輪廻の彼方へ(※微改変あり)

タイプ:特殊型

人数:4

リミット:3

舞台:平安退魔編

シーン表:平安シーン表

シークエンス:通常

プライズ:秘術「大威徳法」(保持者:PC1)

ボス:妖祖の王

製作:みゃーち

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レギュレーション

舞台:平安退魔編
タイプ:特殊型
リミット:3
シーン表:平安シーン表
階級:中忍頭(初期作成時6点配布、使用功績点上限6点)

採用:独自流派、下位流派、背景(複数取得あり)、奥義開発、奥義の二重改造、特殊な戦闘乱入、感情共有、戦場甲乙、惟神、忍具購入、その他の功績点の使用(P139)、エニグマ

禁止:肉薄修正、一般人、半忍、従者、総合判定、授業判定、忍具作成、奉公者、宝器、妖魔武器:彼方よりの声
採用に書いてないものも基本的に不採用です。

使用ルールブック:基本、忍秘伝・改、正忍記・認、流派ブック、うたものがたり

・キャラ作成
全てのPCは「現代退魔編」のルールにのっとってキャラを作成してください。
階級は全員中忍頭で、功績点の初期配布は6点です。

PC2,3,4に関しては古流流派すら成立していませんが、「末裔」などの取得は可とします。
またPC2,3,4に関してのみ、詩才なしで平安忍法習得可能とします。
継続も可能ですが、新規キャラの使用を推奨します。

場合によってはロストの可能性があります。

トレーラー

世界は廻る
生命は巡る

それは幾度となく繰り返されてきた業

今、世界は流転を止める
今、命はその輪廻を閉ざす

そして今、命運を託された者は時を超え、始まりの時代にたどり着く

シノビガミ「輪廻の彼方へ」

それは幾瀬、幾歳の彼方にて紡がれる
たった三日間の出会いと別れの物語

シナリオ導入

人類は今、その長い歴史に幕を下ろそうとしていた。

「輪廻の蛇」

そう名乗る者達は無限に増殖し、強き者に取り憑くことで勢力を拡大した。
異形に蹂躙される都市。
緩やかに、しかし確実に滅びゆく世界。

そんな中、隠忍の血統の頭領「夜刀神鳥日子」はある決断を下すのだった……。

輪廻の蛇

基本ルルブp171に掲載されている外道流派(エネミー専用の流派)のひとつ。

正体は不死蟲の特殊な共同体である。
不死蟲は人間の脳髄に寄生し、増殖する。

かつては地獄門の向こう側に宿主ともども封印されていたが、門の破壊とともに世界に放出され、再び増殖を始めた。

妖蛆の王

「妖蛆の王」は「不死蟲」の集合意識である。
したがって「不死蟲」が寄生しているもの全てが「妖蛆の王」であるとも言えるし、そのどれも「妖蛆の王」でないとも言える。

ゆえに、忍法(占術など)や背景(情報屋など)の効果で居所を入手することは出来ず「妖蛆の王」の居所を情報判定の対象にすることは出来ない。

ハンドアウト

PC1 推奨:なし

【導入】
隠忍の血統の頭領「夜刀神鳥日子」は現代で「輪廻の蛇」を倒すことは出来ないと考えた。そこであなたは鳥日子の命を受け、人類史に初めて「輪廻の蛇」が現れたとされる平安時代に転移した。

あなたの使命は「輪廻の蛇を滅ぼすこと」である。
また、あなたは「輪廻の蛇」を滅ぼすために鳥日子から秘術を受け取っている。

【使命】
輪廻の蛇を滅ぼす

PC2 推奨:鞍馬神流

【導入】
あなたは平安の都を守護する衛士である。近頃奇妙なあやかしが都を騒がせているようだ。都の平穏を守るためにも、妖怪は退治しなければならない。

あなたの使命は「都の平穏を守ること」である。

【使命】
都の平穏を守る

PC3 推奨:なし

【導入】
あなたは平安の都に暮らす貴族である。先日、夜半にあやかしと出くわしてから、奇妙な夢を見るようになった。"自分を、増やさなくては..."

あなたの使命は「輪廻の蛇として生きること」である。

【使命】
輪廻の蛇として生きる

PC4 推奨:隠忍の血統以外

【導入】
あなたは陰陽寮に勤める陰陽師の一人である。
奇妙なあやかしが都に現れ始めてから数日後、自ら執り行った星見の結果があなたに告げた。
「あやかしを滅ぼす力を持った稀人(まれびと)が現れる」と。

あなたの使命は「稀人の使命達成の手助けをすること」である。

【使命】
稀人を助ける

NPCハンドアウト

妖蛆の王 概要:不死蟲の集合意識 【輪廻の蛇】

【設定】
蟲を使って自らの傀儡を増やす大妖怪。今はまだ少しの勢力しかないが、人から人へと伝染するそれは不死の能力を備えているに等しい。

【使命】
より強い肉体を手に入れる

安倍晴明 概要:平安の都に住まう大陰陽師

【設定】
土御門大路にある屋敷に住まう陰陽師。
その実力は当代一とささやかれている。
奇妙なあやかしの一件についても伝え聞いているものの、自ら関わろうとはしていないようだ。

【使命】
都の平穏を守る者の手助けをする