七不思議捜査隊

タイプ:協力型

人数:3

リミット:基本3サイクル

舞台:現代編

シーン表:オリジナル

製作:瑞樹(→水面)

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レギュレーション

注意事項:大判のみサプリなし、奥義の強み・弱みなし

使用ルールブック:シノビガミ基本ルールブック(改訂版)のみ
PC使用不可忍法:開祖
制限:「『修得時』に指定特技や何かを指定する忍法」をセッション中に修得する効果を所持する場合、指定はキャラクターシート作成時とします。

階級:中忍(新規は3点配布)・使用功績点8点まで(忍具獲得含む※忍具獲得数は公開)
背景:リスペック制限に関わらず長所・弱点を各2つずつまで修得可。
下位流派(p.41):あり
儀式忍法(p.155):なし
血盟(p.44):なし
一般人(p.140):なし
従者(p.162):あり
奥義開発(p.158):なし
その他の功績点の使用とその特典(p.139):なし
居所による特殊な戦闘乱入(p.64):あり
忍びの霧(p.79):あり
肉薄修正(p.254):あり
キャラロスト:PCのロストはギミック上はなし。従者は戦闘で死亡の可能性あり(NPCも従者の生命を0点にした際に死亡を選べるものとします)。

あらすじ

3人のPCたちは、廃校となった忍者養成学校の廃校舎の調査を依頼されたシノビである。
その廃校舎には怪異が住んでおり、七不思議という結界で守られている。

七不思議の結界の中では、PCたちはシノビとしての超常的な力に制限を受け、廃校舎内にある道具の範囲内で、仕組まれた謎を解き明かさなければならない。

また、七不思議の結界の中では、消費したはずの道具が元に戻っていることがあるなど、不思議なことが起こるようだ。

PCたちは、はたして七不思議を解明することができるのだろうか。

―●―

メインフェイズで謎解きを含む、一風変わったシノビガミのシナリオです。あらすじでシノビたちの超常的な力を制限される、とありますが、判定などのRPは通常通り自由にして頂いて構いません。後述の「不思議ポイント」を用いた「謎解き行動」で行うことのできる行動が、廃校舎内で完結した行動な必要があるだけです。

みなさんのご参加をお待ちしております。

不思議ポイント

PCたちは「不思議ポイント」と呼ばれる特別なポイントを7点もった状態でシナリオを開始する。

「不思議ポイント」を賭けることにPC全員の同意があれば、シーンに登場しているPCはいつでも「謎解き行動」を取ることができる(戦闘シーンは除く)。

「謎解き行動」では、廃校舎内で見つけたアイテムを組み合わせることで、自由な行動をとることができる。このとき、校舎内で見つけたアイテム以外の物品を持ち込んだことにはできない。

「謎解き行動」をとったことによって、シナリオに何らかの進展があった場合(新たに秘密を入手した場合や、秘密に更新があった場合など)は「不思議ポイント」は消費されない。シナリオに進展がなかった場合には「不思議ポイント」が1点消費される。

「不思議ポイント」特別な使い方として、3サイクルが終了してまだ全ての謎が解けておらず、まだ「不思議ポイント」が4ポイント以上残っている場合、「不思議ポイント」を3点消費することで、4サイクル目を行うことができる。

「不思議ポイント」を0にしてしまうと、即座にメインフェイズが終了し、PCたちに【新たな使命】が配布される。

シナリオ終了時に、全ての謎を解いたうえで「不思議ポイント」が余っていた場合、余った「不思議ポイント」3点ごとに、功績点1点が全員に配布される。

廃校舎シーン表

廃校舎内の場所を表すハンドアウトを情報判定する際には、ハンドアウトの名称通りのシーンとして描写してください。忍法「闇神楽」などにより別のハンドアウトに二度目の情報判定をする場合も、シーンはそのままに別の場所を調べることができて構いません。

キャラクターへの情報判定や感情判定などを行う場合は、1d6により以下の廃校舎シーン表を参照します。

【廃校舎シーン表】
1:校舎と校舎を繋ぐ渡り廊下の中間。さて、どちらの校舎を調べようか……。
2:ホームルーム教室。かつてはここも生徒で賑わったのだろうか……。
3:枯れ木が並ぶ中庭。緑豊かであった頃がここにもあったのだろうか……。
4:静まり返った体育館。広い空間が物寂しさを際立たせている……。
5:本棚のそびえる図書室。何か役立つ資料が残っていないだろうか……。
6:教員に使われていた職員室。かつての生徒情報は役立つだろうか……。

ハウスルール集(必要なものだけ確認してください)

