数年前、「血濡れの雨事件」というものが発生した。
発生地はG県A市。目撃者証言が少ないため正確な状況はわからない。わかることは一つ、G県A市に在った全ての生命体が鏖殺されたということだけ。人口が0人になったA市は、隣のB市に統合された。
それから今日、雨の降り注ぐ中、あなた達はいつもの日常を過ごしていた。あの事件が元々なかったかのように。
ふと、あんた達は空を見上げる。
気づけば、雨が"止まっていた"。
雫は重力を忘れ、雲は風を忘れ、空は暗いまま。
シノビガミシナリオ
「虹色に編まれたあの空へ」