無貌の民

タイプ:特殊型

人数:3

リミット:2

舞台:現代

シーン表:オリジナル館シーン(2d6)

シークエンス:通常

製作:ブナハブ

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あらすじ

この世界には、表の世に顔を出せなくなった訳アリな者達が大勢いる。そしてその大部分は忍びの世が関わっていた。
突然周りから迫害されたり、一つの失敗で他者から狙われるようになったり、不本意にも表の世から追いやられ、路頭に迷ってしまった者達に手を差し伸べているのが『無貌の民』だった。彼らは表の世から無き者にされた人々を匿い、様々なツテを使って人生をやり直す手伝いをしている団体である。
そんな『無貌の民』は、迷える者達を一斉に迎え入れる為、『集会』という場をたびたび設けていた。
今宵はその集会が行われる日である。しかし、なにやらきな臭い雰囲気が漂っていて……?

『無貌の民』に関する情報

・『無貌の民』の正式な構成員の事を同胞と呼び、表の世から追い出された者……即ち支援対象の事を民と呼ぶ。
・『無貌の民』の同胞と民の殆どが、表の世から存在を消した(消された)者達である。故に、彼らは仮面とローブを身に付けて同じ姿を取り、その正体を隠している。個人の正体を探るのは『無貌の民』の中で一際タブーとされている。ただし、外部の人間(民も含む)に変装の強要はしない。
・『無貌の民』には顔役と呼ばれる幹部クラスの人間が居る。彼らは他の同胞と異なり、誰なのか分かるよう仮面に紋章が刻まれている。
・『無貌の民』の殆どが一般人(忍びじゃない人間)である。しかし暴力に屈する事は無く、『ペルソナ:忍者狩り』持ちが居たり、ツテを使って忍びに護衛をして貰ったりと、それなりの対抗策を用意してある。

レギュレーション

階級:中忍頭
使用可能サプリ:忍秘伝、正忍記、各種流派ブック ※忍法の効果を大まかにでも記しておくこと。
有り:奥義開発、従者、独自流派、惟神、特殊な戦闘乱入
無し:半忍、一般人、忍具購入

功績点の使用上限:5点
配布功績点:なし
一時的な階級上昇有り ※セッション終了後、階級は戻す事。
新規PCの背景の複数取得有り

ギミック【密談】

各サイクル終了時、PCは密談を行える。
『密談について』
好きなキャラを一人選ぶ。そのキャラと個チャで話し合いや情報の受け渡しが行える(PCを選んだ場合、情報の受け渡しのみ可能)。情報の受け渡しの際、感情共有は発生しない。なお、密談での出来事は基本的に公開してはいけない。

ハンドアウト

PC1 推奨:比良坂の流派

【導入】
あなたは潜入忍務で『無貌の民』の集会に忍び込んだ比良坂の忍びだ。

【使命】
潜入忍務を遂行させる。

PC2 推奨:鞍馬の流派

【導入】
あなたは護衛忍務で『無貌の民』の集会にやって来た鞍馬の忍びだ。

【使命】
集会を無事に終わらせる。

PC3 推奨:ハグレの流派

【導入】
あなたは救士に誘われて集会に訪れたハグレモノの忍びだ。『無貌の民』の民または同胞になろうと考えている。

【使命】
『無貌の民』に加入する。

NPCハンドアウト

導士(どうし) 概要:『無貌の民』の関係者

【設定】
秘密○ 感情○ 居所○
顔役の一人、無貌の導き手。温和な老男。仮面には聖火の紋章が刻まれている。
主に『無貌の民』をより良い未来へ導く事を使命とする。

【使命】
集会を無事に終わらせる。

救士(きゅうし) 概要:『無貌の民』の関係者

【設定】
秘密○ 感情○ 居所○
顔役の一人、無貌の救い手。慈愛に満ちた妙齢の女性。仮面には十字架の紋章が刻まれている。
迷える者に手を差し伸べ、『無貌の民』に迎え入れる事を使命とする。

【使命】
集会を無事に終わらせる。

裁士(さいし) 概要:エキストラ

【設定】
秘密× 感情× 居所×
顔役の一人、無貌の裁き手。無口で厳正な中年の男性。仮面には天秤の紋章が刻まれている。
主に外敵への迎撃や内部の混乱を収める事を使命とする。彼が居る限り、不審な行動は決して許されない。
このエキストラは必ずシーンに登場する。このエキストラがシーンに登場している間、PCは忍法の効果以外で情報の受け渡しが出来ない。

【使命】
集会を無事に終わらせる。