CX.クライマックスフェイズ

影分身
2D6 >= 5 （判定：分身の術）

12[6,6] ＞ 12

スペシャル！戦術をリカバリ。

影法師。対象は鬼怒川で。
2D6 >= 5 （判定：歩法）

5[2,3] ＞ 5

5と2から5を選択！

ではかおりんから

鬼怒川は私の奥義見切って無いですよね？

ないよ

じゃあ奥義「出し惜しみなしだよ！アクセル・ワールドッ！！」
範囲攻撃です。対象は鬼怒川のみ。

はーい。では見切り！
2D6 >= 5

4[1,3] ＞ 4

待て待て。ファンブルはまずい。神通丸だ。
まぁ、ここは振りなおしで何とか。
2D6 >= 5

4[1,3] ＞ 4

あああああああ！？
やばい。ボンクラすぎる。くそぅ！！
てか、もう見切れないじゃん。まずい。

「神の力に振り回されてますねえ」ってニヤリと笑いつつ高速連撃を叩き込む。

「直に慣れる」

「それまで地上に存在できれば良いですけど、ね！」

じゃあ次行きます
「カタリ……いやコトリに手を出したこと、後悔しろ」接近戦攻撃です。
2D6 >= 5 （判定：幻術）

10[4,6] ＞ 10

奥義じゃないの？って思ったけど、まあ色々あるしね。

クリティカルヒットなら迷わず撃ったんだけど。

違うのか、残念。

分身して、本体は死角から斬り込む！

ようし、カッコいいぞ！

ダメージ1点です。

「その程度で我を止められると思うな！！」

次は銀。

はーい。奥義うちまーす。
どこにしまっていたのか、次から次へと銃を取り出して鬼怒川に銃弾を叩き込む！
「必殺、焔落とし!!」……クリティカルです。
この銃はすべて実は無念の死を遂げた一族の形見なのです……

なるほど、最後の生き残り設定と絡めたか。上手い。

かっこいいなぁ！！
そして当然だが見切れんぞ！4点食らった！

調息に向けて傍観

では次は我か。
奥義『日輪輝焔』
巨大なプロミネンスが全てを焼き尽くす。範囲攻撃だ！！全員死ね！（齋藤さんっぽい声で）

２個目の範囲攻撃か？！

ギャア！

ぎゃー

見切り判定だ！

見切る！

2D6 >= 8 （判定：幻術）

8[2,6] ＞ 8

見切りましょう
2D6 >= 7 （判定：遊芸）

10[5,5] ＞ 10

2D6 >= 8 （判定：意気）

8[2,6] ＞ 8

見切った！

先輩が成功したので共有でゲット。

出目偏ってねぇ？

大丈夫だ、問題ない（キリッ

炎を払いながら「『日輪輝焔』、見切ったぞ」

「終わりだと思ったのか？」
サポート忍法：風響！
奥義『神力（デュナミス）』で完全成功。

ち、完全成功で逆凪を飛び越えたか。

で、再行動。

ちょいまち。完全成功を見切ります

ファンブルしても関係ないしー!!　あ、でもファンブルエリアには移さないといけないです？

ですです

一応。亜里沙に攻撃されかも、とかあるし。

じゃあボッシュートされますー

でもこのプロットが終わってからね、

じゃあ改めて再行動。範囲攻撃『呪言神歌』！！

さて、呪言神歌の奥義破りは？

これは是非とも破っておきたいところ。

幻術から6だ。修正ください！

「先輩、お願いします！」ってサポート！感情修正だ！

よーし、それじゃいくぞ！
2D6 >= 6 （判定：幻術）

7[3,4] ＞ 7

破られたか！

「『呪言神歌』、破れたり」

「うふふ、付け焼き刃やねえ」

「ふう、危ない危ない」

では終了です。

ほな、あたしやねえ
「偽物がやるとみっともないわあ。くふふ」
奥義を使いましょう
「常夜が名家、宮前家十六代当主、宮前カタリの名において事戸を度す！　秘儀！ 『呪言神歌』ッ！」

