業龍忍秘伝

タイプ:対立型

人数:4

リミット:3

舞台:戦国退魔

シーン表:戦国

プライズ:PC②の身柄(保持者:PC①),金環の太刀(保持者:PC④)

製作:命鏡シ彗

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レギュレーション

戦国退魔編。階級は中忍。
古流流派にて作成する。
背景、奥義改造あり。
従者は禁止とする。

特殊ルール

・プライズ「○○の身柄」
◯◯の身柄の◯◯には人物名が入る。
自分の身柄を誰かに持たれている場合、シーンに登場するかどうかは身柄の保持者が決める。
また、戦闘を仕掛ける相手も身柄の保持者に対してか、身柄の保持者が認める相手だけに制限される。
身柄の保持者と被保持者は互いに【居所】を持っているものとする。

戦闘の勝者は戦果として敗者の身柄をプライズとして手に入れることができる。
誰かが既に身柄を手に入れている場合、プライズの保持者から奪う必要がある。
プライズの保持者の生命力が0になった場合、「○○の身柄」は○○の元へと戻る。

・戦果の権利の譲渡
戦闘の勝者は、勝者の権利を敗者の誰かに譲渡することができる。
譲渡された者は戦果を選択すること。
譲渡された者が再度別の敗者へ譲渡することはできない。

・プライズの【秘密】
【秘密】があることが明記されていない限り、プライズに【秘密】はない。

トレーラー

追越(ついえ)の山には一頭の龍が棲む。
龍は5年に一度、生贄を要求する宣託を下し、山の主として君臨していた。
今年は生贄を捧げる年。
山道を進む生贄の娘を見初めたのはお忍びで旅をしていた大名、雪仲 道行だった。
雪仲は代わりの生贄として自らに仕える忍を引き渡し、娘を国へと連れ帰る。
残された身代わりは、ただ使命に殉じるために歩を進めた。贄を待つ龍の元へ。

ただの人の身であれば、抗う術なく喰われるが道理。
しかして山に集いしは、人ならぬ業持つ影四つ。

己が情のまま力のままに、忍たらんとする者たちが
刃を交えて互いに問うは
想いか力か本能か。

シノビガミ「業龍忍秘伝」

龍に纏わる業の絲、今ここに糾われん。


ハンドアウト

PC① 推奨:

【導入】
身に着けた忍びの業を用いて気ままな生活をしていたあなたは、
龍の生贄として捧げられようとするPC②に一目惚れした。
咄嗟に護衛から奪い取ったPC②を前に、あなたは目的を定めた。
あなたの【使命】はPC②を連れ去ることだ。
あなたはプライズ「PC②の身柄」を所持している。

【使命】
PC②を連れ去る

PC② 推奨:

【導入】
主よりの最後の言葉。
「龍に捧げられる生贄となれ」
命令には首肯するのが忍である。
手を縛られ、目隠しをされ、生贄として運ばれていたあなたは、
龍に捧げられる前にPC①に連れ去られることとなってしまった。
このままでは忍務を果たせない。
生贄としてのあなたの【使命】は龍に喰われることだ。

【使命】
龍に喰われる

PC③ 推奨:

【導入】
用意された生贄を交換し、新たな生贄を連れて歩く中、訪れたのは忍の襲撃。
PC①にPC②を奪われたあなたは奪還を誓う。
龍の禍が降り注ぐ前に、生贄を捧げなければならない。
あなたの【使命】はPC②を生贄として龍に捧げることだ。

【使命】
PC②を生贄として龍に捧げる

PC④ 推奨:

【導入】
この地方には人に生贄を要求する龍がいる。
その話を聞いてあなたはこの山へやってきた。
生贄を取り合う忍たちを見るに、どうやら話は本当らしい。
喧騒を後目に、あなたは龍退治の算段を立てる。
あなたの【使命】は龍を退治することだ。
あなたは龍退治のプライズ「金環の太刀」を持っている。

【使命】
龍を退治する

NPCハンドアウト

雪仲 道行 概要:

【設定】
追越(ついえ)の国の大名。
PC②を連れて、諸国を旅していた。
自国へ戻る際に見初めた娘を連れ帰るため、PC②を龍に捧げる生贄としておいていった。
あなたの【使命】は娘を連れ帰り、自国で平和に暮らすことである。

【使命】
娘を連れ帰り、自国で平和に暮らす

龍 概要:

【設定】
一帯を治める妖しの長。
5年に一度、近隣の村へ生贄の要求を託宣する。
あなたの【使命】は生贄を喰らうことだ。

【使命】
生贄を喰らう

金環の太刀 概要:

【設定】
影のごとき黒い刃を持つ太刀。
その柄には金で出来た指環が縫い付けられている。
プライズ効果表:11[業物]として扱う。
業物の効果で得た【接近戦攻撃】が命中し、対象の【生命力】が減少した際、自分の【生命力】を1点消費することで、対象に任意の【感情】を取得させることができる。書き換えも可能。

【使命】