最初の試練(改変)

タイプ:対立型

人数:4人

リミット:1サイクル

舞台:現代編

シーン表:通常

製作:原作:公式 改変:よどり

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本シナリオについて

本シナリオは『シノビガミ・華』付録のチュートリアル風シナリオ『最初の試練』を、原文の主旨を保持しつつ改変を加えたものである。

《主な改変点》
・改変に伴う区別のためシナリオ名にもその旨記載。
・メインフェイズを1サイクル設ける。
・サンプルキャラシを不使用とし、階級を中忍へと変更。
・サンプルキャラシ不使用に伴い、原作シナリオ独自の忍法【調査】についての扱いを調整。
・これら改変に伴い、ハンドアウトのテキストの文言や得点表等を調整した。

PCハンドアウト配布とチーム分けについて

PCハンドアウト表の内容はすべて同一であるため、ランダムに配布する。
本シナリオでPCは、二人ずつのチームとして試験を行う。導入フェイズで、D66ダイスによりチームを決定する。その後チームメンバー同士で秘匿チャットを行い、各チームの「チームリーダー」1人を決めること。「チームリーダー」はGMに秘匿チャットで、リーダーであることを伝えること。リーダーであることはその者の【秘密】に追記される。リーダー決めは後述の得点に関わる。

クライマックスフェイズおよび得点ルールについて

本シナリオのクライマックスフェイズは、全6ラウンドとなる。
戦闘の最終的な勝敗は、PCハンドアウト表に記載された得点表に基づいて、「個人(自分)」と「チーム」としての得点を計算して決める。「チーム」としての得点とそのチームに属する「個人」としての得点の、合計が多いほうのチームが勝利となる。

本シナリオ独自の忍法【調査】について

PCはクライマックスフェイズの戦闘中、自分の手番のとき、本シナリオ独自の忍法【調査】を使用できる。【調査】は修得しているものとしては扱わない。間合い2コスト2のサポート忍法であり、指定特技は使用するたびに自由(可変)に選ぶ。この忍法の間合い内にいる者1人を目標に選び、指定特技の判定に成功すると、目標の【秘密】を獲得できる(情報判定ではない)。

シナリオ導入

数年前、「ある大妖魔が"出島"から脱出し世に災いをもたらす」という予言がなされた。
六大流派はこれを阻止すべく、大妖魔討伐計画を開始した。PCたちはそのために集められた、才能溢れる忍者たちだ。
PCたちは討伐忍務につくため、流派の垣根を越えて厳しい訓練を受けてきている。そしてついに最終試験のときが訪れた。二人ずつのチームに分かれて行うこの試験で成績を示せば、討伐忍務につくことができる。
しかしその裏では、それぞれの思惑と、恐るべき罠が待ち受けていた。

ハンドアウト

PC①〜④共通 推奨:なし

【導入】
あなたは、大妖魔討伐忍務の試験に挑む忍者だ。

●得点表
・1番に相手陣営の誰かに、攻撃によってダメージを与えた者になった(【生命力】を減少させるではない)。 自分1点
・戦闘終了までに、1点も【生命力】が減少したことがなかった(消費は除く)。 自分1点
・戦闘終了時に、残っている【生命力】がもっとも高かった(同値不可)
。 自分2点
・戦闘終了時には、相手陣営のリーダーが脱落している。 チーム3点
・戦闘終了時に相手陣営に、残り【生命力】2点以下のキャラクターが1人いるたび(リーダーの脱落とは重複しない)。 チーム2点

【使命】
あなたの【使命】は、自分のチームが相手の陣営に勝利することだ。

NPCハンドアウト

試験会場 概要:

【設定】
一見、普通の街並みに見える試験会場。
普通の人々が行き交い、平穏な日常が広がっているように見えるが……。
クライマックスフェイズの戦闘中にこのハンドアウトに対して【調査】を使用する場合、間合いは関係なく目標に取ることができる。

【使命】

試験官 概要:

【設定】
大妖魔討伐忍務のための試験官だ。高速機動しながら、試験で不正が行われないか監視している。クライマックスフェイズの戦闘中は、1プロットから試験を監視する。

【使命】
試験官の【使命】は、試験を無事終わらせることだ。