ほう。秘密奥義か。

薄衣の前がはだけ、刺青で覆われた肌があらわになります。刺青は目を凝らすと全て文字で、『古事記』における黄泉国のくだりが記されています。その字の連なりがゆらりと肌から浮き上がり、８匹の蛇のようにあたりの人間を呑み込もうとします。
「ヨモツヘグイの伊邪那美が体を貪りし八雷神、自らこの身に宿して調伏す。これが代々『宮前カタリ』が背負いし業やぁッ！」

対象は、銀先生と鬼怒川やで

えー！？

くふふ。奥義破りしてもええねんで？

……殺ヌ！ｗ

これ、５に居たら私も巻き込まれてたな・・・

とりあえず喰らっときますか……

「……バカな、一体何を！？」

「うふふ、桐仁くんと香織ちゃんは見殺しにすんねんねえ、センセを」
「そやねえ、シノビガミ殲滅が最優先やからねえ。うふっ、うふふふふふ」

「……私に構うな！（注：誰も構ってません）
「手を止めるな！　討て！　シノビガミを！」血を吐きながら

ＧＭ、この呪言神歌はすでに見切ってるものと別？

同じです。

「相変わらず何考えてるか分からないなあ・・・」
「自分が悪いのに、私たちを悪人みたいに言うのは気に入らないなー」って亜里沙をにらむよ。

「……わからんでもないが、今はその時じゃない」亜里沙に向かって。

では、ターンのラスト。調息？＞香織

イエス
2D6 >= 5 （判定：意気）

6[2,4] ＞ 6

ファンブルかー。しゃあない。

では次。プロット前に奈落を使います。
2D6 >= 7 （判定：拷問術）

9[3,6] ＞ 9

よし、成功。奈落のプロットをします。このプロット値と同じ人は、プロット公開時に掘削術で判定してください。

失敗するとどうなるんでしたっけ？

判定に失敗した場合、即座にファンブルエリアへ行きます。

ぐー

３だ。

綺麗にかわしたな、全員、

うふ。不発やねえ　＞奈落

上には来なかったか。まぁ、よい。
ではいくぞ。修羅で亜里沙以外攻撃。

ち、流石上忍。

2D6 >= 5 （判定：拷問術）

9[4,5] ＞ 9

成功。成功だとも。

嬉しそうだよｗ

回避するよ！

成功。「同じ流派、そうそう当たらないよ！」

既に喰らっているので大丈夫だ、問題ない。

いや、センセあと１点・・・

さて、続いて風響。忍法回路があるのでコストは足りるのだよ。

なるほどね。

2D6 >= 6 （判定：拷問術）

5[1,4] ＞ 5

いえーｗ

ファンブルー

ファンブル！

神通丸でもあるん？　うふふ

４プロットでいいかな？

どうぞどうぞ。

先生、先どうぞ。

逆凪でも奥義は使えるんだっけ？

可能です

じゃあ、奥義もう一回打ちます

やればいいさ！！
だが、簡単にやられはせんとも！！
奥義「古の巨神兵団」巨神がいっぱい出てきてその攻撃を止める！！効果は絶対防御だ。

最後は絶対防御か

見切り判定だ！
2D6 >= 8 （判定：幻術）

7[3,4] ＞ 7

ふん。見切ります
2D6 >= 8 （判定：遊芸）

4[2,2] ＞ 4

見切れー！　頼むー！

ショボン

あかんねえ……

これは見切らないとな。先輩修正を。

OK！忠誠で+つけるよ！

では意気から８の７で。
2D6 >= 8 （判定：意気）

7[1,6] ＞ 7

OKKK

よし、成功！

にゃあああにぃぃぃ！？

よっしゃ！
新しい奥義を引き出せただけでもよいとしよう……（がくり

共有で先輩も見切った、と。

そうか。全部見切ったぞ！

では香織？

私は最後の兵糧丸で体術を回復、その後接近戦攻撃します。
2D6 >= 5 （判定：走法）

6[3,3] ＞ 6

成功。走り抜けつつ連続蹴りを「ソニック・ストライク！」

では１点食らった。

接近戦１点。まだ身体に届かないか・・・
そのまま吸精。

ですよねー。

2D6 >= 5 （判定：絡繰術）

