光よりも速く!!

タイプ:特殊型

人数:3

リミット:3

舞台:現代編

シーン表:自由

製作:ふれの

ツイート

トレーラー

─世界を守れるような、凄い大人になってやろう─

その日、五つの手が重なった。
才能を持った者たちが、
シノビとしての力を開花させ、
やがて違った道を歩み始めても、
その友情が途絶えることはなかった。

迫る彗星。地球滅亡の危機。
世界中の人たちの命を背負う重圧。
だけど不思議と怖くはない。
キミの隣には大切な仲間が居るのだから。

忍術バトルRPGシノビガミ
『光よりも速く!!』
─光を超え、未来を切り開くんだ─

それは、とある五人のシノビたちの物語。
世界を守る戦いの果てに、
キミは未来を見つけられるか。

レギュレーション・キャラ作成

基本ルールブックを使用。また忍秘伝改を使った要素があります。
GMが忍秘伝改を持っていない場合は、データ改変案もあります。

あり:下位流派、奥義開発、血盟忍法
なし:従者、儀式忍法

キャラクターロストの可能性がありますので、
継続キャラの場合はGMに要相談ください。

決めておいてほしいこと・血盟

この物語は、幼馴染である五人の仲間たちが、
地球に迫る彗星に立ち向かう物語です。
設定などを打ち合わせしておくと、より楽しみやすくなります。
どのようなキャラクターで、どのような関係性か考えておきましょう。
PC同士は、この忍務を通じて久しぶりに再会したことにしても、
それまでも定期的に会っていた設定でも構いません。

導入①にて五人は血盟(基p44)に加入します。
この血盟の名前や設定なども事前に相談して、決めておくことをお勧めします。
血盟の流儀は『守護』です。セッション中の加入や脱退は自由に行なえます。
この血盟の加入により、功績点の減少(基p45)は発生しません。

導入①

今日は五人でピクニックに行く日だ。
PC1とまことが少し遅れてやってきて全員揃う。
その日は雲一つ無い快晴の空と、そよ風が心地良い日だった。

四人が手を繋ぐ。そして、その後ろにまことが立つ。
まことは助走を付け、キミたちの背中を強く押して走り出した。
その力強さと素早さは相当なものだ。
まるでジェットコースターに乗っているかのように駆け抜けていく。

あっと言う間にキミたちは綺麗な丘にやってきた。
そこから見渡す限りの景色は壮観だった。
緑、地元の町、遠くの都市、更に遠くには青い空が広がっていた。
それでも、ここから見える世界は、ほんの一部に過ぎない。
海の向こうには、未だ見ぬ国があり、世界はもっと広い、もっと美しい。

今ここに、血盟『○○』が結成され、幼き五人は手を重ねた。
「いつか、この世界を守れるくらい、立派な大人になってやろう」

導入②

キミたちは、日本の内閣総理大臣《御園百合恵(基p221)》に呼び出される。
招集を受けたのは五人。だがその場にまこと、れいの姿はなかった……。
「お集まりいただきありがとうございます。血盟『○○』の皆さん。
 お二人いらっしゃいませんが、先に話ししましょう」
百合恵が語り始めた内容は、この世界の存続が掛かった危機だった。

まだ世間には知られていない極秘案件。
巨大な彗星が地球に迫っており、このままでは衝突してしまう。
極秘に防衛本部を設立し、彗星対策の準備を進めている。
キミたちには、時が来たら彗星の破壊忍務に赴いてもらう。

中忍であるキミたちに託すには少々荷が重いと感じるかもしれない。
他にも実力者のシノビはいくらでも居る。
だがキミたち五人の信念、結束力を信じている。
是非、この世界を救って欲しい。
もし二人を見つけたら、今の話を教えてやってくれ。
もしかすると何かあったのかもしれない。それも調査を頼む。

かくして、世界を守る戦いにキミたちは挑むことになる。
キミたちは、この世界に未来を灯すことができるのか……?

シナリオ集『SHUXEI(シュクセイ)』について

当シナリオは「わかばTRPG部」が発行する同人シナリオ集、
「SHUXEI(シュクセイ)」に収録されているシナリオです。

シナリオの詳細はシナリオ集をご覧ください。
https://wakabatrpgbu.booth.pm/items/3614291

ハンドアウト

PC1 推奨:五人の中で一番仲間想い

【導入】
キミは、五人の中で一番仲間想いだ。
世界の危機に立ち向かうことは不思議と怖くない。
子供の頃に幾度と無く抱いた志を、全てこの忍務にぶつけるんだ。
使命は【この世界を守ること】である。

キミはいつも率先して前に出て、みんなを引っ張っていた。
みんなが一緒なら大丈夫、みんなの力があれば。
まこと……れい……あの二人はどうしたのだろうか?

【使命】
この世界を守ること

PC2 推奨:五人の中で一番社交性がある

【導入】
キミは、五人の中で一番社交性がある。
子供の頃からいつも、みんなの中心にはキミが居た。
この忍務でも、キミにしかできないことがあるはずだ。
使命は【この世界を守ること】である。

まこともれいも心配だが、PC1とPC3もしっかり見ておかねば。
あいつらは放っておくとすぐに無茶をしてしまう。
そういえば、昔からみんなを見守ってきたのはキミだった。

【使命】
この世界を守ること

PC3 推奨:五人の中で一番隠密行動が得意

【導入】
キミは、五人の中で一番隠密行動が得意だ。
シノビとしての才能を真っ先に開花させ、見る見るうちに成果をあげていった。
今回の忍務でもその活躍が期待されている。
使命は【この世界を守ること】である。

それにしても、まこと、れいは何故現れないのだろうか……。
世界の存亡が掛かった重要なときだというのに、まったく!

【使命】
この世界を守ること

NPCハンドアウト

津々見まこと 概要:五人の中で一番力が強くて速い

【設定】
彼は、五人の中で一番力が強く速い。
まことがキミたちの背中を押すと、みんなは猛スピードで駆けていった。
その速さと力強さにより、シノビとしても大活躍している。
当然、彼の能力はこの忍務においても期待されていたが、一向に姿を現さない。

まことは行方不明となっており、シーン登場ができず、
秘密、居所などの情報判定もできない。

【使命】
この世界を守ること

大守れい 概要:五人の中で一番頭が良く賢い

【設定】
彼女は、五人の中で一番頭が良く賢い。
高い頭脳を活かして、システムの構築や、忍具や忍法などの開発に携わっている。
今回の忍務でも情報収集や分析力に期待されていたが、一向に姿を現さない。
彼女は……今どこで何をしているのだろうか?

れいは行方不明となっており、シーン登場ができず、
秘密、居所などの情報判定もできない。

【使命】
この世界を守ること

防衛本部 概要:極秘に作られた対策本部

【設定】
極秘に設立され、彗星の衝突に備え、研究を行っているようだ。
忍務に赴くキミたちも、この施設がどこにあるのかは知らされていない。
ごく一部の人間のみがこの本部の場所や研究内容を把握している。
このハンドアウトには秘密と居所が存在する。

【使命】
この世界を守ること

迫る彗星 概要:地球へ向かってくる

【設定】
宇宙を漂う彗星が地球に向かっており、このままでは衝突してしまう。
何らかの方法で衝突を回避することはできないだろうか?
このハンドアウトには秘密のみが存在する。

【使命】
???