始めに ・未記載で競合しそうな効果はキャラクターシート提出時点で確認するよう心がけますが、セッション中に不足や齟齬が発生した場合、相談の上で追加や削除を行う可能性があります。・協力型等の状況下で、PL間での不平等に関わらないと判断した場合に、GMは以下で記載した裁定やハウスルールを一時的に撤回し、その場で別の(PL全体に有利な)裁定を行う可能性があります。
ルルブ・サプリの採用不採用 PCのキャラクターメイクに関しては、基本的には下記の通りとします。シナリオシート側と矛盾する場合、シナリオシート側の記載を優先。いずれも、エラッタは公式サイトで最新のものを適用。シナリオギミック等で[選択]となっている書籍のデータを含む可能性はあり。●必須・基本ルールブック改訂版 →改訂前+公式サイトエラッタでも可◆採用・忍秘伝・改・正忍記・認▲選択(PL間で相談)・プロレス忍法帖・うたものがたり・スタートブック改訂版上下 →採用の場合、基本ルールブックの代わりにスタートブック改訂版上のみの所持でも可。・流派ブック各種◇基本的に不採用・その他リプレイ本・配布の小ペーパー・まるごと一冊冒険企画局プラス 等
追加ルールの採用不採用 基本的には下記の通りとします。シナリオシート側と矛盾する場合は、シナリオシート側の記載を優先。◆採用 [基改訂.p37] 特殊なキャラクターの作成(下位流派) [基改訂.p64] 特殊な戦闘乱入 [基改訂.p72] 死者の思い [基改訂.p79] 忍びの霧 →忍法【学園の七不思議】、長所【隠蔽】等による非公開情報を含める。 [基改訂.p139] その他の功績点の使用とその特典 →シナリオで使用功績点の指定がある場合、それに含まれる。「●ひらめき」は、上限まで1点以上の猶予がある場合に使用できる(実際の消費功績点は記載の通り変動する)。 [基改訂.p146] エニグマ★ →背景【伏魔殿】によるエニグマを含める。 [基改訂.p158] 奥義開発ルール [基改訂.p162] 従者 [基改訂.p254] 初心者ボーナス [プロレス.p260] ニンジャファイト →シナリオシートに明記が無い限り、【ニンジャファイター】によるもののみ。 [うたもの.p247] 歌を詠む →シナリオシートに明記が無い限り、【詩才】によるもののみ。 [スタブ下改訂.p166] 拡散情報 [学園流派.p31] 特殊エネミー★ →通常のエネミーが登場する可能性もある。 [ハグレ流派.p32] 心模様-契機★ →「心変わり」については基本的に不採用(下記)。 [斜歯流派.p24] 契約遵守 [斜歯流派.p28] 異界律★ [斜歯流派.p30] 再修得★印:シナリオ中に必ず存在するとは限らない。◆流派ブック有りの場合採用 [比良坂流派.p28] 惟神 →全ての効果を纏めて【惟神】という一つの奥義とする。 [鞍馬流派.p33] 剣魂と大業物 [隠忍流派.p26] 妖術戦ダメージ [隠忍流派.p26] 鬼力▲選択(参加PL全員が該当書籍を所持していれば採用予定、そうでない場合はPL間で相談) [スタブ下改訂.p166] 機動戦闘(鞍馬流派.p33 4.01 機動戦闘と同様) [鞍馬流派.p33] 戦場の追加ルール [学園流派.p27] 忍法授業 [ハグレ流派.p25] 独自流派 →「独自流派の成長:伝承流派」を含む。 [隠忍流派.p25] 妖魔拡張ルール(退魔編に限る) [隠忍流派.p27] 出島(退魔編に限る。禁足地が使用される場合有り) [斜歯流派.p23] 忍具 →「試作表のカスタマイズ」については要相談。------------------------------------------------------------◇不採用[基改訂.p44] 血盟※[基改訂.p140] 特殊なキャラクターの作成(一般人)※[基改訂.p155] 儀式忍法※[基改訂.p254] 肉薄修正[秘.p140] 真夜中カード[正.p134] 再訪[正.p134] 景色転々[スタブ上改訂.p205] 的確な特技使用[スタブ上改訂.p205] 心変わり[比良坂流派.p25] 世論[比良坂流派.p27] 工作[比良坂流派.p30] 類忍戦力と国外流派※[鞍馬流派.p27] 断城[鞍馬流派.p32] 統合判定[鞍馬流派.p35] 主君[学園流派.p25] 半忍※[ハグレ流派.p34] 痛打表[冒企プラス.p101] 忍び札※印:PCでの使用を制限。NPCとして登場したり、NPCが使用する可能性はある。
レギュレーション・キャラ作成関連 ・シナリオレギュレーションに合わせるための、階級の一時的降格・昇格可。・新規作成時の背景複数修得可。ただし、階級による数制限には従うこと。・下位流派「No.9」の初期作成可。背景等制限は設けないが、設定・経緯を用意できると良い。・そのシナリオで、忍具購入、奥義改造に消費した功績点の記載は不要(非公開情報)。・使用功績点の指定があるシナリオで、妖魔武器を持ち込む場合、その妖魔武器の維持功績点を使用功績点に含むものとする。・忍法や背景等、何らかの効果で流派やエネミーデータ等を指定・参照・選択する場合、原則として基本ルールブックに記載があるもの、及び忍秘伝・正忍記・スタートブック改訂版・流派ブックのルールパートに記載があるものから選択するものとする。 忍秘伝や正忍記等記載のデータであっても、シナリオパートでのみ記載されているデータの場合は、これらの効果で指定することはできない。 作成した独自流派を指定することはできない。・何らかの効果に記載された「セッション開始時」の処理タイミングは、他PCのキャラクターシートその他を確認する前とする。これはキャラクターシートの提出(忍法奥義その他のデータの確定)よりも後のタイミングであるが、指定特技や忍法効果等で何らかを指定する必要がある場合、確認の簡略化のため、キャラクターシート提出時に記入しておくこと。・PCの忍法、奥義、その他あらゆる効果の使用は、原則1サイクル目が始まって以降とする。