5[1,4] ＞ 5

成功。１点回復します。

では桐仁。

奥義を使う！　秘技『鏡時雨』　範囲攻撃です。対象は鬼怒川のみ。
高速移動しながら、隠し持っていた武器を大量にばら撒く！

見切りも出来ぬ。食らったわ！

見切っておきましょう
2D6 >= 7 （判定：遊芸）

9[4,5] ＞ 9

こっちも範囲攻撃か！

ごめんね。敵１体でごめんね。
展開によってはコトリも敵に回ったんだけど。

じゃあ次どうぞ。

ほな、あたしやね。

仕込が二人だ！

鬼怒川に「集団戦攻撃」です

ですよねー。失敗しろ！

2D6 >= 5 （判定：毒術）

8[4,4] ＞ 8

変調表。

マヒ:修得済み特技がランダムに１つ使用不能になる。１サイクルの終了時に、《身体操術》で成功するとこの効果は無効化される。

「忍法・黄泉の声……！」

ふむ、どれが削れるかな、と…（ころころ）記憶術。

……あの、見切り、出来なくなる。

よくある！ｗ

ボンクラぁぁぁあぁぁぁ！！！？

「うふふ。宮前の人間の骸を弄んだ報い、しっかり受けてもらわなねえ？」

「何だ、記憶が、我が人生が全て消え行く…これが神になるということか？いや、違う…なんだこれは！！！」

「十五代ぶんの『宮前カタリ』の声、しっかり聴いたげてな？　あははッ」

さあ次いきましょう次ｗ

調息しますー
2D6 >= 5 （判定：意気）

3[1,2] ＞ 3

良いもんｗ

では次のターン！

う、なんかヤな予感する

あー、やっぱり。ヤな予感あたった
では掘削術を骨法術から
2D6 >= 9 （判定：骨法術）

2[1,1] ＞ 2

うひゃひゃひゃ！！

ふふ。みんながんばってなー

ではみんなファンブルして俺に回せ。

じゃ、私かな。暗密を鬼怒川に。

きたぁぁぁ！

これないと機忍したって気しないしね！今度は当てる！
2D6 >= 5 （判定：壊器術）

11[5,6] ＞ 11

成功！
怒りの修正を鬼怒川の回避に！

おわ、いいな、くそ。だが、食らうかよぅ！
2D6 >= 7 （判定：拷問術）

8[4,4] ＞ 8

よっしゃぁあ。避けた！

ちっ

くうっ！
「・・・くう、届かないか！・・・」全身から電気をバリバリさせて１点消耗。謀術を削るよ。

さすがに一筋縄じゃいかへんねえ

よしよし、これが俺の出目だ。さぁ、今こそ反撃の狼煙を上げる時！

くふふ。せいぜ言いよし

奥義を使う！　『鏡時雨』！　対象は鬼怒川です。

まぁ、２点食らうさ。

「神だろうがなんだろうが、バラバラにしてやるさ」

「貴様らぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」

では次いきます。

見切りは・・・記憶術がつぶれたからしないか。

ファンブル怖いし、無駄な見切りはしない。
流石にそろそろ覚えた。

だよねえｗ

銀さんどうぞ。

じゃあ、また奥義ぶちこみます。

それは奥義「古の巨神兵団」で止めます。

桐仁が破ってくれると信じて！

先輩出番です！

破るぜ！

我が奥義、破ってみせろ！！破りは分身の術！

2D6 >= 5 （判定：分身の術）

6[1,5] ＞ 6

よしよしよし！

やったー！！

ぎゃあああああああ！！

巨神兵団と同じだけ分身して、次々斬っていきます。
「巨神兵団、見切ったぞ」

「ふふ、桐仁くんはさすが昔『狭き門』を止めただけあるわあ。呪いがまわってんねんかねえ？」

キャー、先輩ステキ！

だが、このままではやられはせんぞ！！
我のターン！

その台詞って死にフラグｗ

まずは痛打。
2D6 >= 5 （判定：拷問術）

3[1,2] ＞ 3

あふん

ボンクラｗ

おいしいなあ、ＧＭ！

そんなぁぁあぁぁぁぁぁぁ！！！！！？

「死者が戻ってきたか……」きっとわが一族が色々妨害してるんだｗ

