すのか、
 ③先二つを指すのか。
 →③。

 ・【空】の「コストの合計が3になるように忍法を使用できる」は、
 ①使用可能コストの初期値を3にする効果か、
 ②他のコスト増加を無効にしてコストを3まで使用できる効果か(剣気などで増える使用できるコストとは別枠で発生する。巨門で減らすことはできず、空のコストで回避はできない)、
 ③コスト3ぴったり使用することを強制する効果か。
 →②。

 ・【空】【雷鳥】。空は「同じプロット値にいるものとして扱う」効果で、雷鳥は「プロット値の差」を参照する。
 ①同じプロット値にいるから回避できるのか、
 ②間合いは離れているので回避できないか。
 ③重要なのはタイミングであり、空の同プロ効果は目標選択時のみ。雷鳥は回避判定のタイミングで処理する。よって同プロ扱いではないので、回避できない。
 →③。

 ・【空】【空蝉】。「目標選択時」なので、空蝉で全てのキャラを目標に選べることになる。

 ・【空】【死人鴉】。空は「自分がプロット値0にいる場合」に起動し、死人鴉は「自分はプロット値0にいる」扱いになる。
 ①成立するか、②しないか。
 →確認中。

 ・【備】。
 ①最終的な指定特技が体術分野であれば可能。
 ②「複数の特技」(誘導、矢止め)、「好きな体術」、「自由」を可とし、「可変」を不可とする。最終的な特技が体術である必要はない。
 →②。

 ・「凄み」「滅び」は目標をとらない効果だが、「立ち会い」「狙い」と併用した場合、「目標にとってないから誰も破れない」問題が発生する。
 ①例外的にサポートや対象奥義使用者だけが破れる扱いにするのか、
 ②全員破れるのか、
 ③誰も破れないのか。
 →②で。【相克】と同じ考え方で、他の一部の改造を無視して凄み単独を適用する処理を行う。凄み滅びを適用した使用に、立ち会い狙いの効果が乗らない。相克と異なり、「くらまし」は乗る。

 ・「統合判定」はGMから提案して行うものであり、PLの提案では行えない(PCが行うには【攻撃訓練】が必要)。また、【息吹】をはじめとした全判定にかかる修正はどちらの判定にも乗る。つまり【喘縄】などのマイナス修正が二重になる。指定特技なしのサポートとの統合は不可能とする(自動成功系以外でも判定なしで攻撃できる可能性があるが、二つの判定を統合するのが統合判定であるため、そもそも特技がないものは判定自体が存在せず、統合はできないという考え)。また、統合判定で攻撃サポート両方に反応するようになった攻撃に対して忍法研究破術などを発動した場合、
 ①その攻撃は無効になるのか、
 ②サポートの効果だけ無効になるのか(晴らしによる命中自動成功が無効化された場合、命中判定が必要になる。統合判定は命中判定でありサポート忍法の指定特技の判定であって、命中忍法の効果とサポート忍法の効果を統合はしていない。統合するのは判定であって効果ではない。よってサポート忍法の効果を無効にする効果が発動しても、攻撃忍法の効果は無効にならない。)。
 →②で。

 ・「統合判定」。統合判定に乗る修正は、統合前の判定に対するもののみとする。【逆鱗】は命中判定、サポートの判定、統合判定で3回分乗ることはない。

 ・「統合判定」【息吹】について。息吹は目標値10以上で発生する。
 ①攻撃忍法(目標値9)とサポート忍法(目標値9)を統合した場合、統合判定の目標値が10になって息吹が一回適用される、ということはない。判定の修正は統合前のものだけ発生し、統合判定に全判定修正がさらに乗ることはない。全判定修正が統合前と後で三回分発生することになってしまいおかしくなる。
 ②目標値10の二つの判定を統合した場合、息吹の修正も二回分発生する。この際目標値11だが、さらに息吹が乗ることはない。

 ・「統合判定」【春雷】の特技変更判定は命中判定ではない。よって統合判定の後に行う別の判定とする。

 ・「統合判定」【魔拳】【銃躙】について。統合判定が乗るのは最初の命中判定一回だけになる。同名サポート忍法は一回しか使用できない原則により統合判定を二回以上行うことはできない。

