このシナリオで使うシーン表の中には、【お正月バトル】と記されているシーンがある。
そのシーンを引き当てたキャラクターは、対戦相手を一人選んでお正月バトルを行ってもらう。
対戦相手に選ばれたキャラクターは、必ずシーンに登場する。
特に記載がない場合、シーンプレイヤーが「先攻」になる。
お正月バトルの勝者には、特別な忍具「お年玉」を1つ手に入れられる。
引き分けになった場合、シーンプレイヤーと対戦相手が残念賞を1つずつ手に入れられる。
◎お正月バトル「福笑い勝負」(恐れ多くも各流派の首魁だの頭領だのの顔でやってる。)
①:まずGMが4b6を振り、その出目と順番を記録する。
②:次にプレイヤーは4b6を振り、出目と順番を確認する。
③:GMの出目とプレイヤーの出目を照らし合わせ、「差」を計上する。
(例:GM【5,2,6,1】、プレイヤー【3,6,5,2】なら、「差」は8となる)
④:②③を後攻も行う。
⑤:「差」の少なかった方の勝ち。同値なら引き分け。
◎お正月バトル「凧揚げ勝負」(シノビの凧揚げは、自分自身が凧になることだ!)
①:ターン開始時、シーンプレイヤーと対戦相手は、戦闘の時のようにプロットする。
②:プロットの高い方が先攻、凧揚げ判定を行う。
③:凧揚げ判定は、通常の戦闘の命中判定のように行う。成功すれば、「高度」を自分のプロット値分得られる。
④:③の判定は、失敗するまで何度でも行うことができる。
⑤:③の判定で逆凪(プロット値以下のダイス目が出る)すると、自分の「高度」が半減する。
⑥:先に高度が30まで到達するか、3ターン経過時、「高度」が高かった方の勝ち。同値なら引き分け。
◎お正月バトル「羽根つき勝負」(シノビらしい超人的な羽根のつき方が横行する。)
①:まず自分が持っている特技の中から一つ選び、その特技を使って羽をつくRPを行う。この時、勝負中一度選んだ特技は使用できない。
②:選んだ特技を目標値5で判定する。
③:判定に成功すれば、②③を後攻が行い、これを交互に繰り返す。
④:先に判定に失敗したほうの負け。
⑤:6往復して両方とも失敗しなければ引き分け。
◎お正月バトル「独楽回し勝負」(シノビの独楽は様々な変態的軌道を描く。)
①:シーンプレイヤーと対戦相手は、1から6の数字の中から一つ選ぶ。
②:GMが3d6を振る。
③:GMの出目に選んだ数字があった場合、その数だけ「ヒット」を得てしまう。
④:「ヒット」が3つになったら負け。
⑤:どちらかの「ヒット」が3つになるか、6ターン経過するまで②③を繰り返す。
⑥:6ターン経過時、どちらも「ヒット」が3つにならなかったり、同ターンで両方の「ヒット」が3つになったら引き分け。
◎お正月バトル「ロシアンお餅勝負」(ハズレのお餅は痛いほど辛いぞ!)
①:GMはシークレットダイスで1d6を振る
②:先攻プレイヤーは1から6までの好きな数字を選ぶ。
③:選んだ数字がGMのシークレットダイスと被らなければセーフ。
④:セーフならば、後攻プレイヤーに手番を渡し、これを交互に行う。
⑤:先に選んだ数字がGMのシークレットダイスと被ったら負け。
◎お正月バトル「めんこ勝負」(めんこを放つスピードは光速を超える!)
①:先攻が攻撃側、後攻が防御側として始める。
②:防御側が「ハイ」か「ロー」のどちらかを宣言し、2d6ダイスを振り、その出目を記録する。
③:その後攻撃側がダイスを振り、出目を比較する。
④:防御側が「ハイ」を宣言した場合、防御側の出目より高ければ防御側は「残機」を1つ失う。(「ロー」を宣言した場合はその逆)
⑤:攻守を交代し、後攻が攻撃側になる。
⑥:先に「残機」が3つ失われたら負け。
⑦:6ターン経過後、両者とも残機が残っている場合、残機の多い方の勝ち。同値なら引き分け。