「なんか静かですね。街の中にはギャラルホルンもいないし本部とはえらい違いだ。」
「ああ。火星の戦力は軒並み向こうに回してんのかもな。」
「まっそんなのもう関係ないですけどね!」
「上機嫌だな。」
「そりゃそうですよ!みんな助かるし、タカキも頑張ってたし、俺も頑張らないと!」
「ああ」(そうだ。俺たちが今まで積み上げてきたもんは全部無駄じゃなかった。これからも俺たちが立ち止まらないかぎり道は続く)
何者かが「トマルンジャネエゾ」を詠唱してしまい、
「オルガニウム」という未知なる物質が蔓延してしまった。
「オルガニウム」回収の為、シノビは動く──。