背景関連 ・【末裔】【双子】等は、背景欄に忍法名までの記載を必須とする。【学園の七不思議】を修得している・追加忍法内にある場合も同様で隠せない。ただし、あくまで修得できるようになる効果のため、必ず修得・追加忍法内にある必要はない。また、忍法が公開されており背景の指定先が一目見て明らかな場合は、簡略化のため記入を省略してもよい。・【絆】は、キャラクターシート公開後、導入終了前までに対象を決定する。シナリオ中に登場しないキャラクターを対象にしてもよい。・【邪恋】【大恩】は、修得直後のセッションに限り、キャラクターシート公開後、導入終了前までに対象を決定する。シナリオ中に登場しないキャラクターを対象にしてもよい。・【他流派の血】は、自分の所属している六大流派と同じ六大流派に属する下位流派を指定できない。六大流派が異なれば下位流派の指定可能。・【隠蔽】によって、忍者のキャラクターがペルソナを所持している場合、隠蔽を修得しているキャラクターが、ペルソナと秘密からランダムに入手先を決定するか、自由に選択できるかを決定できる。・【隠蔽】によって隠した背景による特殊な効果が発生しても、【真実】が公開されない限りは非公開情報として扱う。この時忍びの霧も適用される。・【整備班】【稽古】は、達成値が必要になった場合、10として扱うものとする。・【切り札】を【惟神】へ使用する場合、各効果に設定されている特技、もしくは《憑依術》のどちらかのみに変更できる。・【護符】は、振り直した判定のみに効果が適用されるとし、累積しない。・【日本国現報理非怪異記】は、【学園の七不思議】を修得している目標に使用した場合、以下のように処理する。→その修得を知らなかった場合は、【学園の七不思議】のみを確認できる。→その修得を既に知っていた場合は、非公開の忍法を含めたすべての忍法を確認できる。・【氏神】は、奥義開発の強み・弱みは変更前のものを引き継ぐ。・【呼吸法】は、使用したその時のみ効果を発揮する。・【幾瞳】は、【完全成功】や【朧】等の「成功にする」効果を無効化する。・効果の解除されるタイミングが明記されていない効果は、使用した直後のみに効果を発揮する。・【侵蝕】の効果によって「行動不能」にされた場合、PLはキャラクターを死亡させることは可能。ただし、その時に「最後の一撃」「遺言」を使用することはできない(前者はプレイヤーが主語、後者はキャラクターが主語とする)。・【病魔】は、生命力の消費であるため、0点での奥義の使用は不可。・【独自設定】の【ひみつ】事前提出は任意。ただし未提出の場合、シナリオ展開との矛盾が発生する可能性については留意し、齟齬が発生した場合シナリオ側に極力合わせること。・【独自設定】の【ひみつ】について、回想シーンを行った場合、公開するかは任意とする。・【独自設定】の【ひみつ】について、契機の条件の判断においてのみ、原則として【秘密】とは別の情報として扱う。・【梟雄】【搦め手】は、集団戦ダメージ以外には乗らない。・【不良】は、初期から修得している接近戦攻撃はこの効果の判断において無視するものとする。
判定関連 ・行為判定に関連する一連の処理は、以下の順で行うものとする。 1.指定特技の決定 2.使用する特技の決定 →【点楔】【陽動】の使用タイミングとし、効果の適用後にもう一度使用する特技を決定する。 3.目標値の確認 →【息吹】【鬼願】等のタイミング。効果の競合に従い順番に処理する。 4. 行為判定前の修正値・スペシャル値・ファンブル値の確認 →感情修正をはじめとする多くの修正。 →【破軍】【呆気】等の使用タイミング。 →【凶言】の使用タイミング。 5.サイコロを振る →2d6を振ることを放棄する場合、このタイミング。複数人が同時に判定を行う場合、全員が振る前に決定すること。 →【大権現】【魔仞】【瞬転】【鬼力】等の効果適用。ここで判定に使用するサイコロの数を決定し、サイコロを振り、判定に使用する二つのサイコロの目を決定する。 6.出目が不服な場合、振り直しを行う →「神通丸」「遁甲符」【判定妨害】、その他サイコロを目を振り直す・サイコロの目を変更する効果の処理タイミング。発生した場合は5.に戻る。 →出目や判定結果を使用条件とし、その効果が「サイコロを振り直す」もの(【宿星】【背後霊】【地獄札】等)は、この時点までの出目と修正値等から仮の判定成否他を判断し、その結果が使用条件を満たしていれば、このタイミングで使用できるものとする。実際の判定確定後に処理をさかのぼって使用することはできないものとする。 →サイコロを振った後に判定に修正をつける効果(【忍鎌】【障蛾】【機骸】等)の場合、使用タイミングはこことする。この修正の確定後に何らかの効果で振り直しを行うことは可能である。 7.出目の確定 →このタイミングで、判定についた最終的な修正値・スペシャル値・ファンブル値の確定を行う。また、出目によって発生し出目を変更しない効果(スペシャル、ファンブル、【魔素】【死者】【天宿】等)の処理タイミング 8.達成値の算出 →達成値を変更する効果(【血覚】【影唄】等)の処理タイミング。 9.判定の成功失敗の仮決定 →判定結果を使用条件とし、判定結果を変更する効果(【矢止めの術】【無面目】【空吹】、【完全成功/響き】等)の処理タイミング 10.成功失敗の確定 →判定結果を使用条件とし、判定結果を変更しない効果(【慢心】【蔦渡】【逆境】等)の処理タイミング・判定に使用する特技は、判定を行うキャラクターが使用可能な特技の中から選ばれる。・自動成功等により出目が無い場合、修正は達成値に影響を与えない(例えば【鬼影】持ちへ【機械兵団】等の自動成功効果を適用した時に達成値が必要になった場合、【鬼影】は適用されず10として扱う)。・回避判定自体を行わないこと(放棄等)は、【戦極拳】【玉繭】等の効果でなければ行えない。・判定のサイコロを振ることを放棄することは、原則可能。この場合、使用する特技の決定までは行われる。ただし、一度振った以降の振り直しで2d6を振ることを放棄することはできない。・複数人が同じ判定を行う場合(複数目標攻撃の回避判定、奥義破り判定等)は、上記「5.サイコロを振る」の処理を同時に行うものとする。1~4の処理が終わってから、一斉にサイコロを振ること。・ファンブル値が1以下の場合も、出目がファンブル値以下の場合、ファンブルするものとする。・判定にファンブルした際、何らかの効果で判定の結果を成功に変えた場合、ファンブルの発生は無効化されるものとする。 判定にスペシャルした際、何らかの効果で判定の結果を失敗に変えた場合、スペシャルの発生は無効化されるものとする。
