技比べ

タイプ:バトルロイヤル型

人数:3~4

リミット:2

舞台:現代編

シーン表:通常シーン表

製作:ササニシキ

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あらすじ

10年前。虹鋼(にじはがね)山にて、すでに取り尽くされたと思われていた奇性資源『ヒセキ』が発見される。

9年前。虹鋼山の所有権を巡り、鞍馬神流、比良坂機関、斜歯忍軍、隠忍の血統の四流派が衝突。3年に渡る凄惨な戦争の戦端が開かれる。

6年前。あまりにも多くの血を流した四流派間で停戦の機運が高まり、『虹鋼条約』が締結される。この条約の要点は以下の2つである。

 一つ。虹鋼山は四流派の共同管理下に置かれる。
 二つ。採掘されたヒセキの分配レートは、年に1度開催される代表者同士の争い『技比べ』によって決定される。

現代。例年通り、ヒセキの分配レートを巡る『技比べ』の開催が決定。4人の忍びが各流派の代表として招集される。



■用語解説

・奇性資源(鞍馬神流流派ブックP17)
異界由来の珍しい物資や素材のこと。

・ヒセキ(鞍馬神流流派ブックP17)
奇性資源の一つで、超古代の日本で採掘されていたという特殊な鉱物。
太平洋戦争時にほとんど採掘されきったと言われていたが、10年前に虹鋼山にて鉱脈が発見された。

・技比べ(鞍馬神流流派ブックP14)
政治の重要事項を、忍者同士を戦わせ、その勝敗で決定する古くからの慣習。
その勝敗を審判するため、中改(なかあらため)というお役目衆が立ち会うのが常である。

レギュレーション

必須:シノビガミ基本ルルブ
使用可能サプリ:忍秘伝・改、正忍記・認(このシナリオでは鞍馬神流流派ブックの設定を一部採用してますが、データの使用は禁止させていただきます。ご了承下さい)
階級制限:中忍(継続キャラの階級を一時的に下げて使用しても構いません)
使用可能経験点:6点
採用ルール:下位流派、背景、奥義開発、エニグマ、功績点による忍具の獲得、特殊な戦闘乱入
不採用ルール:従者、一般人、その他有りに書いていないもの。

ハンドアウト

PC1 推奨:斜歯忍軍

【導入】
キミは今回の技比べで、斜歯忍軍の代表に選ばれた忍びだ。
ヒセキは様々な使い道が考えられる奇性資源であり、強力な忍具を制作する素材にもなる。ヒセキの確保は流派全体の発展に大きく寄与するだろう。

【使命】
あなたの使命は、ヒセキの分配レートをなるべく多く勝ち取ることだ(使命達成の功績点は、勝ち取った分配レートを10で割った数値になる)

PC2 推奨:鞍馬神流

【導入】
キミは今回の技比べで、鞍馬神流の代表に選ばれた忍びだ。
ヒセキは非常に強力な希性資源だ。もし表の世界に流出すれば、災いの種になることは想像に難くない。なるべく多くのヒセキを確保し、厳重に管理しなくては。

【使命】
あなたの使命は、ヒセキの分配レートをなるべく多く勝ち取ることだ(使命達成の功績点は、勝ち取った分配レートを10で割った数値になる)

PC3 推奨:比良坂機関

【導入】
 キミは今回の技比べで、比良坂機関の代表に選ばれた忍びだ。
 ヒセキは多くの者が欲しがる奇性資源であり、有用な交渉カードになりうる。いざという時のため、手札は多く確保しておくに越したことはない。

【使命】
あなたの使命は、ヒセキの分配レートをなるべく多く勝ち取ることだ(使命達成の功績点は、勝ち取った分配レートを10で割った数値になる)

PC4 推奨:隠忍の血統

【導入】
 キミは今回の技比べで、隠忍の血統の代表に選ばれた忍びだ。
 ヒセキは非常に価値の高い希性資源だ。莫大な金が動く代物であり、うまく売り捌けば莫大な利益を見込めるだろう。そうした得た資金は流派の悲願であるシノビガミ復活にも寄与するはずだ。

【使命】
あなたの使命は、ヒセキの分配レートをなるべく多く勝ち取ることだ(使命達成の功績点は、勝ち取った分配レートを10で割った数値になる)

NPCハンドアウト

霧切 斬亜 概要:秘密☓ 感情☓ 居所◯

【設定】
鞍馬神流の忍びで、今回の技比べにおける中改(要は審判)

・このNPCはエキストラの『情報屋(基P235)』として扱う。
・このNPCは戦闘は仕掛けられたとき、1ラウンド目の終了時に自主脱落する。
・このNPCはプライズ『月光刀』を所持している。

【使命】
あなたの使命は、無事に技比べを終わらせることだ。

月光刀 概要:プライズ 秘密☓ 感情☓ 居所☓

【設定】
ヒセキを加工して鍛えられた刀。
青緑に輝く刀身は、誰もが目を奪われるほどに魅惑的で美しい。

このプライズを所持している者は、あらゆる判定に+1の修正を得る。

【使命】
特になし