スキップトリップデスゲーム

タイプ:対立・バトルロイヤル型

人数:3〜5人(推奨4人)

リミット:2サイクル

舞台:現代編

シーン表:専用シーン表

プライズ:十種神宝(とくさのかんだから)

製作:公式(作/MASASHIGE 様)

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導入

斜歯忍軍により集められた六大流派の忍びたち。
彼らは皆、それぞれの流派の名を背負い、死のゲーム『戮忍遊戯(りくにんゆうぎ)』へ挑まんとしていた。

嘘か真実か、使命を掲げ。
夢か野望か、秘密を胸に。

奪うは宝、十種神宝(とくさのかんだから)。
狙うは力、天津瑞(あまつしるし)。

断崖絶壁に囲まれた孤島で今、勝者総取り(ウィナーテイクスオール)の闘争劇が始まる。

シノビガミ『スキップトリップデスゲーム』
~或いは斜歯忍軍の華麗なる計画 彼らは如何にして忍法統一の野望を叶えるのか~

本シナリオについて

1) このシナリオは現代編となりますが、参加者間の合意があれば、退魔編マークの付いた忍法や背景を使用できるものとします。
2) 流派ごとのPCHOがあります。PLが選択しなかったPCHOには、シナリオで指定されたキャラクターシートとフレーバーで、それぞれの流派に対応するNPCが参加し、GMが操作します(以降これについては、部分的に「NPC化PC」と表記して説明します)。
3) PCHOに番号を用いないため、シナリオ内のハンドアウト等各テキストも、表記が「PC+番号」ではなく、「PC〈流派名〉」となります。NPC化PCだとしても同様の表記のままになります。
4) メインフェイズ中の手番は、PC→NPC化PCの交互に行います。例:PC4人、NPC化PC2人でプレイした場合 PC→NPC化PC→PC→NPC化PC→PC→PC
5) PLは【秘密】をAとBのどちらかから選んでセッションを行います。NPC化PCのHOは必ず【秘密】Aになります。各自キャラクターシートの【秘密】欄に、自分の【秘密】を記載していただくよう、ご協力お願いします。
6) 本シナリオ独自のルール、【戮忍遊戯のルール】が下記にあります。長めの内容となります。セッション中も常に確認できるよう掲載します。

【戮忍遊戯のルール】

戮忍遊戯は2人1組になって、様々なデスゲームに挑んで戮忍ポイントを稼いでいくゲームです。
各サイクルの終了時に戮忍ポイントの量で順位付けを行い、上位には忍具や秘密などのボーナス、下位にはダメージや変調などのペナルティが与えられます。

●サイクル開始時
・各サイクルの最初のシーンプレイヤーは2点の戮忍ポイントを入手する。

●ドラマシーンルール
・戮忍遊戯は2人1組になってドラマシーンを行い、様々なデスゲームに挑んでポイントを稼いでいくゲームである。
・ドラマシーンでは、シーンプレイヤーは最初に自分以外のPC(NPC化PC含む)を1人選び、同行者として登場させる。このとき、既にそのサイクルで同行者となったことのある者は選べない。「行方不明」の変調を受けている者が選ばれた場合、その者は3点の戮忍ポイントをその場で失う。
・その後、シーンプレイヤーは戮忍遊戯シーン表を振る。シーン表の内容を見たら、ピクニックモードかハードモードのどちらかを選択し、シーンに書かれたデスゲーム判定を行う。
・デスゲーム判定では、ピクニックモードの場合は、シーンプレイヤーの好きな特技で判定する。ハードモードの場合はランダムに選ばれた特技で判定を行うが、同行者はこの判定にプラス1の修正をつけることができる。
・デスゲーム判定に失敗した場合、1D6を振る。1D6の結果が1だったら同行者に、2以上であればシーンプレイヤーに、戮忍遊戯シーン表に設定されたデスゲーム効果(DGE)を適用する。
・ピクニックモードを選択していた場合、デスゲーム判定成功で1D6+2戮忍ポイント、失敗で1D6戮忍ポイントを得る。
・ハードモードを選択していた場合、デスゲーム判定成功で3D6戮忍ポイント、失敗で2D6戮忍ポイントを得る。
・デスゲーム判定が終わったら、通常通りのドラマシーンを行う。
・【魔界転生】や【機転】などで追加されたドラマシーンでは、シーン表は振らず、デスゲーム判定もない。

●戦闘シーンルール
・戦闘シーンを行うシーンプレイヤーは、その場で5戮忍ポイントを得る。
・戦闘の勝者は、3D6戮忍ポイントを得る。
・戦闘で脱落した者は、その場で5戮忍ポイントを失う。

