出口なし改造

タイプ:対立型

人数:2

リミット:2

舞台:セーフハウス

シーン表:下記

プライズ:記憶(保持者:PC2)

製作:さかながいじってます

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今回予告

とある地方の山中。ぽつりと建つ古びた木造建築の一室。
窓の外には川の清らかな流れが認められるこの家を、彼はセーフハウスであると語る。
忍務の最中に深手を負ったあなたは、その部屋のベッドで彼の看護を受けている。

置かれた木製のベッドもまた古いものだが、できる限りを清潔に保たれているし、
供される食事――主に獣や野草で作られたもの――も、腹を満たすには充分だった。

時折外を斜歯忍軍の機忍戦闘部隊が彷徨いていることもある。
彼はあなたを部屋に置いてそれに打って出、時に軽い傷を負って戻ってくる。

都会から遠く離れた山中の木造建築の一室。
この部屋を流れる時間ばかりはひどく穏やかだが、あなたはこの時間を永遠に続けるつもりはない。
彼もまた。傷が癒えたらここを出ようと、繰り返しそのように語っている。

出口はあるのだ。
帰るべき場所が、自分たちにはあるはずなのだから。

レギュレーション

「基本ルールブック」使用。
一般人不可、下位流派あり、背景あり。
★キーワード:記憶の混乱、妄想の錯綜/キャッチボール的ドラマ作成

▼プライズあり。プライズの秘密は持ち主のみ閲覧可能。
▼プライズの移動は戦闘の結果によってのみ行われる。勝者は戦果として「プライズを相手に渡す」ことを選んでもよい。
▼互いの居所は入手済で開始。第2サイクルではPC1が行動順を決定できる。
▼クライマックスは2サイクル目の終了後に自動的に発生する。

このシナリオについて

特定PCだけで遊ぶための握りシナリオです。
@HAL_2002氏のシナリオ「出口なし」の内容を改竄させていただいております。
中身やログ見ても「出口なし」への直接のネタバレはありませんが、ふんわりと雰囲気だけはわかっちゃうかも、くらいのライン。

ハンドアウト

PC1 推奨:公安隠密局

【導入】
あなたは忍務の最中に深手を負い、PC2のセーフハウスに匿われた。
あなたからは忍務に関しての記憶がすっかり抜け落ちており、その詳細が思い出せない。
何らかのショックによる一時的な記憶障害だろうと彼は言う。
あなたの【使命】は記憶を取り戻すことである。

【使命】
記憶を取り戻す

PC2 推奨:斜歯忍軍

【導入】
あなたはPC1の公安での先輩である。
忍務で傷を負ったPC1を連れ、このセーフハウスへと匿った。
あなたの【使命】はPC1の傷を癒やし、この部屋を出ることだ。

【使命】
PC1に記憶を取り戻させる

NPCハンドアウト

記憶 概要:プライズ

【設定】
このプライズはPC2が所持している。ハンドアウトと同時に手渡すこと。

【使命】