今日は五人でピクニックに行く日だ。
PC1とまことが少し遅れてやってきて全員揃う。
その日は雲一つ無い快晴の空と、そよ風が心地良い日だった。
四人が手を繋ぐ。そして、その後ろにまことが立つ。
まことは助走を付け、キミたちの背中を強く押して走り出した。
その力強さと素早さは相当なものだ。
まるでジェットコースターに乗っているかのように駆け抜けていく。
あっと言う間にキミたちは綺麗な丘にやってきた。
そこから見渡す限りの景色は壮観だった。
緑、地元の町、遠くの都市、更に遠くには青い空が広がっていた。
それでも、ここから見える世界は、ほんの一部に過ぎない。
海の向こうには、未だ見ぬ国があり、世界はもっと広い、もっと美しい。
今ここに、血盟『○○』が結成され、幼き五人は手を重ねた。
「いつか、この世界を守れるくらい、立派な大人になってやろう」