導入 「江渡那村(えとなむら)」深山幽谷にある忍者の村であり、様々な薬品や忍具の原材料になる貴重な植物の産地として知られている。ある者は、簡単な忍務を受け、ある者は友に会うため、それぞれに訪れたその村では、全ての住民が死に絶えていた。月の光に照らされながら、村の中では奇妙な祝詞が響き渡る…。
レギュレーション ・階級:中忍頭+6点(貸し出しあり)・功績点上限:11点・禁止:師匠含む従者、一般人、儀式,血盟,GP,平安忍法・許可:正忍記、忍秘伝(掲載ページの記載をお願いします。)・『公式シナリオ』です・シーン表による判定や影響はシーンプレイヤーのみが受けるものとする。・功績点制限以内であれば功績点消費は良し
月天に死の咲くシーン表 2何者かの強い恨みと悪意を感じる。焼き鏝を押されたかのような激痛が走る。《呪術》で判定を行う。失敗すると接近戦ダメージ1点を受けるとともに「花印」を一つ刻まれる。3目の前に、七色に光る楽園のような光景が広がっている。頭の中で継承が鳴るも、なぜか、思わずそちらに足をむけてしまう。《幻術》で判定を行う。失敗すると射撃戦ダメージを1点受けると共に、「花印」を一つ刻まれる。4どこからか不思議な声が聞こえる。透き通るようなその声に、全てをゆだねたくなる……。《言霊術》で判定を行う。失敗すると、「花印」を一つ刻まれる。5さあっと風が吹き、木々が揺れ、さわさわと葉が触れ合う。まるで、こちらを見ながらひそひそと会話をしているかのようだ。6視線を感じる。振り向いても、そこには一凛の花があるのみだ。7一息つこうと上がり込んだ建物で丸薬を見つけた。悪いが、使えるものは使わせてもらおう。兵糧丸を一つ獲得する。8潜んでいた人影が、月明かりの下に現れる。自分以外のPCを一人だけシーンに登場させる。9村人に出会い、忍具を渡される。お礼を言うために顔を上げると、そこには死体があるのみだった。「神通丸」を一つ獲得する。10忍具の符が貼られているのを見つける。この村全体を使い、封印か結界でも張っていたのだろうか……。どのみち、この様ではもう用済みだろう。「遁甲符」を一つ獲得する。11調査中、ふと、神棚に奉られた酒に目が行く。吸い寄せられるようにそれを手に取り、一息に飲み干す。身体が火照り、完備な香りが鼻の奥から少し抜ける。「花印」が一つ消える。12手を引かれたような気がする。その感覚に従って歩くと、隠された細い道を見つけた。これは、村に張り巡らされた隠し通路……?《地の利》で判定を行う。成功すると、このシーンの直後に追加で自身のドラマシーンを一つ獲得する。
PC1 推奨: 【導入】 あなたは「江渡那村(えとなむら)」と呼ばれる忍者の里を訪れ、「月寵花(げっちょうか)」なる花について調べる忍務を受けている。月寵花は協力な薬や忍具の素材となる貴重な植物であり、この時期にだけ採取できる江渡那村の特産品だ。生産方法が分かれば、多大な利益が得られるだろう。村では「夜鷹弦(よだかげん)」という仲間が、すでに調査を進めているはずだ。あなたの【使命】は「月寵花を芽吹かせる方法を知る」ことである。 【使命】月寵花を芽吹かせる方法を知る
PC2 推奨: 【導入】 あなたは友人である「夜鷹弦(よだかげん)」の下を訪れようとしている。夜鷹はハグレモノであり、今は「江渡那村(えとなむら)」で若くして隠居生活をしている。江渡那村は隠れ里にしては珍しく、各流派からの緩衝地帯となっている場所だ。先日、あなたは夜鷹から連絡を受けた。夜鷹の恋人が身体を壊し、臥せっているらしい。村では原因すらわからないため、彼女を外に連れ出す手伝いをしてほしいというのだが―――。あなたの【使命】は、「夜鷹弦の恋人を救う」ことである。 【使命】夜鷹弦の恋人を救う
PC3 推奨: 【導入】 あなたは妖魔を討つために旅をしている。ある情報筋から、深山幽谷にある忍者の隠れ里「江渡那村」の近辺に強力な妖魔の伝承があることを聞き、村を訪れることにした。偶然にも、件の村には、かつて忍務を共にした戦友である「夜鷹弦」が居を構えている。しばらく厄介になるとしよう。あなたの【使命】は「夜鷹弦と再会する」ことである。 【使命】夜鷹弦と再会する