トレーラー 幸せはどこにあるのだろう。小さな木陰。大きな海原。暗い洞窟。明るい平原。その答えがやっと見つかったよ。この上に全ての幸せがあるんだ。この上では何も苦しまなくていいんだ。この上なら喪うものなど何もないんだ。ああ。しあわせって。雲の上にあったんだね。シナリオ『ヘヴンズ・タワー』シアワセ、シアワセヨ。
導入 比良坂機関の富豪、十六夜宅が三年前、とある遺跡を買い取った。その遺跡には研究の手の及んでいなかった古い塔があり、十六夜は巨額の資金を投入し、研究・探索を行わせる。その結果、塔は人間にとってとても過ごしやすい場であることが判明し、買い取った年に十六夜はその塔を遺跡ごとテーマパークとして開園した。塔を上りながら、それぞれの階層のアトラクションを潜っていく最高のテーマパーク。たちまち盛況になった。今でも人が絶えない「ヘヴンズ・タワー」。さて、この「ヘヴンズ・タワー」にやってきたのは様々な事情と興味を抱えた忍たち。彼らは施設へと入っていく。
ヘヴンズ・タワーとサイクルについて 1サイクル目は1階、2サイクル目は20階、3サイクル目は40階が舞台となります。最上階は80階。一階層一階層が遊園地が入るほど大きいこともあり、40階に辿り着く頃には雲の上に入り始めてくるでしょう。
[エニグマの様相] ◆幸せな人々ここにいる観客たちは皆幸せそうで善良な人々です。PCたちが不審な行動を取れば警備員に通報したり、妨害してくるかもしれません。◆塔の壁ごく普通の壁に見えますが何か違う…?調べなければ何か影響を及ぼしそうです。
PC1 推奨: 【導入】 あなたはヘヴンズ・タワーにやってきた客の一人だ。福引でヘヴンズ・タワーのチケットが当たったのである。この施設は評判によると、この世のあらゆる苦痛を忘れられるほど素晴らしいものらしい。冷やかし半分に遊んでやろう。 【使命】ヘヴンズ・タワーを楽しむ。
PC3 推奨: 【導入】 あなたはヘヴンズ・タワーにやってきた客の一人だ。十六夜宅の友人であるあなたは十六夜から招待状を受け取ったのだ。せっかくの休みだ、遊びに行こう。 【使命】ヘヴンズ・タワーを楽しむ。
PC4 推奨: 【導入】 あなたはヘヴンズ・タワーにやってきた客の一人だ。自分は別に行かなくていいと言っているのに、上司が「せっかく取れそうだし」と権力をねじ込んで無理矢理チケットを取ってしまったのだ。普段はあまりこういったテーマパークは楽しむ方ではないが、たまにはいいか。 【使命】ヘヴンズ・タワーを楽しむ。
ヘヴンズ・タワー 概要:情報 【設定】 十六夜宅によって発見された古代に建設されたらしい巨大な塔。人間にとって過ごしやすい環境の場所であることが探索によってわかり、現在は内部がテーマパークとなっている。毎日盛況だ。秘密のみ存在し、このHOに対する情報判定は条件を満たさないと行えない。 【使命】-
十六夜 宅(イザヨイ タク) 概要:ヘヴンズ・タワーの管理者 【設定】 三年前、「ヘヴンズ・タワー」の前身となる遺跡を発見した比良坂機関の富豪。流派、性別、年齢、忍者、常人関係なく分け隔てなく親切に接する。富豪ではあるが、その富は彼がコツコツと努力を重ねて稼ぎ培ってきたものであり、そのこともあって他者からの信頼も厚い。非常に温厚で優しい人物である。秘密、感情、居所が存在するが、戦闘を仕掛けることはできない。また、このNPCに対する情報判定は条件を満たさないと行えない。 【使命】客を幸せで満たす。
Gute(グーテ) 概要:謎の人物 【設定】 ヘヴンズ・タワーの客であると思われる謎の青年。このヘヴンズ・タワーにいる客の中で唯一幸せそうではなく、十六夜宅の周りをこそこそと嗅ぎまわっている。見たところ、言動から冷静でぶっきらぼうな人物だと伺える。このNPCは秘密、感情、居所が存在するが、戦闘を仕掛けることはできない。 【使命】???
ヘヴンズ・タワー1階 概要:情報 【設定】 ヘヴンズ・タワーの1階。上に登りたい人で混み合っているが、この1階もまた、店などが立ち並び人々の笑みで溢れている。活気に充ちており、皆とても幸せそうだ。このHOには秘密が存在する。 【使命】-