神隠しの海(インセイン)

タイプ:対立型

人数:4人

リミット:3サイクル

舞台:本当は怖い現代日本

シーン表:神隠しの海シーン表

製作:公式(芥邉雨龍 様)

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導入

船の窓の外は、夜の闇と深い霧に閉ざされていた。
PC3が船長を務める豪華客船「乙姫号」は、PC1とPC2が率いる海賊団に乗っ取られたうえ、魔の海「M海域」へと入り込んでしまった。船はもはやコントロールを失っている。
船や飛行機が消失してしまうという「M海域」の怪現象によって、PC達以外の乗員乗客も海賊も、みな姿を消してしまった。
密航者として発見されたPC4も連れ、4人の探索が始まる。
舵の効かない船、消失した人々、船内をうろつく不穏な影、生きているように這い寄る水──一体、何が起きているのか……。

ハンドアウト

PC1 推奨:なし

【導入】
あなたは海賊のリーダーである。あなたは部下とともに豪華客船「乙姫号」を占領した。目的を果たすためであれば、あなたはどれだけ冷血になることもいとわない。そう、だれがどれだけ命を落とそうと関係はないのだ。

【使命】
あなたの【使命】は「可能な限り金品を略奪する」ことである。

PC2 推奨:なし

【導入】
あなたは傭兵である。護衛・偵察・戦闘・特殊工作等々、金さえ積まれればどんな仕事でも行い、どんな相手にも力を貸す。あなたはPC1が率いる海賊団に雇われることとなり、血沸き肉踊る戦いを期待していたのだが──「乙姫号」の制圧は何の困難もなく達成され、あなたは退屈を感じている。

【使命】
あなたの【使命】は「海賊団の敵を排除する」ことである。

PC3 推奨:なし

【導入】
あなたは豪華客船「乙姫号」の船長である。「乙姫号」は、突然現れた海賊により瞬く間に制圧されてしまった。だが、自分が屈するわけにはいかない……!

【使命】
あなたの【使命】は「乙姫号の乗客を生還させる」ことである。

PC4 推奨:なし

【導入】
あなたは豪華客船「乙姫号」に乗り込んだ密航者である。あなたは貨物室に隠れていたところを、海賊たちに見つかってしまった。だが海賊たちはあなたのことを怪しんでおり、まずは素性や目的を尋問する気のようだ。すぐに殺されるようなことはないらしい。さて、この状況、だれにくみするべきか──。

【使命】
あなたの【使命】は「密航を成功させる」ことである。

NPCハンドアウト

M海域 概要:

【設定】
古くから、海上を横切る船や飛行機から「人間が消失する」という怪現象が多発している不気味な海域。一年の大半は霧に覆われており、通常は航行ルートに含まれないのだが、なぜか迷い込む船が後を絶たない。「Missing」「Mystery」「Mist」などの頭文字を取り「M海域」と通称されている。

【使命】