かつて鞍馬神流に所属していた忍びが立ち上げた独自流派です。
鞍馬神流を抜けた理由を本人は「自分に合っていない」とだけ語っています。
一人だけの流派ということもあり、扱いとしてはハグレモノの上位流派とさして変わりません。何かしらの組織のバックアップを受けることもなく、とある町で"萬屋"という、所謂便利屋のようなことをしています。
どんな依頼でも受けるというわけではありませんが、依頼内容によっては無償で引き受けたり、場合によっては依頼がなくとも問題が起きている場に現れることもあります。その場合は「関わった事は放っておかない」という流儀に則り、いくら不利な立場になろうと、最後まで手を貸してくれるそうです。
現状在籍しているのは首魁であるA.G.ただ一人であり構成員はほかにいませんが、後に全く同名の流派を別の忍びが立ち上げます。流派名だけでなく、流儀や流派忍法まで完全に一致するため、便宜上同一の流派として扱うのが丸いでしょう。