▶︎魔王流
 ・【魔血】は「使用できる」効果であって、「特例修得する」効果ではない。よって修得を対象とする効果などには反応しない。例えば【翼煙管】【紅衣】(修得忍法を対象)は乗らないが【忍法回路】(扱う)は乗る。そのため【魔血】経由の【魔精】の集団戦ダメージは魔精自体をカウントしない。

 ・【霊圧】【魔拳】【蹂躙】について。【二重虹】の裁定に従う。

 ・【無朽】【忍法開発】「必要生命」について。忍法開発による「必要生命」は「忍法の効果」とする。よって無朽の適用対象になる。追加忍法の「必要生命」は奥義の効果とする。

 ・【無朽】は「忍法の効果」のみ軽減できるので、背景「病魔」「二刀流」や、奥義開発「生命消費」などは軽減できない。

 ・【無朽】【魔血】【御供】について。魔血の効果で御供を使用した場合、無朽の効果はそれぞれに適用され、消費はゼロになる。

▶︎密蔵番
 ・【跳域】は、
 ①甲乙を別戦場として扱うか、
 ②同じと扱うか。
 →②。

 ・【切羽】の使用は、
 ①回復できる変調がないと不可能(ダメージなどの無効もできない)か、
 ②なくても可能か。
 →②で。

 ・【切羽】の回復は、
 ①該当するもの全てを回復か、
 ②どれか一つだけ回復か。
 →①で。

 ・【切羽】「同時攻撃」「重傷」について。例えば魔拳などの複数回命中判定を振る忍法を使用する場合、同時攻撃でないなら、1回目の命中判定で重症のダメージが発生して切羽が発生、ダメージを無効にして重傷を回復、重傷なしで2回目の命中判定を振る。だが同時攻撃中、ダメージの適用は遅れる。
 ①重症のダメージが遅れるので切羽の発生も遅れ、2回目の命中判定でも重傷が存在するためにダメージが発生する。
 ②ダメージの適用と受けるを別扱いするなら、同時攻撃中でも切羽は即時使用できる。
 →①。

ハグレモノ

▶︎ハグレモノ
 ・【金剛】は「生命力の減少」に反応するので攻撃奥義にも使用できる。ダメージの適用で生命力が減る時にも使用できる。適用前にダメージが軽減する場合、軽減後のダメージの点数が条件に当てはまっている必要がある。

 ・【忍法複写】で指定特技「自由」や【忍法研究】【変形】などの修得時にデータ変更する忍法を複写した場合、
 ①修得していないので効果が白紙になるか、
 ②「継承修得」と逆の考え方で【流転】のようにコピー元が指定したデータになるか、
 ③「継承修得」の考え方を非修得時にも拡張して特殊な処理で修得時の決定(特技含めて)を行うか。
 →とりあえず今は②で。

 ・【忍法複写】で【忍法開発】【機忍】などのデータ変更を受けたサポート忍法を複写した場合、
 ①データ変更後の使用時の状態の忍法になるか、
 ②「継承修得」と同じ考え方でルルブの元データになるか。
 →①で。

 ・【忍法複写】で【変形】を複写し、変形を使用して攻撃忍法を未修得にしたあと、別の忍法を複写した。この場合、新たに複写した時点で変形が使用不能になり、変形で特例修得した攻撃忍法は使用不能、未修得にした忍法は未修得のままになる。複写した【忍法複写・略式】で複写した攻撃忍法についても同じ処理を行う。

 ・【忍法複写】で自分の忍法を複写することは可能だが、同名忍法は使用できないので意味がない。

 ・【無我】の「回避することができる」の意味は、
 ①回避判定が可能になる効果か、
 ②回避に成功する効果か。
 →②。忍者道場の「逆凪中に攻撃されたときに【無我】を使った場合、《第六感》で判定して成功すると回避判定に成功した扱いとなります。」を採用しない。「回避判定に成功」とは扱わない。よって【連撃】【返し技】【護衛】は反応しない。

