紅に燃えるソドム

タイプ:協力型

人数:3

リミット:3

舞台:現代退魔

シーン表:ホストクラブシーン表 ※説明欄記載

プライズ:今月のお給料(保持者:PC2)

製作:霧島明 @museum1127

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トレーラー

甘く熱く、蕩ける夜。耽り更けた闇に喜びの嬌声が響く。
此処こそがソドム。背徳と快楽の町。
男と女は凸凹とは言われるが、この町では女と男が、獣と人が、悪魔と天使が凸凹に絡まり合い、堕ち合い、やがて深くに消えていくのさ。
抱き合うことは生命の奇跡と、愛を確かめる絆とは神が覆ったお子様のヴェールにすぎない。
全ては足の爪の一つからまつ毛の先まで充たされた滾るリビドー。
衝動に支配され、快楽に指揮を執られる、ただただ甘美なる欲求。それだけのために人はこの街に集い、溺れ、そして​────────

……え?原稿通り読め?
別にいいだろう?少しくらい色っぽい言い方をしたって。
ああ、そんな顔で睨まないでくれ。マゾヒズムを煽られる。
確か原稿は…………あったあった。
えーと…

とある本番可お触り系ホストクラブにやってきた忍達。
充満した香水と酒の匂い、熱に浮かされて深みへと、淫靡な間へと彼らは導かれる。
果たして、その魔の手から逃れられるか、それとも、舐め取られるか。

シノビガミシナリオ『紅に燃えるソドム』

……だそうだ。おや、新しいご客人だ。
さあ俺と乱れよう。

導入

ここは本番可お触り系ホストクラブ『ソドムの門』。ここでは夜な夜な美男美女が出入りし、様々な快楽に溺れていると言われる。そんな店に新しい客であるPC1が訪れる。店内に入ったPC1を店の副管理人であるエド・ボーナーがPC3に相手をするように申し付けたところから物語は始まる。

注意事項

《作成時の条件》
・階級:中忍固定
・下位流派有り
・背景有り
・奥義開発有り

!禁止事項!
・背景「侵食」「政治的対立」
・死亡攻撃
・従者

※このシナリオのNPC「エド・ボーナー」「赤沼紅子」はシナリオ作者のPCの流用であるため、他シナリオにNPCとして出すなどのことはできません。


★注意事項
このシナリオは雰囲気を楽しむシナリオであり、シナリオ本編内にR18用語や内容はないため、18歳未満の方でもプレイすることは可能です(R15の可能性があるので15歳未満の方にはオススメしません)。
PC同士のRPによってR18セッションにすることも可能ですが、その場合は使用するサイトの規定を守り、プレイヤーの不快にならない範囲で行いましょう。

ハンドアウト

PC1 推奨:

【導入】
あなたは『ソドムの門』に客となるためにやってきた。
別段風俗やそういったものに興味がある訳では無いが、この辺りのパトロールを任された忍である自分がこの辺りで最も大きい店に入らずに帰ったとなると流派の方からなんと言われるかわからない。
乗り気ではないが、とあなたはため息をつきつつもしぶしぶ店の戸を開けた。

【使命】
『ソドムの門』の調査をし、パトロールを完遂する

PC2 推奨:

【導入】
あなたは『ソドムの門』で最近務め始めたアルバイトだ。
あなたの仕事は店の中の荷物を運んだり、飲み物の注文をホストから厨房に伝えたり、店の玄関先を掃除したりすることである。
夜、店の看板を掃除しているあなたの目に乗り気ではない様子で入っていくPC1の姿が見えた。こんなマニアックな店に興味もなく入ってくる人間は珍しい、とあなたは好奇心から掃除もそこそこにその客の様子を観察することにする。
また、あなたはプライズ「今月のお給料」を所持している。

【使命】
PC1を観察する

PC3 推奨:男性

【導入】
あなたは『ソドムの門』のホストだ。
1ヶ月前、生きる金も住む場所も食事さえもなく、路頭に迷っていたあなたにこのホストクラブの副管理人であるエド・ボーナーが声をかけた。
「君、いい身体しているね。うちの店で働かないかい?」
そんなわけで少し前からここで従業員として働いている。
この店は賃金も悪くなく、待遇もいい。しかし何か妙だ。この違和感はなんなのだろう。

【使命】
違和感の正体を確かめる

NPCハンドアウト

ジョン・B・ウェルシー 概要:管理人

【設定】
『ソドムの門』の管理人。三年前に大金を使ってこのホストクラブを設立した。
まさに成金といった風貌の中年男性であり、エド・ボーナーと赤沼紅子を侍らせ、経済的余裕ゆえか客に対してもふてぶてしい態度を取る。
このNPCに秘密、感情はあるが、居所はない。
このNPCの秘密を調べる場合、友野玄太郎の秘密を獲得していなければ調査判定を行うことはできない。

【使命】
金を増やす

エド・ボーナー 概要:副管理人

【設定】
「おおっと、俺のことが知りたいのかい?
 俺はエド・ボーナー。この『ソドムの門』の副管理人さ。管理人の愛人でもある……っていうのは流石に冗談だが、料金を積んでくれれば男性従業員みたく客の相手もする。
 もっとも俺は金なんてもらわなくてもいいんだけれども…管理人が金を無駄にするな、ってうるさくてさ。
 自画自賛になってしまうからあんまり大きな声では言えないんだが、俺自身器量は良い方だと思っているよ。
 どうだい?君も俺と乱れてみないか?」

このNPCに秘密、感情はあるが、居所はない。
このNPCの秘密を調べる場合、ジョン・B・ウェルシーの秘密を獲得していなければ調査判定を行うことはできない。

【使命】
『ソドムの門』にて快楽を味わう

赤沼 紅子 概要:従業員

【設定】
『ソドムの門』の人気従業員であり、女装で女言葉を喋る女性的な男性。
副管理人であるエド・ボーナーとは仲がいいらしく、客を取っていない時はよく話している様子が見られる。
人気がありながらも、それで天狗になったり客を見下したりするようなことはなく、親しみ深く明るい包む込むような態度で接することからより一層人気が高まっている。
このNPCに秘密、感情はあるが、居所はない。
このNPCの秘密を調べる場合、エド・ボーナーの秘密を獲得していなければ調査判定を行うことはできない。


【使命】
客に包む込むような暖かさを提供する

友野 玄太郎 概要:門前払いをくらう老人

【設定】
PC1が店に入ってくる時に見かけた70〜80代のお爺さん。
事情があるのか、毎日『ソドムの門』を訪れて管理人であるジョン・B・ウェルシーに縋りついては彼から心底邪魔そうに殴られ蹴られ、従業員の手で外に放り出される様子が確認されている。
衣服も古く、体は何個もアザを作っている有様であり、見ていて痛々しい。
このNPCに秘密、感情はあるが、居所はない。

【使命】
店に入り、管理人であるジョン・B・ウェルシーに■■■■■を聞く

今月のお給料 概要:プライズ

【設定】
PC2の今月のお給料。
決してアルバイトにしてみれば安い額ではなく、今から使い道を考えるとワクワクしてくる。
このプライズには秘密があるが、条件を満たすまで調査判定を行うことはできない。また、条件を満たした場合、自動的にPC2はこのプライズの秘密を獲得する。

【使命】
楽しく使われる