導入/メイン/クライマックスフェイズ・シーン登場関連 ・ドラマシーンの登場キャラクターを決定したタイミング以降での、そのシーンへの登場は、忍法等の効果によるもののみである。・シーンの開始前は、そのシーンプレイヤーのみが登場しているシーンとして扱う。このタイミングで奥義(追加忍法【先回り】等が該当)を使用した場合、シーンプレイヤーは奥義情報を獲得する。・サイクル終了時の処理(変調回復、【風来】)等は、誰も登場していないシーンとして扱う。・ドラマシーンでのサポート忍法のコストによるファンブル値上昇は、そのサポート忍法の指定特技の判定にのみ適用される。・一度退場したシーンへの再登場は不可とする。・ドラマシーンでの受け渡し可否について明記されていないプライズは、デフォルトの処理を適用し、任意の受け渡しを行うことはできない。戦果による移動は発生する。・クライマックスフェイズ中は1つのサイクルとして扱うものとする。
忍法関連・広く影響する点 ・秘伝忍法は、その六大流派の流派忍法の一種として扱う。・効果の持続期間に明記のない装備忍法の効果は、修得している間のみ効果を発揮する。・攻撃忍法・サポート忍法のコストは、使用するタイミングで決定する。コストの増減を伴う効果は、このタイミングで効果の競合の順に従い処理を行う。・「特例修得する」効果が未修得になったり、使用できなくなったりした場合、「特例修得する」効果が無効化される(その効果によって特例修得した忍法は未修得になる)。「特例修得できるようになる」効果が未修得になったり使用できなくなった場合、特例修得した忍法は修得状態を維持する(使用は出来ない)。・「特例修得できるようになる」効果によって特例修得した装備忍法は、特例修得した忍法が使用できなくなる条件を満たしている間は、その効果が発揮しないものとする。・特例修得を可能にする効果は、原則として忍法の効果に記載されている制限(階級制限等)を無視して修得することはできない。【宗家】【祭事委員会】は例外とする。 【教導】によって、制限を満たさない目標に制限のある忍法を教導した場合、忍法は修得できない。 使用できる効果の場合はこの制限に妨げられない。・特例修得・追加の修得・使用に関わる忍法のうち、追補「特殊忍法早見表」に記載が無い忍法について、その忍法効果欄に明記がない限りは妖魔忍法・外道忍法については×として扱うものとする。・忍法等の「特例修得する」効果により通常の枠を超えて修得した忍法は、【変形】【特別教室】【双子】等、他の忍法を修得する効果のために未修得にすることはできないものとする。・忍法等の「特例修得する」効果により通常の枠を超えて修得した忍法が、何らかの効果により未修得になった場合、その未修得にした効果が無効化されない限りは、同じ忍法を同じ効果で特例修得はされないものとする。・追加の【生命力】スロットは、通常の【生命力】がすべて回復している状態でないと回復することはできないものとする。・「戦闘中・シーン中・セッション中の間持続する」等、持続期間の書かれた忍法の効果は、その効果が発動した後に忍法・背景・変調等によって未修得状態になっても、既に発生した効果は持続する。・「忍法を使用したとき」のタイミングは、忍法の名前を宣言し、コスト(加えて攻撃忍法・手番消費のサポート忍法なら攻撃権)を消費したときとする。これは(存在する場合)指定特技の判定や目標の決定よりも前である。・「自分の流派以外の流派」について、同じ六大流派に属する異なる下位流派は含まれないものとする。・複数のキャラクターを同時に目標とした場合の「できる」効果は、その条件を満たした全員に対して適用するかどうかを選択できる。条件を満たしたうち、特定のキャラクターのみに適用することはできない。・効果の解除されるタイミングが明記されていない効果は、使用した直後のみに効果を発揮する。・指定特技が設定されているが、忍法の効果欄に「指定特技の判定に成功すると」の文章が書かれていないサポート忍法に関する取り扱い→指定特技の判定に成功する必要があるもの:【策戦】→指定特技の判定が必要ないもの:【身かわしの術】【ジョーズ】【撃巻物】、指定特技なしの忍法に【機忍】【爪紅】【追加忍法】等で指定特技を追加した忍法・修得したタイミングで何らかを決める記載のある忍法を、修得せずに使用する場合の取り扱い1.指定特技の場合 →【獣技】【追加忍法】等により指定特技が一意に定められる場合は、使用することができる。 →【昔日】等により指定特技が確定できない場合は、使用することができない(昔日【背水】等が該当)。2.忍法の効果の場合 →決定することができない。その決定ができないことにより忍法効果の適用ができない場合、使用することができない。・【機忍】【爪紅】【開祖】【追加忍法】等で、忍法名・指定特技・コスト等が元のデータから変更された忍法の取り扱い→【教導】等、「特例修得する(させる)」処理を挟む場合、元となるデータを参照して処理を行う。よって、忍法名・指定特技・コスト等は元に戻る。→【忍法複写】【親友】等、「使用できる」効果で指定された場合、変更された後のデータを参照して処理を行う。・【大歯車】【蟇仙】等、データを別のエネミーに変更する忍法の取り扱い これらの忍法は、元のキャラクターにかかる強化と同様に扱う(【霧雨】等の効果により解除が可能)。→そのまま引き継ぐもの:獲得している【情報】【感情】、所持している忍具(使用はできない)、プライズ、変調、戦闘中・シーン中・セッション中等持続する効果(持続する強化効果を持つ忍法、異形の発現等が該当)。 ※変調「呪い」「マヒ」は、変身後のデータに合わせてランダムに再決定を行うものとし、変身後の忍法・特技数以上に累積していた場合、その分は無効化される。→引き継がないもの:修得している特技・忍法・背景(未修得になったものとして扱う)