 ・【無我】【雷鳥】。雷鳥は「回避判定を行うことができない」が、無我は回避判定を経由しない。
 ①回避できるのか、②できないか。
 →①。

 ・【囮方】は「攻撃の目標」を変更するが、攻撃の代わりに行う攻撃奥義の目標も、
 ①変更できるか、②変更できないか。
 →②。

 ・【双影】【忍法複写・略式】について。略式は「自分が(中略)目標になったとき」に使用できる。目標になっていない方の双影が代わりに略式を使用することは、
 ①できる、②できない。
 →②で。双影を「自分」とは扱わない。

 ・【双影】【涓滴】【範囲攻撃】は、
 ①別に扱うと明記されているのは「プロット、コスト、間合いの関係、逆凪」のみであり同一忍法を繰り返し使用できないことからPCがもう一人いるのではなくプロットが二つあるだけ、なので破りは一回だけ行えて、間合いに入りやすくなるだけで目標が増えているわけではないため範囲攻撃や複数目標の忍法を受けても影響は二人分ではなく一人分になるのか、
 ②目標も二人分に増えて奥義破りも二回行えるのか。
 →②で。【涓滴】の条件などを満たすことは可能。【八重波】【双影】について、双影の効果を②にした場合、目標が二つ存在するので八重波で逸らしてももう一人を目標にとることが可能になってしまう。①なら別のキャラとして扱わないので八重波で自分と双影以外に逸らすことが可能になる。

 ・【双影】発動中、「極地・甲」、「猛毒」、「飢餓」は一体分だけ受ける。

 ・【双影】【呟鬼】について。同プロにもう一人自分がいる状態で
 ①発動できるか、②発動できないか。
 →②。双影は「自分」とは扱わない。

 ・【双影】【呟鬼】について。双影Aと同じプロットに別のキャラがいる。双影Bの同プロには他に誰もいない。双影Bは呟鬼を
 ①発動できるか、②発動できないか。
 双影の「この忍法の使用者は、その二つのプロット値にいるものとして扱い」、「プロット値(中略)に関しては、別々のキャラクターとして管理」、「それら以外は、同じキャラクターとして扱い」、呟鬼の「自分と同じプロット値に自分以外に誰もいない場合」の解釈が焦点になる。②なら、双影使用者はABに偏在する同じ存在であり、どちらも「自分」として扱う。だから双影が同プロにいても呟鬼は発動できる。どちらも自分として扱うから、片方の自分と同プロに誰かがいる場合、もう片方も影響を受けて呟鬼を使用できないことになる。
 →①で。双影を「自分」とは扱わない。

 ・【八重波】は「間合い内のキャラクターが、別のキャラクターの使用したサポート忍法の目標になったとき」に使用できるが、シーンはキャラクターとは扱わないので、シーンを目標にした忍法を逸らすことは不可能。「間合い内のキャラクター『一人』が」ではないので、複数目標の忍法に対して、既に目標にとったキャラ以外へ目標を変更するのは可能。八重波自体は目標にとらない忍法。

 ・【八重波】で【経立】もちのキャラに目標を変更した。もともとの忍法は間合い「なし」の忍法だった。
 ①経立の効果でもともとの忍法を弾けるか、
 ②八重波の効果として扱い、間合い「あり」で目標にとらない忍法なので弾けないか。
 →①で。八重波の効果は目標を変更するだけで、変更した目標に対して発動しているのは元々の忍法。

▶︎夜顔
 ・【銃躙】のスペ回復について。【魔拳】の裁定に従う。

▶︎No.9
 ・【昔日】は古流忍法も指定できる。

 ・【昔日】【背水】について。昔日は「使用できる」だけで修得はしていない。修得時に特技を決定する背水をどう処理するか。
 ①修得していないので特技未定となり使用できないのか、
 ②昔日の条件を満たしたとき例外的に特技を決定するか、
 ③例外的にリスペック時に決定した特技で使用できるのか。
 →③で。