まあ、まだプロット４だ。逆凪にはならないし続きをどうぞ。

あ。じゃあ、いいですか？修羅とか、撃ちたいんですけど。

なんで弱気なんだよｗｗｗ

ごめんね。いや、ホントいらないよね。修羅とか。でも死ね！

でも死ね、じゃねえｗ

2D6 >= 5 （判定：拷問術）

11[5,6] ＞ 11

惜しい！狙いは全員だな。

回避する！

先生が死ぬといけないのでかばいます。

兵糧丸もってるよ一応

じゃあ食らってください。

ひでぇｗ

了解。じゃあ、喰らって倒れるけど立ち上がるよ
「これがなければ死んでいたな……」

ファンブルしたのはだれ？

はーい

はーい

はーい

ふうん。

あ、やるきだよ、この女。

ＧＭ、ほなそろそろあたし、真の信念に変えるわ。ええよねえ？

いいよ。

ふふ。本性をあらわし、信念を忠から凶に変更します

「けひひひひひっ！　みんな、みんなお母ちゃんのところにいったってな？　さびしゅうないようになあッ！」
呪言神歌を、銀先生以外に。

判定できないからなぁ。食らうしか無い

「うふふふふ。さて、センセぇ？　どないする？　このままシノビガミを封印するか、あの子らを助けるか」

もらうと脱落します。

こっちも落ちますね。

「ふふふ。一族に殉ずるか、あの子らを助けるか。けひひひっ！　おもろいわあ」

そんなもん！　はなっから「破る」に決まってるだろうがあああ！！！

先生かっこいい！

かっけえなあ、この人。

修正つけるよ！狂信で+1だ。

あーでも、妖術落ちてるんだった……目標値12とか言ってる……

回想シーンは？

回想して９か。感情で８か。ええとこだなあ、面白い！

そうか。では回想シーンいきます。

一族が戦いの果てに全滅したあの日、私は一人生き残ってしまった……
目の前で死んでいく仲間たちを助けられなかったあの日の無念、
今こそ晴らしてみせる！　たとえそれが自分の命を失うことになっても！

というわけで振るぜ！
2D6 >= 12 （判定：歩法）

6[2,4] ＞ 6

…………orz

忍具は？

遁甲符が……あるんですが……

それじゃダメだなー。

香織をかばったら香織は生き残りますか？

ああ。生き残るね。

それは・・・マジで？

近くにいた香織をかばって4点食らいます。

「先輩っ！？・・・なんで・・・なんでっ！！」

では桐仁は0に。

ここで死んでもいいかな？

な？死亡を選ぶ？行動は？

遺言で、香織に亜里沙の秘密を伝えようと思います。

おお、そっちに伝えるか。

あ、なるほど。

じゃあ血まみれの桐仁を抱きかかえつつ「先輩！やだ・・・しっかりしてください！」

「桐仁くん……コトリちゃんのことばーっかりで、あたしには贖罪の気持ちすら、向けてくれへんかったねえ」
「そんで今度は香織ちゃんを守って自分ひとりだけ気持ちよくあの世にいくんやねえ……」

死んだ巨神からは２人の魂が光を放ちながら出てくるよ。

ちっ やりたないけどなあッ！
奥義・流し雛使用や 対象は、雨森桐仁。効果は絶対防御、や

死んだと思ったら生きてたってこと？

はい。傷が剥がれ落ちていきます。

「ちゃあんと、死ぬよりもつらい思いしてお母ちゃん殺した罪、つぐなってもらわなあなあ？」

じゃあ何。鬼怒川さんだけ？

言うな

鬼怒川だけ死んだのか…

言うな

さて、次のターン？戦闘続行の意思がある人は？

私は亜里沙も潰しときたいなあ。

亜里沙に敵対するなら俺は戦うよ。

亜里沙は戦うつもりあるの？

「なあ、桐仁くん。贖罪の気持ちがあるならちゃんとあたしに憎ませてえな。なんでそんなずるいことばっかりするん？　ちゃんとあたしに憎んで殺せるだけの行動してえな！」
「あんたがそんな優しい人やなかったらッ！　あたしはこんなに苦しまなくて済むんやッ！」
この言葉の答えしだい、やね

