ハウスルール

タイプ:-

製作:なすまっく

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概要

 なすまっくがシノビガミのGMを務める際のハウスルールです。基本的には基本ルールブック(改訂版)に記載された内容に従いますが、シナリオの設定(レギュレーションや秘密等)との間に矛盾が生じる場合、シナリオの設定を優先します。

基本的なレギュレーション

・基本ルールブックは改訂版を使用します。
・シナリオ集「忍秘伝・改」および「正忍記・認」のデータを使用可能とします。
・シナリオのレギュレーションに関係なく、退魔編用の忍法や背景を使用可能とします(レギュレーションはあくまで世界観を表すものとして考えます)。
・各種流派ブックのデータを使用可能とします。

追加ルールの有無

 ルールブックに記載されている各追加ルールの有無の一覧です。記載漏れがある場合はセッションの際に教えていただけると助かります。

追加ルール  :有無 :参照
―――――――――――――――――――――――――――――――
下位流派   :○   :p41
血盟     :▲※1 :p44
一般人    :▲※1 :p45
特殊な戦闘乱入:○   :p64
忍びの霧   :○   :p79
特殊忍具※2  :○   :p139
忍法修行   :×   :p139
ひらめき   :×   :p139
エニグマ   :○   :p146
儀式忍法   :▲※1 :p155
奥義開発   :○※3 :p158
従者     :○   :p162
肉薄修正   :×   :p254
再訪     :○   :認p134※4
景色転々   :○   :認p134※4
世論     :▲※1 :比良坂p25
工作     :▲※1 :比良坂p27
惟神     :〇   :比良坂p28
類忍戦力   :▲※1 :比良坂p30、御斎p29、隠忍p77
断城     :▲※1 :鞍馬p27
統合判定   :〇   :鞍馬p32
機動戦闘   :▲※5 :鞍馬p33
剣魂     :〇   :鞍馬p33
主君     :〇   :鞍馬p35
半忍     :▲※1 :御斎p25
忍法授業   :▲※1 :御斎p27
特殊エネミー :〇   :御斎p31
独自流派   :〇   :ハグレp25
心模様    :▲※1 :ハグレp32
心変わり   :▲※1 :ハグレp34
痛打表    :▲※5 :ハグレp34
妖魔拡張ルール:▲※5 :隠忍p25
妖術戦ダメージ:〇※6 :隠忍p26
鬼力     :〇   :隠忍p26
出島     :▲※1 :隠忍p27
忍具作成   :▲※5 :斜歯p24
異界律    :▲※1 :斜歯p28

※1:シナリオで許可されている場合のみ可能です。
※2:霊装・呪紋・変心丸を指します。
※3:二重以上の改造も含めて可能です。
※4:正忍記・認の記載内容ですが、知らなくても特に問題はありません。
※5:GMおよび全PLから使用許可を得た場合のみ、使用可能とします。
※6:後述

非公開情報に関する功績点の使用

 功績点の使用用途の中には忍具の追加や奥義開発等、非公開情報に関するものがあります。もし、これらの用途で功績点を使用したい場合は、キャラシの提出時に使用の旨をGMに連絡してください。また、PLの中にこの用途で功績点を使用した人物がいる場合、セッション開始時にその旨を全体に伝えます(誰がどの用途で何点使用したかまではわかりません)。本来はこの情報も非公開にするべきだとは思いますが、全く想定外な出来事は混乱を招く可能性があると考えたため、このような措置を取らせていただきます。ご了承ください。

キャラメイクに関するルール

■初期作成時のボーナス
 当卓ではPCの初期作成時、階級に関係なく3点の功績点を獲得できます。また、背景は通常、初期作成時およびリスペック時に長所・弱点ともに1つずつまでしか修得できませんが、当卓では初期作成時に限り長所・弱点ともに複数修得することを許可します。


■制限事項
 当卓ではキャラメイクに際し、以下の制限を設けます。

・背景・忍具の追加・奥義開発に使える功績点の上限は合計10点まで。
・背景の【詩才】・【ニンジャファイター】の禁止。

 また、セッションの流れを停滞させたり相手の行動を極端に妨げたりする構成は、他のPLに不快感を与える可能性が高いため、他のPLに使用許可の確認をとる場合があります。以下はその例です。

・防御特化の構成で、最大打点が忍法【接近戦攻撃】の1点しかない。
・背景【双子】等で忍法【忍法研究】をセッション中に特例修得することで、後出しで無効化する忍法を決める(判定が不要なのが特に悪い)。

行動順とダイスバトル

 セッションを進める中で、PCの行動順が重要になることがあります。その際に先に行動を起こしたいPLが複数いた場合、そのPLたちで各々D66を振り、高い出目を出したPLの意見を重視します。このようにD66で優先順位を決めることを「ダイスバトル」と定義します。
 メインフェイズの行動順は、各シーンごとに挙手制で決めます。ここで複数人が挙手した場合、挙手した人全員でダイスバトルを行って最も高い出目を出したPLをシーンプレイヤーとします。また、誰も挙手しなかった場合は全員でダイスバトルを行い、最も低い出目を出したPLをシーンプレイヤーとします。
 戦闘時に同じプロット値にいるキャラクターの行動順は、強制的にダイスバトルを行い、出目の高い順から行動を行います。ただし、【夕凪】等の効果を使用する場合は、そちらを優先します。