 ・【昔日】は「使用できる」だけで修得はしていない。なので「修得している」忍法に対して効果が及ぶ【紅衣】の適用外となる。

 ・【昔日】は六大流派が同じ下位流派を指定できない。(https://x.com/higetoboin/status/11227339494)。また、複数の流派をまたがることはできない。『流派忍法一種を選ぶ』。

▶︎屍衣
 ・【剥疵】は、「ダメージ」に反応する。

比良坂機関

▶︎比良坂機関
 ・【禁術】は指定忍法を使用し、判定した後にダメージが発生する(「忍法を『使用した』ものは」表記)。また、「使用する」表記だが、「使用できる」と読み替える。

 ・【呪刀】。攻撃は移動後に行う。よって命中判定前の使用するサポートは、移動後のプロットで行うことになる。

▶︎公安
 ・【裏読】は必要功績点の減少を適用しない。

▶︎麝香院
 ・【医霊】【梟雄】について。
 ①戦国変調を指定できるのか、
 ②梟雄の効果は集団戦による変調表使用時に戦国変調も使用できるだけで、医霊は集団戦を介さないため梟雄の効果が及ばず戦国変調は指定できないのか。
 →①で。ハウスルールで例外的に処理する。

 ・【毒果】【魔輪】。魔輪は兵糧丸の効果を発生させるだけで使用はしていない。よって毒果の条件を満たさない。

▶︎N課
 ・【逆問】で奥義情報を入手できる。

▶︎惟神
 ・【契約神】の振り直し効果はシーン中一度まで発生する。振り直し使用後に再度契約神を使用しても振り直し効果は上書きされない。

御斎

▶︎御斎
 ・【巨門】は「回避判定を行うたび」に効果が発動していく。回避判定を行わず回避する【玉繭】を使用して回避した場合は適用されない。【対空千手砲】は三回回避判定を行うが、途中で回避に失敗した場合以降の回避判定は発生しない。回避判定の放棄は、厳密には回避判定の判定放棄とする。回避判定自体は行なっているので、回避を放棄しても巨門の効果は発動する。

 ・【巨門】でコストが削れた後に、【大化】などで使用可能コストが増えた場合、どう処理するのか。
 →巨門でコストが0になるまでは「今持っている使用可能コスト」は減り、回避できなくなったあとは減らない。なのでコストが削れた後に使用可能なコストが増えた場合、その分は使用できる状態になっている。

 ・【巨門】の適用状態で、回避判定に関わる忍法を使用した。コストはどう処理されるのか。コストは
 ①回避判定を行う前に減るのか、②行った後に減るのか。
 →②で。

 ・【巨門】。回避判定が可能かどうかを判断するのは当然回避の前になるが、回避判定中にコストが0になっても回避失敗扱いとする。例えば回避判定前に残りコストが1とする。回避判定に跳域を使用した。これで残りコストは0になり、巨門の効果で回避は失敗になる。また回避判定前に残りコストが4とする。回避判定の代わりに玉繭を使用した。これで残りコストが0になり回避判定を試みることができなくなるが、玉繭で回避に成功する。

 ・【大火】で発生する生命力コストは、通常の効果に加えて発生するものとする。よって【無朽】の適用は【大火】分を加算したものに適用する。

 ・【複合奥義】について。『奥義破り判定のとき以外は、元々の指定特技(【複合奥義】によって追加された特技でないもの)のみを参照すること』のエラッタに従う。破りの時だけ追加特技が発生するので、切り札は元々の指定特技のみに対応する。破り以外では追加特技は存在しないので破術二種指定などは不可能。【必修特技】については明記された内容(どちらも使用可能でないと不可)に従う。

▶︎特教委
 ・【死験】について、不死身は「生命力を回復して、変調を回復する」テキストなので、変調回復は生命力回復の後であり、不死身で死験呪いを消した後に生命力回復はできない。

