師弟の絆

タイプ:対立型

人数:2

リミット:2

舞台:現代

シーン表:専用シーン表

製作:た~ゆ~

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シナリオトレーラー

昔、一人の忍者が子を拾った。
忍者は子を育てるため抜け忍となり、山奥へと籠ることを決断する。子はいつしか忍びの技を受け継ぎ、立派な忍者となった。
そして、約束の時が訪れる。
弟子は師匠に挑む。すべては暗い望みのため。
師匠はそれを受けて立つ。すべてを覚悟したまなざしで。
二人は想いを刃に乗せ、ただ一陣の風となる。

シノビガミシナリオ「師弟の絆」

レギュレーション

レギュレーション:現代編
シナリオタイプ:対立型
リミット:2
プレイヤー人数:2
階級:中忍
ルールブック:基本ルールブック
追加ルール使用可:背景、奥義開発、居所乱入、プライズ譲渡、特殊な戦闘乱入
追加ルール使用不可:従者、儀式忍法
追加ルール使用非推奨:その他の功績点の使用とその特典

特記①:背景【絆】【侵蝕】【政治的対立】【不忍】【悪魔憑き】の修得はできません。(シナリオ上修得している場合は除く)
特記②:「師弟の兆し」から継続で遊ぶ場合、PCは中忍となった状態で、獲得した功績点を使用できます。ただしシナリオ上で獲得した背景を未修得にすることはできません。

「師弟の絆」はキャンペーン「師弟」の第二部のシナリオです。
師弟の兆しから、5~10年前後の時間が経過している想定です。具体的な年数はプレイヤー同士で相談してください。

山中勝負シーン表

1:何年も住んできた山小屋。この先、この場所に師弟が揃うことはあるのだろうか……。
2:ふもとの村に降りる山道。日光は木々に遮られ、昼でも夜のように薄暗い。
3:山小屋近くの清流。いつも水を汲む場所で顔を洗うと、少しだけ気持ちが落ち着く。
4:土地神を祀る祠。ガサリと音がして草むらを見たが、何も変化は起きない。
5:修行の森。木に刻まれた無数の痕が、これまでの日々を思い出させる。
6:山中に霧が立ち込める。この山ならば、お互いに視界の悪さは問題にならないはずだが……。

詳細な情報について

シズナガーデン刊「師弟-Revival-」に、シナリオ裁定の詳細な情報が収録されています。

ハンドアウト

PC1 推奨:10代後半~20代前半

【導入】
 PC①は家族を殺した忍者へ復讐を果たすため、修行の日々を過ごす忍者見習いだ。
 ある日、師匠であるPC②の流派の忍び【里村晶】が現れ、PC①を流派に迎え入れる期日が来たことを告げた。
 実力不足を理由に通告を突っぱねようとする師匠に対し、里村晶は真剣勝負を提案する。PC①がPC②を倒し、実力を示せば問題はなかろうと。
 里村晶は、流派に来れば復讐相手の手掛かりが得られるだろうとPC①に囁く。その言葉を聞いて、PC①は師匠との真剣勝負を受けることを決めた。
 PC①の【使命】は「PC②を倒して復讐の道を進む」ことだ。

【使命】
PC②を倒して復讐の道を進む

PC2 推奨:30代前半~

【導入】
 PC②はPC①の師匠として、修行の日々を共に過ごしてきた忍者だ。
 ある日、元相棒の【里村晶】が現れ、PC①を流派に迎え入れる期日が来たことを告げた。元々、抜け忍となる条件として、PC①を流派の忍者として育てる約定を交わしていたため、PC②にそれを断る道理はない。しかしPC①はまだ未熟で、引き渡すことなど到底受け入れられない。
 PC②は期限を引き延ばそうとしたところ、里村晶はPC②の言葉が正しいかどうか、真剣勝負で見極めさせろと言った。それが流派の譲歩というならば、勝負を受けるしかない。
 PC②の【使命】は「PC①を負かし未熟さを思い知らせる」ことだ。

【使命】
PC①を負かし未熟さを思い知らせる

NPCハンドアウト

里村晶 概要:PC②の流派の上忍

【設定】
 【里村晶】は、PC②の元同僚(部下)で、今はPC②の流派の上忍である。PC②が流派と交わした密約を果たしてもらうために、二人が暮らす山奥へ訪れる。
 里村晶の【使命】は「PC①を流派へ招き入れる」ことだ。

【使命】
PC①を流派へ招き入れる