逆凪のタイミング

 戦闘時にファンブルを起こした場合は逆凪になりますが、自身と同じプロット値に他のキャラクターがいるかいないかで逆凪になるタイミングが異なります(基本ルールブックp67を参照)。サポート忍法【痛打】と攻撃忍法【接近戦攻撃】を使用する場合を例として、以下に記述します。

●同じプロット値に他のキャラクターがいない場合
 【痛打】を使用した時点でファンブルを起こした場合、その時点で逆凪となります。そのため、【接近戦攻撃】の命中判定は自動で失敗となります。

●同じプロット値に他のキャラクターがいる場合
 【痛打】を使用した時点でファンブルを起こしても、その時点では逆凪にならず、同じプロット値の他のキャラクター全員の行動が終了した時点で逆凪となります。そのため、【接近戦攻撃】の命中判定は通常通り判定を行えます。

同時行動におけるサポート忍法の適用タイミング

 サポート忍法の中には【霞網】や【喘縄】のように、相手の行動にかかわる効果を持ったものがあります。これらの忍法が同時行動の際に使用された場合、当卓では手番キャラクターから見てのみ効果を即適用、他からは同じプロット値のキャラクター全員の行動が終わってから適用とします。文章だけではわかりにくいと思いますので、以下にいくつかの例を挙げます。

・PC1・PC2・PC3が同時行動を行い、まずはPC1がPC2に【霞網】を使用した。これにより、直後にPC1の使用する攻撃忍法に対してPC2の行う回避判定にはマイナスの修正がつく。しかし、次にPC3がPC2に攻撃忍法を使用する場合、PC2の回避判定にはマイナスの修正がつかない。
・PC1とPC2が同時行動を行い、まずはPC1が【大権現】を使用した。これにより、直後にPC1が使用する攻撃忍法の命中判定ではサイコロを3つ振ることができる。しかし、次にPC2がPC1に攻撃忍法を使用した時の回避判定では、PC1は通常通り2d6を振る。

妖術戦ダメージに関するルール

「シノビガミ 流派ブック 隠忍の血統」のp26には「妖術戦ダメージ」という追加ルールが記載されています。しかし、そちらには生命力に対応する特技分野が無い場合の記載がなかったため、当卓では以下のように処理を行うことにします。

・ダメージを受けたキャラクターに追加生命力がある場合、ランダムに特技分野を選ぶ代わりにそちらを減少させます。
・ダメージを受けたキャラクターがエネミー(特殊エネミーを除く)の場合、ランダムに特技分野を選ぶ代わりに生命力を減少させます。

その他、細かいルール(忍法関係以外)

・情報判定や受け渡しによって秘密を獲得する場合、その伝達はGMが行います。また、PCの秘密が全体公開(回想シーンを含む)される場合、GMが全体公開をします(PLが行う必要はありません)。
・シーン表の使用はシナリオで特に使用されていない限り任意です。
・ドラマシーンの途中でそのシーンに登場していないPCがシーンに登場したい場合、シーンプレイヤーの許可があれば登場することができます。ただしその場合、登場するキャラクターはシーンの初めから登場していた扱いとします(シーンの始めに奥義を使っていた場合にその情報が漏れる等の現象が起こりえます)。
・プロット時にミスがあった場合、通常はプロット値が0になります。しかし、何らかの効果(忍法【プロット制限】等)でプロット値を制限する効果が適用された状態でミスをした場合、その効果を与えたキャラクターのPLが、効果の範囲内で自由にプロット値を決定できることとします。
・プロット時に意図的にミスをし、プロット値を0にすることを許可します。その場合、プロット公開時にその旨を宣言してください。
・秘密等で明確に殺害を指定されていない限り、GMの操作するNPCは基本的に死亡しない扱いとします。ただし、忍法【業火】等の関係でどうしても死亡させたい場合、相談を受け付けます。
・PCが従者を連れている場合、そのPLの同意なしにその従者を死亡させることを禁止します。
・感情を1つも獲得していない場合、「忘却」の変調は受けないものとします。
・奥義破りを行う際は、判定を行う前に誰が奥義破りに参加するかを確認してから行います。また、参加を宣言した場合は判定を放棄することはできません。
・複数の種類のダメージが同時に発生する場合、その適用順は攻撃側が好きに選ぶことができます。

忍法・奥義・背景関係の細かいルール

・【開祖】で変更する忍法名の文字数制限を撤廃します。
・【学園の七不思議】を修得している場合、背景の【末裔】や【他流派の血】等で指定している忍法や流派も非公開情報にできます。
・【機忍】の効果によって特例修得したサポート忍法の元々の指定特技が「なし」で、使用の際に判定が不要だった場合、特例修得時にも判定は不要とします。ただし、指定特技は「絡繰術」に変更されているため、器術を対象とした【破術】の効果を受けます(【追加忍法】の奥義で使用する際も同様の裁定とします)。
・【秘翼】は使用時に指定特技の判定を必要とすることにします。

更新履歴

2021/08/?? 制定(正確な日付は忘却の変調を受けました)
2021/10/19 キャラメイクに関するルールに、初期作成時に関するルールを追記
2023/06/04 流派ブック(斜歯忍軍以外)に記載された追加ルール関係を追記
2024/03/08 流派ブック(斜歯忍軍)に記載された追加ルール関係を追記

ハンドアウト

PC 推奨:

【導入】


【使命】

NPCハンドアウト

 概要:

【設定】


【使命】