 ・【死験】は
 ①この忍法以外の呪いにも適用されるか、②適用されないか。
 →①で。

 ・【死験】の「累積しない」は、
 ①呪いを与える効果を含むか、②含まないか。
 →①で。

▶︎生徒会
 ・【有閑】は功績点を支払っているわけではないため使用功績点の制限に含まれない。所属流派などによる必要功績点の減少を適用する。

▶︎マクファーデン
 ・【自滅】は逆凪中の自動失敗でも発動する。回避判定は必ず発生するが、奥義破りは挑戦しなければ発生しない。【吹雪】と異なり回数制限の記載がないため複数回の発生は可能とする。

隠忍

▶︎隠忍
 ・【鬼力】は忍具、特殊忍具、プライズのどれにも該当しない。

 ・【奪衣】は、「ダメージを与えたとき」に使用できる。そのダメージを【絶対防御】で軽減された場合、ダメージを受けなかったことになるので使用できない。また、意図しない宣言の遅れなどが起こった場合に限り、奪衣の使用のあとに絶対防御を使用してもよい。その場合、奪衣の効果は不発になる。

 ・【誰彼】の目標再選択は誰彼発動者が選ぶとテキストに記載がある。Aの影斬に対してBの誰彼が発動した。Bは目標を間合いの関係でAに再選択するしかなかったとする。A目標の忍法効果を、Aが誰彼でBに逸らすことは可能か。
 →可能とする。

 ・【誰彼】で目標変更が起きた場合、判定を放棄することは可能。

 ・【魔界転生】して開始したドラマシーンで儀式忍法「魔王降臨の法」を完成させ従者を得た。戦闘シーンに戻ると、従者はどんな形で参戦するのか。
 ①同じプロットに出現か、②次のラウンドから参加か。
 →②で。

 ・【秘翼】には指定特技の判定がある(エラッタ)。

 ・【鈍】について。鈍は「自分が攻撃の目標になったとき」に反応する。攻撃の処理は、攻撃忍法を選んで、目標を選んで、命中判定を振ってと続くので、鈍は命中・回避判定の成否を問わない。

▶︎土蜘蛛
 ・【土隠】は、「攻撃」に対して作用する効果だが、「攻撃を行う代わりに」行う行為に対して、
 ①作用するか、②しないか。
 →②。

 ・【玉繭】は「回避に成功する」効果であって、「回避判定に成功する」効果ではない。よって「回避判定に成功する」ことが条件である【返し技】【連撃】は発動しない。(【抜井戸】は「回避判定に自動的に成功する」効果なので返し技、連撃は発動する)。「その攻撃が失敗したとき」に使用できる【蟲袴】は玉繭で発動できる(※基本p65「攻撃の処理」で、“回避判定に成功すると攻撃は失敗”、“命中判定に失敗したら、攻撃そのものが失敗”とある。回避に成功しても、攻撃が失敗した扱いになり、発動すると考えられる)。

 ・【玉繭】は「回避に成功する」効果なので、「回避判定に成功」することが条件の【護衛】と組み合わせることはできない。目標を変更する【囮方】とは組み合わせ可能。

 ・【蜘蛛舞】【機械兵団】は達成値10扱いで通していい。
 ①攻撃忍法とサポート忍法は適用順序が同じなため、機械兵団の効果で達成値を上書きできるか、
 ②自動成功効果に修正はつかないか。
 →②。

 ・【毒腺】。【禁術】や戦場効果などによる接近戦ダメージでは起動しない。喘縄などのデバフで発生した接近戦ダメージには
 ①反応するか、②しないか。
 →②。

▶︎血社
 ・【抜井戸】【血霞】について。抜井戸は「攻撃に対する回避判定が自動的に成功する(中略)そして、(中略)自分のプロット値を好きな値に変更する」忍法で、血霞は回避判定成功に反応する忍法。抜井戸の処理で「回避判定成功のタイミングを逃す」という考え方がある。
 →抜井戸の処理を全て終えてから血霞を処理する。抜井戸で回避判定成功し、プロット移動を終えてから、血霞を使用できる。よって血霞の間合いやコストは移動先のプロットの影響を受ける。