忍法関連・個別 ・【天牛】【悪党】【猿飛び】等、忍具に関する攻撃忍法は、同時攻撃であっても攻撃が成功した時点でその影響を及ぼす忍具を決定し、同時攻撃処理の終了までその忍具を使用・消費・受け渡し等を行うことはできないとする(攻撃が成功した後に、最後に残った兵糧丸を使用する、【先読み】で受け渡す、等はできない)。攻撃が成功した時点で忍具を所持していない場合、同時攻撃処理の終了時に忍具を所持していても、忍具に関する効果は発生しない。・【連撃】【風饗】【忍法乱舞】等の効果下で【春香】【百燐】【流星雨】等の強制的に目標に選ぶ攻撃忍法を使用した場合、前者の効果を受けて目標が制限される。・【かばう】によって代わりに受けたダメージ・【生命力】の減少は、元の要因と同じ要因である。 この効果によって、本来ダメージを受けるキャラクターがダメージを受けた・生命力を減少や消費したという結果は変更されない。・【かばう】をダメージに対して使用する場合、減少する特技分野の決定前、集団戦ダメージの変調表を振る前に使用する。 【生命力】の減少に対して使用する場合、分野決定後に使用する。この場合、妖術戦ダメージの結果変調が出た場合及び、集団戦ダメージの結果の変調に対しては使用することができない。・【かばう】【人柱】によって、使用者の【生命力】が0点未満になる形で減少を受けた場合、超過した分は本来の【生命力】減少者が受ける。・【風饗】等、「ダメージを与えたとき」に使用する忍法は、同時攻撃の場合、ダメージ・逆凪の適用後に使用・判定を行う。・【護衛】の効果文章にある「攻撃を無効化することができる」は、通常の回避判定成功時(基改訂p65 9.05 攻撃の処理 参照)と同じ効果とする。・【揺音】による見切り判定は、その判定自体の放棄を可能とする。・【揺音】による見切り判定は、奥義の効果が発生する前の状態で行うものとする(クリティカルヒットなどで消える特技も使用可能、判定妨害の結果逆凪しても可能)。・【紅衣】は、発動条件を満たした場合から即座に効果を発揮する。そのタイミングが、回避判定の出目の確定前であれば、その判定からマイナス修正は適用される。・【気骨】で「経過したラウンド」を数える場合、現在のラウンドはカウントに含めない。・【布砦】は、その命中判定に効果を与えるものとする。・【暗密】のダメージが決定するのは、回避判定に失敗した後とし、1d6を振るのはダメージを受けた側とする。 何らかの効果で複数の目標に対して命中させた場合、ダメージは個別で決定となる。 命中判定スペシャルが発生した場合、「回避判定前に決定したスペシャル効果の1d6点ダメージ」か「回避判定後に決定する暗密効果の1d6-1点ダメージ」のどちらかを、回避判定を行う前に選ぶ。・【暗密】は【生命力】の消費ではない。また、失うタイミングは攻撃の処理の終了後とし、ダメージと同じタイミングとする。・【才槌】【禁術】【鳴神】は、「使用できる」として扱う。・【流転】の回数制限に関して、同じ使用者が同じ奥義に流転し直しても回数制限カウントはリセットされないものとする。・【流転】によって奥義を【惟神】に変更することはできるが、惟神修得条件(比良坂流派p28)を満たさない場合、その【惟神】を使用することはできない。・【目付】は、スタートブック下改訂版の効果変更を適用する。奥義が複数ある場合、目標が選んだ一つの奥義情報だけを獲得できる。・【目付】は、長所【隠蔽】や弱点【独自設定】等により【秘密】として扱われる情報が増えている場合、それら全てを獲得していないと効果を発揮しない。・【点楔】【陽動】は、代用判定に対して使用する場合、代用する側の特技分野から再決定される。その後に再度、どの特技を使用して判定を行うかを選ぶことができる。また、これは指定特技の変更として扱う(【一存】「分野限定」等に影響。【点楔】で命中判定の指定特技を変更した場合、回避判定の指定特技も合わせて変更される)。・【星見】は、判定が発生した場合には強制的に出目を使用する。2d6を放棄することによって星見の出目を温存することは出来ない(判定自体が発生しない場合は問題ない)。神通丸等で振り直すことは可能。その際、星見の出目がさらに残っている場合、次の星見の出目が使用される。・【殺界】は、条件を満たしたキャラクターを間合の中に居るように扱う効果として処理するものとする。・【春雷】の二回目の判定は、修得している特技から選択する。・【朧】【空吹】は、達成値は元の判定の値そのままとする。・【聖紐符】は、「妖魔忍法を修得しているキャラクターの【絶対防御】」に対して効果を発揮する。【絶対防御】の目標となるキャラクターの状態は問わない。・【戦極拳】は、命中判定に失敗したなどして、自分の回避判定が発生しなかった場合、効果は発生しない。・【二重虹】【霊圧】は、自動成功する効果や完全成功を使用した場合も発生する。・【空】は、コストが3以下であれば使用できる。また、この効果で確保されたコストは通常のコストとは別として扱い、どちらか好きな方を使用者が適用する(プライズ「集中」【気骨】等は、0からコストを計算する)。・【策戦】の判定のタイミングは、対象のサポート忍法の判定よりも前に行う。【策戦】によってサポート忍法の効果が無効化された場合、指定特技の判定前に消費したもの(忍具、【生命力】等)は帰ってこないものとする。・【貪狼】は、未修得になったり、使用不能になったりした場合も、特例修得した特技は使用可能とする。・【説教】は、変調の内容の確定後に使用する。【説教】に「呪い」を受けるなどした場合、その使用に影響を及ぼす。・【星運】は、接近戦ダメージや「ランダムな変調」等を含めて、1d6が振られる場面で目標のキャラクターが存在すれば、原則使用できる。ただし、シーン表、「忘却」「マヒ」「呪い」対象の決定時は不可とする。・【死験】は、【不死身】の効果によって「呪い」が回復しなかった場合、その【生命力】の回復に対しても効果を発揮する。「呪い」が回復した場合、【生命力】の回復は通常通り行えるものとする。・【頭脳戦】は、長所【絆】や、秘密の効果などで、シナリオ開始時から獲得している「感情」も隠せるものとする。・【箱庭】は、スタートブック改訂版下の記載に従い、生命力は判定後消費とする。