意思を詰めるは文と月

タイプ:-

人数:4

リミット:3

舞台:現代退魔編

シーン表:家の中シーン表

エニグマ:扉の無い家,窓の無い部屋

製作:ゴモク

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レギュレーション

現代退魔編
中忍頭/使用可能功績点12点まで(元々の消費功績点が9点以上の長所は使用不可)

必須:基本ルルブ
以下、全員が所持しているもののみ使用可能。
・忍秘伝改
・正忍記認
・プロレス忍法帳(ニンジャファイター経由)
・うたものがたり(詩才経由)
・流派ブック
・スタートブック上下改訂版(汎用忍法のみ)

採用ルール
下位流派、背景、奥義開発、功績点を使用した奥義改造、忍具の追加購入、特殊忍具の購入、従者、居所による戦闘乱入、受け渡しによる感情共有、血盟、妖魔武器の持ち込み、異形の持ち込み(功績点2点相当の計算)

該当ルルブ所持の場合、以下のルールを追加で採用
詩を読む、ニンジャファイト、忍具作成、工作判定、独自流派、類忍戦力、戦場表甲乙、妖術戦、異界律

ハウスルール
家宝:記憶の特技は好きに選択可能
デッドマンは、忍法の効果を全て正確に記載する場合使用可能。
No9の初期作成あり
(弱点の抜け忍を習得し、ハグレモノ以外の六大流派を選択していること。
 昔日では抜け忍で選択した流派かその下位流派しか選択できない)
独自流派に所属しているキャラクターの場合、使用可能功績点の最大値を2点減少する。

注意点
シナリオに登場するエネミーが、使用不能範囲のルルブの忍法などを修得している場合があります。キャラシートに詳細を記載しますので、その場合はそちらをご確認お願いします。

概要

地獄門が開かれてより、忍者と妖魔の戦いに限りは無い。
今宵もまた、戦いの火蓋が切って落とされる。

妖魔討伐部隊に参加したPC2,3,4の三名は、目標地点へ移動中、全滅したと報告されていた先遣部隊の一員、PC1を発見する。しかし、PC1は記憶を失っていた。
どうしたものかと思案する君たちを、突如として異変が飲み込む。
周囲の景色が急激に変化していき、気づけば家を模した異界の中に閉じ込められていた。
果たしてこれは妖魔の仕掛けた罠なのか?彼らは無事脱出を果たす事はできるのか?

シノビガミシナリオ「意思を詰めるは文と月」

家の中シーン表

2:大きな柱時計のある部屋。チクタクチクタクと時計の音に耳を澄ましていると、時間を忘れてしまいそうだ。
3:家の屋根裏部屋。潜んでいれば、下の会話を盗み聞く事ができそうだ。
4:暖かなストーブがある部屋。しかし、貴方が足を踏み入れると火は消えてしまった。
5:狭く急な階段を何とか上る。何かの足音が聞こえる。ここで襲われるのは勘弁して欲しいが。
6:柔らかなベッドが並んだ寝室。思わず眠気に襲われるが、こんな場所では寝ていられない。
7:仄暗い廊下を進む。灯りも無いのに真っ暗では無いのは、どういう原理だろうか。
8:やや狭く感じる台所。不気味な冷蔵庫や調理器具が並んでいるからだろうか?
9:物置だろうか?しかし戸棚の多くは何も入っていない。蟲の死骸があるだけだ。
10:殺風景なリビング。大きな机には何も置かれていないし、椅子も無い。
11:絵本が並べられた小さな部屋。おもちゃもそこらにあるので子供部屋だろう。
12:広々とした浴室。お湯が張られており、こんな状況でなければ汗を流したいが...底に顔が見えた気がする。やはりやめておくべきだろう。

注意点

このシナリオではPC1が主人公枠になっております。
そのため、PC1を中心としたギミックや効果が幾つか存在します。
また、PC1はシナリオギミックによるロストの可能性があります。
ご了承お願い致します。

目安
メインフェイズ    :やる事多め/手番厳しめ
クライマックスフェイズ:メインフェイズの行動によって難易度上下

ハンドアウト

PC1 推奨:

【導入】
貴方は異界に閉じ込められた忍者だ。
他PCの話によると、自分は妖魔討伐の先遣部隊に参加していたらしい。
しかし、今の自分は記憶を失っており、彼らの話もよく理解できない。
何故自分はここにいるのか?何故自分は記憶を失っているのか?
記憶を取り戻せば、答えは得られるだろうか?


現在、貴方に秘密は無い。
また、貴方はプライズ「鎮め石」を所持している。

【使命】
記憶を取り戻す

PC2 推奨:

【導入】
貴方は異界に閉じ込められた忍者だ。
PC1の存在そのものが罠だったのだろうか?PC1は今記憶喪失らしいが、それもどこまで信じていいものか。
妖魔もそうだが、PC1の動向にも目を光らせておくべきだろう。


【使命】
PC1を監視する

PC3 推奨:

【導入】
貴方は異界に閉じ込められた忍者だ。
貴方の家には標的である妖魔の伝聞が残されており、この家を模した異界は、間違いなく標的の妖魔によるものだろう。
であれば、これは窮地では無く好機だ。
異界の奥へ進み、妖魔を討伐するのだ。

【使命】
妖魔を討伐する

PC4 推奨:

【導入】
貴方は異界に閉じ込められた忍者だ。
標的の妖魔と邂逅し、生存している数少ない証人、それが貴方だ。
この異界、間違いなく奴のものだろう。
貴方を逃がすために犠牲になった仲間のためにも、必ず妖魔を倒す。

【使命】
妖魔を討伐する

NPCハンドアウト

標的の妖魔 概要:恐ろしい妖魔

【設定】
各地を遊牧する妖魔。一定の周期で特定地点を移動しており、居ついた地で妖魔が急激に増加する現象が観測されている。
眷属と見られる七体の下級妖魔を引き連れており、本体と邂逅できたものはほとんどいない。

このHOに対する情報判定には、残存している眷属の数だけ-修正が発生する。

【使命】
各地を巡り、妖魔を増やす

隠れ潜む低級妖魔 概要:妖魔の眷属

【設定】
標的の妖魔に付き従う七体の低級妖魔。
標的の妖魔の眷属であり、本体たる妖魔が無事ならば、幾度倒しても湧いてくるという。

このNPCはいずれかのシーンに潜んでいる。
各PCは自分がシーンプレイヤーのドラマシーンで、登場しているシーンに対して「探す」を宣言する事ができる。「探す」を宣言したシーンにこのNPCが潜んでいた場合、発見し、倒す事ができる。

【使命】
見つからない

プライズ:鎮め石 概要:不思議な意思

【設定】
PC1が所持していた秘石
何か強い力を感じるが...

このプライズは、最初の所持者から移動しない。

このプライズの秘密は、このプライズに対する情報判定が成功した時、もしくはPC1が記憶を取り戻した時、公開情報となる。(拡散情報扱い)


【使命】
???