七夕心中

タイプ:特殊型

人数:4人

リミット:4

舞台:江戸(作成は戦国編)

シーン表:七夕心中シーン表

シークエンス:通常

製作:あんず

ツイート

あらすじ

江戸時代。
朝顔の季節。
あなたたちはとある裏長屋で暮らしていた。

この季節になると、長屋中に見事な朝顔が咲くことから、この長屋は「朝顔長屋」と呼ばれている。

店子(借家人)の面々は個性あふれる者たちばかり。

そんな中に「織姫」という愛称で親しまれている女が一人いた。
彼女の名は「お清(きよ)」。
美丈夫な機織り職人である。

七夕の時分になると、裁縫の腕を上達させたい客がこぞって彼女のもとを訪ねる。
中には、彼女の美貌を拝みに来るだけの者もいるだろう。

今年もそうだった。

みなから愛され、慕われている彼女。


そんな彼女が、死んだ。


七月七日、井戸浚えの朝だった。

年に一度、長屋の住民総出で井戸の掃除をすることになっているが、そこに浮かんでいたのは、すっかり青ざめた顔をしたお清だった。

心中事件

PCたちが住む長屋の住人「お清」と、隣町の紙屋の倅「誠十郎」が同じ日に、別々の井戸で死んだ。
日頃から「織姫」「彦星」と呼ばれていた二人の死。
仲を認められずついに心中かと思われたが、事態は一変。
奉行所の門内に「織姫と彦星は心中にあらず」と書かれた捨文が投げ込まれたのだ。
文を投げた者は何を知っているのか。
そして、この文に書かれたことは本当なのか。

心中であれば、二人の遺体はこのまま取り捨てられ埋葬されることはないだろう。
しかし、殺人ならば、一刻も早く犯人を見つける必要がある。

捜査に乗り出した奉行所。
PCたちは、その捜査に協力することとなる。

朝顔長屋

PCたちが住む裏長屋
七夕の季節になると、長屋中が朝顔であふれることから、そう呼ばれるようになった。
この朝顔はPC②が育てているものや、種が落ちて自然と咲いたものである。

九尺二間と狭いが、どの長屋も同じようなものだ。
ここに家族で暮らす者もいるくらいだ、一人暮らしであれば申し分ないだろう。

大家は「仁兵衛」という壮年の男性で、長屋の表で「仁質」という質屋を営んでいる。

■七夕
江戸時代の七夕は七月六日の夜から七月七日に日付が変わる頃あたりにかけてをいいます!
なので、七月七日の朝には七夕が終わっていると思っていてください。

■井戸浚え(いどさらえ)
七月七日の朝、長屋の皆で井戸を掃除するイベント。

お清

数年前から朝顔長屋に住んでいた女。年齢は二十三。
病気がちで先は短いだろうといわれていたが、普段はそれを感じさせないほど朗らかだった。
長屋で機織りをしており、その腕前と容姿から、親しみを込めて「織姫」と呼ばれていた。
井戸浚えの朝、井戸で亡くなっているのを確認されている。

誠十郎

隣町の紙屋「真吉屋」の倅。年齢は十八。
お清に入れ込み、仕事がおろそかになることしばしば。
父親から「二度と会うな」と叱られていたのは、みなの知るところである。
「織姫」と呼ばれるお清と引き離され、いつの間にか誠十郎は「彦星」と呼ばれるようになった。
そんな二人の恋路を応援する者も多くいたようである。
井戸浚えの朝、井戸で亡くなっているのを確認されている。

左馬徳之助

定廻り同心。
このあたりの犯罪の捜査と犯人逮捕の任を担っている。
自身番の町役人から相対死にのことを聞いた。
ちょうど奉行所には「織姫と彦星は心中にあらず」との捨文が届けられたところだ。
この一件が相対死にか殺人か白黒はっきりさせなければならない。
しかし、奉行所はすでに山のように案件を抱えている。
心苦しいが、あまりこの件に時間を割くことはできないだろう。
そこで、長屋の住民、紙屋の関係者、町役人からの情報をもとに、七月八日の朝に結論を出すことに決めた。

キャラ作成時注意事項

■サイクル中の行動順について
決め方は基本ルルブP.57「シーンプレイヤーの順番」と似たような決め方となりますので、ご注意くださいませ〜!(戦闘時は適用外)

■流派
古流流派で作成をお願いいたします!

■階級
中忍

■禁止
・従者関連
・儀式忍法
・血盟忍法

■採用
・背景
・奥義の開発
・功績点による忍具の追加/奥義にさらに仕掛けをつける

ハンドアウト

PC① 推奨:職業:居職

【導入】
あなたは朝顔長屋に住む居職だ。
相当な出無精であることは、長屋住人周知のことである。
この長屋に越して来て、そろそろ一年が経つだろうか?
お清とは職人同士ということもあり馬があった。
彼女の死を取り沙汰されるのは正直気分が悪い。
あなたの【使命】は「捜査に協力し、一刻も早く一件を解決すること」である。

【使命】
あなたの【使命】は「捜査に協力し、一刻も早く一件を解決すること」である。

PC② 推奨:職業:浪人

【導入】
あなたは朝顔長屋に住む浪人の男性だ。
庶民のような職に就くことは自尊心が邪魔をしてできないが、植物の栽培なら下級武士もしているしいいだろうと自分を納得させている。
この季節は朝顔を栽培しており、変化朝顔で一攫千金を狙っている最中だ。
花好きのお清に水やりなど、栽培を手伝ってもらっていた。
心中の現場である井戸の近くを確認したが、どうも解せない。
井戸のそばに咲いていた朝顔が踏み潰されていたのだ。
花が好きだったお清がそんなことをするだろうか?
七夕の夜、お清の他に誰かいたんじゃないかと、あなたは睨んでいる。
あなたの【使命】は「殺人事件とみて、捜査に協力すること」である。

【使命】
あなたの【使命】は「殺人事件とみて、捜査に協力すること」である。

PC③ 推奨:職業:自由

【導入】
あなたは朝顔長屋一の勤労家だ。
過労から倒れたことがあったが、そのときお清に世話になった。
看病のかたわら、お清は自分の病気についてあなたに弱音を吐いたことがある。
「病気の体じゃなかったら、好いた相手のそばにずっといられるのに」と。
あなたは、お清が病気を苦に心中したのだと思っている。
しかし、何故奉行所にあんな捨文が届いたのだろうか?
あなたの【使命】は「捜査に協力し、捨文の真相をつきとめること」である。

【使命】
あなたの【使命】は「捜査に協力し、捨て文の真相をつきとめること」である。

PC④ 推奨:職業:絵師

【導入】
あなたは朝顔長屋に住む絵師だ。
お清の美人画はよく売れるので、たびたび彼女に浮世絵の題材になってもらっていた。
また、紙屋「真吉屋」は贔屓先でもあり、誠十郎とは親しかった。
心中でないならば真実をつきとめ、二人を埋葬してやりたい。
しかし、二人が想い合って死を選んだのなら、これ以上口出しはしたくない。
あなたの【使命】は「心中、殺人、どちらの線もあるとみて、捜査に協力すること」である。

【使命】
あなたの【使命】は「心中、殺人、どちらの線もあるとみて、捜査に協力すること」である。

NPCハンドアウト