君が静かに眠るなら

タイプ:特殊型

人数:2

リミット:3

製作:ふれの

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シナリオトレーラー

人(ぼくら)の一生は刹那。
その間に、何かを成し遂げようとする。
もしくは、成すべきことを見つけようとする。

魔器(わたし)の時間は永遠。
使い手(あなた)の支えとなり、力となる。
あるいは、一緒に楽しく笑い合って過ごしたい。

忍術バトルRPGシノビガミ「君が静かに眠るなら」

「それじゃあ」僕は君を握り。
「一緒に行こう」私は貴方に応える。

シナリオスペック

シナリオ:ふれの
イラスト:ぴす
レギュレーション:現代退魔編
シナリオタイプ:特殊型
リミット:3
プレイヤー人数:2
階級:中忍頭(新規)
シーン表:きみしずシーン表
ルールブック:基本ルールブック(必須)、流派ブック鞍馬神流(推奨)
追加ルール使用:剣魂(特記②参照)
追加ルール使用不可:従者、儀式忍法、最後の一撃、遺言、死亡する可能性がある背景、工作判定、半忍
特記①:このシナリオのハンドアウトは、データの処理に関する要素を数字で箇条書きにして記載しています。
特記②:【剣魂】(鞍魔P34)をアレンジした「魔器ルール」を使用します。流派ブック鞍馬神流を持っていない場合、GMの判断で基本ルールブックのデータに置き換えて遊んでも構いません。
特記③:シナリオの展開上、死亡(ロスト)の可能性があります。

シナリオの舞台

西暦2000年前後の現代日本を想定しています。PC①が過ごしている特定の地域などがあれば自由に設定していただいても構いません。

シナリオ進行について

本作はシノビガミ15周年記念シナリオアンソロジー「忍十五夜」に収録されているシナリオです。シナリオの詳細な解説文は忍十五夜に記載されています。

ハンドアウト

PC① 推奨:推奨:刹那

【導入】
キミは退魔忍者だ。
森の奥に封印されていた【魔器】を手に取ると、肉体と魂が宿り、隣にはPC②が立っていた。
キミには、どうしても討ちたい妖魔【回禄】が居る。PC②と一緒なら、かの妖魔を討ち倒せるかもしれない。だが、回禄の封印が解けるまでの約1年間は手出しできない状態だ。それまでは魔器を扱う修行も兼ね、PC②と共に過ごしてみよう。
PC①の【使命】は「PC②の力を借り【回禄】を討つ」ことだ。
(1)キミはプライズ【魔器】を所持している。

【使命】
PC②の力を借り【回禄】を討つ

PC② 推奨:推奨:永遠

【導入】
キミは【魔器】と呼ばれる大業物だ。本体である武器と、武器に宿った魂が実体化した肉体を合わせ持つ。PC①がキミを手に取り、使い手となったことで、永い眠りから覚め実体化した。
どうやら、PC①には討ちたい妖魔が居るようだ。もちろんPC①の目的を果たすべく、全力で協力するつもりだが、久しぶりの外の世界ということで、日常を謳歌したいとも考えている。
PC②の【使命】は「PC①と共に【回禄】を討つ」ことだ。
(1)キミはプライズ【魔器】としても扱われる。

【使命】
PC①と共に【回禄】を討つ

NPCハンドアウト

魔器 概要:プライズ

【設定】
【魔器】と呼ばれる退魔のプライズ。太古の時代から存在する「大業物」の一種だが、魂だけでなく肉体を宿らせ、使い手と共闘する武器など他には例がない。強大な力を秘めていることが、PC①の手から伝わってくる。

(1)プライズ【魔器】の【秘密】は所持者であるPC①や魔器自身であるPC②も把握していない。「情報判定」をすることで【秘密】を獲得できる。

【使命】

回禄 概要:

【設定】
太古の時代より人間と争い続けている鬼の妖魔。人里を襲い、未来ある子供や若者の命を奪い生とする。
退魔忍者たちは、幾度となく【回禄】と争い、何度も討伐してきた。個体数が激減し、近年で確認された唯一の個体も今は封印されている。封印は約1年で解かれるようで、PC①はこの回禄を討とうとしている。
回禄の【使命】は「すべての人間を呪う」ことだ。

【使命】
すべての人間を呪う