BEYOND the DOOR

タイプ:協力型

人数:4

リミット:4

舞台:1980年日本

シーン表:なし

製作:冒険家ウルフ

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レギュレーション

■新規or継続/中忍頭or一般人
■功績点配布(新規のみ)/中忍頭8点
■新規作成時(中忍頭)の背景/長所3つ/短所3つ[長所各1つにつき上限指定9(破幻の瞳禁止)]
■継続の長所の背景最大数/3つ
■新規作成時における弱点功績点の取得/獲得可
■奥義改造(中忍頭)/強み・弱み最大1つまで改造可
■ソースブックの使用:シノビガミ上下、シノビガミ大判、忍秘伝、正忍記、流派ブック現行(鞍馬,比良坂,私立御斎学園、ハグレモノ,隠忍[追加データのみ])
■奥義「不死身」/0点目覚め許可
■全フェイズにおける戦闘中の逆凪の有無/即逆凪はナシ
■全フェイズにおける戦闘中のファンブル(プロット前含む)の表の有無/ファンブル表ナシ
■新規・継続共に所持できる忍具の数(初期含む)/最大6個まで(セッション中も6個までとなる)
■新規・継続共に所持できる特殊忍具の数(139ページ記載のもの)/最大1種選択、個数最大2個まで
■キャラクター作成時の時代オプション/現代退魔編
■階級における【統率力】/一律【統率力0】とします
■マイナス修正/最大マイナス4まで
■妖魔武器/同名妖魔武器を2種以上所持することは不可(最大1種)[特例あり]
■妖魔武器の扱い/プライズとは別のモノとして扱う
■禁止忍法/GP忍法
■禁止背景/独自設定、ニンジャファイター
■流派ブック/半忍禁止、独自流派禁止
■背景「絆」/指定できるキャラクターは「PC」間のみ
■背景「身分」/最大で1サイクルに2回使用することができる
■シーン表/なし
■戦場/変更されない限り、全ての戦場は【雑踏】に指定される。

概要

探索者達は友人の富竹光焚と共にとある廃屋敷にあるとされている【開かずの間】と呼ばれているオカルト怪談《扉の向こうに》を調査するため、○○県北部の奥地にある【鳴羅館(ナルラカン)】へと訪れたのであった。
【鳴羅館】では不可解な死を遂げる事件が多くあった。
「死体が乾涸びて死んでいた」
「血を吸われて息絶えていた」
「塵となって消えていった」
「不可思議な光の色を放ちながら、それが通り過ぎた時、焼け爛れた様な人の体が残っていた」
などの明らかに超常的な死因が発見された。

探索者への情報

【富竹光焚】という男
彼はオカルトマニア界の中で知らない者はいないほどの有名人である。数多の怪奇現象のある地に足を運んでは、超常的事象の実体験を得て、それを情報として広める広報家でもあった。
ただし、今回の件は1人ではさすがに《危険》ということを察して、探索者たちに協力を煽いだのだ。

□INSANITY CHECK

【鳴羅館】では本来シノビが味わうことのない恐怖を感じてしまう。
瘴気と狂気が渦巻き、深淵が漂うこの空間で正気を保ち続けられるかどうかはシノビ次第だ。
また一般人である【富竹光焚】はこの狂気に抗うことができない。狂気判定に失敗すると【富竹光焚】は専用の狂気を発症する。
【判定方法】
①斜歯忍軍:器術の中からランダムで指定された特技で判定を行う。
②鞍馬神流:体術の中からランダムで指定された特技で判定を行う。
③ハグレモノ:忍術の中からランダムで指定された特技で判定を行う。
④比良坂機関:謀術の中からランダムで指定された特技で判定を行う。
⑤私立御斎学園:戦術の中からランダムで指定された特技で判定を行う。
⑥隠忍の血統:妖術の中からランダムで指定された特技で判定を行う。
⑦一般人:全ての分野の中からランダムで指定された特技で判定を行う。
※注意特記:完全成功などの奥義による自動的な成功や神通丸、遁甲符等による降り直し、忍法などの効果でプラス補正や振り直しもしくはマイナス補正の無効化を【狂気判定】に対して使用することはできない。その為、この判定の結果でスペシャル・ファンブルが出たとしても適用されない(成功もしくは失敗として扱う)。

【判定タイミング】
各サイクル開始時に判定を行い、狂気判定にマイナス2の修正がつく。狂気判定に失敗すると狂気を発症する。
この狂気はサイクル終了時に解除判定を行うことができる。解除判定にはプラス1の修正がつく(このプラス補正は【注意特記】に記載されている内容とは別物として扱う)。サイクル終了時に解除判定に失敗した場合、次のサイクルに継続され、狂気判定に失敗すると、追加の狂気を発症することになる(ただし、同じ狂気を追加で発症することはない。その場合、狂気選択の再判定を行う)。