こっちも言うか。「先輩、贖罪じゃ貴方もカタリちゃんも・・・私も。誰も幸せになれないですよ」
「だから、もし罪滅ぼしを続けるって言うなら。私は原因を取り除く。貴方に自由に生きて欲しいから・・・
「たとえ憎しみでも。私のことを見てほしいから」
同じく答え次第で行動を決める。

さて、変則的ですが回想シーンしてもいいですか？　修正やボーナスはいらないので
（桐仁君が考えてる間に）

いいです。ここは回想シーン欲しいよね。

助かりますｗ

香織ちゃんだけ知らないのはアレやしねえ

そうなのよ。
私はてっきり先生がカタリちゃんの親族だとばっかり。

これがあたしの秘密や

なん・・・だと・・・？！
生き別れの姉とか考えてたけど、本人か！

亜里沙は、桐仁の秘密を知った第２サイクルから、使命が「桐仁を殺す」に変わっております。

場面はお葬式。幼い亜里沙──本名、宮前サトリがお墓の前で泣いているところ。
「あんなに……。あんなにあんなにあんなにあんなにあんなにあんなにあぁぁぁンなにようさんお雛さん流したんに、なんで死んでしもたん？　なんで死んでしもたんよお、コトリちゃん……。あたしが、あたしが下手っぴやったからかなあ？　かんにんな、かんにんやで……」
　
変わって、16歳の宮前サトリ。同じく喪服を着て、母の遺影の前。
そして、当主になった宮前サトリ──第１６代、宮前カタリ。
「お母ちゃん、コトリちゃん、なんで死んでしもたん……？　あたしは誰もいぃひんとひとりっきりや。なにもわかれへんうちに本家を背負わされて、分家のお偉いさんがたのええようにされて、大変やったんやで？」
「あたしは必死やったんよ？　あんたらがぐっすり眠ってるうちも、あたしは生き地獄の責め苦を味わってきたんよ？」
「あたしは……ずうっと、ひとりぼっちや」
　
「ふふふ。それとも、ねえ桐仁くん。アンタが、あたしをお母ちゃんとコトリちゃんのところに送ってくれるんかなあ？　うふふ、けひひひひひっ！」
再度、桐仁くんに問い掛けます。

「……約束したんだ。娘を守るって。先代の宮前カタリ……サトリの母さんと」
「それから、俺の使命は宮前カタリを守ることになった」
「だけど、俺はコトリが入れ替わってるとは知らなかった……」
ここでこっちも回想シーンかなぁ。

もうみんな知ってるけどね。

狭き門を開放して暴走しようとする先代の宮前カタリを、俺は刺し殺しました。

「…ありがとう。ごめんね。辛い思いをさせて」

事切れる前。渡来人の意識から離れ、人の意識で語りかけてくるよ。

「……すみません」下を向いて。

「あの子をお願い。あの子たちをお願い。私はもう向こう側で見守るしか出来ない」

その後強烈な光が門から発せられて、俺は気を失った。

今、思い出す。
コトリにカタリと名乗らせたのは先代の宮前カタリだ。
生き返った彼女とあなたの記憶を操作し、日常の中で生きてもらうために。
そして叶うならば。自分の死後、本当に『宮前カタリ』を継ぐ子をも、守ってもらおうと。

あの子「たち」をお願いと言われたことを覚えていなかった。
そりゃそうだ。コトリは死んでたんだから、あの子たちと言われてピンとくるはずがない。
だけど、今ははっきりと思い出せる。サトリ……亜里沙のことも。

で、現在に戻って
「いや、あのとき、「娘たちをお願いね」って言ってたんだな……」
「俺の本当の使命はサトリとコトリ、二人を守ることだ。死ぬより苦しい思いをして生きろというなら、望むところだ」

