必要に応じてプレイヤーに提示しておくこと
■護国封門の儀
「地獄門」に重ねられた複数ある術式結界を改めて貼り直すための儀式の一つ。
この儀式は「門に取り付けられた無数の閂の一つを新しいものに取り換えるもの」と例えられ、
数十年に一度、『九十九の神子』と呼ばれる一族によって執り行われる。
月の満ち欠けや地脈の流れなどに大きく左右され、儀式を行えるのはごく限られた機会であるため、
前回の儀式の失敗を経て改めて行う此度の「護国封門の儀」は本来より不安定な状況下での儀式となることが予想されている。
なお、全国各地にて様々な一族の手によって結界強化の儀式が行われているとされているが、
それらの仔細は極秘裏に管理されており、比良坂機関の総帥である
比良坂ウブメをはじめとしたごく僅かな人間のみがその全貌を知っているに留まる。
(当シナリオの独自設定)
■妖魔
幽霊や妖怪、そして異界からの来訪者である「渡来人」などの超常存在の総称。
その多くが人類を食料や実験材料程度にしか思っておらず、
忍者をはじめとした異能者たちは、古の時代から歴史の裏側で
これらの妖魔との戦いを繰り広げていた。
(基本ルールブックより抜粋)
■地獄門
妖魔の中でも、人類の力で完全に滅ぼすことが出来ない程の力を有する大妖魔たちを
止めるため、古代の異能者たちが夥しい犠牲を払いながら作り上げた結界の門。
「地獄門」の向こう側は人類の叡智を結集して作られた妖魔たちの力を削り続ける力で満ちており、
いかに大妖魔と言えども「地獄門」を破壊し、そこから逃げだすことは不可能である。
現代において、「地獄門」は比良坂機関が中心となって厳重に管理され、世界の安全のため、極めて重要な存在となっている。
(基本ルールブックより抜粋)