導入 PC1と比良坂機関の忍びであるイスケは、隠忍の血統の隠れ家に潜入し儀式の情報を入手した。しかし、その気配を察した隠忍の血統の忍びと交戦することになった。戦闘で手傷を負いながらもイスケは、自身の忍犬であるPC1とともに、東京の公安隠密局へ情報を持ち帰ろうとするが……。
このシナリオではPCはすべて忍犬となります。人間とどの程度、意思疎通ができるかはプレイヤーに一任しますが、「人間の言葉は理解できるが話せない」程度がよいでしょう。PCは忍犬なので以下のボーナスが得られます。・犬なのでGMのツッコミに「匂い」を理由として使用できます。・犬なので匂いをたどることができます。自分以外のPCの「居所」を最初から獲得しています。
森林シーン表 1d6 1:生い茂る藪。虫も多いし動きにくいが、何かを隠すにはうってつけ。自分の身も隠しやすい(やりたいこと:情報判定、プラス1)2:苔生やす岩が連なる。苔の上は多少滑るが足音は気づかれにくいだろう。(やりたいこと:情報判定、プラス1)3:ズボっ……と足が地面にのまれる。腐った切り株が空洞化した天然の落とし穴だ。迂闊だった。(やりたいこと:感情判定、プラス1)4:原っぱに出る。蝶々が飛んでいる、追いかけなければ。(やりたいこと:感情判定、プラス1)5:きれいな沢だ。こういったところで沢蟹を探すのは楽しいものだ。(やりたいこと:感情判定、プラス1)6:ハイキングコースに出る。歩きやすく視界もいい。つまり……(やりたいこと:戦闘。未行動なら、このドラマシーンを戦闘シーンに変更できる。戦闘シーン中一回だけ、任意の判定にプラス1)
PC1 推奨:比良坂機関 【導入】 あなたはイスケのパートナーだ。あなたは忍犬としてまだ未熟で、主人を見捨てられない。あなたはシナリオ中に一回だけ、任意の判定にイスケから感情修正を受けることができる。 【使命】あなたの使命は「イスケが生き残る」ことだ。
プライズ:イスケ 概要: 【設定】 隠忍の血統の動向を探っていた比良坂機関の忍びで、PC1のパートナー。敵の追撃により負傷しており戦力にならない。このプライズはクライマックスフェイズが終了するまで死亡しない。このプライズの持ち主はクライマックスフェイズ終了時に、このプライズをどうするか決定してよい。イスケの【秘密】はプライズの入手と同時に獲得できる。また、イスケと互いにプラスの感情を取得した時にも【秘密】を獲得できる。 【使命】
シン 概要: 【設定】 隠忍の血統の忍び。現在のPC4のパートナー。儀式の情報を得たイスケを追撃している。忍犬の相手はPC4にさせており、PCたちの戦闘には参加しない。 【使命】シンの使命は隠忍の血統の情報を漏らさない(密書を手に入れ、イスケを倒す)」ことだ。