満洲動乱

タイプ:特殊型

人数:4人

舞台: 一九四○年の満洲

プライズ:古びた指輪(保持者:PC②)

エニグマ:カトウの隠れ家,連続殺人事件

製作:Isaak.S

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レギュレーション

基本ルールブック及び改を使用。功績点追加なし。居所乱入可、背景、奥義改造、忍具追加あり。
推奨流派が「自由」の場合は現代退魔編及び戦国編の流派を選択できる。
なお現代退魔編の流派を選択した場合は「中忍頭」、戦国編の流派を選択した場合は「中忍」での作成とする。変調表は各々選択した流派が属するレギュレーションのものを使用する。

プライズの【秘密】について
プライズを取得しただけでは【秘密】はわかりません。通常通り情報判定を行って下さい。

戦果について
戦果としてプライズを奪う場合、その持ち主がわかっていなければプライズを選択することができません。戦果として相手の同意なしに渡すことは可能です。
 例:「◯◯さんはプライズをもっていそうだから、プライズを奪います」
  →これは不可です。

プライズの受け渡しについて
ドラマシーンの最中およびクライマックス終了時のタイミングで、持ち主と受け側のお互いの同意があればプライズの受け渡しができるものとします。

※※  注 意  ※※

このシナリオは第二次世界大戦が世界中に広がっていく直前の満洲国を舞台にした設定になっています。
特定の国家・民族・思想などを差別・貶める・賞賛する意図は全くありません。
動乱の時代に翻弄されていく「フレーバー」を楽しめる方のみ、ご利用下さい。

シナリオトレーラー

創られた理想郷、光と影の大地。満洲。
その首都――新京特別市。
この動乱の毎日を必死に生き抜く人々の魂の
輝きに溢れたるつぼの様なこの都市で
四人の男女と一人の魔人が出会うこととなる。

シノビガミ『満洲動乱』

一九四○年三月。暗躍する魔人の影が、満洲を覆う。

ハンドアウト

PC① 推奨:男性。関東軍軍人。流派は自由。

【導入】
貴方は大日本帝国軍人である。つい先日に満洲総軍――いわゆる関東軍への配置転換を請け、貴方はここ満洲の地を踏んだ。旅順から南満州鉄道に揺られ、首都である新京特別市についた貴方は、路地裏で暴漢に襲われる女性を見かける。誇りある軍人として、男として。そんな場面は見過ごすことができない――決してその女性に目を奪われたわけではない。そう自分に言い訳をしながら、貴方は暴漢達に向かって踏み出した。

【使命】
一目惚れしたPC②を護る。

PC② 推奨:女性。指定流派は「乱波」

【導入】
貴女は満洲の馬賊の頭目の娘だ。しかし貴女の部族の村はカトウと名乗る日本人に牛耳られてしまった。カトウは村に伝わる秘宝を求めてやってきたようだ。それに抵抗した父は扇動された村人達に殺され、貴女は一人父から託された秘宝を胸に抱いて命からがら逃げ出したのだった。

【使命】
満州を護る。

PC③ 推奨:ソ連超能力部隊少佐。流派は自由。

【導入】
貴方はソ連軍諜報部第六部隊――超心理学、いわゆる超能力を用いる部隊に属している。現在は満洲の地に溶け込みながらその能力を用いてスパイ活動を行っている。そんな貴方の元に首都新京特別市に降り立ったドイツ軍人がいるという噂が舞い込む。しかも現地人と接触をしているとか。ドイツとソ連は同盟国とはいえ、所詮隣り合う国家は仮想敵国なのだ。欧米情勢はまさしく複雑怪奇。彼の任務をただ成功させるわけにはいかないだろう。

【使命】
PC④の使命を失敗させる。

PC④ 推奨:ドイツ親衛隊特務少佐。流派は自由。

【導入】
貴方はナチスドイツの古代知識研究機関"アーネンエルベ"に属する特務少佐だ。ハインリヒ・ヒムラー直々の命を受けて新京特別市に降り立った貴方は、現地の馬賊を率いるカトウと名乗る男と接触する。ヒムラーはこのカトウが持つアーティファクトにご執心のようだ。

【使命】
プライズ『古びた指輪』を入手する。

NPCハンドアウト

① 概要:カトウと名乗る元日本人の男。

【設定】
PC②の部族を乗っ取り、父を殺して頭目へとなり変わった元日本人の男。
多種多様な人脈を持っているようだ。オカルトにも造形が深い。
一週間後の日触が起きる時に『古びた指輪』を用いて何らかの儀式を行うつもりらしい。

【使命】
儀式を成功させる。

プライズ 概要:古びた指輪

【設定】
鈍く輝く金の指輪。

【使命】
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