・【魔界転生】は、これによって発生するドラマシーンは戦闘シーンとは異なるシーンを開始したものとして処理する。RP面を除き、システム的なサイクル数は使用した戦闘シーンに従う。・【鏡地獄】の「攻撃を受けない」は、能動的に目標に選ぶことができなくなるものとして処理する。・【開祖】は、文字数制限は撤廃とする。ただし、良識の範囲と認められない場合はGM権限によって却下する場合がある。・【八重垣】は、自分が攻撃の目標に選ばれた際に1回カウントされ、その次の攻撃の回避判定から効果を発揮する(1回目の回避判定では発生しない、【護衛】等で回避判定だけを肩代わりしてもカウントされない)。・【火計】は、改訂前の記述を参考に、戦闘開始のタイミングでのみ使用できるとする(プロット時には使用できない)。・【大権現】は、最終的に選んだ2つの出目を、2d6を振って出した扱いとし、出目に関連する忍法や奥義・効果は、2つの出目を選んだ後に適用するものとする。・【死人鴉】の効果による攻撃忍法の使用は、シーンから退場した後に、特例として戦闘シーンに再登場した状態とする。自分を目標に使用した戦闘中持続するサポート忍法や、「目覚め」の効果などは失われる。・【死人鴉】は、攻撃忍法の処理の最中に使用タイミングのあるサポート忍法であれば、この効果による攻撃忍法の処理中に使用できる(命中判定の前等)。ダメージを与えたとき等、処理後に使用できる忍法は使用できない。コストは必要とする。・【死人鴉】は、自身の使用できる攻撃忍法の中から、使用する忍法を決定するものとする。これは【昔日】【追加忍法】等によって、修得せずに使用できる忍法を含む。・【死人鴉】の処理中は、奥義【完全成功】は使用可能とする。また使用条件を満たしている忍法であれば、【追加忍法】は使用可能とする。・【羅眼】の効果は、そのラウンド中とする。・【大吠】の効果は、その使用時のみとする。・【滅苦】は、器術を失った後に回復した場合、修得状態に戻る。・【魔素】は、出目の確定をしたタイミングで効果を処理するものとする。例えば、判定妨害によって最終的に1ゾロになった場合は発生する。ぞろ目を何らかの効果で振り直し、ぞろ目ではなくなった場合は発生しない。・【逆問】は、効果の記載に加えて、目標自身の【奥義】についても獲得できないものとする。・【陰火】は、効果5行目のテキストを、「射撃戦ダメージを」ではなく「射撃戦ダメージによる【生命力】の減少を」とする。・【誰彼】を、サポート忍法の目標になったときに使用し、元のサポート忍法の条件を満たさないキャラクターを目標に変更した場合、そのサポート忍法は無効化されるものとする。・【複製体】は、効果3行目のテキストを、「目標に選ぶ」ではなく「選ぶ」とする。・【換装】【重装】は、【機忍】を修得していないキャラクターが修得した場合でも、条件を満たした範囲の忍法を特例修得する効果は発生する。この忍法の効果では、指定特技とコストを変更する効果は発生しない。 【機忍】を修得しているキャラクターが【換装】【重装】を修得した場合、この効果によって特例修得した忍法を、同時に【機忍】によって特例修得したものとしても扱うことができる。その場合、指定特技とコストは【機忍】による変更を適用する。・【凶言】は、効果2行目のテキストを、「サイコロを振ったキャラクター」ではなく「サイコロを振るキャラクター」とする。
奥義関連・魔法関連 ・奥義の使用に関連する一連の処理は、以下の順で行うものとする。(0ー1.【煉獄】の効果処理を、遡って行う)(0ー2.「術式開示」の処理) 1.奥義の使用・効果の宣言 →仕掛けを含む効果の公開。【追加忍法】の場合、使用する予定の忍法の宣言を含む。【漂流神】の場合、特例修得する予定の忍法の宣言を含む。 →便宜上の【煉獄】使用タイミング、【相克】【転】【天国】【設定貼】等の使用タイミング、【病魔】の消費、「回数制限」のカウント、「生命消費」「神への供物」等の発揮 2.奥義の目標の宣言(目標を選ぶ奥義の場合) →【反照】奥義改造「滅び」等の使用タイミング、【荒吐】の条件の確認 3.奥義破り判定 4.奥義情報の獲得 →奥義破り判定等で奥義が無効化された場合も、奥義情報の獲得は発生する →この後に【揺音】による見切り判定を行うものとする 5.奥義の効果の発揮・「効果の競合」(基本p55)において、奥義の優先度は⑨(攻撃忍法やサポート忍法の後)とする。・シーンに登場していない状態で奥義を使用した場合、そのシーンに登場しているキャラクターは奥義情報を獲得するものとする(【追加忍法:彷徨】や、【暗殺】の判定に【完全成功】等が該当)。奥義の使用者が【揺音】を修得している場合、見切り判定は発生するものとする。・シーンに登場しているキャラクターは、シーンに登場していないキャラクターが奥義を使用した場合にも、奥義破りができるものとする。・奥義破りは、全員の奥義破り参加確認、サイコロを振る前の修正等が確定してから一斉に振るものとする。・【追加忍法】の効果は、選んだ忍法を使用できる効果である。奥義【追加忍法】の効果が発揮された後、忍法の使用の処理に進む。・【追加忍法】は、奥義破り等で無効化された場合、忍法を使用した扱いにならない。コストは消費されず、攻撃忍法などの場合でも攻撃手番は消費しない。忍法を使用したことをトリガーとする忍法(【忍法複写】【炎刃】等)は使えない。 ただし、追加忍法の「回数制限」には数えるものとする。・何らかの効果で奥義が無効化された場合、仕掛けを含めた全ての効果が無効化される。ただし、奥義破り判定によって無効化された場合、奥義破り判定に対して何らかの効果を与えると明記された仕掛けのみは効果を発揮する。・【炎神】は、特技分野の対応の無いエネミーに使用した場合、【生命力】の減少となる。・【黄泉神】は、「その戦闘の間、従者として使用できる」効果とし、戦闘が終了すると従者ではなくなるものとする。・【戦神】は、サポート忍法の目標に選んだキャラクターも目標に選べるものとする。・【契約神】は、感情を結ぶ相手は目標が決定する、感情の種類は奥義の使用者が決定する。・【漂流神】は、選択した忍法二種両方を特例修得している状態でも、奥義の使用は可能とする。