死ぬまでの話

タイプ:対立型

人数:4

リミット:3

舞台:現代

シーン表:自由

製作:MASASHIGE

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シナリオトレーラー

俺は、死ぬ。

致命傷を負い、任務は放棄。
全て投げ出し逃げ出して、着の身着のまま気付けば独り。

何れ消えるこの身なれど、
未だ消えぬこの身なれば、
狗と吠えるも花と散らすも
決めるは己の腹次第。

シノビガミ「死ぬまでの話」
さぁ、お立ち会い。

レギュレーション

レギュレーション:現代(退魔編データの使用可)
階級:中忍(功績点0)
ルールブック:スタートブック、基本ルールブック、忍秘伝・改。参加者間で合意得られるならどれでも可。
追加ルール使用可:下位流派、奥義開発、その他の功績点の使用とその特典、従者
追加ルール非推奨:儀式忍法、血盟
その他:PC①は何があってもエピローグまでに必ず死亡します。
プライズは戦闘の戦果以外にドラマシーンでの受け渡しを可能とします。
戦闘においては、【特殊な戦闘乱入】のルールを使用します。

シナリオ舞台

 シナリオの舞台は現代日本を想定しております。
 特定の情景描写はありませんが、以下のキャラクター間の設定がつきます。詳細は各自のハンドアウトをご覧ください。
・PC①とPC②は以前恋人同士で同棲していたが、PC①がPC②を手酷く振った。
・PC①とPC③は以前対立関係にあり、PC③はPC①によって屈辱を与えられた。
・PC①とPC④は同僚であったが、PC①がPC④を裏切って逃げ出した。

「十忍十彩」収録シナリオ

このシナリオは「シズナガーデン」の同人誌「十忍十彩」に掲載されています。
詳細の解説は同人誌を参照してください。

http://www.seasoner.sakura.ne.jp/

ハンドアウト

PC① 推奨:ハグレモノ、男性

【導入】
 最後まで、最期まで、戦い抜くが忍ならば。既にこの身は忍ではない。
 PC④と共に挑んだ妖魔退治。最期の最後で命を惜しみ、逃げたが負ったは致命傷。
 残り少ない命の灯火、費やす先は己がため。既に忍でないのなら、今の我が身に使命はない。
 あなたの【使命】は妖魔【酔生夢死】を倒すことだが、既に放棄している。

【使命】
妖魔【酔生夢死】を倒す

PC② 推奨:斜歯忍軍、隠忍の血統、特命臨時教職員派遣委員会のいずれか、女性

【導入】
 あなたはPC①と恋仲だった。昔の話だ。彼のいない家にも随分と慣れた。そんなあなたの新たな生活を破る過去の足音。想い出の扉を開きながら、PC①があなたの前に現れる。今更交わす言葉などない。でも/だから――。
 あなたの【使命】はPC①を忘れて新たな生活を営むことだ。

【使命】
PC①を忘れて新たな生活を営む

PC③ 推奨:鞍馬神流

【導入】
 PC①を殺すのはあなただと、与えられた屈辱を思い出す度に魂に刻んだ。研鑽の日々、磨いた業。届くと確信した刃は、ただ一歩遅かった。
 眼前のPC①は既に死に体。己の手で殺さなければ、この魂の慟哭は癒やされないのに。
 あなたの【使命】は己の手でPC①を殺すことだ。

【使命】
己の手でPC①を殺す

PC④ 推奨:比良坂機関

【導入】
 我らが使命を果たす、その寸前でPC①は逃げ出した。逃げた男のために戦線は崩壊。多数の死者は全てヤツのため。足取りを追ったあなたが見たのは、風前の灯火。捨てて、逃げて、全てを壊し、それでも死にゆく姿を見て心に浮かぶは憤り。
 忍なら忍らしく、命の徒花を咲かせてみせろ。
 あなたの【使命】は妖魔【酔生夢死】を倒すことだが、既に失敗している。

【使命】
妖魔【酔生夢死】を倒す

NPCハンドアウト

酔生夢死 概要:

【設定】
 何も価値のある事をせず、ただ生きていたというだけの一生を終えること。くだらない一生。
【使命】もなにもない。

【使命】