●サイクル終了時
・各サイクル終了時、戮忍ポイントの量で順位付けを行う。同点の者がいた場合、同点の者同士でD66を振り、出目が高かったほうを上位として順位付けする。
・各サイクル終了時、上位2人にボーナス、下位2人にペナルティが与えられる。
・特に、各サイクル終了時にトップだった忍者は、任意の【秘密】か【感情】を1つ獲得できる。

●ポイントショップ開設
・各サイクル終了時、戮忍ポイントと交換で任意の【居所】と交換できるポイントショップが開設される。
・ポイントショップでは3点の戮忍ポイントを消費することで、任意の【居所】を獲得できる。一度のポイントショップで獲得できる【居所】は1人につき1つまで。

●NPC化PCの行動
PCHOとして選択されなかったPC(NPC化PC)も、戮忍遊戯シーン表を振って結果を適用します。1サイクル目はピクニックモード、2サイクル目ハードモードを選択します。NPC化PCはその他の主要な行動は行いません。

戮忍遊戯ルール簡易サマリー

1)シーンプレイヤーはまず同行者を1人選ぶ。すでにそのサイクルで同行者として指名された者は選べない。
2)シーン表を振る。景色転々のルールにより、結果が繰り上げとなる場合がある。
3)シーン表に書かれたデスゲーム判定を行う。ピクニックモードかハードモードかを選択する。
 ↳ピクニックモード 自分の好きな特技でデスゲーム判定できる。
 ↳ハードモード ランダムに選ばれた特技でデスゲーム判定するが、同行者はこれに同行者修正としてプラス1を与えてもよい。※ピクニックモードは同行者修正ができない。
4)デスゲーム判定の結果、
 ↳ピクニックモードで、成功1D6+2/失敗1D6のポイント獲得
 ↳ハードモードで、成功3D6/失敗2D6のポイント獲得
4.5)デスゲーム判定で失敗したら更に1D6を振る。
 ↳出目が1だった 同行者にシーン表のDGEを適用。
 ↳出目が2〜6だった シーンプレイヤーにDGEを適用。
5)ポイント計算やDGEの処理を終えたら、通常のドラマシーンや主要な行動の判定へ移る。

ハンドアウト

PC〈斜歯忍軍〉 推奨:

【導入】
あなたは戮忍遊戯の主催者である。
強力な忍びをゲームに参加させることで生まれる「忍気」を使って、あなたの「計画」を推し進める。そのはずだった。
だが、開催直前に現れた謎の仮面忍者により、戮忍遊戯は乗っ取られてしまった。
計画の要であるプライズ「十種神宝(とくさのかんだから)」だけは持ち出した。何とか戮忍遊戯を取り戻さねば。
あなたはプライズ「十種神宝」を所持している。

【使命】
あなたの【使命】は戮忍遊戯に勝利し、あなたの計画を完遂させることだ。

PC〈鞍馬神流〉 推奨:

【導入】
あなたは戮忍遊戯に潜入した忍びだ。
斜歯忍軍により奪われたプライズ「十種神宝(とくさのかんだから)」は本来、鞍馬神流の手により厳重に保管すべきものだ。

【使命】
あなたの【使命】はプライズ「十種神宝」を持ち帰り、封印することだ。

PC〈ハグレモノ〉 推奨:

【導入】
あなたは斜歯忍軍に捕らえられた忍びである。
この戮忍遊戯(りくにんゆうぎ)に勝利すれば自由の身となれることを、斜歯忍軍はあなたに約束した。

【使命】
あなたの【使命】は戮忍遊戯から脱出し、自由になることだ。

PC〈比良坂機関〉 推奨:

【導入】
あなたはプライズ「十種神宝(とくさのかんだから)」の噂を聞きつけて、この戮忍遊戯へ参加した。
それが忍びを集めるための罠であることなど、重々承知だ。
だがそれでも、飛び込まねばならぬ時があるのが宮仕えの忍びというもの。

【使命】
あなたの【使命】はプライズ「十種神宝」を持ち帰ることだ。

PC〈私立御斎学園〉 推奨:

【導入】
あなたはこの戮忍遊戯(りくにんゆうぎ)に、「天津瑞(あまつしるし)」という忍者が参加すると聞きつけてやってきた。
「天津瑞」はあらゆる忍器を使いこなせるという。
ぜひとも私立御斎学園で講義をしていただきたい。

【使命】
あなたの【使命】は天津瑞を自流派へと連れ帰ることだ。

PC〈隠忍の血統〉 推奨:

【導入】
あなたは招かれざる客だ。
斜歯忍軍が作りし戮忍遊戯(りくにんゆうぎ)なるもの、一体どれほどのものであろうか。

【使命】
あなたの【使命】は戮忍遊戯にて己の腕試しをすることだ。

NPCハンドアウト