極天 -キョクテン-

タイプ:-

人数:1人

リミット:?サイクル

舞台:現代編

シーン表:専用シーン表

製作:よどり

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導入

ひと月前、突如として都内の一画に現れた「ミトギ町」。一般市民は当然としても、忍者の中でも一部の者しか「ミトギ町」出現への違和感を自覚していない。
「ミトギ町」の極周辺では異界律のような現象が発生し侵入は阻まれる。その上空では、未観測の星々が異常な密度でひしめき瞬いている。
妖魔の仕業か、はては未知なる力の発現か──如何なる流派の知慧や技術をもってしても、解明の手掛かりは掴めぬまま……。現在複数の流派が「ミトギ町」を囲んで、ほとんど封鎖のような監視を行っていた。

レギュレーション

必要ルルブ:大判基本(改訂版推奨)、華、新旧スタブ上下、のいずれか。

使用可能サプリ:忍秘伝、正忍記、改訂スタブ(新忍法部分のみ)、流派ブック各種、うたものがたり、デッドマン
※『正忍記』の、「ルールのわかりにくい部分の明確化や新しい用語の定義」(https://bouken.jp/pd/sg/support.html)は適用する。
※新規作成で屍衣やデッドマンのPC作成可。当該サプリを必ず所持していることが条件。
※新規作成でNo.9のPC作成可。背景【抜け忍】修得と、元いた流派を明記することが条件。


階級:中忍(新規もしくは継続)※一時デチューン可
功績点:使用上限合計7点。新規作成のみ3点特別付与。
採用ルール:下位流派、背景、多重含む奥義開発、忍具購入、「継承修得」についての明確化(斜歯ブ)、「再修得」の補足(斜歯ブ)、心変わり(ハグレブ)、戦場効果の選択(鞍馬ブ)、一部特殊エネミー(御斎ブ。生命力と分野が連動したエネミー)

不採用ルール:従者、一般人、エニグマ、儀式忍法、工作、半忍、主君、統合判定、剣魂、契機、独自流派等、採用に書いていないもの
その他特記事項:PL側の所持状況に関わらず、サプリ収録の忍法や背景が登場する。「継承修得」についての明確化(斜歯ブ)、「再修得」の補足(斜歯ブ)、心変わり(ハグレブ)、戦場効果の選択(鞍馬ブ)の4点については、未所持者には事前説明を行う。

名無(ナナシ)について

成人年齢〜20代ぐらいの想定。
PL側から性別の希望を事前に伝えてください。立ち絵の差し替えなどの簡易な対応は行えます。

ハンドアウト

PC① 推奨:無し

【導入】
あなたは「ミトギ町」を調査する忍務の最中に、斜歯忍軍の忍法狩りに襲われていたハグレモノの名無(ナナシ)に遭遇し、その危機を救った。
恩を返したいという名無は、あなたを「ミトギ町」へ案内した。あなたは目的を隠し、恩義を受ける体で、調査のために滞在することにした。

【使命】
あなたの【使命】は「今しばし名無からの恩義を受ける」ことだ。

PC①の【秘密】 推奨:

【導入】
あなたは名無に案内されたことで、初めて「ミトギ町」へ潜入することができた。ここからは容易に出ることも、外部との連絡も取れないようだ。
名無は助けてくれたあなたを慕っているが、あなたの目的を思えば、名無から悪感情を買ったり、対峙したりする可能性は充分あり得る。
あなたの【本当の使命】は、「ミトギ町の正体を調べ、危険があるなら、できれば完全に取り除く」ことだ。
あなたは名無へプラスの【感情】を結んでいる間のみ、【本当の使命】に「名無を守る」を追加している状態にしてもよい。これを達成した場合、功績点を追加で1点獲得する。

【使命】

NPCハンドアウト

名無(ナナシ) 概要:秘密◯ 居所△ 感情◯

【設定】
銀色の髪に、青い瞳のハグレモノ。「わたし」「ぼく」「おれ」と安定しない一人称と、身だしなみにこだわる人物。忍びとしては未熟なようだ。
斜歯忍軍の忍法狩りに襲われていたところをPC①に救われ、恩義のつもりで「ミトギ町」の自身の住居に滞在させることにした。
名無はPC①から感情判定を受けた場合、なんらかの効果が適用されない限りは、自分でプラスの【感情】を選ぶ。
「ミトギ町」という空間の異様な法則のせいか、情報判定や忍法や背景等の効果では、名無の【居所】を獲得することはできない。

【使命】
名無の【使命】は「PC①へ恩義を返す」ことだ。

司暁(シギョウ) 概要:秘密◯ 居所△ 感情◯

【設定】
「ミトギ町」を拠点にしているという流派の首魁。若いようでいて年齢不詳の相貌をしている。
名無がPC①を連れてきたことを察知し、すぐさま接触してきた。
名無への態度は素っ気なく、当たりが強い感さえある。
「ミトギ町」という空間の異様な法則のせいか、情報判定や忍法や背景等の効果では、司暁の【居所】を獲得することはできない。
司暁への主要な行動の判定は、2サイクル目から行える。

【使命】
司暁の【使命】は「PC①に速やかに出て行ってもらう」もしくは、「PC①に自身の流派に加入してもらう」ことだ。