トレーラー 魔物殺しを生業とする流派、魔王流。妖かしと戦うために妖かしと交わり、妖かしを殺すために妖かしを身に宿す。そうして積った澱のような穢れは生まれし双子に宿命を課した。一人は後継者。血と家と魔物を殺す業を負う者。一人は忌み児。血と力と魔物となる業を負う者。幽閉された忌み児と戦いに明け暮れる後継者。重ならないそれぞれの道は、元服を迎える歳に交錯する。幽閉された片割れの元へ現れた剣士は、自らが帯びた使命の元、刀を手にする。片割れに縋るかのように忌み児が掲げた手は、既に異形と成り果てて。シノビガミ鞍馬魔王流奇譚『ぬばたまの闇血に酔う刃に哭く歌を』
レギュレーション ・キャラクター作成 ・PC①はプライズ「狩魔刀」を保持している。 ・PC②は「魔人」の【背景】を修得している。これはキャラクター作成時の背景の制限に含めない。・プライズの扱いプライズはドラマシーンでの受け渡し可能とする。・シーン表は断城シーン表を使用するが、一部ルールを変更する。【ルール変更部分】1.判定失敗時に受けるダメージを射撃戦ダメージから集団戦ダメージに変更する。2.生き残った敵の回復効果はない。・断城シーン表の結果、遭遇表を適用しない結果であっても、シーンプレイヤーが望むのであれば遭遇表を適用することができる。・遭遇表で現れた妖魔を倒すと、プライズ「鍵」を手に入れられる。PC②が鍵を2つ手に入れるとクライマックスフェイズとなる。・妖魔を倒した際、忍具を獲得する代わりに以下の効果を使用できる。 ・狩魔刀の保持者は狩魔刀の効果で魔王流の忍法を修得できる。 ・PC②はそのシーン中に「妖魔化」していれば、倒した妖魔が修得していた忍法を修得することができる。・クライマックスフェイズについて 6ラウンドが経過すればPC②は逃亡可能。 PC②が鍵を1つ持つ度に、逃亡までに必要な経過ラウンド数が1減少する。
PC① 推奨:魔王流 PC②と双子 15歳 【導入】 魔王流に連なる家の後継者として、一人で戦ってきた。父も母も戦いに倒れ、あなた一人で戦ってきた。脈々と受け継がれてきた魔物を殺すその使命、体現するのはあなた一人。双子の片割れはあなたの使命を背負えない。その身を血に呑まれた異形の姿。目にして思う使命は変わらない。あなたの【使命】は「魔物を殺す」ことだ。あなたは魔物殺しのプライズ「狩魔刀」を保持している。 【使命】魔物を殺す
PC② 推奨:隠忍の血統 PC①と双子 【導入】 初めは嘆き。物心ついて引き離された双子の片割れを想い泣いた。次に怒り。己の境遇と、この家と、自らに宿る血。全てへの怒りが身に満ちた。続いて諦め。徐々に変わる自分の姿に、焦りすら失せてただ最期の時を待った。そして今。あなたに終わりを告げる片割れが現れて、思った願いはただひとつ。「生きる」あなたの【使命】は「生き延びる」ことである。あなたは「魔人」の【背景】を修得している。 【使命】生き延びる。
狩魔刀 概要: 【設定】 プライズ効果表11:業物として扱う。また、保持している者は【降魔】の忍法を修得しているものとし、断城遭遇表での判定時にマイナスの修正を無視できる。狩魔刀の保持者が妖魔を殺した場合、生命力を1点消費することで魔王流の流派忍法を修得できる。 【使命】