・奥義改造「滅び」の効果でクリティカルヒット・範囲攻撃を使用する場合、その奥義は目標をとらない。このとき、「妖魔限定」等により目標に制限がかかっている場合でも、使用に影響を及ぼさない。・奥義改造「返し」「流し」がつけられた不死身は、接近戦ダメージ/射撃戦ダメージによって減少した生命力を回復した場合に返し/流しの効果が発生する。・奥義改造「目覚め」がつけられた不死身は、回避判定の失敗を確認した後に使用した場合も、その攻撃のダメージから適用される。・奥義改造「輝き」がつけられた完全成功は、出目10に修正を加えた値を達成値とする。・奥義改造「輝き」「響き」がつけられた完全成功であっても、完全成功の効果は変わらず残る。よって達成値が目標値を下回るなどしていても、判定には成功する。・サイコロを振った後に奥義改造「響き」をつけられた完全成功を使用し、奥義破り等によって完全成功が無効化された場合、振られたサイコロの出目を参照して判定の成否を判断する。 ただし、「響き」がつけられた完全成功に対して、「揺らぎ」がつけられた判定妨害を使用された場合は、サイコロの出目に依らず判定は失敗とする。・奥義改造「輝き」がつけられた完全成功をファンブル値10以上の状態で使用した場合、判定は通常の成功として扱う。・奥義改造「揺らめき」がつけられた判定妨害は、振り直し等が発生してもその判定の間持続し、最終的にその判定に失敗した場合に効果が発生する。・奥義改造「続き」がつけられた判定妨害は、振り直し等が発生すると効果は失われる。・奥義改造「増やし」「減らし」「巡らし」は、その仕掛けが施された【追加忍法】のみに効果を与えるものとする。・奥義改造「巡らし」は、古流流派からも選べる。同じ六大流派に属する下位流派からは選べないとする。・奥義改造「回数制限」がつけられた【追加忍法】を、【相克】によって効果を書き換えて使用する場合、忍法の使用回数には加算されない。・奥義改造「祟り」「結び」「願い」がつけられた惟神は、奥義としては【惟神】として扱う。それらの奥義改造によって使用することができる奥義のみにつけられる仕掛けは施すことができず、【博識】等の効果では【惟神】扱いとなる。・奥義改造「凄み」「近接防御」によって奥義を使用した場合、0プロットのキャラクター相手であっても、プロット値の差によって効果の使用を制限される。・奥義改造「凄み」がつけられた追加忍法に、弱み「回数制限」が付けられている場合、以下のように処理する。 1.奥義自体の使用回数、各忍法毎の使用回数、それぞれを別としてカウントする。 2.「凄み」として使用する場合、奥義自体の使用回数を参照し、それが2回未満であれば使用することができる。その後、奥義自体の使用回数のみを1回加算する。 3.指定した忍法を使用する場合、その忍法の使用回数を参照し、それが2回未満であれば使用することができる。その後、奥義自体の使用回数・その忍法の使用回数両方を1回加算する。(4.【相克】により使用する場合、使用回数に関わらず使用でき、奥義自体の使用回数のみを1回加算する。) 例:「凄み」使用→「忍法A」使用 これ以降、「凄み」は使用不可、「忍法A」は1回使用可、「忍法B」は2回使用可 「忍法A」使用→「忍法B」使用 これ以降、「凄み」は使用不可、「忍法A」は1回使用可、「忍法B」は1回使用可・奥義改造「立ち会い」「狙い」がつけられた奥義を、目標をとらずに使用した場合、「立ち会い」「狙い」の効果は無効化され、奥義破りの参加は任意で行えるものとする。・奥義改造「複合奥義」は、この効果で選んだ指定特技は元の指定特技と区別できるように記載すること。特記が無い場合は左側・上側に記載した特技を元の指定特技として扱う。・奥義改造「荒らし」がつけられた判定妨害は、その判定からファンブル値を1上昇する。・奥義改造「弾き」は、【判定妨害/揺らめき】【絶対防御/返し】【惟神:炎神】等に対しても適用される。 【追加忍法】に対しては適用されない。ただし、「尖らし」がつけられた追加忍法(攻撃忍法)に対して使用し、「尖らし」によって発生した射撃戦ダメージを軽減した場合、適用される。・奥義改造「最低速度」が付けられた奥義は、戦闘中以外には使用できない。・奥義改造「対奥義」によって軽減できる【生命力】の減少は、「弾き」と同様に判断する。・奥義改造「対忍法」によって軽減できる【生命力】の減少は、【追加忍法】によって使用された忍法による【生命力】の減少を含む。ただし、「尖らし」がつけられた追加忍法(攻撃忍法)によって発生した【生命力】の減少対して使用した場合、「尖らし」の分は軽減することができない。・「忍法強化」に該当する仕掛けは、忍法の効果に対して変更を加える。・忍法などにより、【奥義】の効果に干渉する効果が発生している場合、それは基本的に【魔法】により使用された【奥義】の効果にも影響を与える。 ただし、その効果に「【〇〇】の奥義」「【〇〇】の効果を持つ奥義」等、奥義に対して効果を与えると明記がある場合、それは【魔法】には影響を与えない。
戦闘関連 ・戦闘開始時は、1R目と同じタイミングとする。1R目と同じ扱いで同忍法の使用回数制限、感情修正回数等が判断され、忍法のコストは1R目と共通で扱う。・非同時攻撃中は、全ての効果が即時適用・即凪。・同時攻撃が発生した場合は、同プロットのキャラクター全員でd66を振って、高い順に行動する。・同時攻撃中のみ逆凪、変調、ダメージと【生命力】の減少(消費は除く)がプロット終わり適用。「故障」「残刃」なども同様にプロット終わり適用。 【虹海月】等の自身に変調を与える効果もプロット終わり適用。ただし回復は即時。 攻撃忍法・攻撃の代わりに使用するサポート忍法・攻撃の代わりに使用する奥義の効果適用は、同時攻撃の場合、本人の行動内では上述のもの以外即時、他者の手番ではプロット終了時適用とする。 それ以外の効果、戦場変更やサポート忍法、コストの消費等は、同時攻撃中でも即時とする。・同時攻撃中は、以下の順で処理を行う。 1.各キャラクターの行動を行う。攻撃の成功に起因する効果はここで使用・判定を行う。全員の行動が終了した後、[2.]の処理に進む。 2.ダメージと【生命力】の減少、[1.]