黒幕不在の亜種聖杯戦争

タイプ:バトルロイヤル型

人数:4

リミット:3

舞台:現代日本

シークエンス:通常

製作:翠乃

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トレーラー

聖杯戦争
それは7人のマスターと7人のサーヴァントによる万能の願望器――――聖杯を巡る殺し合い。
1934年にユグドミレニアにより大聖杯を奪取され90年、その後ルーマニアにおける聖杯大戦で冬木の大聖杯が消失してより20年。
各地で繰り返された亜種聖杯戦争は100を優に超える。

とある地方都市、清城(すずしろ)にも聖杯があった。
7騎7クラス。『根源』への接続こそ叶わないものの、万能の願望器としての機能は有する。
しかし、クラスの重複が確認され「異質」なサーヴァントも召喚されるという奇怪なものであった。
だがなによりも奇怪なのは――――この聖杯戦争には『黒幕』がいないことだ。

無数に繰り広げられる亜種聖杯戦争、その内の1つが幕を開ける。

レギュレーション

使用ルルブ  :基本のみ
シナリオタイプ:対立型(実質バトルロイヤル型)
リミット   :3
人数     :4
レベル    :7
クラス    :基本7騎
クラス被り  :あり
PC      :マスター&サーヴァント(新規作成のみ)

NPC3組は手番を持ちます。
各サイクル開始時にダイスを振り、出目に応じたタイミングで動きます。

異質:本来通常の聖杯戦争では召喚されないようなサーヴァントのことを指します。
FGOで例えるとエミヤ(アサシン)やシャルルマーニュ、異聞帯出身サーヴァントなど。
つまりカルデア式以外では召喚されないような既出鯖もOKです(ただし基本7クラスにすること)。

クラス被りと特殊な出自の鯖OKであること以外はシンプルな聖杯戦争シナリオです。
汚染聖杯や受肉した鯖が乱入するとか監督役不在だとか黒幕ということもありません。
各キャラクター共通の【目的】「最後の1人になるまで勝ち抜くこと」とは別に個々に設定された【目的】が存在します。
基本的に「目的の達成」は後者で達成することになりますが、両方の【目的】を達成した場合2点獲得できますので是非聖杯獲得を目指して頑張ってください。

ハウスルール

・PCのキャラシはセッション開始時点で公開となりますが、NPCのキャラシは開始時点では公開されません。それぞれのNPCの【秘密】または【真名】を獲得したPCに対して公開されます。

・メインフェイズ中の戦闘シーンは3ラウンドが経過したタイミングで終了します。

・スキル名の変更はしても構いませんが、必ず元のスキル名を見える場所に記載してください。
例1:【シガレット・ライオン(直感)】
例2:【道具作成(偽)】設定欄に「道具作成→道具作成(偽)に変更」と記入

・ダメージを増加する効果は攻撃カテゴリーが該当していれば攻撃として使用する宝具にも適用されると解釈します。

・真名判定も情報判定として扱い、関連したスキル効果等も適用される。

・レベル7の特技条件は「起源・伝承分野の"中からいずれか×1"を修得」とする。

・エネミーの召喚は1サイクルにつき1体のみ、所持上限3体まで。
・エネミーがアイテムを所持している場合、同名エネミーを召喚しても同じアイテムは1個のみ取得可。
・サーヴァントの【生命力】が0になった場合、召喚したエネミーはその処理を適用した後に全て消滅する。

・絆修正は自分のサーヴァントに対しても行える。
・絆判定で獲得する絆の点数はマスターの属性を参照するものとする。

・ドラマシーン中にキャラクターを呼び出すことはできない(シーン開始前に呼ぶこと)。

・同時攻撃の処理は便宜上1d6の高い順から行う(結果の適用は同時攻撃の終了した後に行う)。

・キャラクターを死亡させる(最後の一撃、遺言を使用する)場合、効果の適用後サーヴァントは退去、マスターは死亡するものとして扱う。
・最後の一撃で使用するスキルに【生命力】や【魔力】を消費する効果があった場合踏み倒して使用可能。
攻撃の前にサポートスキルを使用してファンブルしても攻撃スキルは使用可能。
最後の一撃の最中に使用者の【生命力】や【魔力】が回復しても処理の適用後に死亡する。

・令呪の命令権執行で自分が登場していない戦闘シーンに乱入する場合、プロット公開前であればプロットの決定から、プロット公開後はプロット値0としてそのラウンドの途中からシーンに登場します(ファンブル値は2として扱う。プロット値1以上のキャラクターは、射程に関係なく、プロット値0のキャラクターを目標に選ぶことができる)。

・令呪の命令権執行は命令によってはGM権限で不許可とする可能性があります。

ハンドアウト

PC1 推奨:一般人

【導入】
あなたは聖杯戦争に参加した一般人マスターだ。
朝起きたら手の甲に入れ墨が彫られてて困っていたら偶然サーヴァントを召喚してしまった。
教会で説明を受けたあなたは聖杯戦争に興味を惹かれ参加することを決めた。

【使命】
最後の1人になるまで勝ち抜くこと

PC2 推奨:なし

【導入】
あなたは聖杯戦争に参加したマスターだ。
この地で聖杯戦争が行われることを知ったあなたは自らの願いを叶えるために準備を整えてやってきた。

【使命】
最後の1人になるまで勝ち抜くこと

PC3 推奨:なし

【導入】
あなたは聖杯戦争に参加したマスターだ。
この地で聖杯戦争が行われることを知ったあなたは居ても立っても居られずやってきた。

【使命】
最後の1人になるまで勝ち抜くこと

PC4 推奨:魔術師

【導入】
あなたは聖杯戦争に参加したマスターだ。
この土地の管理者、所謂セカンドオーナーであるあなたが聖杯戦争に参加しない理由はなかった。

【使命】
最後の1人になるまで勝ち抜くこと

NPCハンドアウト

NPC1 概要:

【設定】
あなたは聖杯戦争に参加したマスターだ。
ひょんなことから魔術世界と聖杯戦争の存在を知ったあなたは頑張ってサーヴァントを召喚することに成功した。

【使命】
最後の1人になるまで勝ち抜くこと

NPC2 概要:

【設定】
あなたは聖杯戦争に参加したマスターだ。
地元で聖杯戦争が行われることを知ったあなたは見慣れた土地を不要に破壊させないため参加を決意した。

【使命】
最後の1人になるまで勝ち抜くこと

NPC3 概要:

【設定】
あなたは聖杯戦争に参加したマスターだ。
この地で聖杯戦争が行われることを知ったあなたは自らの経歴に箔をつけるためやってきた。

【使命】
最後の1人になるまで勝ち抜くこと

グレゴリー神父 概要:

【設定】
清城(すずしろ)教会の神父兼聖杯戦争の監督役。
PCたちマスターの参加登録や聖杯戦争の概要とルール説明、脱落者の保護、戦闘被害の隠蔽(神秘の秘匿)などを担う。
若者にも負けない屈強な身体を持つベテラン代行者。
シナリオの進行上設定したNPCのため秘密の類はなく、シーンに呼ばれれば原則応じる。

【使命】

補足 概要:

【設定】
NPCの主従に関してはGMによるサーヴァント被り防止のためセッション開始時にパーソナル情報を開示します。

【使命】