湖の底に花沈む

タイプ:協力型

人数:2

リミット:5

舞台:退魔編

プライズ:花切の太刀

製作:公式

ツイート

はじめに

このシナリオのレギュレーションは「退魔編」です。
追加ルールとして「断城」(鞍馬p27)、戦場の追加ルールの「戦場効果の選択」(鞍馬p33)を使用します。また、異界遺産(鞍馬p14)がプライズとして登場します。

近畿地方の山奥にある湖、皐月湖とその底にある洞窟「菖蒲の洞」がシナリオの舞台となります。「断城」のルールを使用するため、シーン表は使用しません。

あらすじ

PCたちは、古文書や伝承を専門に扱う密蔵番の研究チームに呼び出されました。
彼らによると、異界遺産のひとつとされる「花切の太刀」の所在が判明したというのです。

「花切の太刀」は、渡来人が人間を素材として作った魔仭であり、「皐月湖」という湖の底にある「菖蒲の洞」という洞窟にあること。分類としては二星と推測され、緊急性は高くないが、斜歯忍軍など、他の流派に回収される前に回収したいこと。

そして「花切の太刀」の伝承に寄れば、「菖蒲の洞」には妖魔が出現する可能性が高いため、PC②を呼んだことを話します。

ハンドアウト

PC1 推奨:密蔵番

【導入】
あなたは異界遺産を回収するという役割を持つ封剣士だ。今まで、いくつもの異界遺産を回収してきた腕利きだ。PC②とは、何度か忍務を共にしたことがある。
皐月湖(さつきこ)の底にある洞窟「菖蒲(あやめ)の洞(ほら)」には、「花切(はなきり)の太刀」という二星の異界遺産があるという。今までの経験からしても、さほど手強い忍務ではないだろう。

【使命】
「花切の太刀」を回収すること

PC2 推奨:鞍馬神流

【導入】
あなたは、妖魔を倒す役割を持つ凄腕の降魔忍者だ。PC①とは何度か忍務を共にしたことがある。
異界遺産の周囲には妖魔が出現する可能性が高い。皐月湖(さつきこ)の底にある洞窟を探索するには、妖魔に相対する力が必要だろう。


【使命】
PC1に【使命】を達成させること

NPCハンドアウト

菖蒲の洞 概要:

【設定】
皐月湖の底にある洞窟。
「花切の太刀」はこの中にあるという。

【使命】

釘打火花 概要:

【設定】
斜歯忍軍の異界遺産回収班を率いる中忍で、PC①、②共に、何度か忍務で敵対している。どんな忍務だったのか、どんな関係だったのかは、PCが好きに設定していい。

【使命】
菖蒲の洞にある異界遺産を回収すること