行方不明になってしまった凶尾の子。
それだけなら親に届ければ済む話だが、その子の親の居場所もその子がどんな凶尾かもわからない。
あるのは「我が子がいなくなりました。助けてあげてください。とある凶尾より」と書かれた依頼書のみ。
ひょっとすると忍神の鍵かもしれない。
ひょっとすると魔神の生贄かもしれない。
ひょっとすると妖魔を身に宿した幼子かもしれない。
ひょっとすると渡来人の関係者かもしれない。
ひょっとすると────────
────────何か大変なことが起こるかもしれない。
謎を紐解き、今四人の忍が向かう。
果たしてその先にあるものとは……
シノビガミシナリオ『立つ白波』