【狂気表(2D6)】
2:一時的な情報錯乱「情報判定にマイナス1の修正がつく。サイクル終了時に《伝達術》の判定に成功することで解除される」
3:狂乱状態「攻撃の目標が常にランダムとなり、無差別に命中判定を行うか、奥義を使用する。サイクル終了時に《意気》の判定に成功することで解除される」
4:心理的強迫行動「信念とは異なる行動を行なってしまう。サイクル終了時に《記憶術》の判定に成功することで解除される」
5:自信喪失「忍びとしての自覚が薄れ、あらゆる行為判定にマイナス1の修正がつく。サイクル終了時に《兵糧術》の判定に成功することで解除される」
6:慢心的行為「あらゆる行為判定のファンブル値が1上昇する。サイクル終了時に《呪術》の判定に成功することで解除される」
7:財産的損失「あらゆる戦闘において、必ず勝利しなくてはならなくなる。サイクル終了時に《経済力》の判定に成功することで解除される」
8:一時的偏執症「仇敵欄が六大流派の中からランダムに変更され、選択される。サイクル終了時に《意気》の判定に成功することで解除される」
9:錯乱状態「流儀を見失う。セッション終了後の功績点獲得時、流儀の項目だけ獲得出来なくなる。サイクル終了時に《暗号術》の判定に成功することで解除される」
10:一時的記憶喪失「達成すべき秘密の内容が伏せられ、ランダムにエニグマ一覧のバインド効果を受ける。また解除出来なければ、使命不達成として扱われる。サイクル終了時に《記憶術》の判定に成功することで解除される」
11:盲神癖「自身が行う攻撃判定で選択する目標に【ボス】を選べなくなる。サイクル終了時に《記憶術》の判定に成功することで解除される」
12:病的感染「ランダムに変調を3つ与えられ、通常回復することはない。解除判定に成功することで回復することができる。また変調は通常と戦国からランダムに決定する。サイクル終了時に《医術》の判定に成功することで解除される」

□SECRET

①1Fのキッチン[シーン固定:キッチン] 調査術判定[秘密扱い(補助)]
②1Fのリビング[シーン固定:リビング] 調査術判定[秘密扱い(補助)]
③1Fのストアルーム[シーン固定:ストアルーム] 調査術判定[秘密扱い(補助)]
④1Fのバスルーム[シーン固定:バスルーム] 調査術判定[秘密扱い(補助)]
⑤1Fのゲストルーム[シーン固定:ゲストルーム] 調査術判定[秘密扱い(補助)]
⑥2Fのベッドルーム[シーン固定:ベッドルーム] 調査術判定[秘密扱い(補助)]
⑦2Fのデンルーム[シーン固定:デンルーム] 調査術判定[秘密扱い(補助)]
⑧2Fのベランダ[シーン固定:ベランダ] 調査術判定[秘密扱い(補助)]
⑨B1Fのベースメント[シーン固定:ベースメント] 調査術判定[秘密扱い(補助)]
⑩A2Fのアティックルーム[シーン固定:アティックルーム] 調査術判定[秘密扱い(補助)]

ハンドアウト

PC1 推奨:富竹光焚の友人である

【導入】
あなたは【探索者:探偵】である。

各階における<調査術>判定はPC1しか行えない。
この判定は他のキャラクターのシーンでも行うことができる。
各階の<調査術>判定を行い、暴かれた追加の情報に対して、
PC1もしくは他のPCが行為判定を行うことが可能となる。

【使命】
「開かずの間と言われている扉の先を調べること」である

PC2 推奨:富竹光焚の友人である

【導入】
あなたは【探索者:格闘家】である。

【使命】
「開かずの間と言われている扉の先を調べること」である

PC3 推奨:富竹光焚の友人である

【導入】
あなたは【探索者:心理学者】である。

【使命】
「開かずの間と言われている扉の先を調べること」である

PC4 推奨:富竹光焚の友人である

【導入】
あなたは【探索者:ディレッタント】である。

【使命】
「開かずの間と言われている扉の先を調べること」である

NPCハンドアウト

富竹光焚 概要:依頼主

【設定】
『富竹光焚(とみたけ みつや)』
「ある廃屋敷があるんだけど、そこに開かずの間ってのがあるんだ。"扉の向こうに"ってオカルト界隈では有名でね。それでさ、一人だと不安だから一緒についてきてほしいなぁって...
ダメかい?」

【使命】
「PC達と開かずの間と呼ばれている扉の先を調べること」