での逆凪、他の適用(接近戦ダメージの分野決定、集団戦ダメージの変調表等を振るのはこのタイミング) 3.【生命力】減少に対して使用する軽減効果(【絶対防御】【金剛】等。[1.]での逆凪はすでに適用されていることに注意)。すべて完了した時点で、[3.]での逆凪を適用 4.ダメージを与えたことに起因するサポート忍法等(【風饗】【武器破壊】、戦闘脱落前の【不死身】等が該当)。すべて完了した時点で、[4.]での逆凪を適用・同時攻撃中に、攻撃忍法・攻撃の代わりに使用するサポート忍法・攻撃の代わりに使用する奥義によって、戦場変更の効果が重複した場合、d66の手番が速いものから順に適用される(最も後手に発動した効果が残る)。・「攻撃」は、「命中判定→回避判定→攻撃成功に伴う効果の発揮」一連の流れのことを指す。 「攻撃が成功したとき」は、命中判定に成功し回避判定に失敗した時に加え、何らかの効果により回避判定を行えなかった時を指すとする。 「攻撃が失敗したとき」は、命中判定に失敗したか、回避判定に成功した時に加え、何らかの効果により攻撃を回避した時を指すとする。 攻撃の目標に選べなかった場合は攻撃の失敗とは扱わない。・間合の確認をしてから目標の決定、の順で処理するものとする。能動的に目標に選び終わった時点で、攻撃可能な条件を満たしていれば、その攻撃は有効とする。 攻撃が有効となる具体例→【囮方】で間合外のキャラクターに目標が変更された。→間合外で【護衛】【助太刀】を使用したキャラクターを目標に【連撃】による攻撃を行った。→【鏡地獄】の使用者に対して、6プロットで【呪刀】を使用し、目標に選んだ後に0プロットへ移動した。→【鳳凰】【北斗】で目標に選ばれた後に、回復するなどして条件を満たさなくなった。→【魔眼】の効果によるもう一度の攻撃を、【空蝉】等で既に目標に選んだキャラクターに変更された。・複数のキャラクターを目標に選んだ命中判定では、修正・ファンブル値に加えて、スペシャル値も個別に適用するものとする。・接近戦・射撃戦・妖術戦攻撃忍法の命中判定スペシャルによる1d6点のダメージは、攻撃忍法のもともとのダメージを変更できる。この後に各種装備・サポート忍法、忍具、奥義等によりダメージの上昇を適用することができる。・集団戦攻撃忍法の命中判定スペシャルによって指定された変調は、集団戦ダメージとして扱うものとする。【梟雄】や【搦め手】、【風饗】等の効果を適用することができ、【肉風船】や「プライズ効果表:加護」によって変換できる等。・集団戦攻撃忍法の命中判定スペシャルによって変調を指定する効果は、その攻撃忍法のもともとのダメージ分のみとする。ダメージの上昇によって増加した点数分の集団戦ダメージは、通常通り変調表によって決定する。・2点以上の集団戦ダメージを与える集団戦攻撃忍法の命中判定スペシャル時は、その点数分それぞれについて、変調表を振る代わりに好きな変調一つを与えることができる。・戦場表について、一つの場所から同じ場所へ変える動作は、戦場の変更とは見做さない。これは戦場効果甲から戦場効果乙への変更、ないしその逆を含める。・一旦【生命力】が0点になった後の回復は、奥義「不死身」及び【無痛】のみ可能とする。・【絶対防御】や【金剛】等による、「【生命力】の減少」に対する軽減効果は、失う分野決定の後に使用・適用する。 【防御訓練】等による、「ダメージ」に対する軽減効果は、失う分野決定の前に使用・適用する。・プロット決定において、わざとお手つきすることは可能である。ただし、その場合はプロットを行う際に「sc0」等によって行うものとし、プロットのダイスを確定した後に何らかの不都合(【サトリ】を当てられた等)が起きたのを確認して、その後にお手つきを選ぶことはできないものとする。・戦闘シーン中に、戦闘に参加していないキャラクターがコストのある忍法を使用する場合、ドラマシーンと同様にファンブル値が上昇するものとして処理し、ファンブルをした場合はファンブル表を使用するものとする。 その後、同じラウンド中に戦闘に参加した場合、参加していない間に使用した忍法のコストはラウンド中の使用コストに加算される。・妖術戦ダメージは、特技分野の対応の無いエネミーに使用した場合、【生命力】の減少となる。
変調関連 ・「効果の競合」(基本p55)において、変調の優先度は⑦(背景と同様)とする。・「故障」は、効果欄に「使用」というテキストの無い忍具を、その忍具として効果を発揮させる場合に対しては、その効果を制限しない(斜歯流派ブックp26参照。基本ルールブックの範疇では「霊装」「呪紋」が該当する)。・「マヒ」は、同じ特技に累積はしない。1d(特技数)のダイスで特技を決定する場合、特別宣言が無い場合は器術2~12、体術2~12……の順で決定する。・「重傷」のダメージは、判定の指定特技が決定した後、使用する特技を決定する前に発生する。戦闘中の同時攻撃時は、通常通りダメージはプロット終わり適用となる。・累積の上限値が0の状態の場合、その変調は受けない。 「マヒ」は、一つも特技を修得していないキャラクターの場合、受けない。 「忘却」は、一つも感情を獲得していないキャラクターの場合、受けない。 「呪い」は、一つも忍法を修得していないキャラクターの場合、受けない。・「行方不明」は、自発的なシーン登場に対して作用する。戦闘乱入も不可能とし、【彷徨】【暗殺】などの使用も不可能とする。 他の誰かから戦闘を挑まれた、【猫撫】の効果により呼び出された、マスターシーン(場合による)などの場合は登場できる。・「猛毒」「飢餓」が累積している場合、全て別のサイコロを振る。
忍具関連 ・「効果の競合」(基本p55)において、忍具の優先度は⑧(攻撃忍法やサポート忍法と同等)とする。・特殊忍具を獲得する場合、忍具ごとに決められた特定の条件を満たす必要がある。「好きな忍具」を「獲得」する効果は、その効果内に特殊忍具名の明記が無い限り、この条件は満たしていないものとする。・特殊忍具「霊装」について、流派ブックを採用していない場合も、流派ブックで行われた効果変更を適用する。