「ふふふ。かっこええ男の子になったねえ」
「でもね、常夜の掟では、死者は眠らないとあかんねん。コトリちゃんは死んだはずの人間。だから、生きてちゃあかんねん」
「この世にいていい『宮前カタリ』は、ひとりだけや」
「だから、あの子を『守ってね』」

「サトリ……お前、まさか！」

あたしは宮前家の人間や。「宮前家の人間の魂」があれば、門は閉じられんねんな？

閉じられますよ。

では、巨神魂魄丸をひとつだけ掴んで門の中にとびこみましょう。

「やっと……お母ちゃんのところにいける。あたしは……しあわせや」

「よせ！　また会えたのに、そんなこと……」

お母ちゃんの魂があればいいんじゃない？

え？

「バカね…サトリ」

門に向かう亜里沙に声が聞こえる。その手に掴んだその魂から。
手からすーっとすり抜けて、魂は１人で門の向こう側へと行く。
亜里沙の身体は門からはじき出されるよ。そして、光を放つ魂から声が聞こえる。

「大きくなったわね…」

「おかあちゃん……なんで、なんでやねん！　あたしは、あたしはぁッ！」
「もういやなんやぁ！　こんな世の中でずうっとひとりぼっちは嫌なんやぁっ！」

「辛い思いをさせてごめんね、サトリ」

「でも、あなたはひとりじゃないわ」

「だれが……？　だれがあたしのそばにいてくれるん？」

「コトリもいる、桐仁くんもいる、あなたのいる世界は輝いている」
「見つめ合いなさい。分かり合いなさい。今からでも、遅くはないから」

じゃあ、もうしゃあないわ。
へたりと座り込んで、わんわん子どもみたいに泣きましょう。おかあちゃんの言葉、うけいれるわ
「わかっ……た……おかあちゃん……げんきでなあ。お墓参り、ようさんいくわ。コトリちゃんと一緒に、いくからな！」
「せやから、またな。おかあちゃん」

では、母の奏でる歌声と共に門はとじていく。狭き門をくぐれるのは１人だけ。母の魂は静かに門を閉じた。

こっちも座り込んで「先輩・・・ほら」って背中押す。

ちょっと迷いますが、昔みたいに亜里沙……カタリの頭を撫でます。

「……コトリちゃんと、間違えたくせに。あたしのことなんて、ずうっと、忘れてたくせに」
「いまさら優しくするなんて……ずるいわ」

横たわっているコトリの目からも一筋の涙が溢れる。

「おかあさん…」

さて、この戦いの勝者は誰？

戦闘の意志がある人いますか？

桐仁の一人勝ち、だろう。

あたしはもう、戦えへんよ。おかあちゃんに叱られてもた

流石にこの状態では戦闘はないな

私もさっきの答え聞けば、素直に引くよ。
欲を言えば３サイクル目であの答えを聞きたかった！

3サイクル目ではないな！　と。

では勝者・桐仁。戦果はどうしますか？

コトリの魂は？

コトリに入れるのは戦果じゃなくてもいいや。誰も異議を唱えないだろうし。

了解です。

狭き門の行方も、異議が出ないのであれば話し合いで決めてくださってかまいません。

好きにすれば良いんじゃないかなー。門の回収とか感情とか。

じゃあ

亜里沙の感情を愛情にして終わる。亜里沙に異論ないなら。

ふふふ。桐仁くんにしては、上出来や。

では、それで。

後ろでぺっぺってしてます。

降っていた雨はいつの間にか上がり、夜も明けていた。

「おお……眩しいな」

「やれやれ・・・ま、これはこれで良いですかねー」

あのー、そういえば狭き門は……

ん？私が持ってるけど、欲しい？

いや、落ちてるなら拾って帰るかと思ったけど、別にいいかな
多分この人忘れてる

コイツダメだ、早く何とかしないとｗ

おいｗ

いや、私も要らないし持って帰ってくださいよ。封印が仕事でしょう？

そういやそーだったんだぜ　それならもらって帰る
鞍馬驚異の封印力で根こそぎ封印しまっせ

はーい。ではこれで問題ないかな。

それでは、エンディングフェイズへ。