実験作.exe

タイプ:対立型

人数:4

リミット:2

舞台:現代編

シーン表:任意

製作:ささみね

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シナリオ導入

あなたたちはオンセンSNSで日々セッションに参加するTRPGプレイヤーである。
だがこのところ、セッション中に突然パソコンやタブレットが火を噴き、遊んでいたPLが被害を負う事件が頻発している。
原因不明の発火事件により各人のセッションへの向き合い方を問われる中、『実験作.exe』という一つのセッション募集がなされた――。

セッション特別ルール

シーンプレイヤーはシーンの初めにそのシーンを現実シーン、電脳シーンのどちらにするかを選ぶ。

現実シーンを選んだなら、そのシーンに登場するキャラクターは作中現実世界に生きる生身のPCとしてロールする。
シーン表は通常通り処理する。
電脳シーンを選んだなら、そのシーンに登場するキャラクターは作中電脳世界でPC´を使いTRPGを遊ぶオンセンPLとしてロールする。
シーン表は作中セッション世界の状況を決めるものとして処理する。

現実シーンにNPC『GM』は登場しない。

企画概要

①オンライン活動によりTRPGを遊ぶ作中現実世界の忍者PC。
②オンライン上で使われている、作中電脳世界のPLアカウント。
③オンライン上で使われている、作中セッション世界のPC´。

②を実際に各PLがオンセンSNSで使用しているアカウントと同一にすることで、メタフィクションとしての面白さを味わおうというもの。
普段のセッションではPLがPCを操る構図だが、今回は逆にPCがPLを操る構図の演出を狙う。

なお①と③は管理の都合、同一のデータを使用するが作中での扱いは別とする。

ハンドアウト

PC1 推奨:なし

【導入】
あなたはNPC『GM』のファンであり、そのセッションにはいつもライバルを押しのけての参加を狙っている。
発火事件でオンセンSNSのアクティブユーザーが減っている中、これ幸いと参加申請をした。
あなたの【使命】はセッションを最後まで楽しむことだ。

【使命】
セッションを最後まで楽しむこと。

PC2 推奨:なし

【導入】
あなたは風変りなセッションに目がなく、予定が合えば必ず参加するようにしている。
発火事件ごときで、それより遥かに熱いこの情熱は止められないのだ。
あなたの【使命】はセッションを楽しい時間にすることだ。

【使命】
セッションを楽しい時間にすること。

PC3 推奨:なし

【導入】
あなたの友人は発火事件の被害に遭い、その恐怖からオンセンSNSでの活動をやめてしまった。
あなたは発火事件を解決し友人に戻ってきて欲しいと思っている。
だがまずは、その気になったときまで帰ってこれる場が保てるよう努めよう。
あなたの【使命】はこのセッションに集中し、心から楽しむことだ。

【使命】
このセッションに集中し、心から楽しむこと。

PC4 推奨:なし

【導入】
あなたはGMとはオンセンSNSで何度も遊んだ友人であり、それなりに信頼している。
またぞろおかしなセッションを募集しているようだが、GMとならそれなりに楽しいものになるだろう。
あなたの【使命】は参加者とともに楽しいセッションを作り上げることだ。

【使命】
参加者とともに楽しいセッションを作り上げること。

NPCハンドアウト

GM 概要:

【設定】
身の回りに発火事件の被害に遭っているPLが多く、そのうち自分も被害に遭うのではないかと少し不安を抱いている。
だがそれはそれとして面白そうなシナリオができたのでセッションを募集した。
あなたの【使命】はセッション『実験作.exe』に参加してくれたPLたちに楽しんでもらうことだ。

【使命】
セッション『実験作.exe』に参加してくれたPLたちに楽しんでもらうこと。