退魔編関連の追加事項、妖魔忍法について ・退魔編の忍法は、現代編においては修得に加えて使用を禁止する(【昔日】経由の使用等を禁止)。・妖魔化している状態で、更に妖魔化を行うことはできないものとする(シーンが終了するなどして、妖魔化の解除を挟めば、再度妖魔化は行える)。・生命力を失っているスロットの汚れと、生命力の残っているスロットの汚れは、別として扱う(どちらも失われた場合と同様に処理するのは変わらない)。【口蜜】【不死身:鎮め】等により汚れを回復した場合、前者は失った状態に、後者は残っている状態に回復する。・制御判定の指定特技は、妖魔化したPCがそれぞれRTT6を振って決定する。・制御判定では、忍法、奥義は全て使用不可。また忍具も使用不可、【狭間】を除く背景の効果も使用不可。ファンブル値は2とする。・制御判定のタイミングは、エンディングの前に行っても良いものとする。 その場合、そのセッションで獲得出来る功績点を先に仮計算し、それを制御判定に使用してもよい(琴線点は原則除く)。この時、制御判定失敗した場合は未達成となる【使命】(生還等)の達成による功績点は、達成している扱いとして計上する。・【秘棺】【漣】による妖魔化でも、制御判定は必要。・本人の意にそぐわない妖魔化(上記の忍法によるもの等)は、妖魔化自体を拒否できるものとする。 その場合、本来妖魔化するタイミングで、追加ではなく、失っていない、好きな生命力スロット一つに、そのセッション中汚れを受ける。これはセッション終了時、制御判定不要で回復できるものとする。・【反造】【毒果】による汚れについて、【病殺】と同様にそのセッション中のみ有効とし、妖魔化していなくても、セッション終了時に制御判定不要で消せるものとする。・【誓約】の効果により妖魔化によって受けた汚れを回復した場合、回復されたキャラクターの制御判定はファンブル値を1とするものとする。また、その回復1点毎に、回復したキャラクターの制御判定にプラス1の修正を与えるものとする。・【猟犬】は、攻撃忍法の処理の最中に使用タイミングのあるサポート忍法を使用できる(命中判定の前、攻撃が成功したとき、等)。・「幽命丹」について、兵糧丸(あるいは忍具)の使用をトリガーとした効果を受ける場合、その効果中は「兵糧丸」と同様に扱う。【魔薬】により無効化される、「毒饅頭」の効果を受ける等。・同名妖魔武器の複数所持は可能とする。ただし、同名妖魔武器の同様の効果は累積しないものとする(【翼手】は累積しない。複数の【毛針】により指定特技のそれぞれ異なる【射撃戦攻撃】を使用することは可能だが、それぞれの攻撃を成功させてもファンブル値上昇効果は累積しない等)。・【翼手】は、同プロットに存在するキャラクターから攻撃の目標になった場合は使用できないものとする。
独自流派について 《裁定メモ(流派ブック記載の補足説明・解釈)》・得意分野は忍術。流派の特技制限とは関係なく、忍術分野から2つの特技を修得することは必須。・仇敵として類忍戦力と国外流派を選ぶことは可能。・独自忍法の指定特技は、流派忍法として採用した時点で決定し、その特技に固定される。・【独自遁術】は、忍法名に「地」を含んでいる場合、平地・極地どちらでも発動する。「甲・乙」は場所名に含まれていないため、選ぶことはできない。・独自流派に所属しているキャラクターが【遊意】を修得した場合、【遊意】の効果で特例修得できる忍法は、独自流派の流派忍法とする(上位流派の流派忍法のうち、独自流派の流派忍法として指定したものを選べる。伝承流派により流派忍法に指定した忍法を選べる)。《その他使用上の注意、ハウスルール》・協力型シナリオの場合、独自流派の使用功績点等に制限はない。その他の場合、GMの判断で制限を設ける場合がある。・管理人とセッションに参加するPLが異なる場合、PLは管理人への了解をとること。・弱点【経営】を修得したキャラクターを使用する場合、PLは管理人への了解をとること。・【独自変速】は、忍法名に「零・七」を含んでいる場合も、零プロット・七プロットへ移動することはできないものとする(暫定)。
外道流派・エネミーについて ・吸血鬼【血徒変貌】【幸福破壊】は、指定特技は「自由」とする。・吸血鬼【幸福破壊】は、ダメージを与えたとき、「エキストラだった場合、死亡する」の効果が発生するものとする。【絶対防御】等でダメージを0点まで軽減したり、【かばう】等でエキストラ以外のキャラクターがダメージを受けた場合、死亡は発生しない。・吸血鬼【秘密の名】は、【内偵】【完全成功】等によって成功しても、【秘密】を獲得することはできない(情報判定に成功はしている)。・低級妖魔、中級妖魔、上級妖魔いずれかのカテゴリーに分類されたエネミーのみが修得している固有忍法は、便宜的に妖魔忍法として扱うものとする(この忍法の修得によってこれらのエネミーを妖魔として扱う)。 ただし、これらの忍法を【真蛇】【約定】等の「妖魔忍法を選ぶ」効果では選択できないものとする。・拝み屋【予感】は、サイコロを振るタイミングはプロットの公開時とする。このサイコロを振る前の時点で、全員のプロットが決定しているものとみなす。・対忍者ヘリコプター【ANM】は、このキャラクターと同じセッションに登場した場合に、疑似獲得効果が発生する物として扱う。・大蝦蟇【蝦蟇の油】は、攻撃の処理の終了後に判定を行う。・忍猿【猿飛び】は、ダメージを上昇させたり、命中判定にスペシャルした場合でも、ダメージを与える効果は発生しない。ダメージを追加する効果は通常通り効果を発揮する。・大蝙蝠【破壊音波】は、攻撃が成功した場合に《壊器術》の判定の追加効果が発生するものとする。・大絡繰【自動反撃】は、攻撃の処理の終了後に判定を行う。・鎌舌【寄生】は、【操り人形】の改訂に合わせて、改訂前と同様の効果を保証する。・羽禿【艶姿】は、「出会った」について、同じシーンに登場する度、として処理する。・足軽【烏合の衆】は、サイコロを振るタイミングはプロットの公開時とする。このサイコロを振る前の時点で、全員のプロットが決定しているものとみなす。・忍鼠【盗喰】は、使用者が「故障」の変調を受けていた場合、「兵糧丸」を奪う効果のみが発生する。・大蛞蝓【八畳敷】は、装備忍法に対しても効果を発揮するものとして処理する。