茜さすこの空にさよならを

タイプ:特殊型

人数:2

リミット:1

舞台:現代退魔

シーン表:KYST(京都)

シークエンス:通常

ボス:?

製作:ずいずい

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トレーラー

あなたは、一人夕焼けに願う。
「─どうか、これ以上、……が…………ないように。」

これは“彼女”が願った物語。あなたは今岐路に立たされています。

「おいで、キミはもう生きる必要なんてない」

巡り合い、重なり、散りゆくまで。
出会ったあなたを運命がいたずらする。
遠い日の記憶を巡り、その先へと向かいましょう。

失った日々にさよならを言うために。

シノビガミ「茜さすこの空にさよならを」

レギュレーション

このシナリオは『巡り会わせ』での展開を補足する外伝シナリオです。
巡り会わせのネタバレを大いに含み、通過していることを前提としたシナリオですので、ご注意下さい。

記載分け
『巡り会わせ』のPCは「HO」と記載しています。
『茜さすこの空にさよならを』のPCは「PC」と記載しています。


巡り会わせのHO1は必ず参加する必要があります。
PC2は、HO3でも4でも構いません。
選ばれなかった方をエキストラとしてシナリオに参加させてRPを楽しむこともできます。

あり:下位流派、背景、奥義開発、忍秘伝、血盟忍法
なし:従者、儀式忍法

リスペックは特技や忍法の変更であれば構いませんが、
背景の修得や階級の変更は非推奨です。

また、シナリオの展開次第ではクライマックスが発生しない可能性があります。

導入

【導入】
京都は今日も平和だ。

美しく生きている歴史の財産たちが町に彩りを与える。
四季折々の顔を見せるこの町は、多くの人が憧れ、訪れる。

そこには妖魔などいない。忍務など存在しない。
平和な町をあなたたちは歩いていく。
さて、今日はどこに行こうか。

シナリオ時系列

PC1、2に書かれている【導入】(表書き)についてですが、
このシナリオは「もしも世喰いが存在せず、京都が平和なままだったら」
というIFストーリーになっています。
つまり、『巡り会わせ』本編のPCたちが世喰いに襲撃されないということです。
また、夜空は世喰いの一部であるため、夜空もまたこのシナリオには存在しません。
PCたちの関係が巡り会わせでのセッション中と異なる可能性があるので、
セッション開始前に相談しておくと導入がスムーズかと思います。
以下、時系列まとめです。

①『巡り会わせ』HO3、4は封魔の巫女と出会う。
護衛忍務を依頼され、共に過ごす。
(夜空から連絡は受けない)

②聖祭で真珠の受け渡しを行う。
世喰いの襲撃は起きず、護衛忍務も終了。
封魔の巫女は再び修行の日々へ戻る。

③封魔の巫女が成長し、PC1の姿へ
→本編開始

ハンドアウト

PC1 推奨:『巡り会わせ』HO1

【導入】
あなたは京都に住む封魔の巫女だ。
幼少期から鍛錬を行い、退魔の力を宿している。

退魔の力を使うことは一度も無く、妖魔の襲撃も起こっていない。
聖祭の儀式は形だけの存在であり、
平和な日々がずっと続いている。
このままPC2と共に長い時間を過ごして、
京都の町を愛していきたい。それがあなたの望みだ。

あなたの【使命】は「これからも平和な町で生きること」である。

【使命】
これからも平和な町で生きること

PC2 推奨:『巡り会わせ』HO3または4

【導入】
あなたは京都に住む退魔のシノビだ。
封魔の巫女を護衛する忍務を受け、
彼女と長い時間を過ごしてきた。

しかし、妖魔が現れる気配はなく、
護衛は名ばかりなものになっている。
これからも変わらない。
幸せな日々が続いていくだけだ。

あなたの【使命】は「これからも平和な町で生きること」である。

【使命】
これからも平和な町で生きること

NPCハンドアウト