 ・【血奪】は、「消費」にも反応する。

▶︎凶尾
 ・【究鼻】。【究鼻】と【サトリ】【覚怪】【羅眼】は「「プロット」時、全員のプロットが決定しており、かつ、それらが公開される前に使用」できる忍法。究鼻は自分のプロットとは別のプロットを変更することはできないが、サトリなどは数字を宣言するだけでプロットしている訳ではないし、タイミングも同じなので、究鼻を使用して相手のプロットを確認した後にサトリなどを使用できる。
 ただし【奈落】などのプロットしている忍法は、究鼻の記載通り後から変更はできない。

▶︎長耳
 ・【悪夢】複数「呪い」について。同時に受けた複数の「呪い」を悪夢の効果対象にできるか。悪夢のテキストに呪いの個数への言及はない。
 ①できる、②できない。
 →②。

 ・【魔冠】。複数点の集団戦ダメージを与えた場合、その内の数点だけを射撃戦に変換することは
 ①可能か、②不可能か。
 →②。

古流

▶︎古流
▶︎伊賀者
 ・【鏡地獄】の「攻撃を受けない」の意味は、
 ①攻撃の目標にならないのか、
 ②攻撃の効果を受けないのか。
 →②で。「奥義の効果は受ける」という記載があるので、攻撃の効果を受けないのだと思われる。よって【囮方】【鏡地獄】は目標変更した攻撃に対して効果を受けない処理になる。

 ・【開祖】の文字数制限を開放。
 ただし、その文字にすることで何らかの効果が発生する場合は、三文字制限に従う。

▶︎甲賀者
 ・【鳴神】の発生タイミングは目標にとった瞬間とする。命中判定を振る前に発生する。煉獄と同様の処理を行い、メイン戦闘においては鳴神のダメージで脱落する。

 ・【虹海月】でマヒや呪いなどの累積する変調を吸収した場合、
 ①累積分だけ回復するのか、
 ②種類の数だけ回復するのか。
 →①で。

 ・【虹海月】で既に保有している累積しない変調を吸収した。
 ①回復は起こるか、②起こらないか。
 →②。累積しない変調を二重に受けた場合何も起こらない。

 ・【虹海月】で【霞身】で指定した変調を吸収した。
 ①回復は起こるか、②起こらないか。
 ①の解釈は、変調の効果を受けないだけで変調は受けているというもの。
 →②で。「変調を受けない」表記なので、変調自体を受けていないと解釈して②とする。

 ・【虹海月】で「残刃」を吸収した。
 ①回復は起こるか、②起こらないか。
 →②で。虹海月は「変調を受ける。そして受けた変調の数と同じだけ自分の【生命力】を回復」とあるので、まず変調を受けて、ワンステップ挟んで回復処理が起こる。なので受けた残刃の効果を回復前に適用し、回復ができなくなる。

▶︎裏柳生
 ・【龍尾】は「回避した」ときに使用できる忍法。回避判定の有無は関わらない。

▶︎根来衆
 ・【対空千手砲】と回避について。【連撃】は「回避に成功したとき」に使用できるので、三回の回避判定のうちどれか一つ成功し、回避に失敗した場合は反応しない。「回避に成功」する【玉繭】【無我】は、三回の回避判定を経由せずに回避に成功する。「回避判定に自動成功」する【抜井戸】は三回の回避判定のどれか一つのみに作用する(途中で間合い外に逃れた場合、以降の回避判定は発生しないとする)。

▶︎透波

▶︎軒猿
 ・【魔拳】は振った回数だけ重傷が発生する。「一回目の命中判定」→「重傷ダメージ発生」→「二回目」……と続く。この処理は【切羽】に関係する。つまり複数回の命中判定の合間に重傷は発生し、それに切羽を使用できる。

 ・【魔拳】スペのスペ回復について。
 ①条件を満たした回数だけ回復発生するのか、
 ②条件を一度でも満たしたら一回発生するのか、
 ③条件を全ての判定で満たしたら一回発生するのか(全てスペじゃないとスペ扱いにならないため)。この裁定に【銃躙】も従う。
 →暫定③で。

