運命

タイプ:対立型

人数:2

リミット:3

シーン表:赤星山洞穴シーン表

プライズ:封印符(保持者:PC①)

製作:た~ゆ~

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シナリオトレーラー

月が大火を喰らうとき
歴史の道標は消失し
運命の岐路が現れる

進むは未来を見据える忍び
阻むは過去を認めぬ忍び

果たして星の行方は如何に

忍術バトルRPGシノビガミ「運命」

シナリオスペック

シナリオ:た~ゆ~
イラスト:蕗ノ下まほそ
レギュレーション:戦国×現代退魔編
シナリオタイプ:対立型
プレイヤー人数:2
リミット:3
階級:中忍頭(新規)
シーン表:赤星山洞穴シーン表
追加ルール使用:プライズの受け渡し、特殊な戦闘乱入
追加ルール使用不可:平安編・GP編のすべてのデータ・儀式忍法・従者
特記①:このシナリオでは「情報判定」に条件が設定されています。条件や特殊ルールはセッション中に公開されます。
特記②:集団戦ダメージの変調表は、与えた側のレギュレーションの表を振ります。それ以外で振る場合は、戦国編の変調表を振ります。

シナリオの舞台

愛媛県にある赤星山の洞穴の中が主な舞台となります。赤星山の洞穴は迷い込んだら戻ってこれない場所と言われており、地元の民からは禁足地とされています。

シナリオ進行について

本作はシノビガミ15周年記念シナリオアンソロジー「忍十五夜」に収録されているシナリオです。シナリオの詳細な解説文は忍十五夜に記載されています。

ハンドアウト

PC① 推奨:戦国編流派(推奨:雑賀衆・根来衆・金色庵)

【導入】
あなたは、世界を変える力を持つと言われる〈異界遺産〉を継承する〈黒潮一族〉の忍者である。
〈弘法大師・空海〉の遺した異界遺産を捜す〈大師行〉の道中、〈赤星山〉に差し掛かったところで、〈星詠みの一族〉と名乗る集団に出会った。彼らは異界遺産【星宿石】の情報を提供する代わりに、【赤星山の洞穴】に入り星宿石の封印の綻びを修復する役目にあなたを指名した。黒潮一族はその申し出を受け入れて、その役目をあなたに任せた。
PC①の【使命】は「星宿石の封印を修復する」ことだ。
あなたは【封印符】を所持している。

【使命】
星宿石の封印を修復する

PC② 推奨:現代編流派(斜歯忍軍以外)

【導入】
あなたは〈黒船の船長〉と呼ばれる渡来人と契約することで、江戸時代に遡った現代の忍者だ。
あなたの目的はただ一つ。斜歯忍軍の元となった〈黒潮一族〉と〈星詠みの一族〉の合流を防ぐことだ。PC①が〈赤星山〉にあったとされる異界遺産【星宿石】の封印を修復することで、二つの一族はお互いを信頼し、共に未来を歩むことになったと現代には伝えられている。ゆえに、PC①の忍務を失敗させれば、過去の改変はなされるはずだ。
PC②の【使命】は「PC①の【使命】を阻止する」ことだ。


【使命】
PC①の【使命】を阻止する

NPCハンドアウト

赤星山の洞穴 概要:

【設定】
八十八の霊場の一つ、〈赤星山〉にある洞穴。夏に大火が山頂に輝くことから赤星山と呼ばれるようになったと言う。
〈星詠みの一族〉の言い伝えによると、洞穴の奥底に異界遺産【星宿石】が隠されている。しかし洞穴は入り込んだら抜け出すことができないと言われており、禁足地として入洞を制限されている。


【使命】

星宿石 概要:

【設定】
弘法大師・〈空海〉によって【赤星山の洞穴】に隠された異界遺産。
一説には、空海が喰らったとされる星の魂魄が封じられているとも言われている。

【使命】

封印符 概要:プライズ

【設定】
魔除けの石と呼ばれる赤玉石の粉末を墨に練り込んだ呪符。来るべき時に備えて〈星詠みの一族〉が準備していたもので、【赤星山の洞穴】に入洞するPC①に託された。
【封印符】の所持者は、同意を得た対象か動かない対象を指定して使用を宣言することができる。使用すると、対象の所持している魂魄の活性化を抑える効果がある。
封印符の所持者は破棄を宣言することができる。破棄すると、封印符は消失する。
封印符に【秘密】はない。

【使命】