【原則】
・Q&Aの裁定は適用しません。ルールブック(エラッタ適用含む)とハウスルールの範囲で行います。

【同時攻撃のルール】
・同時攻撃の際はダメージや逆凪などはプロット終了後、同時攻撃でない場合は即適用とします。

【奥義に関するルール】
・奥義破り宣言は、誰かが判定を振り始める前に、奥義破りに参加するかしないかを全キャラクターが宣言するものとします。

【判定のダイスに関するルール】
・戦場「高所」「雑踏」の効果はプロット中の判定にも効果を及ぼします。

【プロット中の忍法に関するルール】
・忍法「影分身」「斎垣」など、プロット中の忍法で同じものを2人以上が使用した場合、忍法使用時の達成値が高かったキャラクターのほうが、より後に「影分身」のプロット値の確定や「斎垣」のプロット値の宣言を行うことができるものとします。

【変調の累積に関するルール】
・マヒ、忘却、呪いは、すでに使用不能や未修得になっている特技、感情、忍法はランダムの対象から外します。

【禁術に関するルール】
・禁術における忍法一つとは、忍法の名称が指定と一致しているもの全てが対象になるものとします。
・使用したPCが異なる禁術は累積するものとします。

【肉薄修正に関するルール】
・肉薄修正は同時攻撃かどうかに関わらず「自分と同じプロットのキャラクター(自分自身を含む)からの攻撃の回避判定には-1の修正がつく」ものとして処理します。

【「する」と「できる」に関するルール】
・「ダメージを与えることができる」という記載は、目標ごとにダメージを与えるか与えないか選択できます。
・命中判定のスペシャルで攻撃忍法の接近戦ダメージや射撃戦ダメージを変更する場合、ダメージを与えることにした目標すべてに対して、ダメージを上書きするものとします。

【他流派の血に関するルール】
・背景「他流派の血」の解釈は「(他流派の血の流派指定先として)上位流派を選んだ場合、その下位流派の流派忍法は特例修得できない」とします。

【ボスと腹心に関するルール】
・腹心はPCにプラスの感情を持ってもセッションから退場しません。

ハンドアウト

PC1 推奨:特になし

【導入】
あなたは学校に住む「ロゼッタ」という幽霊の、生前の知り合いから依頼を受けた。

【使命】
廃校舎の七不思議を解き明かす

PC2 推奨:特になし

【導入】
あなたは学校に住む「花子」という幽霊の、生前の知り合いから依頼を受けた。

【使命】
廃校舎の七不思議を解き明かす

PC3 推奨:特になし

【導入】
あなたは学校に住む「太郎」という幽霊の、生前の知り合いから依頼を受けた。

【使命】
廃校舎の七不思議を解き明かす

NPCハンドアウト

お手洗い 概要:場所を表すハンドアウト

【設定】
いわゆるトイレ。特定の方法で妖怪を呼び出すことができるという噂がある。

【使命】
なし

グラウンド 概要:場所を表すハンドアウト

【設定】
体育の授業でも用いられる広いグラウンド。夜になると銅像がトラックを走り回る、という噂がある。

【使命】
なし

屋上 概要:場所を表すハンドアウト

【設定】
校舎の屋上。屋上へ続く階段は本来12段であるはずが、夜になると13段に増えているという噂がある。

【使命】
なし

音楽室 概要:場所を表すハンドアウト

【設定】
音楽の授業で用いる教室。夜になると誰もいないはずなのにピアノの音が鳴り出すという噂がある。


【使命】
なし

体育倉庫 概要:場所を表すハンドアウト

【設定】
体育の授業で用いる道具が詰め込まれた倉庫。倉庫に隣接する体育館では、夜になると人がいないのにボールが床を弾む音がするという噂がある。

【使命】
なし

理科室 概要:場所を表すハンドアウト

【設定】
理科の授業で用いる教室。夜になると動く人体模型の噂がある。

このハンドアウトの秘密には、情報判定を行うことができない。
代わりにNPC「人体模型」と戦闘を行って勝利すると、戦果としてこのハンドアウトの秘密を指定することができる。


【使命】
なし

人体模型 概要:NPC

【設定】
理科室にある人体模型。

このNPCに秘密は存在しない代わりに、このNPCに戦闘で勝利すると、ハンドアウト「理科室」の秘密を戦果として指定することができる。

このNPCのメインフェイズの使命は「できるだけ理科室の秘密をPCに知られないようにすること」である。

このNPCは特定の条件でクライマックスフェイズに参加する。

【使命】
できるだけ理科室の秘密をPCに知られないようにすること