▶︎乱波

▶︎突波
 ・【岩宿】はダメージへの言及があるが、「生命力の減少するような行為の目標になったとき」に反応する。このとき、効果の適用は目標になったタイミングに行われる。ダメージを受けたときなどの軽減効果を使用する場合、岩宿の適用の後にその軽減を行う。

▶︎雑賀衆

▶︎黒脛巾組
 ・【羅眼】は0を指定できない。

▶︎座頭衆

▶︎鉢屋衆
 ・【抜井戸】。抜井戸は玉繭と違って回避判定の代わりに使用するわけではないので、抜井戸の判定に失敗しても元々の回避判定が可能という卓が存在する。無我も同じく。
 →不可能。

▶︎八房

▶︎黒鍬組
 ・【幻夢殿】
 特殊戦場「幻夢殿」として扱い、あらゆる戦場とは別物として扱う。
 よって【戦場の極意】は適用できない。【浮足】の極地時の効果は適用されない。「水中・甲乙」を幻夢殿で指定していても【水計】は使用できない。
 同一戦場の二重指定は、①可能か、②不可能か。
 →①。

▶︎川波衆

▶︎山潜り
 ・【大吠】のコスト上昇はサポート忍法の使用後とする(「使用したとき」としか書いてないので前後が不明。この裁定は変わることがある)。よって【破圏】による「サポート忍法の使用直前」の判定の発生は起こらない。
 →現在は、【大吠】のコスト増加で【破圏】に引っかかるとする。
 また、命中判定前に使用できるサポート忍法に対して【大吠】を発動した場合、サポート忍法のコストを支払ったあとに攻撃忍法のコストを支払うとする。よってサポート忍法のコストが使用可能コストを超過した場合、コストのある攻撃忍法は使用できない。

▶︎花留陀衆
 ・【怪士】は階級制限を受けるとする。中忍が怪士で修羅を特例修得することはできない。

 ・【真蛇】や【怪士】で特例修得した忍法を「双子」や「呪い」で未修得にした後に、再度真蛇を起動して
 ①特例修得できるか、②できないか。
 →②

▶︎金色庵

▶︎宿儺衆

▶︎真言立川流

▶︎土御門家
 ・【式神】で発生するのは「攻撃の権利」だと解釈する。よって攻撃奥義を使用できる。【岩宿】と異なり「攻撃忍法を使用できる」というエラッタが追加されていないため。この裁定は変わる場合がある。
 →協力型でのみ上の裁定。それ以外では岩宿と同一の処理。

 ・【羅盤】でプロット0を指定できる。

▶︎伴天連

妖魔

 ・【見越】は修得している忍法以外にも効果が及ぶ。
 ・【付喪神】は【震々】と異なり「目標に選ぶ」ではなく「選ぶ」としか記載されていない。ここでは
 ①目標にとらない忍法と扱うか、②目標にとる忍法と扱うか。
 →①で。おそらく脱字と思われる。

 ・【鬼火】は、目標を変更する【囮方】で効果が発生するが、回避を代わりに行うだけの【護衛】【助太刀】では発生しない。

 ・【金毛】【魔拳】【銃躙】について。【二重虹】の裁定に従う。

 ・【朱盤】【双影】。どちらか一方と入れ替える。朱盤の使用者が選ぶ。

 ・【香魂】の使用条件である「減少したとき」は「消費」も含む。【毒飼】などでも起動する。

 ・【プロット制限】+【朽縄】。プロット3以上で両方の効果を受けている場合、【プロット制限】の効果で【朽縄】の効果を満たせないため、お手つきとなりプロット0になる。

 ・【雷獣】は、変調(重傷のみ。猛毒飢餓はダメージではなく生命力減少)、サポート忍法、装備忍法(鬼火荒吐など)、戦場効果などの攻撃忍法以外の接近・射撃ダメージも軽減できる。

 ・【雷獣】「複数回攻撃系忍法」について。軽減効果は、
 ①累積するか、②しないか。→①。

ハンドアウト

PC 推奨:

【導入】


【使命】

NPCハンドアウト

 概要:

【設定】


【使命】